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しおりを挟む「拓真さま。もし琉果くんが、あなた様を求めて来た時は……」
「どうすればいい!?」
拓真は、三本木の言葉に喰い付いた。
それだけ、必死に考えているのだ。
「体だけでなく、心も愛でて差し上げれば良いのです」
「心も……?」
さらに解らなくなってしまった、拓真だ。
そんな彼に、三本木は続けた。
「琉果くんは心に深い傷を負っている、と聞きました」
「そうだ。そうなんだ」
「その傷を癒すように、優しく慰めるように、愛でてあげればよろしいかと」
「具体的には!?」
「それは、実際にお二人でお考えくださいませ」
「そんな……!」
肝心の部分は、謎のまま。
拓真は、日中の執務がまるで手に就かなかった。
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