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第四十三章 愛は永遠に
しおりを挟む春の日差しがいっぱいに注ぐ、明るいダイニングで、拓真は朝食を摂っている。
琉果と、二人きりで。
彼らの周りからは、一人、また一人と愛人がいなくなっていた。
「寂しくはないか? 琉果」
「平気だよ!」
「本音を言うと?」
「うん……ホントは、ちょっぴり寂しい」
いつも明るい琉果だが、それは自分を偽るために身についたものだ。
拓真はそんな彼に、少しずつ本当の心を引き出すよう、気遣うようになった。
精神科医の助言もあり、琉果は信頼できる人間には、本音を言えるようになってきた。
「私も淋しいよ。君の仲間たちが、この屋敷から去ってしまった」
「でも、みんな良い顔してたよ。昨日の優弥くんが、最後の一人だったね」
拓真の計画通り、愛人たちは充分な支援を受け、それぞれの夢をかなえるために旅立ったのだ。
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