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第39話 引き継ぎ
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ミカだけはこの人何者?といった顔をするも、ホロ会議に参加すべく席に着く。
ダレンもロッテンウルの椅子を引くと自分も席に着いた。
彼の前には全艦の艦長や副官たちがホログラムで映し出されていた。
また、輸送艦にいる大佐以上が直接会議室に入る。
宙兵隊だったり陸軍だったりと、航宙軍以外もだ。
また、新兵の中で士官学校を上位で卒業した者の中から特別に何人かが部屋の片隅で見る事を許された。
もちろん発言は聞かれた時以外禁止だ。
彼らはダレンの姿を見て、驚きや敬意の表情を浮かべた。
ダレンはロッテンウルの隣に座り、彼に頷いてから話し始めた。
「全艦揃っているな?。言うまでもないが俺はダレン・ブレイクで間違いなくこの艦隊の指揮官だ」
ダレンはそう言ってカメラに全身を映すように指示し、会議テーブルの上に立った。
「見ての通りちゃんと脚がある。だから幽霊じゃないぞ」
一部から怪訝そうな視線があったが、笑い声も聞こえてくる。
それを見て頷くとダレンは着席した。
「まずは、君たちに謝る必要があると思う。俺はこの艦隊の指揮をし始めたばかりで、君たちのことを殆ど知らない。指揮を執る直前に提督室の最終調整をしており、本来殆どの艦長とは艦の引き渡しが済めば話をする事もなかった。それもあり元々知己のある者以外と話す機会も少なかった。恥ずかしながら帰還のブリッジメンバーの顔と名前すら一致していない。それに君たちの一部からは信頼を得ていないと思う。それ故あの反乱が起こった。俺はあの反乱の時に、この艦の視察に同行した2艦の副長が止めるのを振り切り、この輸送艦で起こった俺を殺そうとした反乱者を捕らえようとを武芸に物を言わせて1人で突っ込んでいった。応援を呼ぶ時間もなく、殆どの武器の使用ができないようにしてはおき、ほぼ無力可して制圧するも、結局重症を負った。それが良かったのか悪かったのか、俺には分からない。俺はただ、自分の直感に従って行動した。俺は君たちに迷惑をかけたかもしれないし、不快な思いをさせたかもしれない。それに対して、謝る。心配掛けてしまった。済まなかった」
ダレンはそう言って、深く頭を下げた。
彼の言葉に、ホロ会議に参加した中の人々は様々な反応を示した。
中には、ダレンの謙虚さに感動したり、彼の勇気に敬服したりする者もいたが、多くはまだ彼に対して疑いや不満を抱いていた。
謝罪も偽善だと言わんばかりに睨む者もいたが、ダレンはそれを感じ取るもそれでも先を続けた。
「だが、俺は諸君にお願いがある。俺はこの艦隊の指揮官として、諸君に協力してほしいんだ。俺は君たちのことを尊敬しているし、君たちの意見や提案を聞きたいと思っている。俺は1人では何もできない。俺は君たちと一緒にこの艦隊を最善の状態に保ちたいと思っている。君たちと一緒にこの戦争に勝ちたいと思っている。一緒に人類の未来を守りたいと思っているし、俺を信じてほしいんだ」
ダレンはそう言って真剣な眼差しでホロ会議参加者を見回した。彼の言葉にホロ会議の参加下者は少しずつ表情を和らげていった。
ダレンはそれを見て安心し、自分の胸に手を当てた。
「俺は先程少将に昇進した。これは俺の功績じゃない。これは君たちの功績だ。君たちは俺を支えてくれたし助けてくれた。俺は君たちに感謝し、敬意を表する。俺はこの少将の徽章を君たちの代表として受け取る。そして俺は少将としての責任を負い、君たちと共に戦う。俺はこの少将の権限を君たちの為に使う。俺は少将として艦隊の名誉を君たちと共に守る」
ダレンはそう言って少将の徽章を高く掲げた。
ダレンもロッテンウルの椅子を引くと自分も席に着いた。
彼の前には全艦の艦長や副官たちがホログラムで映し出されていた。
また、輸送艦にいる大佐以上が直接会議室に入る。
宙兵隊だったり陸軍だったりと、航宙軍以外もだ。
また、新兵の中で士官学校を上位で卒業した者の中から特別に何人かが部屋の片隅で見る事を許された。
もちろん発言は聞かれた時以外禁止だ。
彼らはダレンの姿を見て、驚きや敬意の表情を浮かべた。
ダレンはロッテンウルの隣に座り、彼に頷いてから話し始めた。
「全艦揃っているな?。言うまでもないが俺はダレン・ブレイクで間違いなくこの艦隊の指揮官だ」
ダレンはそう言ってカメラに全身を映すように指示し、会議テーブルの上に立った。
「見ての通りちゃんと脚がある。だから幽霊じゃないぞ」
一部から怪訝そうな視線があったが、笑い声も聞こえてくる。
それを見て頷くとダレンは着席した。
「まずは、君たちに謝る必要があると思う。俺はこの艦隊の指揮をし始めたばかりで、君たちのことを殆ど知らない。指揮を執る直前に提督室の最終調整をしており、本来殆どの艦長とは艦の引き渡しが済めば話をする事もなかった。それもあり元々知己のある者以外と話す機会も少なかった。恥ずかしながら帰還のブリッジメンバーの顔と名前すら一致していない。それに君たちの一部からは信頼を得ていないと思う。それ故あの反乱が起こった。俺はあの反乱の時に、この艦の視察に同行した2艦の副長が止めるのを振り切り、この輸送艦で起こった俺を殺そうとした反乱者を捕らえようとを武芸に物を言わせて1人で突っ込んでいった。応援を呼ぶ時間もなく、殆どの武器の使用ができないようにしてはおき、ほぼ無力可して制圧するも、結局重症を負った。それが良かったのか悪かったのか、俺には分からない。俺はただ、自分の直感に従って行動した。俺は君たちに迷惑をかけたかもしれないし、不快な思いをさせたかもしれない。それに対して、謝る。心配掛けてしまった。済まなかった」
ダレンはそう言って、深く頭を下げた。
彼の言葉に、ホロ会議に参加した中の人々は様々な反応を示した。
中には、ダレンの謙虚さに感動したり、彼の勇気に敬服したりする者もいたが、多くはまだ彼に対して疑いや不満を抱いていた。
謝罪も偽善だと言わんばかりに睨む者もいたが、ダレンはそれを感じ取るもそれでも先を続けた。
「だが、俺は諸君にお願いがある。俺はこの艦隊の指揮官として、諸君に協力してほしいんだ。俺は君たちのことを尊敬しているし、君たちの意見や提案を聞きたいと思っている。俺は1人では何もできない。俺は君たちと一緒にこの艦隊を最善の状態に保ちたいと思っている。君たちと一緒にこの戦争に勝ちたいと思っている。一緒に人類の未来を守りたいと思っているし、俺を信じてほしいんだ」
ダレンはそう言って真剣な眼差しでホロ会議参加者を見回した。彼の言葉にホロ会議の参加下者は少しずつ表情を和らげていった。
ダレンはそれを見て安心し、自分の胸に手を当てた。
「俺は先程少将に昇進した。これは俺の功績じゃない。これは君たちの功績だ。君たちは俺を支えてくれたし助けてくれた。俺は君たちに感謝し、敬意を表する。俺はこの少将の徽章を君たちの代表として受け取る。そして俺は少将としての責任を負い、君たちと共に戦う。俺はこの少将の権限を君たちの為に使う。俺は少将として艦隊の名誉を君たちと共に守る」
ダレンはそう言って少将の徽章を高く掲げた。
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