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第1章(高校生入学編)
第60話 金曜日だ!・・・
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玄関先で話し始めたのもあり、婆ちゃんが呆れながら中に入るよう伝えてきた。
居間に移動し、テーブルに座ってりっちゃん、愛姉の順に身の上話しを始めた。
りっちゃんに続きその内容に爺ちゃんの涙腺は止まることを知らぬように緩みっぱなしで婆ちゃんが呆れていた。
愛姉の母親はりっちゃんの養母とは違うが、高価な薬で進行を遅らせるしか無い病気に冒され、入院しているそうだ。
知らなかったけど今の愛姉は実質1人暮らしだった。
「分かった。律子は儂の養子になるんじゃ!愛莉は孫としてここに住みなさい。愛莉は父親が使っていた部屋を使うと良い。律子は用意した部屋を使うんじゃ!良いな!」
涙腺からの蛇口が閉まると爺ちゃんはテキパキと指示を出す。
りっちゃんは本当に良いのかと聞くしかなかった。
「律子さんや。この人は1度こうすると決めたら曲げん人なので黙って受け入れなさいな。律子さんはお料理はできるのかしら?」
「家では私が全ての家事をしていましたから大丈夫です」
「ふふふ。私はね娘とお料理するのが好きだったの。もうかなり前に嫁いでからはそんな事が無かったから楽しみなのよ。愛莉さんはどうかしらね?」
「ええ。私も得意ですよ!」
「ふふふ。これはお料理が楽しみね!」
「おい!斗升よ、ところでその坊主は何者じゃ?」
「あっ!えっと、りっちゃんの彼氏で、心配でついてきたんです」
「そうか。お前さん剣は握れるのか?ふふふ」
そこから僕と田仲君は道場に連れられて行き、稽古とは名ばかりのしごきにあった。
上機嫌なのもありいつも以上に張り切っていたのは言うまでも無いが、僕は時折呼び出しを受けては剣の稽古をつけられていたから慣れてはいた。
ラビリンスで出るのが【ドロップ】剣だと知っており、生き残る為には剣を使えねばとなり、物心ついた時には皆裏流のアレンジを仕込まれていたんだ。
その後愛姉は僕と田仲君を自宅に送ってから家に帰った。
愛姉の件は流石に今すぐにとは行かないので、お互い準備をする事になった。
僕の周りの者は色々な事を抱えているっぽい。
帰宅後、妹と母さんに愛姉の事と、りっちゃんの事を話すと2人共納得したようだった。
色々な事があり過ぎて頭がオーバーヒートしていたのもあり、僕は早々に眠りに落ちた。
・
・
・
今日は金曜日。
待ってました週末です!
週末と言えばあぁ!ラビリンスだあぁ!
妙にテンションが高い僕です!
羨望の目線がぐさりと刺さります!
【なんでこんな奴にあのような美少女が!】
これまで僕の中では怨嗟の視線だったのだけど、流石に渚さん!男を見る目が違う!だったのだと教えられたので気分が良いです。
但し、それはまあ1年生に限った話でして・・・
僕の噂話が聞こえていたんだけど、僕の目の前に5人ほど立ち塞がりました。
胸にあるワッペンの色から2年生のようだ。
何の用だろうか?
この学校はこの市の高校でラビリンス専攻科がある唯一の学校だ。
比較的荒くれ共が通う事になる傾向のある学校でもある。
リーゼント、オールバック、スキンヘッド、ロン毛、ガッツリな剃り込み!
いかにも不良です!と言った感じの奴らが目の前にいたんだよね。
「てめえか?探索者になったからって女を侍らしいい気になっている1年生ってのは?」
おかしい、僕を見ていない。
その先は・・・僕の斜め後ろにいたのはアレクシア。
期待の籠もった目をしており、目が合うとクネクネしながら頑張って!のポーズを取る。
いつの間にいたのか?
「人違いではないですか?」
「じゃあその女を置いてけや!俺等が寝取ってやるからよ!あっちには自身があんぜ!」
「はあぁ。どうして彼女を貴方方に渡さなければならないのですか?それに彼女に強制する権利は僕には有りません。彼女に聞いて下さい」
僕の言葉に周りが騒然となった。
まあ、アレクシアに突っかかっても大体の結末は想像出来る。
「よう姉ちゃん。彼氏が痛い思いをするのを止めたきゃ俺達についてきて彼氏にしているように俺等に抱かれな!」
アレクシアはわざとらしく僕の背中に隠れる。
「弱い人嫌い。私とエッチな事したければ斗升倒すしかない。私は斗升のモノ」
アレクシアは煽った・・・
「何だこのアバズレ!」
僕はかちんと来た。
「恥をかきたくなきゃ尻尾巻いて逃げなよ!あんたらじゃウォーミングアップにもならねぇよ!アレクシアに謝れよ!」
「何だ急に?僕ちゃん彼女を取られそうで必死でちゅかあぁ?」
「時間が勿体ないな。行こう」
僕はアレクシアの手を握り歩き始めた。
アレクシアの肩をスキンヘッドが掴もうとするも、アレクシアはスルリと身を躱しあっかんべ~をした。
「大人しくしてりゃぁ、頭に乗りやがって!これでも食らえ!」
キャーっ!と悲鳴が上がる。
コンバットナイフを抜いたんだ。
僕はアレクシアを少し押してその場から離すとさっと躱し、距離を取る。
そしてカバンをアレクシアに押し付け、上着を脱いで強引に渡す。
いつの間にか生徒達が僕等の周りを取り囲んでおり、楽しげに見物していた。
「下がっていろ!」
「りょ」
アレクシアは命令口調に顔を上気させギャラリーの中に行く。
僕は左腕にちょっとした装備品を身に着けている。
万が一の時に刃物位ならこれで防ぐ事が可能だ。
「ちょこまかと!死に晒せぇ!」
コンバットナイフを握りしめ、僕にスキンヘッドが突進シてきたのだった。
居間に移動し、テーブルに座ってりっちゃん、愛姉の順に身の上話しを始めた。
りっちゃんに続きその内容に爺ちゃんの涙腺は止まることを知らぬように緩みっぱなしで婆ちゃんが呆れていた。
愛姉の母親はりっちゃんの養母とは違うが、高価な薬で進行を遅らせるしか無い病気に冒され、入院しているそうだ。
知らなかったけど今の愛姉は実質1人暮らしだった。
「分かった。律子は儂の養子になるんじゃ!愛莉は孫としてここに住みなさい。愛莉は父親が使っていた部屋を使うと良い。律子は用意した部屋を使うんじゃ!良いな!」
涙腺からの蛇口が閉まると爺ちゃんはテキパキと指示を出す。
りっちゃんは本当に良いのかと聞くしかなかった。
「律子さんや。この人は1度こうすると決めたら曲げん人なので黙って受け入れなさいな。律子さんはお料理はできるのかしら?」
「家では私が全ての家事をしていましたから大丈夫です」
「ふふふ。私はね娘とお料理するのが好きだったの。もうかなり前に嫁いでからはそんな事が無かったから楽しみなのよ。愛莉さんはどうかしらね?」
「ええ。私も得意ですよ!」
「ふふふ。これはお料理が楽しみね!」
「おい!斗升よ、ところでその坊主は何者じゃ?」
「あっ!えっと、りっちゃんの彼氏で、心配でついてきたんです」
「そうか。お前さん剣は握れるのか?ふふふ」
そこから僕と田仲君は道場に連れられて行き、稽古とは名ばかりのしごきにあった。
上機嫌なのもありいつも以上に張り切っていたのは言うまでも無いが、僕は時折呼び出しを受けては剣の稽古をつけられていたから慣れてはいた。
ラビリンスで出るのが【ドロップ】剣だと知っており、生き残る為には剣を使えねばとなり、物心ついた時には皆裏流のアレンジを仕込まれていたんだ。
その後愛姉は僕と田仲君を自宅に送ってから家に帰った。
愛姉の件は流石に今すぐにとは行かないので、お互い準備をする事になった。
僕の周りの者は色々な事を抱えているっぽい。
帰宅後、妹と母さんに愛姉の事と、りっちゃんの事を話すと2人共納得したようだった。
色々な事があり過ぎて頭がオーバーヒートしていたのもあり、僕は早々に眠りに落ちた。
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今日は金曜日。
待ってました週末です!
週末と言えばあぁ!ラビリンスだあぁ!
妙にテンションが高い僕です!
羨望の目線がぐさりと刺さります!
【なんでこんな奴にあのような美少女が!】
これまで僕の中では怨嗟の視線だったのだけど、流石に渚さん!男を見る目が違う!だったのだと教えられたので気分が良いです。
但し、それはまあ1年生に限った話でして・・・
僕の噂話が聞こえていたんだけど、僕の目の前に5人ほど立ち塞がりました。
胸にあるワッペンの色から2年生のようだ。
何の用だろうか?
この学校はこの市の高校でラビリンス専攻科がある唯一の学校だ。
比較的荒くれ共が通う事になる傾向のある学校でもある。
リーゼント、オールバック、スキンヘッド、ロン毛、ガッツリな剃り込み!
いかにも不良です!と言った感じの奴らが目の前にいたんだよね。
「てめえか?探索者になったからって女を侍らしいい気になっている1年生ってのは?」
おかしい、僕を見ていない。
その先は・・・僕の斜め後ろにいたのはアレクシア。
期待の籠もった目をしており、目が合うとクネクネしながら頑張って!のポーズを取る。
いつの間にいたのか?
「人違いではないですか?」
「じゃあその女を置いてけや!俺等が寝取ってやるからよ!あっちには自身があんぜ!」
「はあぁ。どうして彼女を貴方方に渡さなければならないのですか?それに彼女に強制する権利は僕には有りません。彼女に聞いて下さい」
僕の言葉に周りが騒然となった。
まあ、アレクシアに突っかかっても大体の結末は想像出来る。
「よう姉ちゃん。彼氏が痛い思いをするのを止めたきゃ俺達についてきて彼氏にしているように俺等に抱かれな!」
アレクシアはわざとらしく僕の背中に隠れる。
「弱い人嫌い。私とエッチな事したければ斗升倒すしかない。私は斗升のモノ」
アレクシアは煽った・・・
「何だこのアバズレ!」
僕はかちんと来た。
「恥をかきたくなきゃ尻尾巻いて逃げなよ!あんたらじゃウォーミングアップにもならねぇよ!アレクシアに謝れよ!」
「何だ急に?僕ちゃん彼女を取られそうで必死でちゅかあぁ?」
「時間が勿体ないな。行こう」
僕はアレクシアの手を握り歩き始めた。
アレクシアの肩をスキンヘッドが掴もうとするも、アレクシアはスルリと身を躱しあっかんべ~をした。
「大人しくしてりゃぁ、頭に乗りやがって!これでも食らえ!」
キャーっ!と悲鳴が上がる。
コンバットナイフを抜いたんだ。
僕はアレクシアを少し押してその場から離すとさっと躱し、距離を取る。
そしてカバンをアレクシアに押し付け、上着を脱いで強引に渡す。
いつの間にか生徒達が僕等の周りを取り囲んでおり、楽しげに見物していた。
「下がっていろ!」
「りょ」
アレクシアは命令口調に顔を上気させギャラリーの中に行く。
僕は左腕にちょっとした装備品を身に着けている。
万が一の時に刃物位ならこれで防ぐ事が可能だ。
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コンバットナイフを握りしめ、僕にスキンヘッドが突進シてきたのだった。
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