82 / 197
第1章(高校生入学編)
第82話 自衛隊へバトンタッチ
しおりを挟む
ジョーイやサマンサが召喚したマンティスやライカンスロープはラビリンスから出られないが、直ぐに呼び出せる状態で消えていく。
よく分からないが別の空間に待機しており、次に召喚した時は寝ていて目が覚めた程度の認知になる。
ビッグマンティスはある一定の眷属がいなくならないと次の卵を産めないらしい。
取り敢えず毎回生贄を差し出さなくて済むのは有り難い。
生贄は良いんだよ・・・死んだカードは生き返らせる事ができるからさ。
交尾を見たくないんだ。
秘宝館に興奮する人がいるようだけど、僕には無理だ。
そりゃあ人並みに性的に人間の女性には興味もあるし、友達の家でエッチなビデオや動画も見たりして興奮もしたよ!
でもね、動物や虫の交尾を見ても引いてしまうよ・・・
コホン、ラビリンスの外に出たけど・・・風曲の森ラビリンスの入り口ではなかった。
「何処だよここ?」
森の中だというのは分かるが、見た事の無い場所だ。
耳を澄ませると車の走行音がする?
「近くに車が通っているわね。斗升君のパーティーはここに残って。車の音がしたのは国道だと思うからそこから風曲の森ラビリンス入口に行き、ここの場所を確定するわ」
流石ギルド職員と言った感じで仕切ってくれて、皆愛姉の後をついていく。
15分ほど待つと田仲君達のパーティーが来た。
「もうじき迎えが来るから斗升君達も荷物を取りに行って」
「近かったの?」
「あっ、うん。200mほど進むと国道に出るから、国道に出て右を向くと見知った駐車場が見えるよ。国道に中芝君が目印としているよ」
取り敢えず田仲君の指示に従い森を進むと直ぐに国道に出た。
言っていた通り中芝君が居て、スマホで写真を撮っていたな。
僕達が風曲の森ラビリンス入り口に着くと鮫島君とソアラが出迎えてくれて、愛姉と自衛隊の話をかいつまんでしてくれた。
急ぎ近くの駐屯所から先遣隊として100名、中発隊200名(特殊施設課)、明日には300名程の駐屯隊が派遣されてくるとか。
いかんせん国内4番目、世界だと36番目のランク8なので浮足立っていた。
愛姉にはティタンのカードと魔石を渡していたから、それを見せると大騒ぎになったらしい。
ビッグマンティスがいたからランク6の認識がフロアボスでしかなく、ランク8の新ラビリンスが近くの少ランクラビリンスを吸収している最中との認識になった。
通常ランク8のラビリンスは自衛隊の駐屯所が作られ、万が一魔物が湧き出てきた時の対処を担う。
ランク6だとランク3か4程度の魔物しか出ないが、ランク8だとランク7寄りの6が出るそうで、そうなると対処が困難だ。
だから部隊を駐屯させるのだとか。
ただ、ボスを倒したから半年はその危険はないと踏んではいるので、まずは応急の駐屯所を構築し、半年以内にしっかりした建物を作る事になる。
1時間ほどで自衛隊の先遣隊と僕らを乗せるバスが来たので、田仲君達と自衛隊の方が入れ替わり僕らはギルドに向かった。
皆ラビリンスの中にいる方が気が楽な感じで疲れていた。
バスを待つ間に皆家族に帰宅が遅くなり、帰ったら理由を話すと告げていた。
よく分からないが別の空間に待機しており、次に召喚した時は寝ていて目が覚めた程度の認知になる。
ビッグマンティスはある一定の眷属がいなくならないと次の卵を産めないらしい。
取り敢えず毎回生贄を差し出さなくて済むのは有り難い。
生贄は良いんだよ・・・死んだカードは生き返らせる事ができるからさ。
交尾を見たくないんだ。
秘宝館に興奮する人がいるようだけど、僕には無理だ。
そりゃあ人並みに性的に人間の女性には興味もあるし、友達の家でエッチなビデオや動画も見たりして興奮もしたよ!
でもね、動物や虫の交尾を見ても引いてしまうよ・・・
コホン、ラビリンスの外に出たけど・・・風曲の森ラビリンスの入り口ではなかった。
「何処だよここ?」
森の中だというのは分かるが、見た事の無い場所だ。
耳を澄ませると車の走行音がする?
「近くに車が通っているわね。斗升君のパーティーはここに残って。車の音がしたのは国道だと思うからそこから風曲の森ラビリンス入口に行き、ここの場所を確定するわ」
流石ギルド職員と言った感じで仕切ってくれて、皆愛姉の後をついていく。
15分ほど待つと田仲君達のパーティーが来た。
「もうじき迎えが来るから斗升君達も荷物を取りに行って」
「近かったの?」
「あっ、うん。200mほど進むと国道に出るから、国道に出て右を向くと見知った駐車場が見えるよ。国道に中芝君が目印としているよ」
取り敢えず田仲君の指示に従い森を進むと直ぐに国道に出た。
言っていた通り中芝君が居て、スマホで写真を撮っていたな。
僕達が風曲の森ラビリンス入り口に着くと鮫島君とソアラが出迎えてくれて、愛姉と自衛隊の話をかいつまんでしてくれた。
急ぎ近くの駐屯所から先遣隊として100名、中発隊200名(特殊施設課)、明日には300名程の駐屯隊が派遣されてくるとか。
いかんせん国内4番目、世界だと36番目のランク8なので浮足立っていた。
愛姉にはティタンのカードと魔石を渡していたから、それを見せると大騒ぎになったらしい。
ビッグマンティスがいたからランク6の認識がフロアボスでしかなく、ランク8の新ラビリンスが近くの少ランクラビリンスを吸収している最中との認識になった。
通常ランク8のラビリンスは自衛隊の駐屯所が作られ、万が一魔物が湧き出てきた時の対処を担う。
ランク6だとランク3か4程度の魔物しか出ないが、ランク8だとランク7寄りの6が出るそうで、そうなると対処が困難だ。
だから部隊を駐屯させるのだとか。
ただ、ボスを倒したから半年はその危険はないと踏んではいるので、まずは応急の駐屯所を構築し、半年以内にしっかりした建物を作る事になる。
1時間ほどで自衛隊の先遣隊と僕らを乗せるバスが来たので、田仲君達と自衛隊の方が入れ替わり僕らはギルドに向かった。
皆ラビリンスの中にいる方が気が楽な感じで疲れていた。
バスを待つ間に皆家族に帰宅が遅くなり、帰ったら理由を話すと告げていた。
2
あなたにおすすめの小説
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
素材ガチャで【合成マスター】スキルを獲得したので、世界最強の探索者を目指します。
名無し
ファンタジー
学園『ホライズン』でいじめられっ子の生徒、G級探索者の白石優也。いつものように不良たちに虐げられていたが、勇気を出してやり返すことに成功する。その勢いで、近隣に出没したモンスター討伐に立候補した優也。その選択が彼の運命を大きく変えていくことになるのであった。
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる