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現世:新たなる旅立ち
58.新たなる旅立ち
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アイリーンとシンイーが結婚してから、10年の月日が流れ、毎年のように子供を産み続けているアイリーンは、すっかりオバサンと化している。
第1王子の乳母は、侍女だったユリアになってもらい、その後は、乳が出る貴族令夫人に順番になってもらうようにした。
アイリーンは、もうほとんど子供製造機になっている自分の姿に、ほとほと嫌気がさしている。
対して、エレモア、ナターシャ、スーザンは神界で暮らしているので、ほとんど10年前と同じ若さのままでいる。
アフロディーテは、神のカラダそのままに降臨してきただけなので、こちらも歳をとることはない。
「なに、この年齢差は!?今まで、一人女神の時代は、他に比べる人がいなかったから、何も思わなかったけど……改めて、こうしてみるとずいぶんと差が出るものなんだなと感じるわ」
「うふふ。わたくしに懸想をしていたクリストファー殿下も、今やすっかりオジサンとなっていて、わたくしのことを『美魔女』だなんて、言うのよ。本当、バカよね」
「それ、惚気ているの?」
「なわけないでしょ!クリストファーも適当に女を作って遊んでいるわ」
「そうなんだ……」
「ねえ、もうアイリーンも気が済んだでしょ?そろそろ神界に帰らない?男なんてね、女は自分の欲を満足させるための道具としてしか見ていないのよ」
「そんなことわかっているわ。子供を産む為の道具だってことぐらい。でも、子供たちの成長を見る楽しみがあるわ」
「そんなもの空の上からでも見られるわ」
「そうかもしれないけど……」
「アイリーンは、そうやって、他の場所で瘴気が発生していても知らんぷりできるの?」
「えっ!?」
「あら?本当に知らなかったみたいね。これだから幸せボケは困るのよ。アイリーン、あなたの使命は何?人間の男と恋をして、子供を産み育てることだけ?じゃないでしょう?瘴気で困っている人を一人でも多く助けることではなかったの?」
「その通りよ!その通りだわ。気づかせてくれて、ありがとう。危うく自分の使命を忘れてしまうところだったわ。さすが、親友ね!」
「ところで、店はどうするの?」
「あ!そうだった。店……は、アフロディーテの方はジェニファーに任せるつもりだけど、問題はアイリーンよね?どちらか一方、閉めようかな?」
「もったいないわよ。特にアイリーンの方は、店ごと神界へ行ったのだから、今では聖地となっているのよ?」
「じゃあ、アフロディーテを閉めて、アイリーン一本にする?」
「どちらかといえば、そうでしょう」
何の気なしでつけた名前が、神界の親友の名前だったこともあり、女神であることを思い出させてくれることになったけど……アフロディーテには、それなりの思い入れがある。
その店を閉めるとなると、やるせないような寂しさがアイリーンの脳裏を駆け巡る。
もうステファニー・アイリーン・エストロゲンはこの世から消滅するというのに、とても寂しい気持ちが残るのは、なぜだろう?
最後に、エストロゲンの父に会いに行ってみようかしら?
アイリーンは、アフロディーテの店を閉め、従業員のすべてをアイリーンで引き取りをしたのち、レシピをすべて新しいシェフである精霊王のデイジーに引き継ぐことにし、皆にお別れを言う。
「この度、親友のアフロディーテとともに、神界へ帰ることにいたしました。わたくしの異能はご存知の通り、幸運の女神であるけれど、と同時に豊穣の女神でもあるわけです。瘴気のせいで、病気や魔物に苦しんでおられる方々を救わねばなりませんので、肉体としてのステファニーは滅びますが、女神としてのアイリーンは健在です。人間の皆さんとは、いつかどこかで、また、お会いすることもあるでしょう。最後に女神としてのアイリーンをお見せします。今まで、ありがとうございました」
ステファニーは、その姿から、アイリーン女神の本来の姿を顕現させる。その姿は、ほぼ金色の光に包まれながら、白いキトンを纏った美しい娘の姿へと若返っていく。
同じことをシンイーの前でもして、そして、クリストファーとステファニーの父であるエストロゲンの前でもやって見せた。
エストロゲンは涙ながらに謝罪をし、アイリーンもその謝罪を受け取る。
「すまなかった。あげまんの女神さまを……そうとは知らず、数々のご無礼をしてしまい、本当に申し訳なかった。かりそめのカラダの父でも、許してくれるとは、やはり女神さまは人間とは違うということを思い知ることになった。ステファニー。娘として生まれてきてくれて、本当にありがとう」
「お父様は、まだまだ、お若いのですから、令嬢と再婚して、これからどんどん子供を生し、オリエンタル国の礎となる人材をお創りになればよいかとと存じます」
アイリーンの鶴の一声で、エストロゲンは釈放され、爵位は準男爵家のままだが、今後の異能の出生によれば、将来、爵位が復元することもあり得そうな含みを持たせた。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
「ねえ。アイリーン、わたくし思うのだけど、今度、アイリーンが転生するとき、わたくしは今の美貌ではなく、まったく違った女性として生まれ変わろうと思っているのよ」
「は?アフロディーテ、来世もついてくるつもりでいるの?」
「だって、面白いもの。退屈しのぎにはなるわ」
「は?わたくし、遊びで人間界に下りているわけではございませんことよ?」
「わかってる。瘴気を浄化するためだってことは、十分わかっているけど、人間の男とヤりに行っているということも趣味とは言え、事実は事実でしょ?」
「愛を司る女神さまとも、思えないような下品な発言にビックリするわ」
「じゃあ、言い方を変えるわね。アイリーンなんて、男漁りをしているのですもの。どの口がそんなことを言えるかって話よ」
「あのねえ!……ああ、もう、わかったわよ。それで、別な人に転生したいというのは?」
「うふ。認めたわね?まあ、あれだけお盛んにやっていたなら認めざるを得ないわよね?今回、思ったのは、アイリーンは公爵令嬢として転生したよね。それでそこそこ可愛い顔をした美人な娘であったわけだけど、美人だからこそ、マリオット、クリストファー、シンイーに愛された。これがもしブスだったら、どうなっていたと思う?」
「え?そんなこと、考えたこともないわ」
「でしょ?だからこそ、次はブスのところに転生しようと思っているのよ。ブスでも愛してくれる人の愛は、真実の愛だと思わない?」
「言われてみれば……、でも、ブスで平民の設定は、ちょっと……浄化するには、それなりの社会的地位が必要で、社会的地位の高い男は、美人と結婚したがるから、なかなかブスは生まれないと思うよ」
「あら、ステファニーの前世だっけ?黒髪の愛理と名乗っていた国では、ブスでも王女様だったじゃない?」
「ああ、あの世界のことね、でもあの国で、王女になっても自由はないよ。パパラッチというマスコミに追い掛け回されるし、何といっても王室典範があるからね。それに王といっても、象徴だから、何も力はない」
「そうなの?残念ね。でも真実の愛という言葉の響きは魅力的だよね?アイリーンは、社会的地位はあるが、デブという設定はどうかしら?それで、わたくしもデブに転生するの」
「え!デブの王女や公爵令嬢なんて、早々、死にそうにないよ?どうやって、憑依するって言うのよ?」
「社会的地位はある。このことは、もうあきらめる。ブスもそう簡単に生まれないとしたら、後はデブしかいないでしょ?とにかく、デブに転生して、それでもアイリーンやアフロディーテを愛してくれる殿方を探すゲームをしたいといっているわけ?わかる?」
「うんうん。だいたいはわかった。それにしても、そんなもの好きな男性いるのかしらね?ダイエットするって言うのは、アリ?」
「もちろんよ。それは本人の努力だもの、それを認めないってことは神を否定することと同じよ」
「わかったわ。次、探してみるね」
第1王子の乳母は、侍女だったユリアになってもらい、その後は、乳が出る貴族令夫人に順番になってもらうようにした。
アイリーンは、もうほとんど子供製造機になっている自分の姿に、ほとほと嫌気がさしている。
対して、エレモア、ナターシャ、スーザンは神界で暮らしているので、ほとんど10年前と同じ若さのままでいる。
アフロディーテは、神のカラダそのままに降臨してきただけなので、こちらも歳をとることはない。
「なに、この年齢差は!?今まで、一人女神の時代は、他に比べる人がいなかったから、何も思わなかったけど……改めて、こうしてみるとずいぶんと差が出るものなんだなと感じるわ」
「うふふ。わたくしに懸想をしていたクリストファー殿下も、今やすっかりオジサンとなっていて、わたくしのことを『美魔女』だなんて、言うのよ。本当、バカよね」
「それ、惚気ているの?」
「なわけないでしょ!クリストファーも適当に女を作って遊んでいるわ」
「そうなんだ……」
「ねえ、もうアイリーンも気が済んだでしょ?そろそろ神界に帰らない?男なんてね、女は自分の欲を満足させるための道具としてしか見ていないのよ」
「そんなことわかっているわ。子供を産む為の道具だってことぐらい。でも、子供たちの成長を見る楽しみがあるわ」
「そんなもの空の上からでも見られるわ」
「そうかもしれないけど……」
「アイリーンは、そうやって、他の場所で瘴気が発生していても知らんぷりできるの?」
「えっ!?」
「あら?本当に知らなかったみたいね。これだから幸せボケは困るのよ。アイリーン、あなたの使命は何?人間の男と恋をして、子供を産み育てることだけ?じゃないでしょう?瘴気で困っている人を一人でも多く助けることではなかったの?」
「その通りよ!その通りだわ。気づかせてくれて、ありがとう。危うく自分の使命を忘れてしまうところだったわ。さすが、親友ね!」
「ところで、店はどうするの?」
「あ!そうだった。店……は、アフロディーテの方はジェニファーに任せるつもりだけど、問題はアイリーンよね?どちらか一方、閉めようかな?」
「もったいないわよ。特にアイリーンの方は、店ごと神界へ行ったのだから、今では聖地となっているのよ?」
「じゃあ、アフロディーテを閉めて、アイリーン一本にする?」
「どちらかといえば、そうでしょう」
何の気なしでつけた名前が、神界の親友の名前だったこともあり、女神であることを思い出させてくれることになったけど……アフロディーテには、それなりの思い入れがある。
その店を閉めるとなると、やるせないような寂しさがアイリーンの脳裏を駆け巡る。
もうステファニー・アイリーン・エストロゲンはこの世から消滅するというのに、とても寂しい気持ちが残るのは、なぜだろう?
最後に、エストロゲンの父に会いに行ってみようかしら?
アイリーンは、アフロディーテの店を閉め、従業員のすべてをアイリーンで引き取りをしたのち、レシピをすべて新しいシェフである精霊王のデイジーに引き継ぐことにし、皆にお別れを言う。
「この度、親友のアフロディーテとともに、神界へ帰ることにいたしました。わたくしの異能はご存知の通り、幸運の女神であるけれど、と同時に豊穣の女神でもあるわけです。瘴気のせいで、病気や魔物に苦しんでおられる方々を救わねばなりませんので、肉体としてのステファニーは滅びますが、女神としてのアイリーンは健在です。人間の皆さんとは、いつかどこかで、また、お会いすることもあるでしょう。最後に女神としてのアイリーンをお見せします。今まで、ありがとうございました」
ステファニーは、その姿から、アイリーン女神の本来の姿を顕現させる。その姿は、ほぼ金色の光に包まれながら、白いキトンを纏った美しい娘の姿へと若返っていく。
同じことをシンイーの前でもして、そして、クリストファーとステファニーの父であるエストロゲンの前でもやって見せた。
エストロゲンは涙ながらに謝罪をし、アイリーンもその謝罪を受け取る。
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「お父様は、まだまだ、お若いのですから、令嬢と再婚して、これからどんどん子供を生し、オリエンタル国の礎となる人材をお創りになればよいかとと存じます」
アイリーンの鶴の一声で、エストロゲンは釈放され、爵位は準男爵家のままだが、今後の異能の出生によれば、将来、爵位が復元することもあり得そうな含みを持たせた。
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「ねえ。アイリーン、わたくし思うのだけど、今度、アイリーンが転生するとき、わたくしは今の美貌ではなく、まったく違った女性として生まれ変わろうと思っているのよ」
「は?アフロディーテ、来世もついてくるつもりでいるの?」
「だって、面白いもの。退屈しのぎにはなるわ」
「は?わたくし、遊びで人間界に下りているわけではございませんことよ?」
「わかってる。瘴気を浄化するためだってことは、十分わかっているけど、人間の男とヤりに行っているということも趣味とは言え、事実は事実でしょ?」
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「じゃあ、言い方を変えるわね。アイリーンなんて、男漁りをしているのですもの。どの口がそんなことを言えるかって話よ」
「あのねえ!……ああ、もう、わかったわよ。それで、別な人に転生したいというのは?」
「うふ。認めたわね?まあ、あれだけお盛んにやっていたなら認めざるを得ないわよね?今回、思ったのは、アイリーンは公爵令嬢として転生したよね。それでそこそこ可愛い顔をした美人な娘であったわけだけど、美人だからこそ、マリオット、クリストファー、シンイーに愛された。これがもしブスだったら、どうなっていたと思う?」
「え?そんなこと、考えたこともないわ」
「でしょ?だからこそ、次はブスのところに転生しようと思っているのよ。ブスでも愛してくれる人の愛は、真実の愛だと思わない?」
「言われてみれば……、でも、ブスで平民の設定は、ちょっと……浄化するには、それなりの社会的地位が必要で、社会的地位の高い男は、美人と結婚したがるから、なかなかブスは生まれないと思うよ」
「あら、ステファニーの前世だっけ?黒髪の愛理と名乗っていた国では、ブスでも王女様だったじゃない?」
「ああ、あの世界のことね、でもあの国で、王女になっても自由はないよ。パパラッチというマスコミに追い掛け回されるし、何といっても王室典範があるからね。それに王といっても、象徴だから、何も力はない」
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「え!デブの王女や公爵令嬢なんて、早々、死にそうにないよ?どうやって、憑依するって言うのよ?」
「社会的地位はある。このことは、もうあきらめる。ブスもそう簡単に生まれないとしたら、後はデブしかいないでしょ?とにかく、デブに転生して、それでもアイリーンやアフロディーテを愛してくれる殿方を探すゲームをしたいといっているわけ?わかる?」
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