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652襲撃
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誕生日パーティの4日目が始まった。
昨日で貴族の挨拶が終わり、今日からは商人達の番になる。
城の前には、挨拶を行う商人が列が出来ていた。
ティムさん達もあの中に居るのだろうか。
「順調に進んでいますね。やはり危険なのは舞踏会か。」
「そうだな、挨拶では部屋に入れるのは数人だから、何かをしようとしても対応は出来る。
しかし、舞踏会には一度に大勢の人間が入るので、警備が難しくなるからな。
だが、今回は高い位の貴族といえど、厳重な身体検査が行われる。
外部の警備も強固だからな。安心してもらって大丈夫だ」
俺の問いに、ブルネリ公爵が答えてくれる。
城の中が安全なら、バラン将軍達が城周辺の警備を任されているのが救いだろう。
正直、サリナ姫が無事に戻って来れればそれで良い。
俺達が気を張っても仕方が無いので、寄宿舎で何時も通り訓練をしたりして過ごしているのだが
「貴族の方々が、騎士団の寄宿舎で毎日お茶を飲んでいて大丈夫なんですか。」
ブルネリ公爵だけでなくロダン侯爵、クロイツ伯爵にロゼ婦人まで毎日ここにお茶を飲みに来ていた。
「我々も舞踏会が終るまで、動きようが無いからな。
たまには、こんな時間を過ごしてもすのも良いだろう。」
寄宿舎の中庭の一角が、一見優雅な状態になっている。
テーブルが用意され、ロゼ婦人のお気に入りの紅茶に、浩司が作った小さめのケーキが数種類出ている。
しかし、話している内容は貴族や、他国の動向、軍の状況など、俺達が聞いていて良いのかと疑いたくなる内容ばかりだ。
同じテーブルでヤマトも浩司のケーキを頬張っていた。
『浩司のケーキは美味しいにゃ。
我輩にも、優雅な時間が必要なのにゃ。』
お前は何時でも食べてばかりいるだろうが。
この中で唯一優雅な時間をすごしているのはヤマトだ。
安心しきっていた俺達の元に突然兵士がやって来て叫んだ。
「全員集合。城が襲われた。我々第3騎士団は城の入り口を固める。」
叫んだ兵士も分かっているのは城の中でハイオーガが現れ、警備が混乱した所に、敵が城を襲ったらしい。
厳重に警備が敷かれ、城に入る人間は厳しくチェックされているというのにどうやって・・・
サリナ姫の安否が気になり、俺達も城に向かった。
城の一画からは煙が上がっている。
並んでいた商人や、民衆が城を囲むように集まり、騎士団が城に近付かない様にしている。
人混みを掻き分け騎士団に近付くと
「市民を城に近付けさせるな。これ以上、敵を城に入れさせるな。」
オリバー隊長が声を張りあげ、指示を出していた。
「オリバー隊長、中の状況はどうなっている。
陛下は、サリナ姫は無事なのか。」
ブルネリ公爵が問うと、
「中の状況は分かりません。
敵は商人に紛れて城にはいりしました。
どうやら、例の短剣を腹の中に仕込んでいたみたいです。
混乱に乗じて城に入り込んだ敵の数は50名以上。
その中には、毒事件で死刑になる予定の貴族の姿も見られています。」
腹の中に短剣を仕込むだと。
そんな狂人の中でサリナ姫は大丈夫だろうか。
「その中に、ナターシャ達は居るのか。」
「確認は出来ていません。ただ、敵全員の確認が取れている訳では有りませんのでハッキリした事は。」
現在、バラン将軍が単独で城の中に入って行ったらしい。
昨日で貴族の挨拶が終わり、今日からは商人達の番になる。
城の前には、挨拶を行う商人が列が出来ていた。
ティムさん達もあの中に居るのだろうか。
「順調に進んでいますね。やはり危険なのは舞踏会か。」
「そうだな、挨拶では部屋に入れるのは数人だから、何かをしようとしても対応は出来る。
しかし、舞踏会には一度に大勢の人間が入るので、警備が難しくなるからな。
だが、今回は高い位の貴族といえど、厳重な身体検査が行われる。
外部の警備も強固だからな。安心してもらって大丈夫だ」
俺の問いに、ブルネリ公爵が答えてくれる。
城の中が安全なら、バラン将軍達が城周辺の警備を任されているのが救いだろう。
正直、サリナ姫が無事に戻って来れればそれで良い。
俺達が気を張っても仕方が無いので、寄宿舎で何時も通り訓練をしたりして過ごしているのだが
「貴族の方々が、騎士団の寄宿舎で毎日お茶を飲んでいて大丈夫なんですか。」
ブルネリ公爵だけでなくロダン侯爵、クロイツ伯爵にロゼ婦人まで毎日ここにお茶を飲みに来ていた。
「我々も舞踏会が終るまで、動きようが無いからな。
たまには、こんな時間を過ごしてもすのも良いだろう。」
寄宿舎の中庭の一角が、一見優雅な状態になっている。
テーブルが用意され、ロゼ婦人のお気に入りの紅茶に、浩司が作った小さめのケーキが数種類出ている。
しかし、話している内容は貴族や、他国の動向、軍の状況など、俺達が聞いていて良いのかと疑いたくなる内容ばかりだ。
同じテーブルでヤマトも浩司のケーキを頬張っていた。
『浩司のケーキは美味しいにゃ。
我輩にも、優雅な時間が必要なのにゃ。』
お前は何時でも食べてばかりいるだろうが。
この中で唯一優雅な時間をすごしているのはヤマトだ。
安心しきっていた俺達の元に突然兵士がやって来て叫んだ。
「全員集合。城が襲われた。我々第3騎士団は城の入り口を固める。」
叫んだ兵士も分かっているのは城の中でハイオーガが現れ、警備が混乱した所に、敵が城を襲ったらしい。
厳重に警備が敷かれ、城に入る人間は厳しくチェックされているというのにどうやって・・・
サリナ姫の安否が気になり、俺達も城に向かった。
城の一画からは煙が上がっている。
並んでいた商人や、民衆が城を囲むように集まり、騎士団が城に近付かない様にしている。
人混みを掻き分け騎士団に近付くと
「市民を城に近付けさせるな。これ以上、敵を城に入れさせるな。」
オリバー隊長が声を張りあげ、指示を出していた。
「オリバー隊長、中の状況はどうなっている。
陛下は、サリナ姫は無事なのか。」
ブルネリ公爵が問うと、
「中の状況は分かりません。
敵は商人に紛れて城にはいりしました。
どうやら、例の短剣を腹の中に仕込んでいたみたいです。
混乱に乗じて城に入り込んだ敵の数は50名以上。
その中には、毒事件で死刑になる予定の貴族の姿も見られています。」
腹の中に短剣を仕込むだと。
そんな狂人の中でサリナ姫は大丈夫だろうか。
「その中に、ナターシャ達は居るのか。」
「確認は出来ていません。ただ、敵全員の確認が取れている訳では有りませんのでハッキリした事は。」
現在、バラン将軍が単独で城の中に入って行ったらしい。
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