メビウスの輪を超えて 【カフェのマスター・アルファ×全てを失った少年・オメガ。 君の心を、私は温めてあげられるんだろうか】

大波小波

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 エアコンのタイマーはとっくに切れているのに、寝室はひどく暑い。
「あぁ、あ。衛さん! や、やぁッ! ま、また、イッちゃうぅ!」
 ぐちゅぐちゅと水音の鳴る、早紀の後膣。
 その奥の敏感な部分を、衛はじっくりと責めていた。
 体内が締まり、指が食いちぎられそうだ。
 早紀は全身で快感を受け止め、喘ぎ、そして自らを解放した。
「あ、あぁ。ふぅ、あ。んんあぁ……」
 温かな精を受け止めた早紀のスキンは、衛の手で手早く交換された。
「これで3度目。早紀、もしかして溜まってたのか?」
「誰かさんが、いつも澄まして早寝するから……」
 これはしまった、と衛は頭をかいた。
 性に淡白だと思っていたが、それは私の勘違いだったか。
 年頃のオメガなら、意志に関係なく体が火照る夜もあるだろう。
「したい時は、そう言ってくれよ」
「そんな恥ずかしいこと、言えるわけないじゃん」
 自分から、抱いて、なんて。
 おねだり……。
(おねだりしても、いいのかな?)
「ね、衛さん」
「何だ?」
「僕が、抱いて、っておねだりしたら、抱いてくれるの?」
 そう訊ねると、衛の頬はそっと赤くなった。
「照れてる。32歳のアルファ男子が、照れてる!」
「わ、悪いか!?」
 余計なことを言う口は、黙らせる。
 衛は、ローションとオメガの愛液で潤んだ早紀の秘所を、貫いた。

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