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13.体育館にて
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放課後、今日の当番はクリストファー殿下のようなので、教室で待っていると、やっぱり殿下が来られ、手を引いて、連れていかれた先が、体育館の二階。
一階では、部活の生徒がスポーツにいそしんでいる。
え?こんな反響するところで、ヤってバレない?
「もう今朝から、いろいろあって、早くミッシェルを独り占めしたくて、たまらなかったのだ。」
「だって、ここ。たださえ音が反響するのに、こんなところで大丈夫でしょうか?」
「気にするな。防音魔法はかけているし、いつも通り隠ぺい魔法もかけているから大丈夫だ。体育館の二階は案外、死角の穴場なんだ。誰も上の方に注意は向かない。それに音というものは、上に抜ける性質がある。だから下にいる奴らは、余計気づかないものだよ。」
いつも通り、ミッシェルだけが全裸になると、今日は2階の手すり部分を持たされる。ちょうど、下ではバスケの練習をしているところだ。
皆、ボールばかりに目を奪われ、誰もミッシェルの裸に気づいていない。もっとも、ミッシェルにもクリストファーにも隠ぺい魔法がかけられ、透明人間なのだから、気づくわけがない。
いきなり後ろからズブリと挿れられ、少々痛みを感じる。だって、まだ濡れていないのに、挿れられちゃったから。
でも、おっぱいを揉まれ、花芽をつままれるとやがて、気持ちよくなってくる。
今日のクリストファー殿下は調子が悪いのか、1回だけで、お情けは終わる。やはり、今朝の事件が尾を引いているようだ。腰を振られているときの表情は見られなかったが、早々に果てられたところを見ると、そうとしか考えられない。
どちらかというと、早漏気味のクリストファー様のことだからかもしれないが、やはりリリアーヌのことが気になるのだろう。
馬車の中でも、クリストファー様はずっと押し黙ったままで、何を話しかけて良いのやらわからない。
公爵邸に着くと、そのまま馬車から降りずに王城へ帰って行かれたのだ。少々寂しい。
「ただいま。」
玄関を開けると、来客中のようで、そっと2階の自室に戻り制服を脱ぎ、普段着に着替える。
そして、またそっと食堂に向かい、手を洗い、おやつにありつくため、水屋の前をウロウロする。
そこへ執事が戻ってきて、
「お嬢様、お戻りだったのですね?」
「ええ。おやつを頂こうと思って。」
「今、旦那様にお客様がお見えでして……。しばらく、ここで動かないでお待ちください。」
?
セバスチャンの幾重を目で追いながら、動かないでって言われてもお腹がすくのは止められない。
何かないかと物色していると、セバスチャンがすぐ戻ってきて、
「すぐに応接間へいらしてくださいませ。」
「へ?行っていいの?どなた?」
セバスチャンがミッシェルの代わりにノックして、中から「入れ」の合図が来る。
誰が中にいるのか、教えられないまま、応接室の中に入る。
そこには、マクシミリアン様と、マクシミリアン様によく似た中年男性が座っていた。
「ミッシェル!挨拶をしなさい。」
ミッシェルは、普段着のまま来てしまい、失敗したと思っているのに、とりあえず、美しい所作で、挨拶する。
「初めまして。ミッシェル・アインシュタインと申します。」
「初めまして、君がミッシェル嬢ですか。お会いできて、光栄です。息子がいつもお世話になっているようで。」
だれ?このオジサン?
「ミッシェル、こっちへおいでよ。」
マクシミリアン様に促されるまま、隣に座らせてもらう。
マクシミリアンは、お義父様?の方をチラ見しながら、
「僕の父だよ。ビックリしたかい?」
父といえば……、宰相閣下!? ぼんやりした頭でもハッキリわかり、急に直立不動になってしまった。
「あはは。可愛いお嬢さんだね。マクシミリアンがイチコロになるのもわかる。それに、なんとも言えないかぐわしい匂いがする。」
「だろ?だから、いいだろ?」
「うむ。二人の仲を認める。実は、この前から倅の様子がおかしかったので、問い詰めたら、好きな令嬢がいるということを聞いてな。コイツの口から、初めて聞いたので信じられなかったのだが、今、こうして実際に会ってみると素晴らしいお嬢さんではないか?これなら、我が家の嫁として申し分がない。卒業したら、結婚式ということでいいだろうか?」
「はい。もちろんです。」
ミッシェルの代わりに父が返事をするから、宰相閣下まで苦笑されている。
「それはめでたい。今日ここに婚約が相整ったことを示す書類がある。すまないが、ここにサインをしてくれないか?」
「本当にわたくしで、よろしいのですか?」
「もちろんだよ、愛しているよ。」
「コラコラ父親の前でイチャイチャするな。そういうことは、その……二人きりになった時にするものだ。」
「これで安心して娘を託せる人が見つかった。良かった。おめでとうミッシェル。」
ミッシェルは、少々複雑な気分、つい30分前まで、クリストファー殿下とあんなことをしていたから、今日、マクシミリアン様がここへ来られたのも、王太子殿下とミッシェルが何の関係もないと思っていらっしゃるわけではないと思うのだけど?そのあたりが気になり、チラチラ見ても、相変わらず優しい微笑みを向けてこられるだけで、余計不安になる。
でも、こんな好条件な縁談を断るには、あまりにももったいないので、一応、サインをする。また、愛想をつかされて、破棄されたら、その時に考えればよいだけのことだもの。
一度、地獄を見ているから、コワイものはない。
一階では、部活の生徒がスポーツにいそしんでいる。
え?こんな反響するところで、ヤってバレない?
「もう今朝から、いろいろあって、早くミッシェルを独り占めしたくて、たまらなかったのだ。」
「だって、ここ。たださえ音が反響するのに、こんなところで大丈夫でしょうか?」
「気にするな。防音魔法はかけているし、いつも通り隠ぺい魔法もかけているから大丈夫だ。体育館の二階は案外、死角の穴場なんだ。誰も上の方に注意は向かない。それに音というものは、上に抜ける性質がある。だから下にいる奴らは、余計気づかないものだよ。」
いつも通り、ミッシェルだけが全裸になると、今日は2階の手すり部分を持たされる。ちょうど、下ではバスケの練習をしているところだ。
皆、ボールばかりに目を奪われ、誰もミッシェルの裸に気づいていない。もっとも、ミッシェルにもクリストファーにも隠ぺい魔法がかけられ、透明人間なのだから、気づくわけがない。
いきなり後ろからズブリと挿れられ、少々痛みを感じる。だって、まだ濡れていないのに、挿れられちゃったから。
でも、おっぱいを揉まれ、花芽をつままれるとやがて、気持ちよくなってくる。
今日のクリストファー殿下は調子が悪いのか、1回だけで、お情けは終わる。やはり、今朝の事件が尾を引いているようだ。腰を振られているときの表情は見られなかったが、早々に果てられたところを見ると、そうとしか考えられない。
どちらかというと、早漏気味のクリストファー様のことだからかもしれないが、やはりリリアーヌのことが気になるのだろう。
馬車の中でも、クリストファー様はずっと押し黙ったままで、何を話しかけて良いのやらわからない。
公爵邸に着くと、そのまま馬車から降りずに王城へ帰って行かれたのだ。少々寂しい。
「ただいま。」
玄関を開けると、来客中のようで、そっと2階の自室に戻り制服を脱ぎ、普段着に着替える。
そして、またそっと食堂に向かい、手を洗い、おやつにありつくため、水屋の前をウロウロする。
そこへ執事が戻ってきて、
「お嬢様、お戻りだったのですね?」
「ええ。おやつを頂こうと思って。」
「今、旦那様にお客様がお見えでして……。しばらく、ここで動かないでお待ちください。」
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セバスチャンの幾重を目で追いながら、動かないでって言われてもお腹がすくのは止められない。
何かないかと物色していると、セバスチャンがすぐ戻ってきて、
「すぐに応接間へいらしてくださいませ。」
「へ?行っていいの?どなた?」
セバスチャンがミッシェルの代わりにノックして、中から「入れ」の合図が来る。
誰が中にいるのか、教えられないまま、応接室の中に入る。
そこには、マクシミリアン様と、マクシミリアン様によく似た中年男性が座っていた。
「ミッシェル!挨拶をしなさい。」
ミッシェルは、普段着のまま来てしまい、失敗したと思っているのに、とりあえず、美しい所作で、挨拶する。
「初めまして。ミッシェル・アインシュタインと申します。」
「初めまして、君がミッシェル嬢ですか。お会いできて、光栄です。息子がいつもお世話になっているようで。」
だれ?このオジサン?
「ミッシェル、こっちへおいでよ。」
マクシミリアン様に促されるまま、隣に座らせてもらう。
マクシミリアンは、お義父様?の方をチラ見しながら、
「僕の父だよ。ビックリしたかい?」
父といえば……、宰相閣下!? ぼんやりした頭でもハッキリわかり、急に直立不動になってしまった。
「あはは。可愛いお嬢さんだね。マクシミリアンがイチコロになるのもわかる。それに、なんとも言えないかぐわしい匂いがする。」
「だろ?だから、いいだろ?」
「うむ。二人の仲を認める。実は、この前から倅の様子がおかしかったので、問い詰めたら、好きな令嬢がいるということを聞いてな。コイツの口から、初めて聞いたので信じられなかったのだが、今、こうして実際に会ってみると素晴らしいお嬢さんではないか?これなら、我が家の嫁として申し分がない。卒業したら、結婚式ということでいいだろうか?」
「はい。もちろんです。」
ミッシェルの代わりに父が返事をするから、宰相閣下まで苦笑されている。
「それはめでたい。今日ここに婚約が相整ったことを示す書類がある。すまないが、ここにサインをしてくれないか?」
「本当にわたくしで、よろしいのですか?」
「もちろんだよ、愛しているよ。」
「コラコラ父親の前でイチャイチャするな。そういうことは、その……二人きりになった時にするものだ。」
「これで安心して娘を託せる人が見つかった。良かった。おめでとうミッシェル。」
ミッシェルは、少々複雑な気分、つい30分前まで、クリストファー殿下とあんなことをしていたから、今日、マクシミリアン様がここへ来られたのも、王太子殿下とミッシェルが何の関係もないと思っていらっしゃるわけではないと思うのだけど?そのあたりが気になり、チラチラ見ても、相変わらず優しい微笑みを向けてこられるだけで、余計不安になる。
でも、こんな好条件な縁談を断るには、あまりにももったいないので、一応、サインをする。また、愛想をつかされて、破棄されたら、その時に考えればよいだけのことだもの。
一度、地獄を見ているから、コワイものはない。
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