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第二十三章 失楽園
第485話 火かき棒
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18年前、西暦2302年。
新年が明けて、間もなくの頃だ。雪が降り積もる中、カールは寒さも忘れ、自宅の広々とした庭で雪遊びに興じていた。
その頃は前代未聞の感染爆発を引き起こした珊瑚症が、ワクチンの開発と普及によって混乱が徐々に収まり、外出制限が緩和されてきた時期。好奇心旺盛なカールは「テレビの中のえらい人が、『ワクチン打った人は外に出ていい』って言っている」と両親に訴えたところ、「近場で一人遊びをするのなら」という許しを得る事に成功したのだ。
と言ってもスウェーデンの冬は日が短く、おやつ時には暗くなってしまう。昼を食べた後の外出許可、それも庭の中となると、両親からすれば家の範囲内だという認識だっただろう。
限られた時間、限られた場所。それでも幼いカールにとって、久しぶりに自由に過ごせる外は楽しく、夢中で雪だるまを作っていた。
そうして、自分と同じくらいの背丈をした雪だるまを作り終えた時。ふと、カールは赤い雪が降っている事に気が付いた。
尤も直ぐに雪ではないと気付いた。赤い雪の正体は、『珊瑚』の胞子である。自分以外誰もいない庭の中、家の延長線で過ごしていた為に、その時カールはマスクを付けていなかった。
胞子の発生源がどこかわからないが、これはいけないとカールは家の中へ駆け込んだ。
だが、時既に遅かった。
右目に、付着したのだ。『珊瑚』の胞子が。
見えるのだ。右目にだけ。無数の触手を生やした塔のような、真紅の単眼を持つ、赤い何か。
それが玄関の景色と重なって、天井よりも高い位置から見下ろしている。
目が合った。否、目を付けられたと、カールは直感的に思った。
“それ”はどう見ても幻覚だ。実体なんてない。理解していても、獲物を見るような単眼の目付きに、カールは背筋が凍る程の恐怖を覚え、床を這うようにして“それ”から逃げた。
“それ”の近くにいたら、頭から食われる。大口を開けて、歯を立てて、生きたまま、咀嚼をされる。
そんな光景ばかり、思い浮かんでしまう。
けれど一向に距離が離れない。右目に張り付いている。根本から取り除かなければ、これは永遠に付き纏う。
そう悟ったのならば、やるべき事は簡単で。
ダイニングへ駆け込んだカールは自ら右目を抉り取り、暖炉の側に置いてあった火かき棒を手にし熱すると――感染抑止と止血を、同時に済ませた。
そうして視神経まで焼いた右目は、機械式部品や人工人体のパーツを埋めようとも光を戻す事なく。
カールは形だけの義眼を、嵌め込むようになったのだった。
人間の感染者も動植物の感染源も付近にない中、『珊瑚』の胞子が何処から流れてきたのか。
真相は、未だにわかっていない。
◆
(……今思えば、【原木】を持った人が近くに居たのかもねぇ)
そんな事を考えながら、カールはユウレイクラゲ型アイギスの上から海を眺めた。
真っ青な海からは、赤い塔が突き出ている。それは天に届かんばかりの高さで、真紅の単眼を持ち、島を見下ろしている。
カールの記憶の焼き付いた赤い塔と、サイズは違えど瓜二つだ。
ペガサス教団が崇拝する『珊瑚』を神格化した、《珊瑚サマ》に酷似している。と知ったのは、今年に入ってからの事だ。
イギリスの菌床で対峙したショールが持っていた、聖像画に描かれていた《珊瑚サマ》を見た時も気味悪く思ったが、実体を持つと更に君が悪く――
恐ろしい。
(けど、幾ら非現実で不気味でも、『珊瑚』は生き物だ。《珊瑚サマ》もそれは同じ。死が存在する有機物。ならクスシの俺がすべき事は、処分だ)
覚悟を改め、カールは急ぎ港へ移動をする。真紅の単眼を持つ赤い塔から最も近い港は、そこら中に蔓延る菌糸によって赤く染まり、目に痛い光景となっていた。
未だ菌糸が届いていないのは、車庫の屋根ぐらいだ。そしてカールの探し人ヒドラジンは、その屋根の上に立ち港を見下ろしていた。
「ヒドラジンちゃん! 怪我なさそうだね、よかったよかった!」
カールはヒドラジンの真上へと移動し、無事な姿にまず安堵をする。
対するヒドラジンは変わり果てた港の有り様が不満なようで、不機嫌そうな顔をそのままカールへ向けてきた。
「カール。この状況、どういうワケ?」
「俺ちゃんもよくわかんないけどぉ、奇襲っぽい! そんでヒドラジンちゃんは天文台に呼ばれているんでぇ! 一緒に来て来て! 触手掴んで!」
「全く納得できないんだけど?」
カールの説明不足っぷりに不服そうにしながらも、ヒドラジンは指示通りアイギスの触手を掴んだ。
カールはヒドラジンがしっかりとアイギスの触手を掴み、アイギスもヒドラジンの腕や腰に触手を巻き付かせ、きちんと固定したのを確認した後にラボへ向け空中移動を再開する。
その時、青洲とアコニチンがラボの前を横切るのが見えた。足を向けている先にあるのは、ネグラだ。そこは遠目からでもわかるほど『珊瑚』の被害が深刻で、カールも気になっていた所である。
「おっ、青洲先生がネグラ行ってくれるなら安心かな~っ! 俺ちゃんもヒドラジンちゃんを運び終わったら行こうって思ってたト・コ!」
「別に天文台へ行くだけなら俺一人でも……。心配なら、一緒に行けばいいと思うワケ」
「だぁめだぁめ! エレベーター壊れちゃっているからね~っ! 階段で行くにも時間かかってキツいっしょ~? だからアイギスで運ぶのっ!」
「壊れてる? ラボで何があ……」
――ヒュッ
赤い塔から、『珊瑚』の弾が投げ捨てられる。それは港の上を通り過ぎ、カール達の元へ吸い込まれるように直進した。
背後からの攻撃を察知したアイギスは、カールが反応するよりも早く弾を避け、右に大きく傘を揺らす。
「おおっと!?」
アイギスは弾を綺麗にかわしてくれた。カールもすかさず傘の上で姿勢を低くし、傘から落ちないよう踏ん張った。弾は誰を巻き込む事もなく、砂浜へと落ち――
クンッ
状況を冷静に整理していたカールの身体が、大きく揺れた。
弾の直撃はかわせた。掠ってさえいない。傘から落ちないよう、踏ん張りも効いている。だが次の瞬間には、カールは宙に飛んでいた。
「……っ!」
違う。引っ張られたのだ。『珊瑚』の弾から伸びた、菌糸の触手の手によって。
目を凝らしてみなければ見えない程の、糸状の触手。それがカールの右腕を絡み取っている。恐らく弾が横切った時に巻き付けられたのだ。
(これ、わざと右側狙ってきた……!?)
カールの右目は義眼で、右側の視界は欠けている。左目の視界でさえ、フェイスマスクで狭まっているのだ、気付くのが遅れてしまった。
狙ってやったとしたのならば、随分と狡猾である。
「カール!」
宙に飛ばされたカールの姿を見たのだろう、青洲の焦る声が聞こえた。しかしこのまま砂浜に叩き付けられたとしても、高さ的に打ち身で済む。落下はさした問題ではない。
問題は、弾の落下スピードに合わせ、急激な勢いでアイギスから離されている事だ。
(――不味い)
カールのマスクの下、頬の上で、冷や汗が伝う。
新年が明けて、間もなくの頃だ。雪が降り積もる中、カールは寒さも忘れ、自宅の広々とした庭で雪遊びに興じていた。
その頃は前代未聞の感染爆発を引き起こした珊瑚症が、ワクチンの開発と普及によって混乱が徐々に収まり、外出制限が緩和されてきた時期。好奇心旺盛なカールは「テレビの中のえらい人が、『ワクチン打った人は外に出ていい』って言っている」と両親に訴えたところ、「近場で一人遊びをするのなら」という許しを得る事に成功したのだ。
と言ってもスウェーデンの冬は日が短く、おやつ時には暗くなってしまう。昼を食べた後の外出許可、それも庭の中となると、両親からすれば家の範囲内だという認識だっただろう。
限られた時間、限られた場所。それでも幼いカールにとって、久しぶりに自由に過ごせる外は楽しく、夢中で雪だるまを作っていた。
そうして、自分と同じくらいの背丈をした雪だるまを作り終えた時。ふと、カールは赤い雪が降っている事に気が付いた。
尤も直ぐに雪ではないと気付いた。赤い雪の正体は、『珊瑚』の胞子である。自分以外誰もいない庭の中、家の延長線で過ごしていた為に、その時カールはマスクを付けていなかった。
胞子の発生源がどこかわからないが、これはいけないとカールは家の中へ駆け込んだ。
だが、時既に遅かった。
右目に、付着したのだ。『珊瑚』の胞子が。
見えるのだ。右目にだけ。無数の触手を生やした塔のような、真紅の単眼を持つ、赤い何か。
それが玄関の景色と重なって、天井よりも高い位置から見下ろしている。
目が合った。否、目を付けられたと、カールは直感的に思った。
“それ”はどう見ても幻覚だ。実体なんてない。理解していても、獲物を見るような単眼の目付きに、カールは背筋が凍る程の恐怖を覚え、床を這うようにして“それ”から逃げた。
“それ”の近くにいたら、頭から食われる。大口を開けて、歯を立てて、生きたまま、咀嚼をされる。
そんな光景ばかり、思い浮かんでしまう。
けれど一向に距離が離れない。右目に張り付いている。根本から取り除かなければ、これは永遠に付き纏う。
そう悟ったのならば、やるべき事は簡単で。
ダイニングへ駆け込んだカールは自ら右目を抉り取り、暖炉の側に置いてあった火かき棒を手にし熱すると――感染抑止と止血を、同時に済ませた。
そうして視神経まで焼いた右目は、機械式部品や人工人体のパーツを埋めようとも光を戻す事なく。
カールは形だけの義眼を、嵌め込むようになったのだった。
人間の感染者も動植物の感染源も付近にない中、『珊瑚』の胞子が何処から流れてきたのか。
真相は、未だにわかっていない。
◆
(……今思えば、【原木】を持った人が近くに居たのかもねぇ)
そんな事を考えながら、カールはユウレイクラゲ型アイギスの上から海を眺めた。
真っ青な海からは、赤い塔が突き出ている。それは天に届かんばかりの高さで、真紅の単眼を持ち、島を見下ろしている。
カールの記憶の焼き付いた赤い塔と、サイズは違えど瓜二つだ。
ペガサス教団が崇拝する『珊瑚』を神格化した、《珊瑚サマ》に酷似している。と知ったのは、今年に入ってからの事だ。
イギリスの菌床で対峙したショールが持っていた、聖像画に描かれていた《珊瑚サマ》を見た時も気味悪く思ったが、実体を持つと更に君が悪く――
恐ろしい。
(けど、幾ら非現実で不気味でも、『珊瑚』は生き物だ。《珊瑚サマ》もそれは同じ。死が存在する有機物。ならクスシの俺がすべき事は、処分だ)
覚悟を改め、カールは急ぎ港へ移動をする。真紅の単眼を持つ赤い塔から最も近い港は、そこら中に蔓延る菌糸によって赤く染まり、目に痛い光景となっていた。
未だ菌糸が届いていないのは、車庫の屋根ぐらいだ。そしてカールの探し人ヒドラジンは、その屋根の上に立ち港を見下ろしていた。
「ヒドラジンちゃん! 怪我なさそうだね、よかったよかった!」
カールはヒドラジンの真上へと移動し、無事な姿にまず安堵をする。
対するヒドラジンは変わり果てた港の有り様が不満なようで、不機嫌そうな顔をそのままカールへ向けてきた。
「カール。この状況、どういうワケ?」
「俺ちゃんもよくわかんないけどぉ、奇襲っぽい! そんでヒドラジンちゃんは天文台に呼ばれているんでぇ! 一緒に来て来て! 触手掴んで!」
「全く納得できないんだけど?」
カールの説明不足っぷりに不服そうにしながらも、ヒドラジンは指示通りアイギスの触手を掴んだ。
カールはヒドラジンがしっかりとアイギスの触手を掴み、アイギスもヒドラジンの腕や腰に触手を巻き付かせ、きちんと固定したのを確認した後にラボへ向け空中移動を再開する。
その時、青洲とアコニチンがラボの前を横切るのが見えた。足を向けている先にあるのは、ネグラだ。そこは遠目からでもわかるほど『珊瑚』の被害が深刻で、カールも気になっていた所である。
「おっ、青洲先生がネグラ行ってくれるなら安心かな~っ! 俺ちゃんもヒドラジンちゃんを運び終わったら行こうって思ってたト・コ!」
「別に天文台へ行くだけなら俺一人でも……。心配なら、一緒に行けばいいと思うワケ」
「だぁめだぁめ! エレベーター壊れちゃっているからね~っ! 階段で行くにも時間かかってキツいっしょ~? だからアイギスで運ぶのっ!」
「壊れてる? ラボで何があ……」
――ヒュッ
赤い塔から、『珊瑚』の弾が投げ捨てられる。それは港の上を通り過ぎ、カール達の元へ吸い込まれるように直進した。
背後からの攻撃を察知したアイギスは、カールが反応するよりも早く弾を避け、右に大きく傘を揺らす。
「おおっと!?」
アイギスは弾を綺麗にかわしてくれた。カールもすかさず傘の上で姿勢を低くし、傘から落ちないよう踏ん張った。弾は誰を巻き込む事もなく、砂浜へと落ち――
クンッ
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弾の直撃はかわせた。掠ってさえいない。傘から落ちないよう、踏ん張りも効いている。だが次の瞬間には、カールは宙に飛んでいた。
「……っ!」
違う。引っ張られたのだ。『珊瑚』の弾から伸びた、菌糸の触手の手によって。
目を凝らしてみなければ見えない程の、糸状の触手。それがカールの右腕を絡み取っている。恐らく弾が横切った時に巻き付けられたのだ。
(これ、わざと右側狙ってきた……!?)
カールの右目は義眼で、右側の視界は欠けている。左目の視界でさえ、フェイスマスクで狭まっているのだ、気付くのが遅れてしまった。
狙ってやったとしたのならば、随分と狡猾である。
「カール!」
宙に飛ばされたカールの姿を見たのだろう、青洲の焦る声が聞こえた。しかしこのまま砂浜に叩き付けられたとしても、高さ的に打ち身で済む。落下はさした問題ではない。
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