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第二十一章 ハロウィンの翌日
第447話 疑念
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「あれはペガサス教団の誰かがダニエルって卒業生を唆して、元留学生の患者シャルルのステージを進行させたんだろう? フリッツから直接聞いたよ」
「ぬしゃ避難誘導に尽力して、ユストゥスとルイ院長に手術室貸したったいね? 後で聞いてびっくりしたばい。ほんなこつ大変やったねぇ」
「はい。あの事件の責任を負って、ロベルト院長はパラス国へ移ったのであります」
「知っているけれど……」
パウルはじっと、エミールを凝視しながら訊く。
「エミール、君は何に、気付いたの?」
沈黙が場を包む。
そして少しの間を置いた後、エミールは顔を伏せたまま、絞り出すように言った。
今まで誰にも打ち明けられなかった、たった一人で抱え込み続けていた、些細な違和感という名の、疑念を。
「……あれを、仕組んだのは。ロベルト院長ではないか、と……」
一瞬。
時間が止まったような錯覚が、会議室に漂う。
「何それ」
次いで、怒気を孕んだパウルの声が発せられた。
彼の胸元、きっちりとボタンが留められたシャツの隙間から、アイギスの触手がはみ出し始める。今にも爆発しそうな、彼の激昂に呼応しているのだ。
「何を根拠に言っているの、エミール」
「パウル、落ち着け」
「答えてよ!」
柴三郎の宥める声を無視し、パウルがテーブルに手の平を叩き付けたその時、
「おかしいでありましょう!?」
エミールの絶叫に近い声が、会議室中に響き渡った。
「件の卒業生、ダニエルを唆せたとしても! 当院のセキリュティを解除できたとしても! 鎮静剤をほんの一時、取り除いただけで即座にステージ5となる事などあり得ない!!」
不確定要素が複数重なろうとも、医療の最前線を行くドイツ国内で、ヨーロッパ最大を誇る大きさと技術を持つ感染病院内で、患者の病状を見誤るなど、天地がひっくり返っても起きない筈だと、エミールは確信に似た思いを抱いていた。
「それでも! 例外があるのかと……!」
自分達が把握できていない要因で、症状が悪化する例があるのかどうか。
「クスシの一人、青洲殿に教えを乞いました! あの方はステージ4の造詣に最も深いお人だから! 青洲殿も事件の概要の詳細を求めていたので、直接話をする機会を頂けたのです!! ……そして、知った、のであります」
ステージ4が、外部的要因なしに、急速にステージ5となった例はない。と。
4年前の当時、青洲の妻はステージ4の状態でコールドスリープの処置を受けていた。よって容態の急変は他人事ではないと思い、事件の概要や亡くなったシャルルの容態を調べに来たのだ。
事件の当事者たるユストゥスやフリッツも立ち合いをしたかっただろうが、2人は機能回復訓練に手一杯で人工島アバトンを離れられなかった事情があった。その2人の指導係を請け負っていたパウルもまた、ドイツに行く事ができなかった。
故にエミールの、心の底に沈殿する憂慮をパウル達が知る事はなかった。
「……あの時点ではまだ、ロベルト院長を疑ってはおりませんでした。誰か、外部の人間が……当院に災害をもたらしたのではないかと、当方は独自に調べを進めておりました」
そもそも事件当日、ロベルトは出張で病棟を留守にしていた。
普通に考えれば、事件と関わる余地などないように思える。
エミールの抱いていた疑念自体、ドイツ感染病棟に対する絶対的な信頼から来る――所謂、偏見であり盲信。
エミール自身もそれを自覚していて、悪癖である考え過ぎからくる不安であり「自分が納得できないだけ」という、あくまで個人の問題と認識し大々的に調査をする事はなかった。
「当院の患者が災害を引き起こした、という過失は、本来ならば当方が負うべき責でありました」
言葉を区切り、エミールは息を整える。
胸の奥にあったものを、一つずつ、確かめるように。
「しかしロベルト院長は現場にいなかったにも関わらず責任を負ってくださり、更には後釜として当方を院長に推して頂いた……。感謝してもしきれず、尊敬の念が増したのであります」
「そうだよ! 感謝こそすれ疑うなんて変だよ、エミール!」
パウルは声を張った。怒っているというよりも、動揺を必死に押し隠しているようだった。
ロベルトはパウルを始めとし、多くの門下生を抱え、優秀な医師を輩出してきた名教育者。
その温厚で、しかし的確な指導によって、何人もの優秀な医師達が世に送り出された。
確かに派手な功績ならば、オフィウクス・ラボの所長やイギリスのジョンが脚光を浴びがちだろう。だが、医療の土台を底上げし、礎となる人材を絶えず輩出し続けてきたのは、紛れもなくロベルトだった。
その功績は、ロベルトの最初の教え子でありクスシとして活躍するパウルの存在によって、何よりも雄弁に証明されている。
「第一、病棟で急激にステージ5になった患者って他にも例があるじゃないか! それも今年の話! 5ヶ月前、パラス国、で……」
あっ、と。パウルは息を飲んだ。
口から出たその地名が、自分自身の中に沈んでいた不安を呼び起こしてしまったのだ。
柴三郎がふいと視線を逸らす。パウルが気付く前に、とっくに辿り着いていたのだろう。
ステージ5への急変。患者の死。病棟に広がる混乱。そしてその病棟の院長は、ロベルト。
場所が変わっただけで、状況は4年前のドイツと完全に重なる。
「……引っ掛かりを覚えたのは、その事件でありました。しかも間を置かず、症状の悪化を可能とするステージ6の存在が前回の学会で発表された。それも、人間に擬態できるというではありませぬか」
「いや、でも、ロベルト院長は、あの時その場にいなくて……」
「更にひと月前。ステージ6は、他人への成り済ましが可能と判明したでありましょう?」
世間を騒がせた司祭アレキサンドライト。モーズの皮を被っていた、赤の他人。
ロベルトが彼と同じように他人の皮を被り、現場に潜り込んでいたら?
「当方の憶測通り、ロベルト院長が、ステージ6に至っていたとすれば……」
前提が、ひっくり返ってしまう。
※エミールは第七章でこっそり登場しています。
※十五章のフリーデンの回想にも台詞はないけど登場しています。
「ぬしゃ避難誘導に尽力して、ユストゥスとルイ院長に手術室貸したったいね? 後で聞いてびっくりしたばい。ほんなこつ大変やったねぇ」
「はい。あの事件の責任を負って、ロベルト院長はパラス国へ移ったのであります」
「知っているけれど……」
パウルはじっと、エミールを凝視しながら訊く。
「エミール、君は何に、気付いたの?」
沈黙が場を包む。
そして少しの間を置いた後、エミールは顔を伏せたまま、絞り出すように言った。
今まで誰にも打ち明けられなかった、たった一人で抱え込み続けていた、些細な違和感という名の、疑念を。
「……あれを、仕組んだのは。ロベルト院長ではないか、と……」
一瞬。
時間が止まったような錯覚が、会議室に漂う。
「何それ」
次いで、怒気を孕んだパウルの声が発せられた。
彼の胸元、きっちりとボタンが留められたシャツの隙間から、アイギスの触手がはみ出し始める。今にも爆発しそうな、彼の激昂に呼応しているのだ。
「何を根拠に言っているの、エミール」
「パウル、落ち着け」
「答えてよ!」
柴三郎の宥める声を無視し、パウルがテーブルに手の平を叩き付けたその時、
「おかしいでありましょう!?」
エミールの絶叫に近い声が、会議室中に響き渡った。
「件の卒業生、ダニエルを唆せたとしても! 当院のセキリュティを解除できたとしても! 鎮静剤をほんの一時、取り除いただけで即座にステージ5となる事などあり得ない!!」
不確定要素が複数重なろうとも、医療の最前線を行くドイツ国内で、ヨーロッパ最大を誇る大きさと技術を持つ感染病院内で、患者の病状を見誤るなど、天地がひっくり返っても起きない筈だと、エミールは確信に似た思いを抱いていた。
「それでも! 例外があるのかと……!」
自分達が把握できていない要因で、症状が悪化する例があるのかどうか。
「クスシの一人、青洲殿に教えを乞いました! あの方はステージ4の造詣に最も深いお人だから! 青洲殿も事件の概要の詳細を求めていたので、直接話をする機会を頂けたのです!! ……そして、知った、のであります」
ステージ4が、外部的要因なしに、急速にステージ5となった例はない。と。
4年前の当時、青洲の妻はステージ4の状態でコールドスリープの処置を受けていた。よって容態の急変は他人事ではないと思い、事件の概要や亡くなったシャルルの容態を調べに来たのだ。
事件の当事者たるユストゥスやフリッツも立ち合いをしたかっただろうが、2人は機能回復訓練に手一杯で人工島アバトンを離れられなかった事情があった。その2人の指導係を請け負っていたパウルもまた、ドイツに行く事ができなかった。
故にエミールの、心の底に沈殿する憂慮をパウル達が知る事はなかった。
「……あの時点ではまだ、ロベルト院長を疑ってはおりませんでした。誰か、外部の人間が……当院に災害をもたらしたのではないかと、当方は独自に調べを進めておりました」
そもそも事件当日、ロベルトは出張で病棟を留守にしていた。
普通に考えれば、事件と関わる余地などないように思える。
エミールの抱いていた疑念自体、ドイツ感染病棟に対する絶対的な信頼から来る――所謂、偏見であり盲信。
エミール自身もそれを自覚していて、悪癖である考え過ぎからくる不安であり「自分が納得できないだけ」という、あくまで個人の問題と認識し大々的に調査をする事はなかった。
「当院の患者が災害を引き起こした、という過失は、本来ならば当方が負うべき責でありました」
言葉を区切り、エミールは息を整える。
胸の奥にあったものを、一つずつ、確かめるように。
「しかしロベルト院長は現場にいなかったにも関わらず責任を負ってくださり、更には後釜として当方を院長に推して頂いた……。感謝してもしきれず、尊敬の念が増したのであります」
「そうだよ! 感謝こそすれ疑うなんて変だよ、エミール!」
パウルは声を張った。怒っているというよりも、動揺を必死に押し隠しているようだった。
ロベルトはパウルを始めとし、多くの門下生を抱え、優秀な医師を輩出してきた名教育者。
その温厚で、しかし的確な指導によって、何人もの優秀な医師達が世に送り出された。
確かに派手な功績ならば、オフィウクス・ラボの所長やイギリスのジョンが脚光を浴びがちだろう。だが、医療の土台を底上げし、礎となる人材を絶えず輩出し続けてきたのは、紛れもなくロベルトだった。
その功績は、ロベルトの最初の教え子でありクスシとして活躍するパウルの存在によって、何よりも雄弁に証明されている。
「第一、病棟で急激にステージ5になった患者って他にも例があるじゃないか! それも今年の話! 5ヶ月前、パラス国、で……」
あっ、と。パウルは息を飲んだ。
口から出たその地名が、自分自身の中に沈んでいた不安を呼び起こしてしまったのだ。
柴三郎がふいと視線を逸らす。パウルが気付く前に、とっくに辿り着いていたのだろう。
ステージ5への急変。患者の死。病棟に広がる混乱。そしてその病棟の院長は、ロベルト。
場所が変わっただけで、状況は4年前のドイツと完全に重なる。
「……引っ掛かりを覚えたのは、その事件でありました。しかも間を置かず、症状の悪化を可能とするステージ6の存在が前回の学会で発表された。それも、人間に擬態できるというではありませぬか」
「いや、でも、ロベルト院長は、あの時その場にいなくて……」
「更にひと月前。ステージ6は、他人への成り済ましが可能と判明したでありましょう?」
世間を騒がせた司祭アレキサンドライト。モーズの皮を被っていた、赤の他人。
ロベルトが彼と同じように他人の皮を被り、現場に潜り込んでいたら?
「当方の憶測通り、ロベルト院長が、ステージ6に至っていたとすれば……」
前提が、ひっくり返ってしまう。
※エミールは第七章でこっそり登場しています。
※十五章のフリーデンの回想にも台詞はないけど登場しています。
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