239 / 382
第十九話
11
しおりを挟む
香奈姉ちゃんが言ってた握手会は、純粋にファンの方たちや違うバンドをやってる人たちと交流するためのものだった。
中にはサインを名刺交換のようにやっているバンドチームもあるくらいだ。
香奈姉ちゃんもその例に漏れず、ファンの方たちや他のバンドの人たちに書いてあげていた。
香奈姉ちゃんが書いたサインを、ファンの方たちや他のバンドのメンバーたちにあげた後、握手をしていくのだが──
他のメンバー同士での握手も催されていた。
女装した僕との握手は、どう感じてるんだろうか。
やっぱり、見た目どおりの女の子だと思って握手してるのかな。
だとしたら、なんとなくではあるけど罪悪感がある。
それでもやる事はやらないといけないから、必要最低限のことはやるつもりだ。
僕は、あくまでも笑顔でファンの方と応対する。
「ありがとうございました!」
「ありがとうね!」
香奈姉ちゃんたちは、ファンの方たちや他のバンドの人たちにお礼を言っていたが、僕は声には出さずに会釈だけをしていた。
メイクは理恵先輩がし直してくれたから、まわりにはバレてはいないはずだと思うけど。
「ねぇ、君」
ふとしたところで、他のバンドの女の子に声を掛けられてしまう。
「ん? なにかな?」
僕は、キョトンとした表情でその女の子を見る。
普通に可愛い女の子だ。
髪をツインテールにして肩の辺りまで伸ばしてる。
目はつり目で少しだけキツそうなイメージだ。
見た感じ、僕よりも年上っぽい。
「君は、他の女の子たちからずいぶんと距離をとるわね。何か理由でもあるの?」
「あの……。えっと……」
そんなことをいきなり言われて、僕はしどろもどろになる。
すると女の子は、僕の手を取って言ってきた。
「そんな不安そうな顔をしなくても大丈夫だよ。このライブハウスには女の子しかいないんだから。もっと肩の力を抜いていいんだよ」
気がついてみれば、たしかにこのライブハウスには、女の子しかいない。
ファンの方たちや違うバンドチームの方たちを見ても、女の子しかいないのだ。
あれ?
さっきまでは、たしかに男の人がいたような気が──
それに、この女の子の言い分だと、どうやら僕のことも女の子だと勘違いしているみたいだ。
でもバレるわけにはいかない。
「あぁ、うん。そうだね。ありがとう」
「せっかくだから、私が一緒にいてあげようか? その方が君にとっても良い事だと思うし。それに──」
「それに?」
「私は、君に興味津々なんだ。だから、なんとなく…ね」
それは、僕にしか聞こえないようにわざわざ耳元でそう言ってくる。
ふと見れば、彼女は照れているようにも思えた。
まさか、僕が女装してるっていうのがわかっているのかな。
「もしかして──」
「どうしたの、楓? 何かあったの?」
僕が言いかけようとして、香奈姉ちゃんが割り込んでくる。
ナイスタイミングだ。
「ううん。特に何もないよ。…ちょっとね」
僕は、そう言って意味ありげに女の子の方に視線を向けていた。
香奈姉ちゃんは、僕のちょっとした感情の変化に何かを悟ったみたいである。
女の子の方に笑顔を向けた。
「私の『楓』に、何か用件でもあったのかな?」
その『笑顔』も、心からのものじゃない気がするけど、この際何も聞かないでおく。
「え、いや、その……。私は、彼女に興味があってね──」
まさか香奈姉ちゃんが目の前にくるなんて思ってもみなかったんだろう。
女の子は、あきらかに動揺していた。
もしかして、全部バレて……。
香奈姉ちゃんは、あくまでも笑顔のままでさらに訊いていた。
「そうなんだ。『彼女』にね。一体どんなところに興味が湧いたのかな?」
「そうだなぁ。普通の女の子よりも、ずいぶんと凛々しいところかな──」
「そっかぁ。凛々しいのかぁ。…まぁ、たしかに楓には、普通の女の子にはないものがあるけどさ」
凛々しいって……。
僕は、普段どおりに振る舞っただけなんだけど。
それに僕は、『男』だから──
そんなことを、僕の口から言えるわけもなく、閉口してしまう。
「そうだよね! だからこそ、彼女のことをもっと知りたいんだよ。…別に悪い話じゃないでしょ?」
そう言ってくる女の子の表情はキラキラと輝いていて、まさしく興味津々といったものだ。
やっぱり僕が『男』だということをわかっていてそう言っているのかな。
香奈姉ちゃんは、どう思っているんだろう。
「そうだね。悪い話じゃないね。彼女が『男』じゃなかったらね……」
「え? 今、なんか言った?」
最後の方は、ボソッと呟くように言ったので女の子には聞こえなかったみたいだ。
女の子は、訝しげに首を傾げる。
香奈姉ちゃんは、女の子の反応に思わずにんまりとした表情を浮かべていた。
「ううん。なんでもないよ。…でも楓はダメなんだ。楓は私のものだから、他の女の子には諦めてもらってるんだよね」
「ふ~ん……。そっか。それは余計に興味が……。っていうか狙いたくなっちゃうな」
女の子の方も、諦める気はないらしい。
僕のことを、覗きこむような熱い視線で見つめてくる。
僕は、ちょっとだけ怖くなってしまい、香奈姉ちゃんの後ろに隠れる。
香奈姉ちゃんも、それで何かを察したんだろう。身を挺して言った。
「そんな顔をしたって、ダメなものはダメなんだからね! 楓は私のものなんだから──」
「わ、わかったわよ。仕方ないなぁ……。それなら──」
女の子は、残念そうな表情でそう言ったのも束の間、僕のところに顔を近づけてくる。そして──
「私は、絶対に諦めないんだからね。覚悟してよね。『楓』君」
ボソッと呟くようにそう言ってきた。
「っ……⁉︎」
僕は、思わずドキッとしてしまう。
やっぱりバレてるんじゃないか!
女の子は、颯爽とこの場から去っていく。
「ん? どうしたの、楓。なんか言われたの?」
「いや、別に何も……」
「そう。それなら、いいんだけど……」
どうしてかわからないが、香奈姉ちゃんは不満げな表情になる。
ひょっとして、僕のことを疑ってるのか。
疑われても、何も出ないというのに。
「大丈夫だよ。僕は、今のメンバーを信頼してるから。香奈姉ちゃんたちから離れる気は、まったくないよ」
「楓……。もしかして、さっきの女の子が絡んできたのってメンバーの引き抜きの話だった?」
「ううん。違うよ。…普通に声を掛けられただけだよ」
「そっか」
僕の返答に安心したのか、香奈姉ちゃんはホッと一息吐いていた。
それに気づいたのか、今度は理恵先輩がこちらにやってくる。
理恵先輩は、思案げな表情で
「どうしたの?」
と、訊いてきた。
この場合、どう返したらいいのか、僕にはよくわからない。
適当にあしらうのは、ちょっと悪い気がするし。
悩む……。
そんな僕の代わりに、香奈姉ちゃんが微苦笑して答えた。
「なんでもないよ。…ちょっとね」
「ちょっと…か。なんか気になるなぁ」
理恵先輩は、香奈姉ちゃんの陰りのある表情を見てそう言う。
その表情は、見るからにして訝しげだ。
そんな顔をされても、ホントになんでもないのに……。
「あの……。えっと……。理恵先輩。これには事情が──」
僕が口を開くが、うまく言葉にして出てこない。
それもこれも、さっきの女の子が話しかけてこなければこんな事にはならなかったのに。
理恵先輩は、僕の表情を見て何かを察したのか、笑顔で言った。
「楓君の言いたいことは、よくわかったよ。みんなが集まってから、よく話し合おうか」
「………」
やっぱり、誤解してるじゃん。
僕と香奈姉ちゃんは、笑顔の理恵先輩に何も言えなかった。
中にはサインを名刺交換のようにやっているバンドチームもあるくらいだ。
香奈姉ちゃんもその例に漏れず、ファンの方たちや他のバンドの人たちに書いてあげていた。
香奈姉ちゃんが書いたサインを、ファンの方たちや他のバンドのメンバーたちにあげた後、握手をしていくのだが──
他のメンバー同士での握手も催されていた。
女装した僕との握手は、どう感じてるんだろうか。
やっぱり、見た目どおりの女の子だと思って握手してるのかな。
だとしたら、なんとなくではあるけど罪悪感がある。
それでもやる事はやらないといけないから、必要最低限のことはやるつもりだ。
僕は、あくまでも笑顔でファンの方と応対する。
「ありがとうございました!」
「ありがとうね!」
香奈姉ちゃんたちは、ファンの方たちや他のバンドの人たちにお礼を言っていたが、僕は声には出さずに会釈だけをしていた。
メイクは理恵先輩がし直してくれたから、まわりにはバレてはいないはずだと思うけど。
「ねぇ、君」
ふとしたところで、他のバンドの女の子に声を掛けられてしまう。
「ん? なにかな?」
僕は、キョトンとした表情でその女の子を見る。
普通に可愛い女の子だ。
髪をツインテールにして肩の辺りまで伸ばしてる。
目はつり目で少しだけキツそうなイメージだ。
見た感じ、僕よりも年上っぽい。
「君は、他の女の子たちからずいぶんと距離をとるわね。何か理由でもあるの?」
「あの……。えっと……」
そんなことをいきなり言われて、僕はしどろもどろになる。
すると女の子は、僕の手を取って言ってきた。
「そんな不安そうな顔をしなくても大丈夫だよ。このライブハウスには女の子しかいないんだから。もっと肩の力を抜いていいんだよ」
気がついてみれば、たしかにこのライブハウスには、女の子しかいない。
ファンの方たちや違うバンドチームの方たちを見ても、女の子しかいないのだ。
あれ?
さっきまでは、たしかに男の人がいたような気が──
それに、この女の子の言い分だと、どうやら僕のことも女の子だと勘違いしているみたいだ。
でもバレるわけにはいかない。
「あぁ、うん。そうだね。ありがとう」
「せっかくだから、私が一緒にいてあげようか? その方が君にとっても良い事だと思うし。それに──」
「それに?」
「私は、君に興味津々なんだ。だから、なんとなく…ね」
それは、僕にしか聞こえないようにわざわざ耳元でそう言ってくる。
ふと見れば、彼女は照れているようにも思えた。
まさか、僕が女装してるっていうのがわかっているのかな。
「もしかして──」
「どうしたの、楓? 何かあったの?」
僕が言いかけようとして、香奈姉ちゃんが割り込んでくる。
ナイスタイミングだ。
「ううん。特に何もないよ。…ちょっとね」
僕は、そう言って意味ありげに女の子の方に視線を向けていた。
香奈姉ちゃんは、僕のちょっとした感情の変化に何かを悟ったみたいである。
女の子の方に笑顔を向けた。
「私の『楓』に、何か用件でもあったのかな?」
その『笑顔』も、心からのものじゃない気がするけど、この際何も聞かないでおく。
「え、いや、その……。私は、彼女に興味があってね──」
まさか香奈姉ちゃんが目の前にくるなんて思ってもみなかったんだろう。
女の子は、あきらかに動揺していた。
もしかして、全部バレて……。
香奈姉ちゃんは、あくまでも笑顔のままでさらに訊いていた。
「そうなんだ。『彼女』にね。一体どんなところに興味が湧いたのかな?」
「そうだなぁ。普通の女の子よりも、ずいぶんと凛々しいところかな──」
「そっかぁ。凛々しいのかぁ。…まぁ、たしかに楓には、普通の女の子にはないものがあるけどさ」
凛々しいって……。
僕は、普段どおりに振る舞っただけなんだけど。
それに僕は、『男』だから──
そんなことを、僕の口から言えるわけもなく、閉口してしまう。
「そうだよね! だからこそ、彼女のことをもっと知りたいんだよ。…別に悪い話じゃないでしょ?」
そう言ってくる女の子の表情はキラキラと輝いていて、まさしく興味津々といったものだ。
やっぱり僕が『男』だということをわかっていてそう言っているのかな。
香奈姉ちゃんは、どう思っているんだろう。
「そうだね。悪い話じゃないね。彼女が『男』じゃなかったらね……」
「え? 今、なんか言った?」
最後の方は、ボソッと呟くように言ったので女の子には聞こえなかったみたいだ。
女の子は、訝しげに首を傾げる。
香奈姉ちゃんは、女の子の反応に思わずにんまりとした表情を浮かべていた。
「ううん。なんでもないよ。…でも楓はダメなんだ。楓は私のものだから、他の女の子には諦めてもらってるんだよね」
「ふ~ん……。そっか。それは余計に興味が……。っていうか狙いたくなっちゃうな」
女の子の方も、諦める気はないらしい。
僕のことを、覗きこむような熱い視線で見つめてくる。
僕は、ちょっとだけ怖くなってしまい、香奈姉ちゃんの後ろに隠れる。
香奈姉ちゃんも、それで何かを察したんだろう。身を挺して言った。
「そんな顔をしたって、ダメなものはダメなんだからね! 楓は私のものなんだから──」
「わ、わかったわよ。仕方ないなぁ……。それなら──」
女の子は、残念そうな表情でそう言ったのも束の間、僕のところに顔を近づけてくる。そして──
「私は、絶対に諦めないんだからね。覚悟してよね。『楓』君」
ボソッと呟くようにそう言ってきた。
「っ……⁉︎」
僕は、思わずドキッとしてしまう。
やっぱりバレてるんじゃないか!
女の子は、颯爽とこの場から去っていく。
「ん? どうしたの、楓。なんか言われたの?」
「いや、別に何も……」
「そう。それなら、いいんだけど……」
どうしてかわからないが、香奈姉ちゃんは不満げな表情になる。
ひょっとして、僕のことを疑ってるのか。
疑われても、何も出ないというのに。
「大丈夫だよ。僕は、今のメンバーを信頼してるから。香奈姉ちゃんたちから離れる気は、まったくないよ」
「楓……。もしかして、さっきの女の子が絡んできたのってメンバーの引き抜きの話だった?」
「ううん。違うよ。…普通に声を掛けられただけだよ」
「そっか」
僕の返答に安心したのか、香奈姉ちゃんはホッと一息吐いていた。
それに気づいたのか、今度は理恵先輩がこちらにやってくる。
理恵先輩は、思案げな表情で
「どうしたの?」
と、訊いてきた。
この場合、どう返したらいいのか、僕にはよくわからない。
適当にあしらうのは、ちょっと悪い気がするし。
悩む……。
そんな僕の代わりに、香奈姉ちゃんが微苦笑して答えた。
「なんでもないよ。…ちょっとね」
「ちょっと…か。なんか気になるなぁ」
理恵先輩は、香奈姉ちゃんの陰りのある表情を見てそう言う。
その表情は、見るからにして訝しげだ。
そんな顔をされても、ホントになんでもないのに……。
「あの……。えっと……。理恵先輩。これには事情が──」
僕が口を開くが、うまく言葉にして出てこない。
それもこれも、さっきの女の子が話しかけてこなければこんな事にはならなかったのに。
理恵先輩は、僕の表情を見て何かを察したのか、笑顔で言った。
「楓君の言いたいことは、よくわかったよ。みんなが集まってから、よく話し合おうか」
「………」
やっぱり、誤解してるじゃん。
僕と香奈姉ちゃんは、笑顔の理恵先輩に何も言えなかった。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
幼馴染みのメッセージに打ち間違い返信したらとんでもないことに
家紋武範
恋愛
となりに住む、幼馴染みの夕夏のことが好きだが、その思いを伝えられずにいた。
ある日、夕夏のメッセージに返信しようとしたら、間違ってとんでもない言葉を送ってしまったのだった。
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる