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二度目でも初めて
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「先程、話が途中になってしまって言えませんでしたが、ステラと私は婚約する事になりました。
既に戸籍機関にも、ちゃんと婚約契約書を提出しています」
先日私はアルフォンス様と婚約する為に初めて婚約契約書なるものを見た。
私とアルフォンス様の署名が必要だったから。
前の時は1度も自分でサインなどした記憶がなかったから、私が婚約契約書を目にする機会はなかった。
その事実ひとつとっても、やはりエドガー・ダートンとの婚約は偽りだったのだろう。
だから婚約はこれが初めてとなるのよね。
2回目だけど、1回目の婚約。
アルフォンス様が初めてで本当の婚約者。
アルフォンス様が婚約者だなんて、やっぱりまだ信じられない。
「なんと! お嬢様おめでとうございます。
良かった、今度こそ本当にめでたい」
私はニコルの言葉で我に返った。
「ありがとうニコル」
我が事の様に喜ぶ彼を見て私も嬉しさが込み上げてきた。
「きっと会長が生きていたら、どんなにお喜びになった事か」
そうね、お父様もアルフォンス様との婚約なら、喜んでくれたでしょうね。
あの時は、しぶしぶカミラ様に従ったのだと、今なら分かるもの。
お父様の手紙で本当なら直ぐにでも帰って来てほしいがお前の為に私は心を鬼にして言っているって書いてあった事もきっとその通りだったのだ。
きっと娘と後妻のカミラ様の間で悩んでいたのだろう。
あの頃はジータ様達に辛く当たられて、心身共に疲れはてていたからお父様の言葉も追い討ちをかけられているように辛くて私は親にも見捨てられたのだと思ってしまった。
多分一緒に送られて来たカミラ様の手紙が追い討ちを掛けていたのだろう。
彼女はお父様はもう嫁にやったつもりだから、甘えた手紙を送って来るな。
子爵家は跡取り息子のジュード中心となったと釘を刺す様な手紙を何度も送ってきたのだ。
全てを知った後に考えればカミラ様の手紙は余裕のない程、私を子爵家に戻さない為に躍起になっている様な内容だったのに。
既に戸籍機関にも、ちゃんと婚約契約書を提出しています」
先日私はアルフォンス様と婚約する為に初めて婚約契約書なるものを見た。
私とアルフォンス様の署名が必要だったから。
前の時は1度も自分でサインなどした記憶がなかったから、私が婚約契約書を目にする機会はなかった。
その事実ひとつとっても、やはりエドガー・ダートンとの婚約は偽りだったのだろう。
だから婚約はこれが初めてとなるのよね。
2回目だけど、1回目の婚約。
アルフォンス様が初めてで本当の婚約者。
アルフォンス様が婚約者だなんて、やっぱりまだ信じられない。
「なんと! お嬢様おめでとうございます。
良かった、今度こそ本当にめでたい」
私はニコルの言葉で我に返った。
「ありがとうニコル」
我が事の様に喜ぶ彼を見て私も嬉しさが込み上げてきた。
「きっと会長が生きていたら、どんなにお喜びになった事か」
そうね、お父様もアルフォンス様との婚約なら、喜んでくれたでしょうね。
あの時は、しぶしぶカミラ様に従ったのだと、今なら分かるもの。
お父様の手紙で本当なら直ぐにでも帰って来てほしいがお前の為に私は心を鬼にして言っているって書いてあった事もきっとその通りだったのだ。
きっと娘と後妻のカミラ様の間で悩んでいたのだろう。
あの頃はジータ様達に辛く当たられて、心身共に疲れはてていたからお父様の言葉も追い討ちをかけられているように辛くて私は親にも見捨てられたのだと思ってしまった。
多分一緒に送られて来たカミラ様の手紙が追い討ちを掛けていたのだろう。
彼女はお父様はもう嫁にやったつもりだから、甘えた手紙を送って来るな。
子爵家は跡取り息子のジュード中心となったと釘を刺す様な手紙を何度も送ってきたのだ。
全てを知った後に考えればカミラ様の手紙は余裕のない程、私を子爵家に戻さない為に躍起になっている様な内容だったのに。
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