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やってきましたよ!
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あれから一週間ほど経ちました。
「旦那様、奥様、王家の遣いの者がやって来ました。明日、国王様と宰相様が来訪するそうです」
執事からの報告を受けてシオンの母リーゼが微笑んだ。
「そう?ようやくね。明日に向けての出迎えの用意をしておきましょう。準備は出来ているかしら?」
「はい!シオンお嬢様の絵を集めた画廊とした部屋の準備は済んでおります。奥様、この件が終わったら、期間限定で美術館に展覧会を開いたらどうでしょうか?」
執事の提案に、兄達が同意した。
「それはいい!シオンの絵は大勢の人に見てもらうべきだ!」
「うん、良いと思うよ。国王や宰相も絶賛した絵と触れ込めば、他国からも見にくる人がくるよ」
シオンがせっせと好きな絵を描いている間に、いつの間にか、どんどん話が進んでいくのでした。
「よし!できたぞ♪久しぶりの力作だよ~」
「………いや、マジでシオンは絵の才能があるわね!迫力あるなぁ~!あ、ちょっと呼んでくるねー♪」
フィーネが出ていくとすぐに戻ってきた。
バンッ!!!
派手に扉を開けて入ってきたのは赤髪のお母さんファフニールだった。
「出来たって本当──」
「ちょっと、どうした──」
後からきたリヴァイアサンのお母さんも言い掛けて言葉を失った。
ごくりっ
「……………凄い」
「ええ、本当に」
シオンが描いたのは龍の姿になったファフニールの絵であった。立ち上がった姿で爪を前に出した、今にも動き出しそうな3Dアートを駆使した立体画であった。
「いつも思うが、どうやったら平面の絵が飛び出て見えるんだ?」
「魔術に詳しい私でも、絵のことはわからないわよ」
ファフニールは、前の大作と同じく『状態保存』の魔法を前より念入りに掛けた。
「満足いく出来でよかったよ~」
「ねぇ、シオンさん?次は私の絵を描いてくれるのよね?」
「うん、どんなポーズで描いて欲しいか考えておいてね」
「まぁ♪楽しみだわ♪」
実はジャンケンでどちらが先に描くのか決めた経緯があった。クールビューティーの蒼が悔しがる顔は珍しいかった。
「流石に疲れたから、今日は休むね~」
「ええ、お疲れ様。ゆっくり休んでね」
シオンはやって来た侍女に連れられて、お風呂に入れられた後、ベットで寝かされたのだった。すや~
「おおっ!これは凄い!」
シオンの兄達も、シオンの力作を見にきた。
「本当に、言葉がでないとはこの事だね」
気付くと、屋敷の執事や侍女達もシオンの絵を見ようと集まってきた。
「うわぁ!凄いわ!」
「うん!絵の素人でも凄いのがわかるわ!」
「いやはや、シオンお嬢様は天才ですな!」
大勢の使用人が代わる代わる見に来るのだった。
「悪くないな。気に入ったぜ!」
「あら?今さらかしら?」
「まぁ、そう言うなって。子供達も懐いているし、この家族の為にしばらく力を貸そうじゃないか」
「私は前から決めていましたけどね。でも良い場所だわ。本当に」
しばらくして、執事が金で出来た細かい細工のしてある最高級な額縁を持ってきた。
「失礼致します。こちらの額縁に入れて、明日の国王様にご案内する画廊部屋に持って行っても宜しいでしょうか?」
「ああ、よろしく頼む」
数人でシオンの絵を大事に額縁へ入れて運び出したのだった。
「さて、明日はシオンを殴ったっていうクソガキの父親が詫びを入れにくるんだったな?」
「ええ、そのようです。あのシオンに怪我を負わすなんて、国ごと滅ぼしてやればよかったかしら?」
「だよな。この家族が国を治めた方が絶対良いと思うんだが、自分たちでケリを付けるって言うしなぁ~どうしたものか………」
二人は不敵な笑みを浮かべるのでした。
そして次の日──
「お待ちしておりました」
国王様と宰相がやってきました。
「取り敢えず、『特別な部屋』を用意致しましたので、そちらで話しましょう」
カール公爵が国王様を出迎えました。
「特別な部屋?」
国王様は少し怪訝に思いつつも、カール公爵の後に続いた。
さぁ!驚いて貰いましょうか!?
「旦那様、奥様、王家の遣いの者がやって来ました。明日、国王様と宰相様が来訪するそうです」
執事からの報告を受けてシオンの母リーゼが微笑んだ。
「そう?ようやくね。明日に向けての出迎えの用意をしておきましょう。準備は出来ているかしら?」
「はい!シオンお嬢様の絵を集めた画廊とした部屋の準備は済んでおります。奥様、この件が終わったら、期間限定で美術館に展覧会を開いたらどうでしょうか?」
執事の提案に、兄達が同意した。
「それはいい!シオンの絵は大勢の人に見てもらうべきだ!」
「うん、良いと思うよ。国王や宰相も絶賛した絵と触れ込めば、他国からも見にくる人がくるよ」
シオンがせっせと好きな絵を描いている間に、いつの間にか、どんどん話が進んでいくのでした。
「よし!できたぞ♪久しぶりの力作だよ~」
「………いや、マジでシオンは絵の才能があるわね!迫力あるなぁ~!あ、ちょっと呼んでくるねー♪」
フィーネが出ていくとすぐに戻ってきた。
バンッ!!!
派手に扉を開けて入ってきたのは赤髪のお母さんファフニールだった。
「出来たって本当──」
「ちょっと、どうした──」
後からきたリヴァイアサンのお母さんも言い掛けて言葉を失った。
ごくりっ
「……………凄い」
「ええ、本当に」
シオンが描いたのは龍の姿になったファフニールの絵であった。立ち上がった姿で爪を前に出した、今にも動き出しそうな3Dアートを駆使した立体画であった。
「いつも思うが、どうやったら平面の絵が飛び出て見えるんだ?」
「魔術に詳しい私でも、絵のことはわからないわよ」
ファフニールは、前の大作と同じく『状態保存』の魔法を前より念入りに掛けた。
「満足いく出来でよかったよ~」
「ねぇ、シオンさん?次は私の絵を描いてくれるのよね?」
「うん、どんなポーズで描いて欲しいか考えておいてね」
「まぁ♪楽しみだわ♪」
実はジャンケンでどちらが先に描くのか決めた経緯があった。クールビューティーの蒼が悔しがる顔は珍しいかった。
「流石に疲れたから、今日は休むね~」
「ええ、お疲れ様。ゆっくり休んでね」
シオンはやって来た侍女に連れられて、お風呂に入れられた後、ベットで寝かされたのだった。すや~
「おおっ!これは凄い!」
シオンの兄達も、シオンの力作を見にきた。
「本当に、言葉がでないとはこの事だね」
気付くと、屋敷の執事や侍女達もシオンの絵を見ようと集まってきた。
「うわぁ!凄いわ!」
「うん!絵の素人でも凄いのがわかるわ!」
「いやはや、シオンお嬢様は天才ですな!」
大勢の使用人が代わる代わる見に来るのだった。
「悪くないな。気に入ったぜ!」
「あら?今さらかしら?」
「まぁ、そう言うなって。子供達も懐いているし、この家族の為にしばらく力を貸そうじゃないか」
「私は前から決めていましたけどね。でも良い場所だわ。本当に」
しばらくして、執事が金で出来た細かい細工のしてある最高級な額縁を持ってきた。
「失礼致します。こちらの額縁に入れて、明日の国王様にご案内する画廊部屋に持って行っても宜しいでしょうか?」
「ああ、よろしく頼む」
数人でシオンの絵を大事に額縁へ入れて運び出したのだった。
「さて、明日はシオンを殴ったっていうクソガキの父親が詫びを入れにくるんだったな?」
「ええ、そのようです。あのシオンに怪我を負わすなんて、国ごと滅ぼしてやればよかったかしら?」
「だよな。この家族が国を治めた方が絶対良いと思うんだが、自分たちでケリを付けるって言うしなぁ~どうしたものか………」
二人は不敵な笑みを浮かべるのでした。
そして次の日──
「お待ちしておりました」
国王様と宰相がやってきました。
「取り敢えず、『特別な部屋』を用意致しましたので、そちらで話しましょう」
カール公爵が国王様を出迎えました。
「特別な部屋?」
国王様は少し怪訝に思いつつも、カール公爵の後に続いた。
さぁ!驚いて貰いましょうか!?
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