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第二部 最終章 大貴族
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それからマリアンとサイアスはお互いに罪を擦り付け合いに終始していた。
片や国の政治を預かる宰相、片や商家の元令嬢であるが、人としての醜い部分は生まれの違いはないと見せつけられる結果となっている。
アルガドといい、デルガドといい、ヴィケット、マリアン、サイアスといった全員が性根の腐った根性の持ち主であることを隠そうともせずに、悪事がバレたことを糊塗しようとする姿は醜悪そのものであった。
国のトップに関わる者たちがこんなのばかりだと思うと、正直国の運営は大丈夫なのかと思ってしまう。
「サイアス、マリアン。鎮まれ、これよりそちたちへの処罰を言い渡す」
ジェネシスも心底二人の言い合いに辟易したようで、言い合いを無理矢理打ち切られせ、裁定を下すことにしたようだ。
「マリアン、そちはアルガドをメラニア殺害へ教唆した罪と、犯罪へ誘導した罪に問う」
「陛下。私はサイアスの指示でっ!」
「くどい。これ以上の抗弁は許さぬ」
ジェネシスが強い口調で断言すると、さすがのマリアンもそれ以上は何も言わずに口を噤んだ。
「そして、サイアス。そちはこたびのアルガドが犯罪行為へ走るように仕向けた主導的立場であった罪に問う。この決定は覆すことはせぬ。覆したくば余の首を獲れ」
「へ、陛下! 私はそのようなことに加担は」
サイアスは自らも先んじて断罪されたデルガドと同じ道を辿ると察し、最後の抗弁を展開しようとしていた。
「これ以上の抗弁は余に対する叛乱とみなす。よいな、サイアス」
傀儡の王として扱ってきたジェネシスが、自らの庇護下を脱しようとしていると察したことで、サイアスは自らの命を守る方を選択した。
「わ、分かりました。陛下の裁定を重く受け止め宰相の職、ならびにヴィロス侯爵家の当主の座も息子に譲り引退いたします」
このサイアスの身の処し方の判断は見事であると言えた。
自らの命を守るために手にしていた権勢をすべて放棄すると申し出ているのだ。
デルガドが地位に執着し、その身を持ち崩したのを見ていたとはいえ中々できる判断ではないと思えた。
「余はまだ裁定を下しておらぬのに勝手に身を処すな。サイアス、そちの罪は許す。これはそちの長年に渡る王国運営の才を余が認め、こたびの罪と相殺し許すのである。これで、そちを許すのは二度目だ。余は三度罪を許す寛容さは持ち合わせぬからな」
ジェネシスはサイアスの罪を許した。
おかげで、神殿内は騒然としている。
確実にデルガドと同じく鉱山送りになると思われたサイアスが二度目の許しを受けたのだ。
「へ、陛下!! 陛下の寛大なるご処置に感謝いたします。これよりは、陛下のために犬馬の労も厭いませぬ!!!」
無罪判定をもらったサイアスはジェネシスの眼前に跪き、地に頭を付けていた。
「ただし! 先んず、取り潰しを宣告したクレストン公爵家の解体をそちの名をもって確実に遂行せよ。これに失敗した場合、そちを三度目の罪に問う」
ジェネシスがサイアスを許したのは、デルガドの家の後始末をさせるためであった。
大貴族であるクレストン公爵家の解体は、彼らの家に属する多くの貴族の反発を受ける。
それをジェネシスが行えば王に対する不満が募り、王座は落ち着かなくなるが、当主デルガドと嫡子アルガドをはめたと断罪されたサイアスが前面に立てば、彼に対してクレストン公爵家派の貴族の恨みは集中する。
そういった事態はサイアスの企図したクレストン公爵家解体シナリオからは大いに外れていると思われる。
本来なら、アルガドの犯罪を立証し、徐々にデルガドの求心力を弱め彼らに与する貴族たちを取り込む予定だったのだろうが、ジェネシスが当主ごと鉱山送りにしたためクレストン派閥の解体は至難の道となっていたのだ。
「わ、私の名でクレストン公爵家の解体をですか!? そ、それは……」
「無理と申すなら三度目の罪に問い、そちも鉱山に送ってもよいぞ」
王家の血筋を残す手段をメラニアに託したジェネシスは、サイアスと刺し違えるを覚悟しているため、言葉に凄みが加わっていた。
その覚悟が温和で人懐っこい表情をガラリと変え、王たる者が持つ威風を醸し出してもいる。
「い、いえっ!! 私の名でクレストン公爵家を見事に解体してみせますっ! なので、なにとぞ命ばかりはお助け下さいっ!!!」
サイアスはジェネシスに首を獲られるよりも、クレストン家の派閥貴族との血で血を洗う抗争を選んだようだ。
ある意味、鉱山で強制労働するよりも危険で神経を擦り減らす日々を過ごさねばならない。
俺なら暗殺と裏切りの日々に怯えて神経を擦り減らして暮らすより、いっそ鉱山送りにされた方がマシだと思えた。
「よかろう。そして、マリアン。そちは余が媒酌人となり、そこにいるサイアスとの婚姻を申し渡す。そして、余にサイアスの動向を逐一伝えよ。そちには監視の目が付いている。再びサイアスと結託すれば、即座に命が無くなると思え。生き残りたくば、夫となったサイアスを裏切り続け、余に情報を流すことだな。ベアード神殿長、余を媒酌人としてこの場にて二人の婚姻を認めてもらいたい」
「陛下がそれを望まれるならアクセルリオン神の名で婚姻を認めましょうぞ」
ベアード神殿長も二人の言い合いを見ていて、内なる怒りに震えていたのか、ジェネシスの提案を即座に認めていた。
「いやぁああああああああああああああああああああああああぁっぁ!!! そんなのは嫌よっ! こんなクソ爺の嫁なんてむりぃいいいいいいっ!! 裏切った私はすぐに殺されてしまいますからぁああ!! 陛下! なにとぞ、なにとぞもっと寛大な処罰を!!」
公開の裏切り者としてサイアスのヴィロス侯爵家に輿入れすれば、身内からの当てこすりや、嫌がらせ、命に係わる恫喝などに晒されることは普通に考えられる。
王国侯爵との婚姻は、商家の元令嬢として玉の輿であるが、相手が犯罪者として暴露して裏切った男では安心した暮らしは絶望的である。
しかも、自らの命を長らえさせるためには、夫となるサイアスの情報をジェネシスに売り続けねばならぬため、二重の苦しみに苛まれる地獄の日々を宣告されていた。
「ならば、アルガドが送られた鉱山の方がよいか? アレも父親とだけだと身辺が寂しかろうから、そちを供にしてやってもよいと思っておるが」
「クソ無能豚と一緒などもっといやぁあああああぁあああ!! お願いします。なんでもします。お願いですから許してください。メ、メラニア様、なにとぞ陛下におとりなしを!! 私は両親の仇を討つためにサイアスに利用されただけなのですっ!!!」
ジェネシスの決意が固いとみるとマリアンは、心根の優しいメラニアに助命を申し出ていた。
だが、メラニアも無言で首を振るだけであった。
「ちなみにそちは何度も両親の仇を討つためと申しておるが、コレはどう説明するつもりだ?」
ジェネシスがベルトポーチから取り出した紙をマリアンの前に放り投げる。
そこにはマリアン名義の冒険者ギルドの口座に数億ウェルの貯蓄がされていると記されていた。
「ち、違うのぉ!! これは、これは違うのぉお!!」
「アルガドから吸い上げた金であろう? 違うか?」
決定的な事実を突き付けられたマリアンが泣き崩れていった。
両親の仇うちはお題目であり、完全にアルガドの金目当てでサイアスの策に加担していた証拠であった。
「この女……。そこまで腐った女だったか……。このような毒婦が私の嫁とは……最悪だな」
これには策を主導していたサイアスもドン引きだったらしく、蔑んだ目でマリアンを見据えている。
「サイアスには似合いの嫁であろう。さぁ、性根の腐った二人の新たな門出を皆で祝うとしよう」
「こんな結末、いやぁああああああっ!!」
マリアンの叫びは虚しく響き、ジェネシスが目配せをすると、冒険者たちが酒樽を神殿内に持ち込んできた。
これから二人は四六時中お互いを猜疑しあい、命を脅かしあい、神経を擦り減らし、安息の日々のない地獄の生活が待っていた。
楽に死ねる死罪よりも辛く、しんどい日々であり、下手をすれば精神を病む可能性もある残酷な処罰であるとも言えた。
片や国の政治を預かる宰相、片や商家の元令嬢であるが、人としての醜い部分は生まれの違いはないと見せつけられる結果となっている。
アルガドといい、デルガドといい、ヴィケット、マリアン、サイアスといった全員が性根の腐った根性の持ち主であることを隠そうともせずに、悪事がバレたことを糊塗しようとする姿は醜悪そのものであった。
国のトップに関わる者たちがこんなのばかりだと思うと、正直国の運営は大丈夫なのかと思ってしまう。
「サイアス、マリアン。鎮まれ、これよりそちたちへの処罰を言い渡す」
ジェネシスも心底二人の言い合いに辟易したようで、言い合いを無理矢理打ち切られせ、裁定を下すことにしたようだ。
「マリアン、そちはアルガドをメラニア殺害へ教唆した罪と、犯罪へ誘導した罪に問う」
「陛下。私はサイアスの指示でっ!」
「くどい。これ以上の抗弁は許さぬ」
ジェネシスが強い口調で断言すると、さすがのマリアンもそれ以上は何も言わずに口を噤んだ。
「そして、サイアス。そちはこたびのアルガドが犯罪行為へ走るように仕向けた主導的立場であった罪に問う。この決定は覆すことはせぬ。覆したくば余の首を獲れ」
「へ、陛下! 私はそのようなことに加担は」
サイアスは自らも先んじて断罪されたデルガドと同じ道を辿ると察し、最後の抗弁を展開しようとしていた。
「これ以上の抗弁は余に対する叛乱とみなす。よいな、サイアス」
傀儡の王として扱ってきたジェネシスが、自らの庇護下を脱しようとしていると察したことで、サイアスは自らの命を守る方を選択した。
「わ、分かりました。陛下の裁定を重く受け止め宰相の職、ならびにヴィロス侯爵家の当主の座も息子に譲り引退いたします」
このサイアスの身の処し方の判断は見事であると言えた。
自らの命を守るために手にしていた権勢をすべて放棄すると申し出ているのだ。
デルガドが地位に執着し、その身を持ち崩したのを見ていたとはいえ中々できる判断ではないと思えた。
「余はまだ裁定を下しておらぬのに勝手に身を処すな。サイアス、そちの罪は許す。これはそちの長年に渡る王国運営の才を余が認め、こたびの罪と相殺し許すのである。これで、そちを許すのは二度目だ。余は三度罪を許す寛容さは持ち合わせぬからな」
ジェネシスはサイアスの罪を許した。
おかげで、神殿内は騒然としている。
確実にデルガドと同じく鉱山送りになると思われたサイアスが二度目の許しを受けたのだ。
「へ、陛下!! 陛下の寛大なるご処置に感謝いたします。これよりは、陛下のために犬馬の労も厭いませぬ!!!」
無罪判定をもらったサイアスはジェネシスの眼前に跪き、地に頭を付けていた。
「ただし! 先んず、取り潰しを宣告したクレストン公爵家の解体をそちの名をもって確実に遂行せよ。これに失敗した場合、そちを三度目の罪に問う」
ジェネシスがサイアスを許したのは、デルガドの家の後始末をさせるためであった。
大貴族であるクレストン公爵家の解体は、彼らの家に属する多くの貴族の反発を受ける。
それをジェネシスが行えば王に対する不満が募り、王座は落ち着かなくなるが、当主デルガドと嫡子アルガドをはめたと断罪されたサイアスが前面に立てば、彼に対してクレストン公爵家派の貴族の恨みは集中する。
そういった事態はサイアスの企図したクレストン公爵家解体シナリオからは大いに外れていると思われる。
本来なら、アルガドの犯罪を立証し、徐々にデルガドの求心力を弱め彼らに与する貴族たちを取り込む予定だったのだろうが、ジェネシスが当主ごと鉱山送りにしたためクレストン派閥の解体は至難の道となっていたのだ。
「わ、私の名でクレストン公爵家の解体をですか!? そ、それは……」
「無理と申すなら三度目の罪に問い、そちも鉱山に送ってもよいぞ」
王家の血筋を残す手段をメラニアに託したジェネシスは、サイアスと刺し違えるを覚悟しているため、言葉に凄みが加わっていた。
その覚悟が温和で人懐っこい表情をガラリと変え、王たる者が持つ威風を醸し出してもいる。
「い、いえっ!! 私の名でクレストン公爵家を見事に解体してみせますっ! なので、なにとぞ命ばかりはお助け下さいっ!!!」
サイアスはジェネシスに首を獲られるよりも、クレストン家の派閥貴族との血で血を洗う抗争を選んだようだ。
ある意味、鉱山で強制労働するよりも危険で神経を擦り減らす日々を過ごさねばならない。
俺なら暗殺と裏切りの日々に怯えて神経を擦り減らして暮らすより、いっそ鉱山送りにされた方がマシだと思えた。
「よかろう。そして、マリアン。そちは余が媒酌人となり、そこにいるサイアスとの婚姻を申し渡す。そして、余にサイアスの動向を逐一伝えよ。そちには監視の目が付いている。再びサイアスと結託すれば、即座に命が無くなると思え。生き残りたくば、夫となったサイアスを裏切り続け、余に情報を流すことだな。ベアード神殿長、余を媒酌人としてこの場にて二人の婚姻を認めてもらいたい」
「陛下がそれを望まれるならアクセルリオン神の名で婚姻を認めましょうぞ」
ベアード神殿長も二人の言い合いを見ていて、内なる怒りに震えていたのか、ジェネシスの提案を即座に認めていた。
「いやぁああああああああああああああああああああああああぁっぁ!!! そんなのは嫌よっ! こんなクソ爺の嫁なんてむりぃいいいいいいっ!! 裏切った私はすぐに殺されてしまいますからぁああ!! 陛下! なにとぞ、なにとぞもっと寛大な処罰を!!」
公開の裏切り者としてサイアスのヴィロス侯爵家に輿入れすれば、身内からの当てこすりや、嫌がらせ、命に係わる恫喝などに晒されることは普通に考えられる。
王国侯爵との婚姻は、商家の元令嬢として玉の輿であるが、相手が犯罪者として暴露して裏切った男では安心した暮らしは絶望的である。
しかも、自らの命を長らえさせるためには、夫となるサイアスの情報をジェネシスに売り続けねばならぬため、二重の苦しみに苛まれる地獄の日々を宣告されていた。
「ならば、アルガドが送られた鉱山の方がよいか? アレも父親とだけだと身辺が寂しかろうから、そちを供にしてやってもよいと思っておるが」
「クソ無能豚と一緒などもっといやぁあああああぁあああ!! お願いします。なんでもします。お願いですから許してください。メ、メラニア様、なにとぞ陛下におとりなしを!! 私は両親の仇を討つためにサイアスに利用されただけなのですっ!!!」
ジェネシスの決意が固いとみるとマリアンは、心根の優しいメラニアに助命を申し出ていた。
だが、メラニアも無言で首を振るだけであった。
「ちなみにそちは何度も両親の仇を討つためと申しておるが、コレはどう説明するつもりだ?」
ジェネシスがベルトポーチから取り出した紙をマリアンの前に放り投げる。
そこにはマリアン名義の冒険者ギルドの口座に数億ウェルの貯蓄がされていると記されていた。
「ち、違うのぉ!! これは、これは違うのぉお!!」
「アルガドから吸い上げた金であろう? 違うか?」
決定的な事実を突き付けられたマリアンが泣き崩れていった。
両親の仇うちはお題目であり、完全にアルガドの金目当てでサイアスの策に加担していた証拠であった。
「この女……。そこまで腐った女だったか……。このような毒婦が私の嫁とは……最悪だな」
これには策を主導していたサイアスもドン引きだったらしく、蔑んだ目でマリアンを見据えている。
「サイアスには似合いの嫁であろう。さぁ、性根の腐った二人の新たな門出を皆で祝うとしよう」
「こんな結末、いやぁああああああっ!!」
マリアンの叫びは虚しく響き、ジェネシスが目配せをすると、冒険者たちが酒樽を神殿内に持ち込んできた。
これから二人は四六時中お互いを猜疑しあい、命を脅かしあい、神経を擦り減らし、安息の日々のない地獄の生活が待っていた。
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