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謝罪
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ぎこちなく笑う王妃様を普通の応接室へ通しました。シオンの母と、長男であるルークが同席しました。
「さて、この度は私の息子であるライトがご迷惑を御掛けした事を深くお詫び致します」
王妃様は早速頭を下げました。公爵夫人であるお母様は珍しく驚きの顔をした。
「………驚きました。貴女は『学生の時代』から優秀ではあったけれど、自分の過ちを認める事の出来ない危うさがありました。正直、素直に頭を下げるとは思って居ませんでしたわ」
「貴女に言われると嫌味に聞こえるわね。いつも貴女が1番で私が2番でしたから」
王妃の言葉にライトは驚いた。
「お母様がこの女性に負けていたのですか!?」
「ええ、私は1番にはなれなかったのよ」
そこに公爵夫人が口を挟んだ。
「それは違うでしょう?貴女は1番になったのよ。国王の寵愛を受け国母となられたわ」
王妃は苦笑いをしながら言葉を濁した。
「なるほど。今の貴女なら楽しい会話が出来そうね」
夫人はルークに視線をやった。
「シオンの画廊部室へ行きましょう」
「母上!?」
今度はルークが驚きの声を上げた。
「大丈夫よ。王子がバカな事をやったら私が責任を取るからね?」
「………わかりました」
ルークは渋々承諾した。
「リーゼ公爵夫人、画廊室とは?」
「国王様と宰相が絶賛された、我が家の最高の部屋ですわ♪」
会話もそこそこに、部屋を移動した。
「ルークでよかったか?」
「なんでしょうか?殿下」
ルークは嫌そうに答えた。
「シオンはこれから行く部屋にいるのか?」
ルークはそうだとぶっきらぼうに言った。
「先に言っておくぞ。シオンに何かしようものなら殺す!」
「ふん、それほどの価値があの女にあるのか?」
ピキッ!?
ライトは突然、身体が氷付いたかのように動かなくなった。
「………今、シオンの事をあの女呼ばわりしたかしら?」
リーゼ公爵夫人の凍えるような殺気だった。ライトは瞬時に理解した。下手に逆らえば殺されると。ルークの挑発のような言葉ではなく、心で理解した。
「え、あ……す、すみません………」
謝ると夫人はにこやかに微笑むと先を進んだ。
はぁはぁ………と、恐怖から息を多く吸った。
「ライト、言葉には気を付けなさい。ここは敵地と思うのよ」
王妃様も嫌な汗を描きながら小声で忠告するのだった。
夫人が目的地の部屋の前に立と振り向いて言った。
「ここでシオンは絵を描いているわ。邪魔にならないよう、大きい声は出さないように」
王妃様とライトは頷いた。
そして、扉が開いて部屋に入ると息を飲んだ。
「こ、これは!?」
王様と同じく驚きを隠せない王妃であった。
「なんて精細でリアルな絵なの。しかも、こっちの絵は………本当に額縁から飛び出して見えるわ!」
公爵夫人は興奮する王妃様にシーと唇の前に指を立てて静かにするようにジェスチャーした。
シオンは私達を背にして絵を描いていた。
「………集中しているみたいね」
母であるリーゼ夫人は驚かせないよう小さな声で呼んだ。
「シオン、忙しい所ごめんなさい。ちょっと良いかしら?」
シオンは呼び掛けに答えず、黙々と集中して絵を描いていた。
『ごめんなさい。今、良いところ見たいだから少し待ってて』
!?
「今の声は?」
「妖精のフィーネちゃんですわ」
妖精!?本当に居るのか!
二人は今度は声に出さず驚いた。
そして、待つ事5分経った。
「ふぅ~」
シオンが一息付くともう一度声を掛けたのだった。
「さて、この度は私の息子であるライトがご迷惑を御掛けした事を深くお詫び致します」
王妃様は早速頭を下げました。公爵夫人であるお母様は珍しく驚きの顔をした。
「………驚きました。貴女は『学生の時代』から優秀ではあったけれど、自分の過ちを認める事の出来ない危うさがありました。正直、素直に頭を下げるとは思って居ませんでしたわ」
「貴女に言われると嫌味に聞こえるわね。いつも貴女が1番で私が2番でしたから」
王妃の言葉にライトは驚いた。
「お母様がこの女性に負けていたのですか!?」
「ええ、私は1番にはなれなかったのよ」
そこに公爵夫人が口を挟んだ。
「それは違うでしょう?貴女は1番になったのよ。国王の寵愛を受け国母となられたわ」
王妃は苦笑いをしながら言葉を濁した。
「なるほど。今の貴女なら楽しい会話が出来そうね」
夫人はルークに視線をやった。
「シオンの画廊部室へ行きましょう」
「母上!?」
今度はルークが驚きの声を上げた。
「大丈夫よ。王子がバカな事をやったら私が責任を取るからね?」
「………わかりました」
ルークは渋々承諾した。
「リーゼ公爵夫人、画廊室とは?」
「国王様と宰相が絶賛された、我が家の最高の部屋ですわ♪」
会話もそこそこに、部屋を移動した。
「ルークでよかったか?」
「なんでしょうか?殿下」
ルークは嫌そうに答えた。
「シオンはこれから行く部屋にいるのか?」
ルークはそうだとぶっきらぼうに言った。
「先に言っておくぞ。シオンに何かしようものなら殺す!」
「ふん、それほどの価値があの女にあるのか?」
ピキッ!?
ライトは突然、身体が氷付いたかのように動かなくなった。
「………今、シオンの事をあの女呼ばわりしたかしら?」
リーゼ公爵夫人の凍えるような殺気だった。ライトは瞬時に理解した。下手に逆らえば殺されると。ルークの挑発のような言葉ではなく、心で理解した。
「え、あ……す、すみません………」
謝ると夫人はにこやかに微笑むと先を進んだ。
はぁはぁ………と、恐怖から息を多く吸った。
「ライト、言葉には気を付けなさい。ここは敵地と思うのよ」
王妃様も嫌な汗を描きながら小声で忠告するのだった。
夫人が目的地の部屋の前に立と振り向いて言った。
「ここでシオンは絵を描いているわ。邪魔にならないよう、大きい声は出さないように」
王妃様とライトは頷いた。
そして、扉が開いて部屋に入ると息を飲んだ。
「こ、これは!?」
王様と同じく驚きを隠せない王妃であった。
「なんて精細でリアルな絵なの。しかも、こっちの絵は………本当に額縁から飛び出して見えるわ!」
公爵夫人は興奮する王妃様にシーと唇の前に指を立てて静かにするようにジェスチャーした。
シオンは私達を背にして絵を描いていた。
「………集中しているみたいね」
母であるリーゼ夫人は驚かせないよう小さな声で呼んだ。
「シオン、忙しい所ごめんなさい。ちょっと良いかしら?」
シオンは呼び掛けに答えず、黙々と集中して絵を描いていた。
『ごめんなさい。今、良いところ見たいだから少し待ってて』
!?
「今の声は?」
「妖精のフィーネちゃんですわ」
妖精!?本当に居るのか!
二人は今度は声に出さず驚いた。
そして、待つ事5分経った。
「ふぅ~」
シオンが一息付くともう一度声を掛けたのだった。
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