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631焼餅
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俺が目覚めたのは、グリムの世界でもう一人の浩司と会ってから2日後だった。
その間に、浩司の中で魂が同化したことについて聞いた。
俺以上に浩司が助けられなかった事を悔やんでいると思い、体がだるいのを無視して出来るだけ明るく振舞ったが
「拓ちゃん、無理しなくていいよ。俺は大丈夫。
あいつ、最後は笑っていたと思う。それよりも・・・」
横にリッチも居るというのに、いきなり浩司がキスをしてきた。
「少し、スッキリした。
キス位は我慢しようと思ったけど、目の前でされるとショックだよな。」
流石に俺も申し訳ないと思っていたが・・・
「俺の夢を見ていたんだよな。ちなみに何処から」
「俺が見始めたのは何度目かのバーから。
拓ちゃんの恋愛って、乙女チックで甘ったるいよな。」
浩司がニヤニヤしながら答える。
照れ隠しもあるが、このニヤつき顔が癪に障ったので浩司の頭に軽くチョップ。
わざとらしく浩司が痛がるが、ニヤつき顔は変わらない。
正直、夢で出てきたのが浩司でよかった。
他のメンバーも出て来て、ハーレムの夢だったら浩司に愛想つ尽かされていたかもしれない。
リッチに助けてくれた礼を言い、皆にも改めて礼を伝えようとしてヤマトが居ない事に気が付いた。
「ヤマトは何処にいる。浩司と一緒にグリムの意識世界から抜けたけど。」
「あいつ、かなり無理をしていたみたいで魔力酔いだった。外で休んでいるよ。」
そういえば、リッチの住んでいる部屋は闇の魔力が充満していてヤマトだと魔力酔いになってしまうのを忘れていた。
神殿の外に出るとヤマトが横たわっていた。
「ヤマト、ありがとう。おかげで助かったよ。体調は大丈夫か。」
『無事で良かったにゃ。本当に我輩が居ないと駄目だにゃ。
魔力酔いが治まったら、安心してお腹が空いたにゃ。我輩チーズケーキが食べたいにゃ。』
やっぱりヤマトだな。
なんだかんだと俺達の事を心配してくれ、食い意地も変わらずだ。
チーズケーキを食べるヤマトの体を優しく撫でていると
『拓はどんな夢を見ていたのにゃ?
浩司と恋愛をしていたのは聞いたが、他のメンバーは出てにゃいのか。
てっきりハーレムでも作っているのかと思ったにゃ。』
「浩司とだけ恋愛をしていた。俺の心は浩司一筋と言う事かな。」
『・・・』
その顔は何を言いたいのだろう。
正直、自分でもハーレムの夢でないのが不思議だが、真実は事実だ。
俺は、浩司だけと恋愛をする夢を見た。そう、浩司とだけだ。
「夢というのは、自分の深層心理を映し出すものなんだよ。
皆の事も好きだけど、浩司に対しては愛ってやつなのかな。」
自分で言って恥ずかしくなり独りで照れてしまったが、ヤマトは完全に呆れている。
何も言わずにチーズケーキを食べ始めたヤマトを置いて、そそくさとリッチの所に戻る事にした。
「ヤマトはどうだった。」
戻ってきた俺に、浩司が聞いてくる。
「いま、チーズケーキを食べてる。」
「あいつ、結構無理して付き合っていたからな。
グリムの意識世界から戻ったときは、動けないくらい酷い状態だったんだ。
お代わりを用意してやってくれないか。
俺の拡張バッグには簡単な食べ物しか入れてなかったからな。」
そこまでヤマトにも心配掛けていたのか。後でもっと好物を渡して寛いでもらうか。
その間に、浩司の中で魂が同化したことについて聞いた。
俺以上に浩司が助けられなかった事を悔やんでいると思い、体がだるいのを無視して出来るだけ明るく振舞ったが
「拓ちゃん、無理しなくていいよ。俺は大丈夫。
あいつ、最後は笑っていたと思う。それよりも・・・」
横にリッチも居るというのに、いきなり浩司がキスをしてきた。
「少し、スッキリした。
キス位は我慢しようと思ったけど、目の前でされるとショックだよな。」
流石に俺も申し訳ないと思っていたが・・・
「俺の夢を見ていたんだよな。ちなみに何処から」
「俺が見始めたのは何度目かのバーから。
拓ちゃんの恋愛って、乙女チックで甘ったるいよな。」
浩司がニヤニヤしながら答える。
照れ隠しもあるが、このニヤつき顔が癪に障ったので浩司の頭に軽くチョップ。
わざとらしく浩司が痛がるが、ニヤつき顔は変わらない。
正直、夢で出てきたのが浩司でよかった。
他のメンバーも出て来て、ハーレムの夢だったら浩司に愛想つ尽かされていたかもしれない。
リッチに助けてくれた礼を言い、皆にも改めて礼を伝えようとしてヤマトが居ない事に気が付いた。
「ヤマトは何処にいる。浩司と一緒にグリムの意識世界から抜けたけど。」
「あいつ、かなり無理をしていたみたいで魔力酔いだった。外で休んでいるよ。」
そういえば、リッチの住んでいる部屋は闇の魔力が充満していてヤマトだと魔力酔いになってしまうのを忘れていた。
神殿の外に出るとヤマトが横たわっていた。
「ヤマト、ありがとう。おかげで助かったよ。体調は大丈夫か。」
『無事で良かったにゃ。本当に我輩が居ないと駄目だにゃ。
魔力酔いが治まったら、安心してお腹が空いたにゃ。我輩チーズケーキが食べたいにゃ。』
やっぱりヤマトだな。
なんだかんだと俺達の事を心配してくれ、食い意地も変わらずだ。
チーズケーキを食べるヤマトの体を優しく撫でていると
『拓はどんな夢を見ていたのにゃ?
浩司と恋愛をしていたのは聞いたが、他のメンバーは出てにゃいのか。
てっきりハーレムでも作っているのかと思ったにゃ。』
「浩司とだけ恋愛をしていた。俺の心は浩司一筋と言う事かな。」
『・・・』
その顔は何を言いたいのだろう。
正直、自分でもハーレムの夢でないのが不思議だが、真実は事実だ。
俺は、浩司だけと恋愛をする夢を見た。そう、浩司とだけだ。
「夢というのは、自分の深層心理を映し出すものなんだよ。
皆の事も好きだけど、浩司に対しては愛ってやつなのかな。」
自分で言って恥ずかしくなり独りで照れてしまったが、ヤマトは完全に呆れている。
何も言わずにチーズケーキを食べ始めたヤマトを置いて、そそくさとリッチの所に戻る事にした。
「ヤマトはどうだった。」
戻ってきた俺に、浩司が聞いてくる。
「いま、チーズケーキを食べてる。」
「あいつ、結構無理して付き合っていたからな。
グリムの意識世界から戻ったときは、動けないくらい酷い状態だったんだ。
お代わりを用意してやってくれないか。
俺の拡張バッグには簡単な食べ物しか入れてなかったからな。」
そこまでヤマトにも心配掛けていたのか。後でもっと好物を渡して寛いでもらうか。
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