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平和ってなんだろう?
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大変お待たせしました。
また週一で更新しますので宜しくお願い致します!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
臨海学校も終わり、シオンは学園生活を満喫していた。
クリスと一緒に帰って、途中でお茶したり、休日は買い物に出掛けたりと普通の学生っぽい事をしていた。
ガーン!
いつの間にイチャイチャしていたのでしょうか!?
作者が他の作品をせっせと毎日更新していた内に、二人はあーんな事や、こーんな事をしていたんて…………orz
う、羨ましくなんかないんだからねっ!
と、ツンデレ風にキレてみたけれど虚しいのでこれくらいにしておきます。
さて、シオン達が臨海学校を行った温泉旅館にはとある人物達が集まっていた。
「ここに来るとどうしてもくつろいでしまうので、面倒な話し合いは早く済ませてしまおうか」
「ちょっと言葉が過ぎますよ?これは大事な会議だという事をお忘れなく」
「そう言う御主こそソワソワしておるがのう?」
「なっ!?」
この呑気に話している人物達は、各国の王達であった。つい先日、魔王軍の襲来があったというのに転移の魔法で各国首脳会議をするために集まったのである。
コホンッ
「この時代、平和だと思っていた世界の水面下で魔王軍が四大精霊を捕縛し、我々の知らない所で大陸全土に戦争を仕掛ける事を計画していた事が明るみに出ました。シオンさんばかりに負担を強いるのは違うと思い、自国の兵の鍛練を厳しくし、魔王軍襲来に備えている最中です」
最初に意見を述べたのは亜人連合国の代表を務めるエルフのフローリアである。後二人の代表がいるが、今回はフローリアのみ参加している。
「先日、魔王軍の四天王(笑)が襲撃した時、アジトの情報を聞き出したそうだ。複数あった情報の中に、一つだけ本当の魔王軍のアジトがあり、四大精霊と同格の海龍のリヴィ殿が潰してくれたのだ」
こちらは我がリュミナス王国の王様でランバード様、クリスの父親だね。
「おい!それは初耳だぞ!?そんな重要な情報は即座に回さないか!」
「うむ、ようやく魔王軍のアジトの1つが判明したというのに、どういうつもりだ?」
こちらはグイード皇帝と前皇帝のグランおじさんである。グイード皇帝は数年前にグラン前皇帝から正式に皇帝として譲位して立派に国を治めていた。ランバード国王と年が近いので、何かと張り合う傾向があった。
でもグランおじさんには頭が上がらないのよね。
「連絡が遅れたことはお詫びする。ただ………な……」
歯切れの悪いランバード国王に首を傾げる。
「海龍のレヴィ殿が完全にアジトを破壊尽くしてしまったせいで、他の情報が手に入らなかったのだ」
「それは………」
「何とも………」
ここにいる者達は四大精霊や海龍の実力を知っているから責めるに責めれないのであった。
「魔王軍は何十年も地下に潜りその存在を隠していた。そのアジトを潰せたのは収穫だと思う事にしよう」
「そうじゃな。それより新たな精霊の武具の作成はどうなっておる?」
エルフのフローリアが答えた。
「魔族や魔物に絶大なダメージを与えることのできる精霊の武具については量産にメドがたちました。すでに数百の生産が完了しています」
精霊の武具とは、世界樹の浄化の光を大量に浴びせる事によって、魔力鉱石ミスリルの剣などに光属性を付けることができるようになったのだ。ミスリルは希少ではあるが、そこは地の四大精霊ノームの力でミスリル鉱石を大量に献上し、ドワーフが鍛え、エルフが世界樹で浄化も光を魔力で集めて浴びせることで、人工的に魔法剣を作り出したのだった。
「それは素晴らしい!では、試験用に精霊学園に少し貰いたいのだが?」
「ええ、当初の契約の内ですからね。すでに用意してあります。できれば先日の魔王軍襲来前に渡せれば良かったのですが………」
「いや、魔王軍に手の内を見せなくて良かったと思えばよい。魔王軍は精霊とその契約者のみ警戒しておるが、我々ただの人間や亜人達の力を侮った事を後悔させてやるわい!」
グラン皇帝は名うての冒険者でもある。
人間達は刻々と魔王軍の決戦に向けて準備をしていた。
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臨海学校も終わり、シオンは学園生活を満喫していた。
クリスと一緒に帰って、途中でお茶したり、休日は買い物に出掛けたりと普通の学生っぽい事をしていた。
ガーン!
いつの間にイチャイチャしていたのでしょうか!?
作者が他の作品をせっせと毎日更新していた内に、二人はあーんな事や、こーんな事をしていたんて…………orz
う、羨ましくなんかないんだからねっ!
と、ツンデレ風にキレてみたけれど虚しいのでこれくらいにしておきます。
さて、シオン達が臨海学校を行った温泉旅館にはとある人物達が集まっていた。
「ここに来るとどうしてもくつろいでしまうので、面倒な話し合いは早く済ませてしまおうか」
「ちょっと言葉が過ぎますよ?これは大事な会議だという事をお忘れなく」
「そう言う御主こそソワソワしておるがのう?」
「なっ!?」
この呑気に話している人物達は、各国の王達であった。つい先日、魔王軍の襲来があったというのに転移の魔法で各国首脳会議をするために集まったのである。
コホンッ
「この時代、平和だと思っていた世界の水面下で魔王軍が四大精霊を捕縛し、我々の知らない所で大陸全土に戦争を仕掛ける事を計画していた事が明るみに出ました。シオンさんばかりに負担を強いるのは違うと思い、自国の兵の鍛練を厳しくし、魔王軍襲来に備えている最中です」
最初に意見を述べたのは亜人連合国の代表を務めるエルフのフローリアである。後二人の代表がいるが、今回はフローリアのみ参加している。
「先日、魔王軍の四天王(笑)が襲撃した時、アジトの情報を聞き出したそうだ。複数あった情報の中に、一つだけ本当の魔王軍のアジトがあり、四大精霊と同格の海龍のリヴィ殿が潰してくれたのだ」
こちらは我がリュミナス王国の王様でランバード様、クリスの父親だね。
「おい!それは初耳だぞ!?そんな重要な情報は即座に回さないか!」
「うむ、ようやく魔王軍のアジトの1つが判明したというのに、どういうつもりだ?」
こちらはグイード皇帝と前皇帝のグランおじさんである。グイード皇帝は数年前にグラン前皇帝から正式に皇帝として譲位して立派に国を治めていた。ランバード国王と年が近いので、何かと張り合う傾向があった。
でもグランおじさんには頭が上がらないのよね。
「連絡が遅れたことはお詫びする。ただ………な……」
歯切れの悪いランバード国王に首を傾げる。
「海龍のレヴィ殿が完全にアジトを破壊尽くしてしまったせいで、他の情報が手に入らなかったのだ」
「それは………」
「何とも………」
ここにいる者達は四大精霊や海龍の実力を知っているから責めるに責めれないのであった。
「魔王軍は何十年も地下に潜りその存在を隠していた。そのアジトを潰せたのは収穫だと思う事にしよう」
「そうじゃな。それより新たな精霊の武具の作成はどうなっておる?」
エルフのフローリアが答えた。
「魔族や魔物に絶大なダメージを与えることのできる精霊の武具については量産にメドがたちました。すでに数百の生産が完了しています」
精霊の武具とは、世界樹の浄化の光を大量に浴びせる事によって、魔力鉱石ミスリルの剣などに光属性を付けることができるようになったのだ。ミスリルは希少ではあるが、そこは地の四大精霊ノームの力でミスリル鉱石を大量に献上し、ドワーフが鍛え、エルフが世界樹で浄化も光を魔力で集めて浴びせることで、人工的に魔法剣を作り出したのだった。
「それは素晴らしい!では、試験用に精霊学園に少し貰いたいのだが?」
「ええ、当初の契約の内ですからね。すでに用意してあります。できれば先日の魔王軍襲来前に渡せれば良かったのですが………」
「いや、魔王軍に手の内を見せなくて良かったと思えばよい。魔王軍は精霊とその契約者のみ警戒しておるが、我々ただの人間や亜人達の力を侮った事を後悔させてやるわい!」
グラン皇帝は名うての冒険者でもある。
人間達は刻々と魔王軍の決戦に向けて準備をしていた。
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