37 / 94
金の亡者は知らずにドツボにハマっている!
しおりを挟む
スノーは手に入れた四大精霊のフィギュアをマジマジと見つめていた。
「うふふ♪素晴らしいわ………」
うっとりした表情でフィギュアを見つめるスノーは無表情の氷の女王とは思えなかった。
氷の上位精霊であるスノーは四大精霊と同等とも言える力を秘めていた。
しかしそれ以上に、スノーは表情に出さないだけで、四大精霊が大好きの、ちょっと百合が入った危ない精霊だったのだ!たまにデレる時は、四大精霊の事を妄想している時なのである!
(どうしてこの小説にはまともな人物が出てこないのだろうか?)
「………ねぇ、スノーさん。余り言いたくないけど下からスカートの中をじーと見つめてハァハァ言うのはどうかと思うわよ?」
流石のシオンもちょっぴりドン引きである。
「はぁ、お嬢様にはまだ早いようですね。この尊さがわからないなんて、可哀想な人………」
「なんか哀れられたーーーー!!!!?」
えっ?私がおかしいの?ねぇ???
「やっぱりウンディーネはリアル版に限りますね。このねんどろいど?も、悪くはないのですが、やっぱりウンディーネは凛々しくなくては♪あ、でもシルフィードはねんどろいど版の方が可愛いですね♪イフリートもリアル版の方が良いです!ノームは………中々甲乙付けがたいですね♪」
おおぅ!?
あのしゃべるのもだるそうにしていたスノーさんが、いきなり饒舌になりやがった!?
「ねぇ、お嬢様。イフリートのスカート版ってないのかしら?」
イフリートは短パンのような履き物を履いている。学校の先生ではジャージ姿ではあるが………
「それはまだ作ってないなぁ~?『金型』(かながた)もまだ数パターンしかないから………あ、着色は変えれるから服の色は簡単に変更できるよ?パンツの色とか(笑)」
ガシッ!?
「えっ?」
「…………ですか?」
スノーはシオンの両肩を掴んで言った。
「いくらですか!?」
シオンは冗談で言ったつもりだったが、スノーの目がマジだった。ってか、痛いよ!ねぇ!?
「ちょっ、お、落ち着いて…………」
「いくらで一週間分の七色カラーの下着の色違いを作ってくれるのですか!!!!!」
うぎゃーーーーー!!!!!肩が!?肩が外れるーーーーー!!!!!痛いーーーー!!!!!?
「わかったから!近日中に作るから!!!!!」
やけくそ気味にシオンが叫ぶと、スノーはようやくシオンの肩を離した。
「うふふふ♪約束ですよ♪お嬢様!」
うっとりした表情で両手を合わせて頬に当てる姿は恋する乙女であり可愛いかった。
ピコンッ!?
シオンは閃いてしまった!
これをダシにスノーに真面目に仕事をしてもらおうと。
「あ~、でもなぁ~?誰かさんがしっかり働かないから、どうしようかなぁ~?」
ふっふっふっ、これでスノーは働かなざる負えないだろう?
チラッと、シオンはスノーを見てみると………
スノーが汚物でも見るような眼でシオンを見ていた。
「えっ!?酷くない!」
「酷いのはお嬢様です!私に働けなんて酷すぎます!」
「お前は真面目に働けやーーーー!!!!!」
自室でスノーとシオンの漫才が響き渡るのであった。
・
・
・
・
・
・
・
「それはそうと、この素晴らしい商品は他の『人物』のはないのですか?紛いなりにも、お嬢様も中々の人気があるじゃないですか?」
今度はシオンか首をコテンッと傾げて、こいつ何言っての?みたいな顔をした。
「えっ?」
今度はスノーが戸惑った。
「私が1番お金になる自分のフィギュアを作らない訳ないでしょう?著作権でお金を払わなくていいしね♪」
なんてヤツだ!もうすでに商品化していただと!?
「なんかお嬢様が金の亡者に見えて来ました」
「何よー!私の天才的煌めきが成せる事なのよ!」
それを言うなら閃きだよ。輝いてどうする!
シオンは働いていた下級精霊に収納袋から商品を出して渡した。
「はい、プレゼント。いつもこの駄メイドの代わりにありがとうね♪」
言葉を発することのできない下級精霊は、キャッキャッと喜んでくれた。
「…………お嬢様?部下にプレゼントをありがとうございます。言葉にトゲがあるのは頂けませんが…………『これ』は、なんですか?」
スノーはプレゼントを指さした。
「何って、試作品のフィギュアだけど?」
またまた首をコテンッと傾げるシオンだった。
「うぎゃーーーーーー!!!!!!なんてもんを部下に渡すんですか!?」
いつもの冷静なスノーはいなかった。
シオンが渡したのは、メイド姿のスノーのフィギュアであった!!!
もう1度言おう!
メイド姿の『スノーフィギュア』であった!
(超ミニスカのスケスケメイド服の姿のね♪しかも着崩れしてます)
後に、スノーは自分のフィギュアだけは発売しないよう懇願して、職務態度が『少し』改善したとか。しなかったとか。
「うふふ♪素晴らしいわ………」
うっとりした表情でフィギュアを見つめるスノーは無表情の氷の女王とは思えなかった。
氷の上位精霊であるスノーは四大精霊と同等とも言える力を秘めていた。
しかしそれ以上に、スノーは表情に出さないだけで、四大精霊が大好きの、ちょっと百合が入った危ない精霊だったのだ!たまにデレる時は、四大精霊の事を妄想している時なのである!
(どうしてこの小説にはまともな人物が出てこないのだろうか?)
「………ねぇ、スノーさん。余り言いたくないけど下からスカートの中をじーと見つめてハァハァ言うのはどうかと思うわよ?」
流石のシオンもちょっぴりドン引きである。
「はぁ、お嬢様にはまだ早いようですね。この尊さがわからないなんて、可哀想な人………」
「なんか哀れられたーーーー!!!!?」
えっ?私がおかしいの?ねぇ???
「やっぱりウンディーネはリアル版に限りますね。このねんどろいど?も、悪くはないのですが、やっぱりウンディーネは凛々しくなくては♪あ、でもシルフィードはねんどろいど版の方が可愛いですね♪イフリートもリアル版の方が良いです!ノームは………中々甲乙付けがたいですね♪」
おおぅ!?
あのしゃべるのもだるそうにしていたスノーさんが、いきなり饒舌になりやがった!?
「ねぇ、お嬢様。イフリートのスカート版ってないのかしら?」
イフリートは短パンのような履き物を履いている。学校の先生ではジャージ姿ではあるが………
「それはまだ作ってないなぁ~?『金型』(かながた)もまだ数パターンしかないから………あ、着色は変えれるから服の色は簡単に変更できるよ?パンツの色とか(笑)」
ガシッ!?
「えっ?」
「…………ですか?」
スノーはシオンの両肩を掴んで言った。
「いくらですか!?」
シオンは冗談で言ったつもりだったが、スノーの目がマジだった。ってか、痛いよ!ねぇ!?
「ちょっ、お、落ち着いて…………」
「いくらで一週間分の七色カラーの下着の色違いを作ってくれるのですか!!!!!」
うぎゃーーーーー!!!!!肩が!?肩が外れるーーーーー!!!!!痛いーーーー!!!!!?
「わかったから!近日中に作るから!!!!!」
やけくそ気味にシオンが叫ぶと、スノーはようやくシオンの肩を離した。
「うふふふ♪約束ですよ♪お嬢様!」
うっとりした表情で両手を合わせて頬に当てる姿は恋する乙女であり可愛いかった。
ピコンッ!?
シオンは閃いてしまった!
これをダシにスノーに真面目に仕事をしてもらおうと。
「あ~、でもなぁ~?誰かさんがしっかり働かないから、どうしようかなぁ~?」
ふっふっふっ、これでスノーは働かなざる負えないだろう?
チラッと、シオンはスノーを見てみると………
スノーが汚物でも見るような眼でシオンを見ていた。
「えっ!?酷くない!」
「酷いのはお嬢様です!私に働けなんて酷すぎます!」
「お前は真面目に働けやーーーー!!!!!」
自室でスノーとシオンの漫才が響き渡るのであった。
・
・
・
・
・
・
・
「それはそうと、この素晴らしい商品は他の『人物』のはないのですか?紛いなりにも、お嬢様も中々の人気があるじゃないですか?」
今度はシオンか首をコテンッと傾げて、こいつ何言っての?みたいな顔をした。
「えっ?」
今度はスノーが戸惑った。
「私が1番お金になる自分のフィギュアを作らない訳ないでしょう?著作権でお金を払わなくていいしね♪」
なんてヤツだ!もうすでに商品化していただと!?
「なんかお嬢様が金の亡者に見えて来ました」
「何よー!私の天才的煌めきが成せる事なのよ!」
それを言うなら閃きだよ。輝いてどうする!
シオンは働いていた下級精霊に収納袋から商品を出して渡した。
「はい、プレゼント。いつもこの駄メイドの代わりにありがとうね♪」
言葉を発することのできない下級精霊は、キャッキャッと喜んでくれた。
「…………お嬢様?部下にプレゼントをありがとうございます。言葉にトゲがあるのは頂けませんが…………『これ』は、なんですか?」
スノーはプレゼントを指さした。
「何って、試作品のフィギュアだけど?」
またまた首をコテンッと傾げるシオンだった。
「うぎゃーーーーーー!!!!!!なんてもんを部下に渡すんですか!?」
いつもの冷静なスノーはいなかった。
シオンが渡したのは、メイド姿のスノーのフィギュアであった!!!
もう1度言おう!
メイド姿の『スノーフィギュア』であった!
(超ミニスカのスケスケメイド服の姿のね♪しかも着崩れしてます)
後に、スノーは自分のフィギュアだけは発売しないよう懇願して、職務態度が『少し』改善したとか。しなかったとか。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
宿敵の家の当主を妻に貰いました~妻は可憐で儚くて優しくて賢くて可愛くて最高です~
紗沙
恋愛
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。
そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。
大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。
しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。
フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。
しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。
「あのときからずっと……お慕いしています」
かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。
ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。
「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、
シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」
あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる