392 / 600
第十八章 序曲の不協和音
第380話 決勝戦
しおりを挟む
「ふぁ……」
ドミノ倒しのように倒壊したビル群の真ん中。
瓦礫をソファ代わりに腰を下ろし足を組み、大きく欠伸をするのは、輝く銀髪を風に靡かせる水銀である。
「やだ。人前であくびだなんて、はしたなかったわね」
そこで我に返った水銀は欠伸を噛み殺し、怪獣の襲撃にでもあったかのようなビル街を見下ろす。
「それで、満足かしら?」
正確には、瓦礫の上に力無く転がる、死屍累々といったウミヘビ達を。
「ぐっ……。真っ先に潰されてもうた……銀ちゃん手厳し……」
「ライフル対策完璧とかズルいと思うワケ……」
「偽物くらい見抜きなさいな」
長距離射撃を得意とするシアンとヒドラジンは、液体金庫の射程の外、遥か遠方から水銀を撃ち抜こうとした。
しかしそれは液体金属で作られた偽物だったのだ。それを撃ってしまったことで逆に居場所を把握され、液体金属をサーフボードとし、垂直の壁さえ高速で移動できる水銀に一気に距離を詰められ、生成されたゴーレムの前に沈められてしまう結果となった。
「悔しいねぇっ! 一発くらい当てたかったもんだが!」
「わかってはいましたが、私はまだまだ精度が足りませんね……」
「足元がお留守なのよ、貴方達は。相手が近付けない、って思い込みはよしなさいな」
燐とセレンは油断なく(燐は楽しんでもいたが)、水銀本人が目視できる位置から攻撃を仕掛けていたものの、目を逸らさず注視していたことが仇となり、足元の歩道を破壊して現れた液体金属によって串刺しにされてしまった。
「ニコチンはらしくない動きだったわねぇ。いきなりドーピングを使ってくるだなんて」
「ネタが割れた相手に心理戦も何もねぇだろ。搦手使うよか練習台にした方が有意義だろが」
「あぁ。勝ちを取るよりも練度をあげる方を取ったのね、貴方。勉強熱心なんだから」
ニコチンは水銀との戦闘に入った直後、迷わず自身にドーピングを投与。液体金属の防御を掻い潜り、近接戦闘へ持ち込んだ。
だが幾ら場数を踏み、身体を強化していたとしても、一瞬でも隙を見せれば手足が液体金属に絡め取られ、形勢が一瞬で逆転する。空にでも放り投げられてしまえば身動きが取れず、無防備となった所を銀糸によって切り刻まれてしまった。
「誰も残らんとは、なんじゃつまらん。水銀が全く消耗しとらんではないか」
水銀と戦闘をしたウミヘビが一通り死亡判定を受けた後。
瓦礫の上をひょこひょこ歩いてきたのは、口を尖らせ不満そうな顔をしている砒素である。
「ジジイ、どこ隠れておったんや」
今更現れた砒素に、寝転んだままのシアンが睨み付ける。
「どこでもいいじゃろ。ほれ、わしがめいんうえぽんを使うと敵味方関係なく更地になるじゃろう? お主らを巻き込まぬ配慮よ、配慮」
「嘘。単に漁夫狙いでしょう」
「いひひひっ! どうかのうっ!」
水銀の指摘に対し、口角をチェシャ猫のようにつり上げ、不敵に笑う砒素。
砒素はそのまま右手をかざし、めいんうえぽんたるガドリングをその場に召喚。軽々持ち上げ、銃口を水銀へ向けた。
「誰も残らなかった事じゃし、久々に一対一を楽しむとしようかの! 水銀!」
「は~……。貴方の相手って凄く疲れるのだけれど、仕方がないわね」
水銀は瓦礫から立ち上がり、電子で作られた日の光を浴びる銀髪をかき上げる。
そして指先を挑発的にくいと曲げ、静かに微笑んだ。
「いいわ、来なさい」
◇
「銃型の抽射器を前にしても対処できるとは、水銀の最強の称号に偽りなしか……」
ネグラの食堂の中、長机の一席にて。
モーズは訓練場で行われている、バトルロワイヤル部屋が映るホログラム“大”画面を、ストローで麦茶を飲みながら観戦をしていた。
気分は対人アクションゲーム系のeスポーツ大会観客者である。
「攻防一体の不定形操れる、ってだけで無法だよね~。めっちゃウケる」
「毒性をあげれば腐食による斬撃も可能。水銀自身は飛び道具を扱わぬが、それは好きな時に好きな間合いに入り込める移動手段を持っているからよ。我らからすれば羨ましい」
「俺は使いこなせる気がしないから遠慮したいけどねぇ。すーぐ中毒になりそう」
モーズの両隣では、アセトンとクロロメタンがバニラアイスを食べながら一緒に観戦をしていた。
彼らに限らず『第一課が集まってバトルロワイヤルをしている』という非常に珍しい状況が映る大画面を、食事がてら見物するウミヘビは数多くいる。
「このバトルロワイヤル? の主催はセレンと聞いたのだが、開催することで何かしらのメリットがあるのだろうか?」
「バトルロワイヤルは、複数人でドンぱちしたい! ポイント荒稼ぎしたい! って奴が仲間内で開催する方が多いねぇ。ただ今回はセレンが再教育の最中でしょ? 対ウミヘビ100本ノックをさっさと終わらせるには、大人数を相手にするのが早いからねぇ」
「然り。よって配当ポイントの高い第一課を数人集め部屋を設定。ポイント目当てで集ったウミヘビを片端から狩る戦略であっただろうが……いつの間にやら、第一課のみ残っているな」
そもそも第一課がバトルロワイヤルに参加すること自体が珍しいので、シアンと砒素が便乗、水銀までも巻き込み、第二課のウミヘビが参戦する隙がなくなってしまった。という訳である。
とは言え、第一課同士の戦闘経験が積める機会は貴重。セレンは水銀と砒素が激しい戦闘を繰り広げる横で、ニコチンらに再戦を求めている。試合はまだまだ終わりそうにない。
「フレッシュマン~! 今日も食堂にいるとか、もう常連じゃん~!」
「うるせぇよ。大声出すな」
主催のセレンの操作によって、バトルロワイヤル部屋のフィールドが仕切り直しされていく様を眺めていたら、後ろから声をかけられ、モーズは振り向く。
そこに立っていたのは満面の笑みを浮かべたカリウムと、鬱陶しそうな顔をしたナトリウムであった。しかし2人とよく共に過ごしているタリウムの姿がない。
「タリウムは一緒ではないのか」
「遠征が入っちまってな。さっき発っちまったよ」
「そうか。怪我なく帰ってくるといいのだが」
ナトリウムから事情を聞いたモーズは、心からタリウムの無事を祈るように呟いた。
するとカリウムが、モーズへそろりそろりと間合いを詰めてくる。まるで何かを言い出そうとする子供のような遠慮がちさに、モーズは訝しげに眉を寄せた。
「なぁなぁ、フレッシュマン。……タリウム、どう?」
ドミノ倒しのように倒壊したビル群の真ん中。
瓦礫をソファ代わりに腰を下ろし足を組み、大きく欠伸をするのは、輝く銀髪を風に靡かせる水銀である。
「やだ。人前であくびだなんて、はしたなかったわね」
そこで我に返った水銀は欠伸を噛み殺し、怪獣の襲撃にでもあったかのようなビル街を見下ろす。
「それで、満足かしら?」
正確には、瓦礫の上に力無く転がる、死屍累々といったウミヘビ達を。
「ぐっ……。真っ先に潰されてもうた……銀ちゃん手厳し……」
「ライフル対策完璧とかズルいと思うワケ……」
「偽物くらい見抜きなさいな」
長距離射撃を得意とするシアンとヒドラジンは、液体金庫の射程の外、遥か遠方から水銀を撃ち抜こうとした。
しかしそれは液体金属で作られた偽物だったのだ。それを撃ってしまったことで逆に居場所を把握され、液体金属をサーフボードとし、垂直の壁さえ高速で移動できる水銀に一気に距離を詰められ、生成されたゴーレムの前に沈められてしまう結果となった。
「悔しいねぇっ! 一発くらい当てたかったもんだが!」
「わかってはいましたが、私はまだまだ精度が足りませんね……」
「足元がお留守なのよ、貴方達は。相手が近付けない、って思い込みはよしなさいな」
燐とセレンは油断なく(燐は楽しんでもいたが)、水銀本人が目視できる位置から攻撃を仕掛けていたものの、目を逸らさず注視していたことが仇となり、足元の歩道を破壊して現れた液体金属によって串刺しにされてしまった。
「ニコチンはらしくない動きだったわねぇ。いきなりドーピングを使ってくるだなんて」
「ネタが割れた相手に心理戦も何もねぇだろ。搦手使うよか練習台にした方が有意義だろが」
「あぁ。勝ちを取るよりも練度をあげる方を取ったのね、貴方。勉強熱心なんだから」
ニコチンは水銀との戦闘に入った直後、迷わず自身にドーピングを投与。液体金属の防御を掻い潜り、近接戦闘へ持ち込んだ。
だが幾ら場数を踏み、身体を強化していたとしても、一瞬でも隙を見せれば手足が液体金属に絡め取られ、形勢が一瞬で逆転する。空にでも放り投げられてしまえば身動きが取れず、無防備となった所を銀糸によって切り刻まれてしまった。
「誰も残らんとは、なんじゃつまらん。水銀が全く消耗しとらんではないか」
水銀と戦闘をしたウミヘビが一通り死亡判定を受けた後。
瓦礫の上をひょこひょこ歩いてきたのは、口を尖らせ不満そうな顔をしている砒素である。
「ジジイ、どこ隠れておったんや」
今更現れた砒素に、寝転んだままのシアンが睨み付ける。
「どこでもいいじゃろ。ほれ、わしがめいんうえぽんを使うと敵味方関係なく更地になるじゃろう? お主らを巻き込まぬ配慮よ、配慮」
「嘘。単に漁夫狙いでしょう」
「いひひひっ! どうかのうっ!」
水銀の指摘に対し、口角をチェシャ猫のようにつり上げ、不敵に笑う砒素。
砒素はそのまま右手をかざし、めいんうえぽんたるガドリングをその場に召喚。軽々持ち上げ、銃口を水銀へ向けた。
「誰も残らなかった事じゃし、久々に一対一を楽しむとしようかの! 水銀!」
「は~……。貴方の相手って凄く疲れるのだけれど、仕方がないわね」
水銀は瓦礫から立ち上がり、電子で作られた日の光を浴びる銀髪をかき上げる。
そして指先を挑発的にくいと曲げ、静かに微笑んだ。
「いいわ、来なさい」
◇
「銃型の抽射器を前にしても対処できるとは、水銀の最強の称号に偽りなしか……」
ネグラの食堂の中、長机の一席にて。
モーズは訓練場で行われている、バトルロワイヤル部屋が映るホログラム“大”画面を、ストローで麦茶を飲みながら観戦をしていた。
気分は対人アクションゲーム系のeスポーツ大会観客者である。
「攻防一体の不定形操れる、ってだけで無法だよね~。めっちゃウケる」
「毒性をあげれば腐食による斬撃も可能。水銀自身は飛び道具を扱わぬが、それは好きな時に好きな間合いに入り込める移動手段を持っているからよ。我らからすれば羨ましい」
「俺は使いこなせる気がしないから遠慮したいけどねぇ。すーぐ中毒になりそう」
モーズの両隣では、アセトンとクロロメタンがバニラアイスを食べながら一緒に観戦をしていた。
彼らに限らず『第一課が集まってバトルロワイヤルをしている』という非常に珍しい状況が映る大画面を、食事がてら見物するウミヘビは数多くいる。
「このバトルロワイヤル? の主催はセレンと聞いたのだが、開催することで何かしらのメリットがあるのだろうか?」
「バトルロワイヤルは、複数人でドンぱちしたい! ポイント荒稼ぎしたい! って奴が仲間内で開催する方が多いねぇ。ただ今回はセレンが再教育の最中でしょ? 対ウミヘビ100本ノックをさっさと終わらせるには、大人数を相手にするのが早いからねぇ」
「然り。よって配当ポイントの高い第一課を数人集め部屋を設定。ポイント目当てで集ったウミヘビを片端から狩る戦略であっただろうが……いつの間にやら、第一課のみ残っているな」
そもそも第一課がバトルロワイヤルに参加すること自体が珍しいので、シアンと砒素が便乗、水銀までも巻き込み、第二課のウミヘビが参戦する隙がなくなってしまった。という訳である。
とは言え、第一課同士の戦闘経験が積める機会は貴重。セレンは水銀と砒素が激しい戦闘を繰り広げる横で、ニコチンらに再戦を求めている。試合はまだまだ終わりそうにない。
「フレッシュマン~! 今日も食堂にいるとか、もう常連じゃん~!」
「うるせぇよ。大声出すな」
主催のセレンの操作によって、バトルロワイヤル部屋のフィールドが仕切り直しされていく様を眺めていたら、後ろから声をかけられ、モーズは振り向く。
そこに立っていたのは満面の笑みを浮かべたカリウムと、鬱陶しそうな顔をしたナトリウムであった。しかし2人とよく共に過ごしているタリウムの姿がない。
「タリウムは一緒ではないのか」
「遠征が入っちまってな。さっき発っちまったよ」
「そうか。怪我なく帰ってくるといいのだが」
ナトリウムから事情を聞いたモーズは、心からタリウムの無事を祈るように呟いた。
するとカリウムが、モーズへそろりそろりと間合いを詰めてくる。まるで何かを言い出そうとする子供のような遠慮がちさに、モーズは訝しげに眉を寄せた。
「なぁなぁ、フレッシュマン。……タリウム、どう?」
10
あなたにおすすめの小説
女神の白刃
玉椿 沢
ファンタジー
どこかの世界の、いつかの時代。
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
剣は瞬く間に戦を大戦へ進歩させた。数々の大戦を経た世界は、権威を西の皇帝が、権力を東の大帝が握る世になり、終息した。
大戦より数年後、まだ治まったとはいえない世界で、未だ剣士は剣を求め、奪い合っていた。
魔物が出ようと、町も村も知った事かと剣を求める愚かな世界で、赤茶けた大地を畑や町に、煤けた顔を笑顔に変えたいという脳天気な一団が現れる。
*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
ネクスト・ステージ~チートなニートが迷宮探索。スキル【ドロップ★5】は、武器防具が装備不可!?
武蔵野純平
ファンタジー
現代ファンタジー(ローファンタジー)です。ニート主人公のスキルは【ドロップ★5】――ドロップ確率が大幅上昇し、ドロップアイテムの品質も大幅上昇するチートスキルだった。だが、剣や盾などの装備品が装備出来ない欠陥があり、攻撃力、防御力に問題を残す。
ダンジョン探索をする為に冒険者となりパーティーメンバーを募集するが、なぜか【ワケあり】女性ばかり集まってくる。
初恋♡リベンジャーズ
遊馬友仁
青春
【第五部開始】
高校一年生の春休み直前、クラスメートの紅野アザミに告白し、華々しい玉砕を遂げた黒田竜司は、憂鬱な気持ちのまま、新学期を迎えていた。そんな竜司のクラスに、SNSなどでカリスマ的人気を誇る白草四葉が転入してきた。
眉目秀麗、容姿端麗、美の化身を具現化したような四葉は、性格も明るく、休み時間のたびに、竜司と親友の壮馬に気さくに話しかけてくるのだが――――――。
転入早々、竜司に絡みだす、彼女の真の目的とは!?
◯ンスタグラム、ユ◯チューブ、◯イッターなどを駆使して繰り広げられる、SNS世代の新感覚復讐系ラブコメディ、ここに開幕!
第二部からは、さらに登場人物たちも増え、コメディ要素が多めとなります(予定)
神典日月神示 真実の物語
蔵屋
歴史・時代
私は二人の方々の神憑りについて、今から25年前にその真実を知りました。
この方たちのお名前は
大本開祖•出口なお(でぐちなお)、
神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)です。
この日月神示(ひつきしんじ)または日尽神示(ひつくしんじ)は、神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)に「国常立尊(国之常立神)という高級神霊からの神示を自動書記によって記述したとされる書物のことです。
昭和19年から27年(昭和23・26年も無し)に一連の神示が降り、6年後の昭和33、34年に補巻とする1巻、さらに2年後に8巻の神示が降りたとされています。
その書物を纏めた書類です。
この書類は神国日本の未来の預言書なのだ。
私はこの日月神示(ひつきしんじ)に出会い、研究し始めてもう25年になります。
日月神示が降ろされた場所は麻賀多神社(まかたじんじゃ)です。日月神示の最初の第一帖と第二帖は第二次世界大戦中の昭和19年6月10日に、この神社の社務所で岡本天明が神憑りに合い自動書記さされたのです。
殆どが漢数字、独特の記号、若干のかな文字が混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」もあります。
本巻38巻と補巻1巻の計39巻が既に発表されているが、他にも、神霊より発表を禁じられている「巻」が13巻あり、天明はこの未発表のものについて昭和36年に「或る時期が来れば発表を許されるものか、許されないのか、現在の所では不明であります」と語っています。
日月神示は、その難解さから、書記した天明自身も当初は、ほとんど読むことが出来なかったが、仲間の神典研究家や霊能者達の協力などで少しずつ解読が進み、天明亡き後も妻である岡本三典(1917年〈大正6年〉11月9日 ~2009年〈平成21年〉6月23日)の努力により、現在では一部を除きかなりの部分が解読されたと言われているます。しかし、一方では神示の中に「この筆示は8通りに読めるのであるぞ」と書かれていることもあり、解読法の一つに成功したという認識が関係者の間では一般的です。
そのために、仮訳という副題を添えての発表もありました。
なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。
縄文人の祝詞に「ひふみ祝詞(のりと)」という祝詞の歌があります。
日月神示はその登場以来、関係者や一部専門家を除きほとんど知られていなかったが、1990年代の初め頃より神典研究家で翻訳家の中矢伸一の著作などにより広く一般にも知られるようになってきたと言われています。
この小説は真実の物語です。
「神典日月神示(しんてんひつきしんじ)真実の物語」
どうぞ、お楽しみ下さい。
『神知りて 人の幸せ 祈るのみ
神の伝えし 愛善の道』
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる