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第2章
第148話 見えていないのは何故?
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エルフの操縦型兵器は通路からの一方的な攻撃に沈み、盛大に燃えていた。
しかし、何故かエルフは通路の方に来ない。
「ここから攻撃しているのは分かるよね?何故ここの近くに来ても通路を調べないんだ?」
「私も分からないわね。ヨルミクルさん、何か心当たりは有りますか?」
友里愛の質問にヨルミクルは少し考えた。
「多分見えていないんです。上位階級には見えると思いますが、今組み立てている装置が、この見えない事を解決する物です」
「そうなんだ。この前も、何のための装置か不思議だったんだよね」
「機動兵器を潰しましたが、まだ守護獣がいます。こちらも準備に時間が掛かるはずですが、今倒す事をお勧めします」
どうやら指揮官は特殊な装備で一般のエルフとは違うらしいが、ヨルミクルは指揮官クラスだったそうだ。
一般エルフは魔物と同じシーケンスで地球に送られる。
その場合、死ねばカーヴァントか魔石に化けるが、ヨルミクルのような指揮官はカーヴァントになるそうだ。
僕の場合、無理矢理に上級階級の状態にしているから、倒すとカードを残すらしい。
これまで何故僕が倒すとやたらとカードが落ちるのかについて謎が解けた?
僕の能力で上級階級にしているのは分かったけど、それは何のため?と突っ込みたい。
でも誰も分からない。
想像だとあくまでも、死んだ直後にカードを残すか魔石を残すかの判定が入り、死んでからその判定が入る極僅かな時間に変更がされていて、魔石が残るのは間に合わなかった時ではないかと友里愛の予測だ。
流石に頭の良い者の考える事は違うなぁと思ったよ。
それと、ヨルミクルを中心にラビリンスの最終ボスを倒す作戦を練っていた。
今はエルフ達が混乱して右往左往しているが、流石に敵襲だと分かるだろうと。
見えない所からの攻撃とは言え、ボスを緊急起動を開始はしているとみなした。
そこで手分けして探すが、ライカンスロープを連絡役として同行する。
僕の方はエレーナに抱きかかえられて飛び、インカムで連絡する事にした。
そしてエルフは無視する事に。
勿論攻撃してきたら毅然として倒すが、彼らは所詮費戦闘系の技術員なので相手にするのは時間の無駄とした。
ここはそれなりに広い。
主にエリアは2つに分かれている。
上のフロアに続く通路の近くに各装置を置くエリア、つまり今いる所と、転移陣のあるところだ。
転移陣のある所には最奥のボスを配置する。
ただ、高ランクのボスを配置してから起動するまでは、それなりに時間が掛る。
緊急起動すると、エルフ側も制御が難しくなり、なるべくしたくないとの事だが襲撃を受ければ話は別だ。
皆が転移陣を探しに行ったが、僕はエレーナと中性子爆弾のところに行き、荷物持ちのカーヴァントを呼び出した。
そのカーヴァントに爆弾へ触れさせた状態でカードに戻すと、巨大な中性子爆弾は忽然と姿を消した。
そして僕も捜索に加わった。
しかし、何故かエルフは通路の方に来ない。
「ここから攻撃しているのは分かるよね?何故ここの近くに来ても通路を調べないんだ?」
「私も分からないわね。ヨルミクルさん、何か心当たりは有りますか?」
友里愛の質問にヨルミクルは少し考えた。
「多分見えていないんです。上位階級には見えると思いますが、今組み立てている装置が、この見えない事を解決する物です」
「そうなんだ。この前も、何のための装置か不思議だったんだよね」
「機動兵器を潰しましたが、まだ守護獣がいます。こちらも準備に時間が掛かるはずですが、今倒す事をお勧めします」
どうやら指揮官は特殊な装備で一般のエルフとは違うらしいが、ヨルミクルは指揮官クラスだったそうだ。
一般エルフは魔物と同じシーケンスで地球に送られる。
その場合、死ねばカーヴァントか魔石に化けるが、ヨルミクルのような指揮官はカーヴァントになるそうだ。
僕の場合、無理矢理に上級階級の状態にしているから、倒すとカードを残すらしい。
これまで何故僕が倒すとやたらとカードが落ちるのかについて謎が解けた?
僕の能力で上級階級にしているのは分かったけど、それは何のため?と突っ込みたい。
でも誰も分からない。
想像だとあくまでも、死んだ直後にカードを残すか魔石を残すかの判定が入り、死んでからその判定が入る極僅かな時間に変更がされていて、魔石が残るのは間に合わなかった時ではないかと友里愛の予測だ。
流石に頭の良い者の考える事は違うなぁと思ったよ。
それと、ヨルミクルを中心にラビリンスの最終ボスを倒す作戦を練っていた。
今はエルフ達が混乱して右往左往しているが、流石に敵襲だと分かるだろうと。
見えない所からの攻撃とは言え、ボスを緊急起動を開始はしているとみなした。
そこで手分けして探すが、ライカンスロープを連絡役として同行する。
僕の方はエレーナに抱きかかえられて飛び、インカムで連絡する事にした。
そしてエルフは無視する事に。
勿論攻撃してきたら毅然として倒すが、彼らは所詮費戦闘系の技術員なので相手にするのは時間の無駄とした。
ここはそれなりに広い。
主にエリアは2つに分かれている。
上のフロアに続く通路の近くに各装置を置くエリア、つまり今いる所と、転移陣のあるところだ。
転移陣のある所には最奥のボスを配置する。
ただ、高ランクのボスを配置してから起動するまでは、それなりに時間が掛る。
緊急起動すると、エルフ側も制御が難しくなり、なるべくしたくないとの事だが襲撃を受ければ話は別だ。
皆が転移陣を探しに行ったが、僕はエレーナと中性子爆弾のところに行き、荷物持ちのカーヴァントを呼び出した。
そのカーヴァントに爆弾へ触れさせた状態でカードに戻すと、巨大な中性子爆弾は忽然と姿を消した。
そして僕も捜索に加わった。
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