僕の姉的存在の幼馴染が、あきらかに僕に好意を持っている件〜

柿 心刃

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第三十話

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自分の家に帰ってくると、やはりというか香奈姉ちゃんが玄関先で立っていた。
かなりご立腹の様子で──

「ずいぶんと遅いお帰りだね。奈緒ちゃんと何かあったのかな?」
「香奈姉ちゃん。どうして僕の家に……? 母さんは何をして──」
「弟くんに用があるって言ったら、快く開けてもらえたよ。待ってなさいって言ってね」
「その手があったのか……。うぅ……」

大抵の場合は母が対応してくれるものの、僕がらみだと寛容になるのが欠点だ。
ましてや香奈姉ちゃんが相手だと、特にだ。

「それで。奈緒ちゃんとは、なにがあったの?」

話題を変えるつもりはないらしい。
それに制服姿のままなのは、香奈姉ちゃん自身も帰ってきたばかりなんだろう。

「何もないよ……。ちょっとスキンシップを要求されてしまっただけで……」
「スキンシップって、どんな?」

僕の言葉に興味津々といった様子で見つめてくる香奈姉ちゃん。
もしかして、全部知ってるんじゃないかと疑ってしまうくらい。
そんなことはないか。
知ってたら、こんな風に訊いてこないし。

「そんなの恥ずかしくて言えないよ。奈緒さんらしいスキンシップの求め方だったよ」
「ふ~ん。なるほどね」

香奈姉ちゃんは、なにかを察したご様子だった。
嫉妬心はないとは思う。たぶん。

「私とは全然やってくれないのになぁ……。なんだか負けちゃいそうな感じだね」
「なんのこと?」
「こっちのことだよ。──とにかく。これから私の家に行きましょ。話はそれからよ」
「香奈姉ちゃんの家に? 帰ってきたばかりでまだ準備もできていないのに……」
「私とのスキンシップは嫌?」
「え……。勉強じゃないの?」
「勉強なんていつでもできるでしょ。今は、こっちの方が大事だよ」

それこそスキンシップの方がいつでもできる気がするんだけど……。
香奈姉ちゃんに言ったら、怒られる気がするので言わないでおく。

「奈緒さんがきっかけなの? それって」
「そういうわけじゃないけど……。なんとなくかな」
「香奈姉ちゃんとのスキンシップは嬉しいけど、なんかタイミングが違うような……」
「弟くん的には、どんなタイミングでやりたいの?」
「う~ん。そうだなぁ……。僕的には──」

なんでそんなことを訊いてくるんだろう。
女の子とスキンシップをとるタイミングって、お互いの感覚が一致した時以外にしないだろうし。
それこそ難しい問題だ。なのに香奈姉ちゃんは……。

「私は、いつでもいいんだよ。弟くんさえ良ければ──」
「そういうわけには……。僕にも、色々と準備っていうものがあるし」
「そっか。まぁ、とりあえずは私の家に行こっか。勉強を教えるにしても、私の部屋の方が落ち着くし」
「うん。香奈姉ちゃんがいいのなら」
「それじゃ、行こう」

香奈姉ちゃんは、さっそく僕の手を掴む。
そんな急に手を掴まれても困る。

「ちょっと待って。これから着替えるから」
「私は、そのままでも構わないんだけどな……」

香奈姉ちゃんが良くても、僕はダメだ。
せめて私服に着替えてから香奈姉ちゃんの部屋に行きたい。
頼むからそんな甘えたような表情はやめてほしい。

目の前で着替えをし始める香奈姉ちゃんに、僕はどう反応したらいいんだろう。
いくら香奈姉ちゃんの部屋の中だからって、僕が目の前にいるのに着替える神経がわからない。

「あの……。香奈姉ちゃん」
「もう少し待って。すぐに終わるから」

下着も脱ぐつもりなのか、香奈姉ちゃんはブラジャーとショーツにも手にかける。
全裸の香奈姉ちゃんを見るのはさすがにアウトだ。
少なくとも、このタイミングでは見るべきではない。
僕は、すぐに後ろを向いた。

「見ないの? せっかく二人きりなのに」
「見たら、やりたくなっちゃうから……。今はやめておく」

香奈姉ちゃんの全裸はたしかに魅力的だが、今はそんな気分じゃない。
全部見た僕が言うのもなんだが、スキンシップと勉強は別ものだと思いたいのだ。

「今なら、私の裸体をスケッチするのもありだよ。どう?」
「さすがに絵には自信がないからやめておこうかな」
「絵がダメなら、写真に撮っておくのはいいんじゃないかな?」
「人に見せることができなくなるから、それはそれで問題かと──」
「いったい誰に見せるのよ?」

呆れたように香奈姉ちゃんが言う。
見せる相手がいないからって、香奈姉ちゃんの裸体を写真に撮るのはどうかと思うんだが。

「香奈姉ちゃんのヌード写真を撮るのはさすがに……」
「別にいいじゃない。私たち、付き合ってるんだし」
「いくら付き合ってても、やっていいこととダメなことがあると思うんだけど……」
「たしかにそれはあるけど……。弟くんのためなら、多少のことは我慢できるよ」

香奈姉ちゃんは、そう言って後ろを向いている僕を抱きしめてくる。
途端、香奈姉ちゃんの胸が背中に当たってきた。
当てているというのが自然なんだろうか。

「我慢しちゃダメなんだけど……」

我慢はお互いのためによくないことだと思っているが。
香奈姉ちゃんは、なにを我慢しているんだろう。
もしかして、スキンシップを我慢しているとか?
とにかく、香奈姉ちゃんの方を向いたらダメだ。
僕が言ったことを聞いてないのか、香奈姉ちゃんは僕の目の前までやってくる。

「だからね。はやく私とスキンシップをしようよ。勉強はそれからでも──」
「そう言われても、今日の課題もあるし。スキンシップを先にすると色々と間に合わない気が……」
「大丈夫だよ。あとで私がしっかりと教えてあげるから」

そう言われてもな。
なんか色々とアウトのような。
香奈姉ちゃんの場合、自身の欲情が我慢できないだけでは……。
そういう僕も、香奈姉ちゃんの裸体を見たら、色々と我慢ができなくなりそうだ。
香奈姉ちゃんは、僕を振り向かせ、裸体を見せつけてくる。
隠していないのだから、おっぱいも下半身の秘部も全部丸見えだ。
香奈姉ちゃん本人が隠すつもりはないのだろう。
そのままベッドのところまで僕をつれていき、押し倒してくる。

「ちゃんと最後まで受け止めてよね。弟くん」
「気持ちはわかるけど……。こういうのは、後のお楽しみにしておかないと」
「そう言ってはぐらかすつもりでしょ?」
「そんなことしないよ」
「うそ。絶対にはぐらかすよね?」
「香奈姉ちゃんに嘘はつかないよ。ただスキンシップとかじゃなくて、他のやつを所望するかも……」
「たとえば?」
「香奈姉ちゃんとデート…とか」

僕がそう言うと、香奈姉ちゃんは体をもじもじしだす。

「どこ行くの?」
「それはまぁ……。いろんなところかな」
「たとえば?」
「ショッピングモールとか…かな」
「それって、いつものデートコースじゃない。新鮮さが欠けるのよね……」

裸体を見せつけてきながら言われてもな。

「香奈姉ちゃんは、その……。何がしたいの?」
「何がしたいって。これを見てもわからないの?」
「なんとなくは…わかるけど……。でも勉強してからのほうがいいような……」

このままだと香奈姉ちゃんが勢いで襲ってきそうなくらいだ。
今、まさに香奈姉ちゃんの大きめなおっぱいが僕の手を圧迫している。
手を動かしたら、そのまま揉みしだいてしまいそうな気がするくらいにして──
でも、少しくらいなら大丈夫なのかな。
香奈姉ちゃんは、そうした僕の心情を理解したかのように笑みを浮かべる。

「揉んでもいいんだよ」
「え……」
「お乳は出ないかもしれないけど、弟くんが揉みたいと思ったのなら、私の両胸をガバッと揉んでも構わないよ。…ちょっと変な気持ちになっちゃうかもしれないけど」

別にお乳が出なくても構わないんだけど……。
むしろ出ないのが普通なのでは……。
揉んでもいいっていうのなら遠慮なく…って、そんなシチュエーションでもない。しかし──
僕の手は、無意識に香奈姉ちゃんのおっぱいを揉みしだいていた。

「んっ」

香奈姉ちゃんは、頬を若干上気させて体を僕の上に被さってくる。
このままではダメだ。
僕は体を起こして、体勢を変える。
香奈姉ちゃんも気を利かせてなのか、ベッドの上に横になる。
香奈姉ちゃんの裸体を見るのは気が引けるが、おっぱいを揉んでいる今の状態では無理な話だ。
さすがに下半身の秘部の方には目はいかなかった。
香奈姉ちゃんは、なぜか僕のズボンのベルトに手をかける。

「ちょっ! 香奈姉ちゃん?」
「ダメとは言わせないよ」
「さすがにここでやるのはちょっと……。僕にも準備ってものが……」
「私のおっぱいを揉んでおいて何を今更。できたら乳首の方も弄ってほしいなってくらいよ」

言うにことかいておっぱいの先端部もか。
そこは弄るとクセになるから、あんまり重点的に触りたくないんだけど……。
でも香奈姉ちゃんのせっかくのリクエストだ。触らないという選択肢はない。
僕は、香奈姉ちゃんのおっぱいの先端部に触れる。

「んっ」

途端、香奈姉ちゃんの頬が上気する。
気持ちいいのかな?
僕の指先からも弾力があって柔らかすぎず硬すぎずなものが感触となって残ってしまう。
僕は試しに少しだけつねってみる。
優しくだ。

「やんっ」

香奈姉ちゃんの体が反応した。
一瞬だがビクンとなってしまう。
拒絶反応だろうか。
嫌なら香奈姉ちゃんから何か言ってきそうなものなんだけど……。
香奈姉ちゃんは何も言わずに僕の手を優しく掴む。

「弟くんのえっち。今、お乳が出るかと思ったじゃない」
「え。出るの? おっぱい」

僕は、つい訊いてしまっていた。
まだ処女だろうとは思うけど、そんなものが出るのは予想外のことだ。

「試してみる?」
「いや……。それはさすがに……」

香奈姉ちゃんのおっぱいを揉んでいても、そこまでやろうとは思ってない。
ちょっと興味はあるけど。
しかし香奈姉ちゃんはご立腹の様子だった。

「私の乳首をコリコリとつねっておいて引き下がるの?」
「さ、最後までやらせてもらいます……」
「うん! いい返事。出たら弟くんにあげるね」
「う、うん」

さすがに出ないとは思うんだけど……。
ここまでやって何もしないで終わるのは逆に失礼だろう。
香奈姉ちゃんの透き通るような色の先端部──
遠慮なくやらせてもらおう。
僕は、もう一度香奈姉ちゃんのおっぱいを揉んでしまっていた。透き通るような色の先端部も弄らせてもらう。

「あっ……」

香奈姉ちゃんは、今まで聞いたことのない喘ぎ声をあげて、僕に身を預けた。
おっぱいの先端部からはコリコリとした妙にかたい感触が僕の指先に伝わってくる。
先端部からは本当に出てきそうなくらいの弾力だった。
やめてほしいの一言があれば、すぐにやめるのに……。
その気配はない。
むしろ、香奈姉ちゃんはうっとりとした表情で僕を見つめてくる。

「気持ちいいよ。弟くん……」

香奈姉ちゃんの大きいおっぱいを独占してしまってもいいのか不安になってしまう。
途端、香奈姉ちゃんのおっぱいの先端部がびゅっとつき勃った。

「あっ……」

香奈姉ちゃんも、胸に違和感を感じたのか途端に手で抑え始める。
僕の指先は、先端部からの不思議な感触を忘れられず、クニクニと弄り続けていた。

「んっ。勃起したのかな? 弟くんのことを想っていたらなんだか乳首が温かくなってきて……」
「たぶん違うかと……」
「なら、試しに舐めてみてよ。私の乳首を──」

挑戦的にそう言ってきた。
香奈姉ちゃんのおっぱいを揉むだけならともかく、先端部の方を舐めるのはさすがに……。
そう考えていたんだが。

「それは遠慮して──。っ……!」

香奈姉ちゃんは強引な手でおっぱいを舐めさせ始めた。
僕の頭部を掴んで無理矢理おっぱいに押し当てたのだ。
僕の口元には、香奈姉ちゃんの透き通るような色の先端部があった。
濡れた先端部にキスをするような形で押し当てられる。

「私の言うことを聞きなさい!」
「っ……」
「ほら。舐めなさい」

引くつもりはないみたいだ。
僕は、遠慮なく香奈姉ちゃんのおっぱいの先端部を咥える。
そして、舌で舐め始めた。
味は…どうなんだろう。
香奈姉ちゃんの匂いしか感じないけど。

「んっ」

咥えられた感触に体がついていかないのか、香奈姉ちゃんは身をよじって耐えている。
そこまでやってもらったら、最後までやるしかないだろうな。
僕は、香奈姉ちゃんに抱きついて、そのまま押し倒す。
そして、香奈姉ちゃんのおっぱいの先端部を吸うように舐め始めた。

「あんっ。こ、これって……。さ、最後までちゃんとしてね」

香奈姉ちゃんは、恍惚とした表情を浮かべて僕の頭を撫でていた。
気づけば僕は香奈姉ちゃんのおっぱいに夢中になっていた。
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