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第五章 現場~猪狩Side~
5-1
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ひなの〝憧れのお兄ちゃん〟から〝恋人〟に昇格し、幸せを噛みしめていた頃。
――事件は、起きた。
「銀行で立てこもり事件が発生。
出動要請が出ています」
その一報が入ってきたとき、自分の耳を疑った。
その銀行はひなが勤めている銀行だった。
まさか、いやだとしてもひなは人質にはなっていないはず。
そう信じて現場へ向かう。
もしかして俺の聞き間違いで違う支店ではないのかと望みをかけていたが、やはり着いたのはひなのいる支店だった。
「ご苦労様です」
俺は制圧部隊なので差しあたって指示待ちなのだが、それでも現状確認のために立ち上がっていた本部へ顔を出した。
「中の様子は?」
「わかりません。
今わかっているのは犯人はこの銀行に勤める安高孝宏、三十歳。
人質は人数も不明ですがひとりだけ、やはりこの銀行に勤める愛川雛乃さんだと判明しています」
その名を聞いてくらりと目眩がする。
雛乃が、人質になっている?
しかも犯人はあの、お客の金を着服しているとかいう、雛乃の元上司?
追い詰められてなにをするかわからないから注意しろとはひなには言ったが、本当にやるとは思わない。
「あの」
「なんだ?」
声をかけられ、係長が怪訝そうに俺の顔を見る。
「人質になっている愛川雛乃はその、俺の……妹のような人なんです」
恋人とは言えず、妹と濁した。
「それはご愁傷様」
係長はどこか他人事だが、身内だからと仕事に私情を挟めないのはわかっている。
「それで電話交渉、俺にさせてもらえないでしょうか」
「はぁっ?」
彼は半ば怒っているが、それはわかる。
同じ特殊係の人間とはいえ、俺は班が違って交渉の訓練など受けていない。
素人同然だ。
それでも。
「俺の声が聞こえれば、ひな……愛川さんが安心すると思うんです。
指示には従います。
余計なことも言いません。
どうかお願いします」
膝につくほど頭を下げた。
係長から返事はない。
無理な相談をしているのは承知の上だ。
「……わかった」
やはり許可はもらえないかと諦めかけた頃、ようやく係長が口を開いた。
「ただし、絶対に余計なことは喋るな。
私情は挟むな。
わかったな?」
「はいっ、ありがとうございます!」
もう一度、深く頭を下げる。
もし、ひなの声が聞ければ無事が確認できる。
それに俺が助けに来たと知れば、彼女も少しくらい安心するはずだ。
準備が調い、マイクの前に立つ。
係長が頷き、発信ボタンを押した。
なかなか相手が出ず、そろそろ一度、切るかなどという段階になってやっと、繋がった。
「もしもし」
しかし、向こうからの返答はない。
諦めずにさらに声をかける。
「安高さん、かな」
少しの間をおいた、あと。
『誰、ですか』
その声を聞いた途端、今すぐあの銀行へと突入したくなった。
小さく、短い言葉だったが俺にはわかる。
これは、ひなの声だ。
俺が助けに来た、絶対に助ける、だから安心して待っていろ。
そう伝えたいけれど、必死に堪えた。
「……警視庁特殊係の、岡藤といいます」
交渉班の指示に従い、交渉を続ける。
犯人の要求をひなが読み終わったあと、どんと大きな音がして今までと違うひなの声が聞こえた。
『犯人はナイフ所持!
人質は五人、女性が三人、うち老人が一人です!』
『おい、黙れ!』
犯人の怒鳴り声とともに通話が切れる。
途切れる際、聞き覚えのあるがつんと鈍い音がしていてひなが心配になった。
「なかなか勇猛な妹だな、おい」
場を和ませるように係長が笑う。
「はい。
俺の自慢の妹です」
答えながらも俺の声を聞かせたのは逆効果だったのではと後悔した。
きっと俺がいるとわかったから、ひなは状況を教えてくれたのだろう。
あんなの、犯人の感情を逆なでするだけだ。
ひなが無事だといいのだが。
係長の指示でもう一度、電話をかける。
やはり話すのはひなだ。
先ほどより少し、たどたどしいのが気にかかる。
やはり、殴られたのか。
『三十分後にひとり、殺します。
待つのはそれまで、です』
犯人の予告を聞き、場が慌ただしくなる。
もう悠長に交渉をしている場合ではない。
俺も突入に備えなければと腰を浮かしかけた、が。
『さ、最初に、こ、殺す、のは、あ、あい、あい』
聞こえてきたひなの声が酷く動揺していて胸騒ぎがする。
『愛川、ひ、雛乃……です』
それを最後に、唐突に通話が終わる。
……雛乃が、三十分後に殺される?
突っ立ったまま、呆然とした。
周囲の声が酷く遠い。
きっと俺は今、夢を見ているんだ。
目が覚めたら雛乃が笑っていて、変な夢を見たんだと……。
「……藤。
岡藤、しっかりしろ!」
係長に胸ぐらを掴まれ、我に返った。
俺、今、なに現実逃避していたんだ?
ひなを助けられるのはこの俺なのに。
気合いを入れようと両手で思いっきり頬を叩く。
「すみません!
もう大丈夫です!」
「身内のような人間が、殺されるんだもんな。
そりゃ、つらいよな。
オマエ、今回は外れるか」
「大丈夫です!
行かせてください!」
俺の気持ちを確認するようにじっと係長が俺の目を見つめる。
俺もそれを見返した。
「よし、わかった!
行ってこい!」
少しして力づけるように係長が俺の背中を思いっきり叩く。
「はいっ!」
それに俺も、全力で答えた。
突入の準備を進めているうちに、犯人が人質を連れて出てきたと連絡が入った。
あれからまだ、十五分しか経っていない。
急いで、それでいて整然と通用口から出てきた犯人を包囲する。
ヤツはひなを連れていてかっとなったが、すぐに深呼吸して気持ちを落ち着けた。
「手を上げろ」
複数の銃を向けられてもヤツは、へらへらと笑っている。
ヤケになっている人間ほど、たちの悪いものはない。
「撃つのか?
撃つなら撃てばいい。
ただし、コイツも道連れだ」
ヤツの腕がひなを抱き寄せる。
彼女は殴られたのか口の端が切れ、さらに目もとの色も変わっていた。
しかし怯えているかといえば、しっかりとした目をしている。
不意に彼女と目があったので、俺だと頷いた。
ひなも気づいたみたいで頷き返してくる。
「ひとり、犯人の注意を逸らせ。
その隙に人質を救出、取り押さえる」
部下たちが頷き、ひとりがそろりと気づかれないように犯人の斜め後ろにある室外機の陰へと移動する。
彼が準備完了だと合図を送り、俺もひなと目をあわせて頷いた。
ひなも俺たちがなにかするつもりだというのはわかったらしく、すぐに動けるように身がまえる。
それを確認し、部下にやれと合図を出した。
部下が室外機を叩き、大きな音がする。
「なんだ!?」
犯人がそちらへ気を取られ、腕が緩んだ瞬間。
ひながこちらに向かって駆けだす。
それに気づいた犯人が背後から拳銃を取り出してかまえるのが見えた。
「ひなっ!」
無我夢中で彼女へ向かって足を踏み出す。
そこからあとは、すべてがスローモーションのようだった。
パーン!と乾いた音がして、弾がひなに向かって飛んでくる。
そのあいだに入り、彼女を庇って抱きしめた。
同時に腰に、焼け付くような痛みを感じる。
「かーくーほー」
妙に間延びして声が聞こえるのと同時にまた、パーン!と破裂音が響き渡る。
少しして今度は太股に衝撃を感じた。
「……猪狩、さん?」
救出されたというのにひなはなぜか、俺の腕の中で顔面蒼白になって震えている。
「ひな」
彼女の頬を撫で、安心させるように微笑みかける。
ひなの服が血で汚れているのはなんでだろう?
もしかして怪我をしているんだろうか。
それにしても身体が重い。
今にも膝が崩れそうだ。
「だい、じょう……」
とうとう耐えられなくなって身体がゆっくりとひなに向かって倒れていく。
「猪狩さん……!」
彼女の悲痛な叫び声を最後に、意識は途絶えた。
――事件は、起きた。
「銀行で立てこもり事件が発生。
出動要請が出ています」
その一報が入ってきたとき、自分の耳を疑った。
その銀行はひなが勤めている銀行だった。
まさか、いやだとしてもひなは人質にはなっていないはず。
そう信じて現場へ向かう。
もしかして俺の聞き間違いで違う支店ではないのかと望みをかけていたが、やはり着いたのはひなのいる支店だった。
「ご苦労様です」
俺は制圧部隊なので差しあたって指示待ちなのだが、それでも現状確認のために立ち上がっていた本部へ顔を出した。
「中の様子は?」
「わかりません。
今わかっているのは犯人はこの銀行に勤める安高孝宏、三十歳。
人質は人数も不明ですがひとりだけ、やはりこの銀行に勤める愛川雛乃さんだと判明しています」
その名を聞いてくらりと目眩がする。
雛乃が、人質になっている?
しかも犯人はあの、お客の金を着服しているとかいう、雛乃の元上司?
追い詰められてなにをするかわからないから注意しろとはひなには言ったが、本当にやるとは思わない。
「あの」
「なんだ?」
声をかけられ、係長が怪訝そうに俺の顔を見る。
「人質になっている愛川雛乃はその、俺の……妹のような人なんです」
恋人とは言えず、妹と濁した。
「それはご愁傷様」
係長はどこか他人事だが、身内だからと仕事に私情を挟めないのはわかっている。
「それで電話交渉、俺にさせてもらえないでしょうか」
「はぁっ?」
彼は半ば怒っているが、それはわかる。
同じ特殊係の人間とはいえ、俺は班が違って交渉の訓練など受けていない。
素人同然だ。
それでも。
「俺の声が聞こえれば、ひな……愛川さんが安心すると思うんです。
指示には従います。
余計なことも言いません。
どうかお願いします」
膝につくほど頭を下げた。
係長から返事はない。
無理な相談をしているのは承知の上だ。
「……わかった」
やはり許可はもらえないかと諦めかけた頃、ようやく係長が口を開いた。
「ただし、絶対に余計なことは喋るな。
私情は挟むな。
わかったな?」
「はいっ、ありがとうございます!」
もう一度、深く頭を下げる。
もし、ひなの声が聞ければ無事が確認できる。
それに俺が助けに来たと知れば、彼女も少しくらい安心するはずだ。
準備が調い、マイクの前に立つ。
係長が頷き、発信ボタンを押した。
なかなか相手が出ず、そろそろ一度、切るかなどという段階になってやっと、繋がった。
「もしもし」
しかし、向こうからの返答はない。
諦めずにさらに声をかける。
「安高さん、かな」
少しの間をおいた、あと。
『誰、ですか』
その声を聞いた途端、今すぐあの銀行へと突入したくなった。
小さく、短い言葉だったが俺にはわかる。
これは、ひなの声だ。
俺が助けに来た、絶対に助ける、だから安心して待っていろ。
そう伝えたいけれど、必死に堪えた。
「……警視庁特殊係の、岡藤といいます」
交渉班の指示に従い、交渉を続ける。
犯人の要求をひなが読み終わったあと、どんと大きな音がして今までと違うひなの声が聞こえた。
『犯人はナイフ所持!
人質は五人、女性が三人、うち老人が一人です!』
『おい、黙れ!』
犯人の怒鳴り声とともに通話が切れる。
途切れる際、聞き覚えのあるがつんと鈍い音がしていてひなが心配になった。
「なかなか勇猛な妹だな、おい」
場を和ませるように係長が笑う。
「はい。
俺の自慢の妹です」
答えながらも俺の声を聞かせたのは逆効果だったのではと後悔した。
きっと俺がいるとわかったから、ひなは状況を教えてくれたのだろう。
あんなの、犯人の感情を逆なでするだけだ。
ひなが無事だといいのだが。
係長の指示でもう一度、電話をかける。
やはり話すのはひなだ。
先ほどより少し、たどたどしいのが気にかかる。
やはり、殴られたのか。
『三十分後にひとり、殺します。
待つのはそれまで、です』
犯人の予告を聞き、場が慌ただしくなる。
もう悠長に交渉をしている場合ではない。
俺も突入に備えなければと腰を浮かしかけた、が。
『さ、最初に、こ、殺す、のは、あ、あい、あい』
聞こえてきたひなの声が酷く動揺していて胸騒ぎがする。
『愛川、ひ、雛乃……です』
それを最後に、唐突に通話が終わる。
……雛乃が、三十分後に殺される?
突っ立ったまま、呆然とした。
周囲の声が酷く遠い。
きっと俺は今、夢を見ているんだ。
目が覚めたら雛乃が笑っていて、変な夢を見たんだと……。
「……藤。
岡藤、しっかりしろ!」
係長に胸ぐらを掴まれ、我に返った。
俺、今、なに現実逃避していたんだ?
ひなを助けられるのはこの俺なのに。
気合いを入れようと両手で思いっきり頬を叩く。
「すみません!
もう大丈夫です!」
「身内のような人間が、殺されるんだもんな。
そりゃ、つらいよな。
オマエ、今回は外れるか」
「大丈夫です!
行かせてください!」
俺の気持ちを確認するようにじっと係長が俺の目を見つめる。
俺もそれを見返した。
「よし、わかった!
行ってこい!」
少しして力づけるように係長が俺の背中を思いっきり叩く。
「はいっ!」
それに俺も、全力で答えた。
突入の準備を進めているうちに、犯人が人質を連れて出てきたと連絡が入った。
あれからまだ、十五分しか経っていない。
急いで、それでいて整然と通用口から出てきた犯人を包囲する。
ヤツはひなを連れていてかっとなったが、すぐに深呼吸して気持ちを落ち着けた。
「手を上げろ」
複数の銃を向けられてもヤツは、へらへらと笑っている。
ヤケになっている人間ほど、たちの悪いものはない。
「撃つのか?
撃つなら撃てばいい。
ただし、コイツも道連れだ」
ヤツの腕がひなを抱き寄せる。
彼女は殴られたのか口の端が切れ、さらに目もとの色も変わっていた。
しかし怯えているかといえば、しっかりとした目をしている。
不意に彼女と目があったので、俺だと頷いた。
ひなも気づいたみたいで頷き返してくる。
「ひとり、犯人の注意を逸らせ。
その隙に人質を救出、取り押さえる」
部下たちが頷き、ひとりがそろりと気づかれないように犯人の斜め後ろにある室外機の陰へと移動する。
彼が準備完了だと合図を送り、俺もひなと目をあわせて頷いた。
ひなも俺たちがなにかするつもりだというのはわかったらしく、すぐに動けるように身がまえる。
それを確認し、部下にやれと合図を出した。
部下が室外機を叩き、大きな音がする。
「なんだ!?」
犯人がそちらへ気を取られ、腕が緩んだ瞬間。
ひながこちらに向かって駆けだす。
それに気づいた犯人が背後から拳銃を取り出してかまえるのが見えた。
「ひなっ!」
無我夢中で彼女へ向かって足を踏み出す。
そこからあとは、すべてがスローモーションのようだった。
パーン!と乾いた音がして、弾がひなに向かって飛んでくる。
そのあいだに入り、彼女を庇って抱きしめた。
同時に腰に、焼け付くような痛みを感じる。
「かーくーほー」
妙に間延びして声が聞こえるのと同時にまた、パーン!と破裂音が響き渡る。
少しして今度は太股に衝撃を感じた。
「……猪狩、さん?」
救出されたというのにひなはなぜか、俺の腕の中で顔面蒼白になって震えている。
「ひな」
彼女の頬を撫で、安心させるように微笑みかける。
ひなの服が血で汚れているのはなんでだろう?
もしかして怪我をしているんだろうか。
それにしても身体が重い。
今にも膝が崩れそうだ。
「だい、じょう……」
とうとう耐えられなくなって身体がゆっくりとひなに向かって倒れていく。
「猪狩さん……!」
彼女の悲痛な叫び声を最後に、意識は途絶えた。
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