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ニトの街にて
女商人と姉弟喧嘩?
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「カイル、何しに来たのよっ!屋台販売と出店業務の責任者は私たちなの。仕事の邪魔しないでよ。」
「エリス姉さん、何が仕事の邪魔ですかっ!担当者だって居るのに相手が美男や美女だって報告があると担当者を押し退けて出てくるし、そうじゃなかったら申請許可を出さないなど職権濫用でしょうが!
そんな事ばかりして冒険者ギルドにまで難癖つけて結局出て行かれた事をもう忘れたんですか!?」
女豹メイクのお姉様はエリス様というのか~。
しかしカイルと呼ばれたギルド長さんの言った事が本当ならこのお姉様方はクリスに釣られて出てきたって事かな?
受付のお姉さんがジロジロと私たちを見てこの部屋に案内したのはそういう事なのか。
いやぁ~、でもイケメンじゃ無かったら申請許可出さないって凄いね。それで広場があんな事になっているのか。
「カイル、煩い。冒険者ギルドはあっちが無礼だったのよ。
どうせ私たちは嫁ぎ先も無い穀潰しのお荷物で、なぁんにも期待されていない人間だけど、それを他人に馬鹿にされる筋合いはないわ。」
泣き黒子お姉様が気怠そうに言っているけれど、そんな事を他人が言ってきたの?
どういう状況だったのかな。そんな言葉をもし本当に言われのなら腹立つな、私も。
「ケイト姉さん、だから父上が一生懸命に姉さんたちの為に嫁ぎ先を探してくれているじゃないですかっ。
なのにこのギルドでやりたい放題で、せっかく見つけてくれた縁談も纏まらないんですよ!」
ギルド長さんが苦虫を噛み潰した表情でお姉様方に言っているけれど、ちょっとズレているというかお姉様方の気持ちと噛み合ってない気がするなぁ。
「何よ!厄介払いみたいな縁談なんて、十も二十も歳上の男ばっかりだし、しかも後妻だなんて、ただの子育て要因か後継者を産ませる目的の縁談じゃない!
そんな縁談で私たちが幸せになれるっていうの!?」
エリス様がもう涙目になっているような気がするけれど、女豹スタイルの割には意外と打たれ弱そうなタイプなのかも?
「カイルなんかより私の方が優秀なのにね~。
お父様ったら女の幸せは嫁に行って子を産む事だ、とか言ってちぃ~っとも商業ギルドの仕事を任せてくれなかったもの。
学園を卒業後、婚約破棄されて次の婚約相手も見つからなくて邸に居るのも体裁が悪い、ってなったら名ばかりの役職をあてがうなんて本当に馬鹿にしているわよねぇ。
あの嫡男至上主義者がっ。」
もう、私とクリスの事なんて忘れているんじゃない?
こんなにぶっちゃけた話を私たちの前でしてていいの?
「そ、それは仕方ないじゃないですか。エリス姉さんはもう、、、。それにケイト姉さんだって学園在学中に高位貴族の令息令嬢たちに目をつけられたのが、、、。」
「「はぁ~?私は悪くないしっ!!」」
うわぁ~、お姉様方が怒りながらハモってるぅ。二人の形相にビクっと大きく肩を震わせたギルド長さんは青い顔になっている。
いや、何があったのかは知らないけれど、身内ならそこはお姉さんたちの側に立った言葉を言うべきでは?
「だってだって、彼は私の事を『愛している』って言ったのよ?婚約者よりも私の方がいいって。
婚約を解消するって言ってたのに卒業と同時に私を捨てて結婚しちゃうなんて!
本気だ、って言うから私の初めてだって捧げたのにぃぃ~。」
あ~あ、エリス様が本当に泣き出してしまった。
でも初めてを捧げた相手に騙されたらそりゃ泣くよねぇ。
「エリスお姉様は自業自得でしょ。高位貴族の令息たちが学園在籍中に女遊びするなんてザラでしょうに。
婚約者の方もそれを分かっていたからお姉様は見逃されていたのよ?」
「何よぅっ、ケイトのばかぁ。私は純粋に好きだったのに、だってマイクの方から言い寄って来たのよ?『君が一番可愛い。』『愛している。』って言ってたのにぃぃぃ。
マイクのバカぁ!!ハゲろっ!代替わりして落ちぶれろっ、ブルーノ侯爵家!」
「ね、姉さんっ!その発言はっ、、、。」
「あら、いいわね。呪っちゃう?
私だって努力して首席を取っていたのに、下位貴族の、しかも令嬢が首席を取るのが気に食わないってだけで、高位貴族の令息令嬢に虐められたんだから。
おまけに『カンニングしている』『色仕掛けで先生からテストの解答を見せて貰っている』なんて噂を流されたのよ?
いくら高位貴族だってやっていい事と悪い事があるでしょう。それなのに自分達が馬鹿なのを棚上げして虐めをするなんて最低よね。
お陰でヨルド子爵家からは一方的に婚約破棄されるし最悪よ。
ケネスなんてハゲちらかして領地経営に失敗して領地没収されてしまえばいいのよ。」
「ケイト姉さんまでっ!」
ギルド長さんは不敬だとかそういうのを気にしているんだろうけれど、でも聞いている限りだとこのお姉様たちはそんなに悪くないんじゃない?
一方だけの話を鵜呑みにしちゃいけないんだろうけれどさ。
「本当、王都なんて、高位貴族なんて碌なもんじゃないわっ。王都の学園で私たちはキズモノにされたのよ?
私たちには癒しが必要なのよ。だから心を癒すには目の保養でしょうがっ。」
エリス様が涙でぐしょぐしょになった顔のまま言い切った。
うん、意外と庇護欲を唆るような可愛い系のお顔っぽいな。確かに令息たちに人気そうで騙し易そうな雰囲気があるかも。
「心の癒し、賛成~。どうせ私たちはキズモノだもの。この街でぐらい好きに生きるわ。」
ケイト様もサラリと言いきった。
二人の気持ちも分かる。
分かるけれどこのままじゃ、、、。
「でも好きに生きてこの街が衰退したら困りません?」
思わず声に出して言ってしまって、またも横からクリスに蹴られてしまった。
痛いっ!
でも、でも、ノアさんやこのお姉様たちの話を聞いちゃうとさぁ。
ねぇ?
◆ ◆ ◆
ここまでお読み下さりありがとうございます。
「エリス姉さん、何が仕事の邪魔ですかっ!担当者だって居るのに相手が美男や美女だって報告があると担当者を押し退けて出てくるし、そうじゃなかったら申請許可を出さないなど職権濫用でしょうが!
そんな事ばかりして冒険者ギルドにまで難癖つけて結局出て行かれた事をもう忘れたんですか!?」
女豹メイクのお姉様はエリス様というのか~。
しかしカイルと呼ばれたギルド長さんの言った事が本当ならこのお姉様方はクリスに釣られて出てきたって事かな?
受付のお姉さんがジロジロと私たちを見てこの部屋に案内したのはそういう事なのか。
いやぁ~、でもイケメンじゃ無かったら申請許可出さないって凄いね。それで広場があんな事になっているのか。
「カイル、煩い。冒険者ギルドはあっちが無礼だったのよ。
どうせ私たちは嫁ぎ先も無い穀潰しのお荷物で、なぁんにも期待されていない人間だけど、それを他人に馬鹿にされる筋合いはないわ。」
泣き黒子お姉様が気怠そうに言っているけれど、そんな事を他人が言ってきたの?
どういう状況だったのかな。そんな言葉をもし本当に言われのなら腹立つな、私も。
「ケイト姉さん、だから父上が一生懸命に姉さんたちの為に嫁ぎ先を探してくれているじゃないですかっ。
なのにこのギルドでやりたい放題で、せっかく見つけてくれた縁談も纏まらないんですよ!」
ギルド長さんが苦虫を噛み潰した表情でお姉様方に言っているけれど、ちょっとズレているというかお姉様方の気持ちと噛み合ってない気がするなぁ。
「何よ!厄介払いみたいな縁談なんて、十も二十も歳上の男ばっかりだし、しかも後妻だなんて、ただの子育て要因か後継者を産ませる目的の縁談じゃない!
そんな縁談で私たちが幸せになれるっていうの!?」
エリス様がもう涙目になっているような気がするけれど、女豹スタイルの割には意外と打たれ弱そうなタイプなのかも?
「カイルなんかより私の方が優秀なのにね~。
お父様ったら女の幸せは嫁に行って子を産む事だ、とか言ってちぃ~っとも商業ギルドの仕事を任せてくれなかったもの。
学園を卒業後、婚約破棄されて次の婚約相手も見つからなくて邸に居るのも体裁が悪い、ってなったら名ばかりの役職をあてがうなんて本当に馬鹿にしているわよねぇ。
あの嫡男至上主義者がっ。」
もう、私とクリスの事なんて忘れているんじゃない?
こんなにぶっちゃけた話を私たちの前でしてていいの?
「そ、それは仕方ないじゃないですか。エリス姉さんはもう、、、。それにケイト姉さんだって学園在学中に高位貴族の令息令嬢たちに目をつけられたのが、、、。」
「「はぁ~?私は悪くないしっ!!」」
うわぁ~、お姉様方が怒りながらハモってるぅ。二人の形相にビクっと大きく肩を震わせたギルド長さんは青い顔になっている。
いや、何があったのかは知らないけれど、身内ならそこはお姉さんたちの側に立った言葉を言うべきでは?
「だってだって、彼は私の事を『愛している』って言ったのよ?婚約者よりも私の方がいいって。
婚約を解消するって言ってたのに卒業と同時に私を捨てて結婚しちゃうなんて!
本気だ、って言うから私の初めてだって捧げたのにぃぃ~。」
あ~あ、エリス様が本当に泣き出してしまった。
でも初めてを捧げた相手に騙されたらそりゃ泣くよねぇ。
「エリスお姉様は自業自得でしょ。高位貴族の令息たちが学園在籍中に女遊びするなんてザラでしょうに。
婚約者の方もそれを分かっていたからお姉様は見逃されていたのよ?」
「何よぅっ、ケイトのばかぁ。私は純粋に好きだったのに、だってマイクの方から言い寄って来たのよ?『君が一番可愛い。』『愛している。』って言ってたのにぃぃぃ。
マイクのバカぁ!!ハゲろっ!代替わりして落ちぶれろっ、ブルーノ侯爵家!」
「ね、姉さんっ!その発言はっ、、、。」
「あら、いいわね。呪っちゃう?
私だって努力して首席を取っていたのに、下位貴族の、しかも令嬢が首席を取るのが気に食わないってだけで、高位貴族の令息令嬢に虐められたんだから。
おまけに『カンニングしている』『色仕掛けで先生からテストの解答を見せて貰っている』なんて噂を流されたのよ?
いくら高位貴族だってやっていい事と悪い事があるでしょう。それなのに自分達が馬鹿なのを棚上げして虐めをするなんて最低よね。
お陰でヨルド子爵家からは一方的に婚約破棄されるし最悪よ。
ケネスなんてハゲちらかして領地経営に失敗して領地没収されてしまえばいいのよ。」
「ケイト姉さんまでっ!」
ギルド長さんは不敬だとかそういうのを気にしているんだろうけれど、でも聞いている限りだとこのお姉様たちはそんなに悪くないんじゃない?
一方だけの話を鵜呑みにしちゃいけないんだろうけれどさ。
「本当、王都なんて、高位貴族なんて碌なもんじゃないわっ。王都の学園で私たちはキズモノにされたのよ?
私たちには癒しが必要なのよ。だから心を癒すには目の保養でしょうがっ。」
エリス様が涙でぐしょぐしょになった顔のまま言い切った。
うん、意外と庇護欲を唆るような可愛い系のお顔っぽいな。確かに令息たちに人気そうで騙し易そうな雰囲気があるかも。
「心の癒し、賛成~。どうせ私たちはキズモノだもの。この街でぐらい好きに生きるわ。」
ケイト様もサラリと言いきった。
二人の気持ちも分かる。
分かるけれどこのままじゃ、、、。
「でも好きに生きてこの街が衰退したら困りません?」
思わず声に出して言ってしまって、またも横からクリスに蹴られてしまった。
痛いっ!
でも、でも、ノアさんやこのお姉様たちの話を聞いちゃうとさぁ。
ねぇ?
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ここまでお読み下さりありがとうございます。
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