モブ高校生と愉快なカード達〜主人公は無自覚脱モブ＆チート持ちだった！カードから美少女を召喚します！強いカード程１癖２癖もあり一筋縄ではない〜

第１章(高校生入学編）

第81話 配分

　ドロップの配分は後述分のようになったが、めぐみんとりっちゃん以降はくじの順番だ。
　名前がないので自分で付けないとだ。

　めぐみん　無駄にセクシーなゴスロリ衣装。
　勿論防御力モリモリの億超え装備

　りっちゃん　伸縮自在な投げると手元に戻る薙刀

　鮫島君　太刀　

　アレクシア　刀
　
　みっちゃん　火属性の中級と上級魔法書

　ソアラ　風属性の中級と上級魔法書

　斗升　土属性の中級と上級魔法書

　田仲君　バトルスーツ

　友里愛　バトルスーツ

　愛姉　ブービーでバトルスーツしか残っていなかったから次回で良いとなった。


　また、インカムは１つを愛姉が管理。
　親機　愛姉
　子機　斗升、めぐみん、ソアラ

　もう１つは取り敢えず親機を斗升、子機をレイラ、ゼッチィーニ、執爺

　インカムは愛姉が思うところがあり、実験として渡され、結果次第で今後どうするか決めようかとなった。

　既に夕方を回っていたが、本来丸１日掛けてもどうにもならない広さだったが、ライカンスロープ、マンティスリーダーがあり得ない機動力を発揮したからあっという間にラビリンス内を探索出来ていた。

　愛姉の次の一言に皆唖然となる。

「装備が行き届いたので一応話しておくわね。えっと、ここランク８で登録されるから。位置付けとして国内最難関ね。これ以上は幻のランク９と同じよ。それとランク８のファーストボックスのアイテムだから各自のアイテムは億はするのよ。武器はとっとと血を掛けてユーザー登録をする事。勿論転売禁止よ。サイクロプスも最低でも１０００万コースよ」

　因みに刀も太刀も投げると戻ってくるお得機能付き。
　上級の魔法書はやはり億単位の取引になるのだとか。

　サイクロプスのカードも１体に付き１５００万にもなる。

　そこで各自に１体配る事にした。
　４枚重ねにする。
　サイクロプスのカードは２７枚ある。
　使役済みのサイクロプスは６体。
　このうち２体を４枚重ねに。
　未登録のカードを６枚を使うので、
　残りカード２１枚。
　つまり後５体４枚重ねにし、１枚余る。

　お金も欲しいのと、流石に１枚も売らないのはどうかとなり余りは売る事になった。

　各カードの割り振りはこうなった。
　ティタン　斗升（父のカードに重ねて２枚重ねとする）
　サイクロプス　めぐみん、りっちゃん、鮫島、田仲、ソアラ、中芝、アレクシア。

　友里愛はエリートナイトを欲しがった。エリートナイトへ重ね掛けする。

　なので高ランクカードについては愛姉、みーこ、友里愛は次回優先する事に。　

　オークとマンティスはどうしよう？となったが、珍しくアレクシアが提案してきた。

「マンティスクラスメイト」

　翻訳すると、クラスメイトににマンティスを配ったらどうか？と。
　売る以外の使い道がないので、そうする事になった。

　オークは使う気がないので、売る事にした。
　気にしない者もいるし、コストの割に強いのでランク４の中では買取価格が高い方だ。

　買い取り等の処理はこの後ギルドにて行い、お金を受け取ったら解散とする等の話が行われた。

　そして明日また再調査だ。
　それはともかく、僕はインカムを３人に配り使い方を教えた。

　耳に装着し、念じると動作する優れものだ。しかも耳の内側に見えなくなり、耳を切り落とすしか第三者がこれを外す事ができない。
　勿論本人はそうではない。

　親機同士での会話は不可だった。
　親機と子機間のみだ。

　カーヴァント達とも問題なく会話が可能だった。

　そんな事を確認していたが、引き上げる事になり愛姉がトップで皆が続き、最後が僕とレイラだ。

　ホールを入ると構造が変わったのか、入った時と様子が違うが、取り敢えずラビリンスの外へと続く扉を潜ったのだった。