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番外編
聖女アリッサ
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僕宛に手紙が届いた。村からかと思ったら、アリッサからだった。
僕より先に王都に来てはいるけど、アリッサは聖女ということで、軽々しく会えない存在。元気にしてるといいなぁと思っていたけど、手紙がくるとは思ってもみなかった。
「アリッサか」
「うん」
「そういえばパフィはアリッサに会ってたんでしょ?」
「会ったな」
予知のスキルを持つアリッサ。
スキルの中でも希少とされて、スキルを持つ人が現れると、教会が手厚く保護する。
「ヴィヴィアンナ様の予知と、アリッサの予知って違うの?」
パフィは浮かんだ状態で寝転んでる。魔女にとって空に浮かぶのは簡単なことみたいで、パフィはよく浮かんでる。どうなってるんだろうって、いつも思う。
「ヴィヴィアンナの予知は魔力で己を未来に飛ばす頭のおかしな技だ。アリッサのは神から与えられるものだからな、好きなように見ることはできない」
「神様がくれるの? 凄いね」
スキルをもらうから、神様が存在してるってことを疑ったことはないけど、あまり身近に感じたことはなくって。でもアリッサは神様から予知を与えられるんだから、神様を近くに感じたりするのかな。
「で? なんて書いてきた?」
「あ、そうだった」
すっかり手紙のことを忘れてた。
蝋燭を固めたもので封がされてる。村からくる手紙は封筒に入ってない。たたまれて、なにかに括り付けられているのがほとんどだ。もしくは麻紐で閉じられていたりする。
やっぱり聖女様となると、手紙一つとっても違うみたい。蝋をこんな風に使うなんて。
"アシュリー
ごきげんよう。王都に来て何年も経つのに、私の元に挨拶に来ないなんて、薄情ね。
私は教会から出られないんだから、そっちが会いに来なさいよ"
……うん、アリッサってこういう子だった。
「会いに来いって書いてあったよ」
「聖女は教会から出られんからな」
「どうして出られないの?」
僕のダンジョンメーカーのスキルと違って、危険じゃないと思うんだけど。
「予知ができるだけで聖女と呼ばれるのをおかしいとは思わないのか?」
「言われてみれば、そうだね」
そういうものだと思っていたけど、確かに不思議……?
「神は純潔を好む」
「純潔?」
「純潔を散らすと同時に、予知のスキルは失われる。だから教会が手厚く保護する」
散らす?
守らなくちゃいけないってこと? 保護するって言ってるし。
純潔がなにかはあとでラズロさんに聞いてみよう。ノエルさんのほうがいいかな。物知りだし。
食堂に行くと、ノエルさんとラズロさん、ティール様がコーヒーを飲んでいた。
まだまだ大変なことは続いてるみたいだけど、ノエルさんもティール様も前より顔色がよくなった。
「アシュリーも飲むだろ?」
「ありがとうございます」
ノエルさんの隣に座る。
「ノエルさん」
「うん、どうしたの?」
「純潔を散らすってどういう意味ですか?」
厨房でなにかが落ちる音がした。
ノエルさんに両肩を掴まれる。
「……アシュリー、どこでそんな言葉を? 一番疑わしいのはラズロだけど慌てっぷりからそうじゃないみたいだね? ダグさんかな? ダグさんがそんな本をアシュリーに渡したのかな?」
振り返ってノエルさんがラズロさんを見る。ラズロさんは大きく首を振って否定する。
「あの、違います」
「純潔を散らすっていうのはですねー」
ノエルさんとしては僕にまだ知られたくない言葉みたい。説明しようとしたティール様は、厨房から走ってきたラズロさんに頭を叩かれた。
「男と女の中、深まる、そうなる」
ひょっこり現れたナインさんが言って、ノエルさんとラズロさんはがっくりと肩を落とした。
夫婦になるってことかな? ラズロさんとアナスタシア様みたいに。
「ありがとう、ナインさん」
「ん」
ナインさんはティール様の隣に座った。
ため息を吐きながらラズロさんは厨房に戻って行った。
「アシュリー、どうしてそんな質問を?」
「あ、はい。幼馴染みのアリッサ──聖女様から手紙がきたんです。聖女様は教会から出られないって聞いて」
「あー……なるほど」
ティール様とノエルさんが頷いた。ノエルさんはほっとしたように息を吐いた。
「予知のスキルは恋を知ると失われるって言いますからねぇ」
なんてことないようにティール様が言う。
「スキルを持つ者は教会が匿ってしまうから、基本的には生涯、教会から出られないんだよ」
「本人が出たいと思ってもですか?」
「残念ながらそうだね」
恋をさせないようにするってことみたい。
ラズロさんがミルクのたっぷり入ったコーヒーを持ってきてくれた。
僕の隣にいたフルールを抱き上げると、ラズロさんは厨房に戻っていった。
「恋をするとね、その人のためになにかしたくなるでしょう」
「はい」
僕はまだ誰かに恋をしたことはないけど、なんとなく知ってる。そういうものだって。
「偽りの予知をする者もいてね、大きな問題になることが多いから、教会が迎えて外の世界と切り離すんだよ。聖女、聖者として大切に扱う。実際予知は神の言葉だからね、ハズレることがない。崇拝の対象とされるんだよ」
好きな人のために嘘を吐いてしまう。
想像もつかないけど、恋って悩ましいものなんだろうな。
キルヒシュタフ様のことを思い出す。苦い気持ちがこみあげてきて、胸がちくちくする。でも、キルヒシュタフ様が恋をしたから、パフィがこの世界に生まれたんだとも思う。
恋とか嘘とか色々あると思うけど、予知のスキルを持つ人はつらくないのかな。
僕は王都から出られないけど、王都の中なら自由に動ける。でもアリッサはそうじゃない。
僕の知るアリッサはとても強い子だった。はきはきとして、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いと言う。彼女と遊ぶ時はいつも身体を動かすことだった。
だから教会の中から出られない状態だなんて思いもよらなかった。嘘みたい。
「いくら幼馴染みとはいえ、男女だからね、聖女様が望んでも会えないんじゃないかな」
困ったようにノエルさんが言った。
あのアリッサが僕を好きになるなんて考えられないんだけどね。なんていうか僕、子分扱いだったし。
アリッサに、なんて返事を書こうか悩んでいたら、パフィが戻って来た。
「おかえり」
「アリッサに会ってきたぞ」
「あ、そうなの? 元気だった?」
「閉じ込められているからな、体力が有り余っていて暑苦しかった」
パフィは面倒くさがりだから、なにごとにもやる気に満ちあふれてるアリッサとは、なんていうか合わない。さすがにパフィにまで僕にするのと同じ態度はしないけど。
「アリッサはつらくないのかな。自分の意思と関係なく、閉じ込められてしまうんでしょう?」
「気にせず出ればいいと思うが、小賢しいことを考える者は多くいるからな」
具体的には分からないけど、第二王子達みたいな人たちってことだよね、きっと。
「神様も、純潔じゃなくても予知を与えてくれればいいのにね」
パフィは呆れた顔で僕を見る。
「そもそも与えんほうがいいと思うがな」
「でも、知っておいたほうがいいから、予知を与えてくれるんじゃないの?」
「神なんてものは魔女よりも気まぐれで自分勝手だぞ」
「そうなの?」
まるで会ったことがあるみたいに話すなぁ。
「会ったことあるの?」
「会えるわけがないだろう」
よく分からないけど、ダリア様が変えられない未来があるって言ってたな。神様が決めた未来は。
パフィもそういうのを見聞きしたことがあるのかもしれない。
「アリッサは教会から出たいのかな?」
「あの娘は、おまえの言うところの威張りんぼうだからな、今の環境を気に入っているようだ。なにをすればスキルを失うのかも分かっているしな、それもあるまい」
「じゃあ、なんで僕に会いに来いっていうんだろう?」
「託宣だ」
パフィはポンと音をたてて猫になると、僕の膝の上に座った。
『神からおまえに言葉があるそうだ』
「えっ? 神様?」
『どんな内容かはおまえにしか教えられないと言われた。まったく、余計なことばかりしおって……』
イライラしているのか、二股の尻尾でベンチを叩く。
神様が僕に?
なんだろう?
僕より先に王都に来てはいるけど、アリッサは聖女ということで、軽々しく会えない存在。元気にしてるといいなぁと思っていたけど、手紙がくるとは思ってもみなかった。
「アリッサか」
「うん」
「そういえばパフィはアリッサに会ってたんでしょ?」
「会ったな」
予知のスキルを持つアリッサ。
スキルの中でも希少とされて、スキルを持つ人が現れると、教会が手厚く保護する。
「ヴィヴィアンナ様の予知と、アリッサの予知って違うの?」
パフィは浮かんだ状態で寝転んでる。魔女にとって空に浮かぶのは簡単なことみたいで、パフィはよく浮かんでる。どうなってるんだろうって、いつも思う。
「ヴィヴィアンナの予知は魔力で己を未来に飛ばす頭のおかしな技だ。アリッサのは神から与えられるものだからな、好きなように見ることはできない」
「神様がくれるの? 凄いね」
スキルをもらうから、神様が存在してるってことを疑ったことはないけど、あまり身近に感じたことはなくって。でもアリッサは神様から予知を与えられるんだから、神様を近くに感じたりするのかな。
「で? なんて書いてきた?」
「あ、そうだった」
すっかり手紙のことを忘れてた。
蝋燭を固めたもので封がされてる。村からくる手紙は封筒に入ってない。たたまれて、なにかに括り付けられているのがほとんどだ。もしくは麻紐で閉じられていたりする。
やっぱり聖女様となると、手紙一つとっても違うみたい。蝋をこんな風に使うなんて。
"アシュリー
ごきげんよう。王都に来て何年も経つのに、私の元に挨拶に来ないなんて、薄情ね。
私は教会から出られないんだから、そっちが会いに来なさいよ"
……うん、アリッサってこういう子だった。
「会いに来いって書いてあったよ」
「聖女は教会から出られんからな」
「どうして出られないの?」
僕のダンジョンメーカーのスキルと違って、危険じゃないと思うんだけど。
「予知ができるだけで聖女と呼ばれるのをおかしいとは思わないのか?」
「言われてみれば、そうだね」
そういうものだと思っていたけど、確かに不思議……?
「神は純潔を好む」
「純潔?」
「純潔を散らすと同時に、予知のスキルは失われる。だから教会が手厚く保護する」
散らす?
守らなくちゃいけないってこと? 保護するって言ってるし。
純潔がなにかはあとでラズロさんに聞いてみよう。ノエルさんのほうがいいかな。物知りだし。
食堂に行くと、ノエルさんとラズロさん、ティール様がコーヒーを飲んでいた。
まだまだ大変なことは続いてるみたいだけど、ノエルさんもティール様も前より顔色がよくなった。
「アシュリーも飲むだろ?」
「ありがとうございます」
ノエルさんの隣に座る。
「ノエルさん」
「うん、どうしたの?」
「純潔を散らすってどういう意味ですか?」
厨房でなにかが落ちる音がした。
ノエルさんに両肩を掴まれる。
「……アシュリー、どこでそんな言葉を? 一番疑わしいのはラズロだけど慌てっぷりからそうじゃないみたいだね? ダグさんかな? ダグさんがそんな本をアシュリーに渡したのかな?」
振り返ってノエルさんがラズロさんを見る。ラズロさんは大きく首を振って否定する。
「あの、違います」
「純潔を散らすっていうのはですねー」
ノエルさんとしては僕にまだ知られたくない言葉みたい。説明しようとしたティール様は、厨房から走ってきたラズロさんに頭を叩かれた。
「男と女の中、深まる、そうなる」
ひょっこり現れたナインさんが言って、ノエルさんとラズロさんはがっくりと肩を落とした。
夫婦になるってことかな? ラズロさんとアナスタシア様みたいに。
「ありがとう、ナインさん」
「ん」
ナインさんはティール様の隣に座った。
ため息を吐きながらラズロさんは厨房に戻って行った。
「アシュリー、どうしてそんな質問を?」
「あ、はい。幼馴染みのアリッサ──聖女様から手紙がきたんです。聖女様は教会から出られないって聞いて」
「あー……なるほど」
ティール様とノエルさんが頷いた。ノエルさんはほっとしたように息を吐いた。
「予知のスキルは恋を知ると失われるって言いますからねぇ」
なんてことないようにティール様が言う。
「スキルを持つ者は教会が匿ってしまうから、基本的には生涯、教会から出られないんだよ」
「本人が出たいと思ってもですか?」
「残念ながらそうだね」
恋をさせないようにするってことみたい。
ラズロさんがミルクのたっぷり入ったコーヒーを持ってきてくれた。
僕の隣にいたフルールを抱き上げると、ラズロさんは厨房に戻っていった。
「恋をするとね、その人のためになにかしたくなるでしょう」
「はい」
僕はまだ誰かに恋をしたことはないけど、なんとなく知ってる。そういうものだって。
「偽りの予知をする者もいてね、大きな問題になることが多いから、教会が迎えて外の世界と切り離すんだよ。聖女、聖者として大切に扱う。実際予知は神の言葉だからね、ハズレることがない。崇拝の対象とされるんだよ」
好きな人のために嘘を吐いてしまう。
想像もつかないけど、恋って悩ましいものなんだろうな。
キルヒシュタフ様のことを思い出す。苦い気持ちがこみあげてきて、胸がちくちくする。でも、キルヒシュタフ様が恋をしたから、パフィがこの世界に生まれたんだとも思う。
恋とか嘘とか色々あると思うけど、予知のスキルを持つ人はつらくないのかな。
僕は王都から出られないけど、王都の中なら自由に動ける。でもアリッサはそうじゃない。
僕の知るアリッサはとても強い子だった。はきはきとして、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いと言う。彼女と遊ぶ時はいつも身体を動かすことだった。
だから教会の中から出られない状態だなんて思いもよらなかった。嘘みたい。
「いくら幼馴染みとはいえ、男女だからね、聖女様が望んでも会えないんじゃないかな」
困ったようにノエルさんが言った。
あのアリッサが僕を好きになるなんて考えられないんだけどね。なんていうか僕、子分扱いだったし。
アリッサに、なんて返事を書こうか悩んでいたら、パフィが戻って来た。
「おかえり」
「アリッサに会ってきたぞ」
「あ、そうなの? 元気だった?」
「閉じ込められているからな、体力が有り余っていて暑苦しかった」
パフィは面倒くさがりだから、なにごとにもやる気に満ちあふれてるアリッサとは、なんていうか合わない。さすがにパフィにまで僕にするのと同じ態度はしないけど。
「アリッサはつらくないのかな。自分の意思と関係なく、閉じ込められてしまうんでしょう?」
「気にせず出ればいいと思うが、小賢しいことを考える者は多くいるからな」
具体的には分からないけど、第二王子達みたいな人たちってことだよね、きっと。
「神様も、純潔じゃなくても予知を与えてくれればいいのにね」
パフィは呆れた顔で僕を見る。
「そもそも与えんほうがいいと思うがな」
「でも、知っておいたほうがいいから、予知を与えてくれるんじゃないの?」
「神なんてものは魔女よりも気まぐれで自分勝手だぞ」
「そうなの?」
まるで会ったことがあるみたいに話すなぁ。
「会ったことあるの?」
「会えるわけがないだろう」
よく分からないけど、ダリア様が変えられない未来があるって言ってたな。神様が決めた未来は。
パフィもそういうのを見聞きしたことがあるのかもしれない。
「アリッサは教会から出たいのかな?」
「あの娘は、おまえの言うところの威張りんぼうだからな、今の環境を気に入っているようだ。なにをすればスキルを失うのかも分かっているしな、それもあるまい」
「じゃあ、なんで僕に会いに来いっていうんだろう?」
「託宣だ」
パフィはポンと音をたてて猫になると、僕の膝の上に座った。
『神からおまえに言葉があるそうだ』
「えっ? 神様?」
『どんな内容かはおまえにしか教えられないと言われた。まったく、余計なことばかりしおって……』
イライラしているのか、二股の尻尾でベンチを叩く。
神様が僕に?
なんだろう?
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