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711ゴールの設定
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予定の行事はすべて終わり、何時もの特訓の日々が始まった。
時間を作って、俺は皆の防具の修理を行っていく。
俺の持っている素材だけでなく、ヨギ魔導士やブルネリ公爵からも色々と提供され兵士達の分も含めて自由に錬成術を使う。
防具や武器は数段グレードアップしていると思う。
少しでも生存率を上げたい・・・やりたい事は幾らでもあるが、可能な範囲で対応するしかないのがもどかしい。
剣君、斧ちゃんのブローチは大好評で飛ぶようにとまでは言えないが、順調に売れていた。
事前に購入した貴族が移動中に付けていて、それが市民も普通に購入できるとなり人気が出たみたいだ。
ただ、値段がそれなりに高いため誰でも買えるという状態にはなっていない。
そして、ブローチが買えない人が代わりに人形を購入していた。
年明けにエチゴさんとロダン侯爵からブローチと人形の売り上げを渡されたのだが、なかなか良い感じだ。
合わせて食器の売り上げも受け取ったのだが、未だに良く売れている。
この程度の品なら、そろそろ売り出されていそうだが、俺の作ったのと比べると粗悪品と言われてしまいそうな商品だった。
ただエチゴ屋で販売が続くという事が広まっていて、納得できる料金で売買されいるらしい。
ブルネリ公爵は、前回同様に売れる事が前提に領地内の料理店に予約を入れていた。
「さぁ、皆で食べに行くわよ。」
サリナ姫の掛け声で、皆で料理店巡りが始まった。
前回同様、立場的には最下層に居る俺のおごりで・・・
売上はセバスチャンに任せて、調整してもらうようにお願いしている。
どの店でも店主が挨拶に出て来て、今日の為に特別な食材と酒を用意しているという。
確認をしてはいないが、かなり早い時期に予約を入れているみたいだ。
全員が遠慮なく高い酒を飲んでいる。
一応、セバスチャンにこっそりと確認しているが、問題ないとの事。
サリナ姫が何時も以上に元気で、皆 料理を心から楽しんだ。
そして、料理店巡り最後の日
「1人も欠けることなく、皆にまた料理を食べに来ましょうね。」
料理を食べ終わった後、サリナ姫が皆を見て話しかける。
「勿論だ、来年も、その次も皆で食べに来よう。」
「当然だ。老後の楽しみはこれからだからな。」
ブルネリ公爵とヨギ魔導士が答え、皆が頷く。
「拓には頑張って貰わないと。料理店巡りが出来なくなってしまうからな。」
最後にガラが皆の笑いを取っていた。
今まで、4本指の企みを潰すのが目的としていたが、
俺達の戦いのゴールは、最後に皆で食を囲むことなのだろう。
誰一人欠けることなく。
『拓、責任重大じゃな。』
『期待しているにゃ。』
このメンバーなら、この願いはきっと叶えられる。いや、叶えてみせる。
ただ、もう金儲けのネタは無いので、奢るのは厳しいのだが・・・
時間を作って、俺は皆の防具の修理を行っていく。
俺の持っている素材だけでなく、ヨギ魔導士やブルネリ公爵からも色々と提供され兵士達の分も含めて自由に錬成術を使う。
防具や武器は数段グレードアップしていると思う。
少しでも生存率を上げたい・・・やりたい事は幾らでもあるが、可能な範囲で対応するしかないのがもどかしい。
剣君、斧ちゃんのブローチは大好評で飛ぶようにとまでは言えないが、順調に売れていた。
事前に購入した貴族が移動中に付けていて、それが市民も普通に購入できるとなり人気が出たみたいだ。
ただ、値段がそれなりに高いため誰でも買えるという状態にはなっていない。
そして、ブローチが買えない人が代わりに人形を購入していた。
年明けにエチゴさんとロダン侯爵からブローチと人形の売り上げを渡されたのだが、なかなか良い感じだ。
合わせて食器の売り上げも受け取ったのだが、未だに良く売れている。
この程度の品なら、そろそろ売り出されていそうだが、俺の作ったのと比べると粗悪品と言われてしまいそうな商品だった。
ただエチゴ屋で販売が続くという事が広まっていて、納得できる料金で売買されいるらしい。
ブルネリ公爵は、前回同様に売れる事が前提に領地内の料理店に予約を入れていた。
「さぁ、皆で食べに行くわよ。」
サリナ姫の掛け声で、皆で料理店巡りが始まった。
前回同様、立場的には最下層に居る俺のおごりで・・・
売上はセバスチャンに任せて、調整してもらうようにお願いしている。
どの店でも店主が挨拶に出て来て、今日の為に特別な食材と酒を用意しているという。
確認をしてはいないが、かなり早い時期に予約を入れているみたいだ。
全員が遠慮なく高い酒を飲んでいる。
一応、セバスチャンにこっそりと確認しているが、問題ないとの事。
サリナ姫が何時も以上に元気で、皆 料理を心から楽しんだ。
そして、料理店巡り最後の日
「1人も欠けることなく、皆にまた料理を食べに来ましょうね。」
料理を食べ終わった後、サリナ姫が皆を見て話しかける。
「勿論だ、来年も、その次も皆で食べに来よう。」
「当然だ。老後の楽しみはこれからだからな。」
ブルネリ公爵とヨギ魔導士が答え、皆が頷く。
「拓には頑張って貰わないと。料理店巡りが出来なくなってしまうからな。」
最後にガラが皆の笑いを取っていた。
今まで、4本指の企みを潰すのが目的としていたが、
俺達の戦いのゴールは、最後に皆で食を囲むことなのだろう。
誰一人欠けることなく。
『拓、責任重大じゃな。』
『期待しているにゃ。』
このメンバーなら、この願いはきっと叶えられる。いや、叶えてみせる。
ただ、もう金儲けのネタは無いので、奢るのは厳しいのだが・・・
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