悪徳領主の娘に転生しました。『魔法学園恋愛編!』たぶん!

naturalsoft

文字の大きさ
46 / 94

臨海学校!これだよ!

しおりを挟む
シオン達は美しい海の中の景色を書き上げて、お昼になった。

「おおっ!お昼は魚尽くしだね♪」

シオンの目の前には新鮮な『海鮮丼』と色々な種類の刺身が出されていた。

「美味しい~!」
「本当にシルクードの料理って美味しいよね~!」
「むしゃむしゃ………」

生徒達は美しい景色を見ながら美味しい料理を食べてワイワイっと楽しんだ。

「よし!午後からは遊ぶぞぉ~!」

シオンは気合いが入っていた。これを機に、クリスと良い仲になろうと気合いが入っていたのだ。まったく学習しないシオンである。この小説で作者の邪魔が入るのはわかりきっているだろうに─

あれ?どうしてナレーションの私が鎖でグルグル巻きにされているの?

『しばらく大人しくして下さいね♪』
誰だ貴様は!?この神の領域に入ってこれる訳が………モガモガ………

コホンッ、ここからは『謎の美少女』がナレーションを務めますね♪

シオン達は、更衣室で水着に着替えて水のドームから外にでました。
外に出ると目の前にはシルクード領のプライベートビーチが広がっていたのです。

「うわぁ~綺麗ね♪」
「早く行きましょう!」

多くの一年生達が水着に着替えて恥ずかしながらも、砂浜へと向かった。

「シオン、もう来ていたんだね」
「あっ、クリスも今来たの?」

軽く準備運動をしていると後ろからクリスが声を掛けてきました。

『さぁ、クリス勇気をだすのです!』

クリスは少し赤くなりながらも言った。

「そ、その水着よく似合っている。か、可愛いよ」

ボンッ!!!

「あ、ありがとう…………」

真っ赤になりながら、うつむきシオンはそう答えた。ちなみに、周囲の友達は空気になっていた。そう、シオンの友達は空気を読めるのである!

『『『初々しいなぁ~』』』

周囲の友達は微笑ましい目で見守っていた。
そんな事に気付いていないシオンは、沈黙に堪えきれず海に入ろうと手を引いて向かった。

「シオン、そこでボールの貸出してたから遊ぼう!」

ミレイユが気を利かせて持ってきた。

「うん!楽しむぞぉ~!」

1日目の厳しい訓練を忘れるように楽しむのだった。

「冷たい♪でも気持ちいいね♪」
「そうだな。シオン、アレはなんだろう?」

みんなでボール遊びをしていたシオン達は他の生徒が遊んでいるものを指差した。

そう、ファンタジーとは思えない現代でもある水上バイクに長い紐を掴んで引っ張って高速移動するレジャー遊びであった。

まぁ、水上バイクの代わりは、大型のイルカのような生物に引っ張ってもらうのだが………

キラキラッ!!!?

「面白そう!やろうよ!」
「珍しいね。うん、やってみよう」

海からあがると、あの遊びのできる場所へ移動した。

「いらっしゃいませ~。少し危険な遊びですのでライフジャケットを着用下さい」

受付には水の精霊がいた。バイトをしているようである。

精霊!?

「え、あ、はい……あの~精霊さんですよね?何をしているんですか?」

セリスが遠慮がちに聞いてみると─

「はい、ウンディーネ様の配下である水の精霊でございます。生徒様の安全を見守るように配備されております。ちなみにバイトです♪」

いや、最後のバイトです♪はいらんでしょう?
せっかくのいい話が台無しだよ!?
なんだか釈然としないシオン達だったが、水上バイクでの遊びに心を奪われた。

「この遊びは二人乗りとなります。ささっ、お二人ともどうぞ♪」

水の精霊は有無を言わさずにシオンとクリスを乗せた。

「女性が前で男性が後ろでお願いします。か弱い彼女さんを支えてあげて下さいね♪」
「えっ、ちょっと!?」

いきなり彼女と言われて焦るシオンだったが、まぁ、彼女と言うより婚約者であるから間違いではないだろう。

「しっかりとこの棒を握って下さいね。離すと一瞬で海に落ちます。ほら、彼氏さんもぎゅーと彼女さんに抱き付いて下さい」

「ちょっと!?どうして私に抱き付くのよ!一緒にこの棒を握ればいいじゃない!」

真っ赤になりながら反論するシオンに、水の精霊は真顔で答えた。

「後ろから棒を握るにしても、もっとくっついて頂かないと振り落とされて怪我をしますよ?だから一緒のことでしょう?」

いや、何が一緒なのよ!?

こうしてドキドキワクワクな展開が始まるのだった。


モガモガ……………
(これは健全なギャグ小説ですよ!キャッキャッウフフな展開なんて許しませんよ!!!!!)


す巻きにされて動けない『もの』は心の中で叫ぶのであった。





しおりを挟む
感想 22

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……

buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。 みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。

琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。 ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!! スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。 ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!? 氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。 このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

宿敵の家の当主を妻に貰いました~妻は可憐で儚くて優しくて賢くて可愛くて最高です~

紗沙
恋愛
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。 そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。 大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。 しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。 フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。 しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。 「あのときからずっと……お慕いしています」 かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。 ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。 「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、 シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」 あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。

王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません

きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」 「正直なところ、不安を感じている」 久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー 激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。 アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。 第2幕、連載開始しました! お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。 以下、1章のあらすじです。 アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。 表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。 常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。 それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。 サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。 しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。 盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。 アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?

処理中です...