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第二部 最終章 大貴族
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サイアスとマリアンの婚姻は、『共生の指輪』という呪いのドロップ装備を婚姻の印としていた。
『共生の指輪』は一対の指輪になっており、はめた者同士が一定距離を離れると強烈な電撃が流れる呪いの装備であり、禁制品として一般流通を禁止された品物であるのだ。
サイアスとマリアンからしてみれば、憎み合い、疑い合いながらも距離が離れれば、肉体に苦痛が訪れるという最悪仕様の結婚指輪であった。
サイアスは半ばあきらめ気味に指輪をはめたが、マリアンは最後まで髪を振り乱して抵抗したが、屈強な冒険者の力には叶わず、指輪をはめたところで気を失ってしまっていた。
婚姻をかわした二人が一番喜んでいない摩訶不思議な結婚式は粛々と進行し終えると、クレストン公爵家の解体をするために王都へ戻るサイアスとマリアンを見送るためにブラックミルズの郊外にまでジェネシスとともに来ていた。
二人は終始無言を貫き、サイアスが引き連れてきていた兵たちの姿を見た時、サイアスがジェネシスに対し不穏な動きを見せた。
俺はすぐに腕輪を外すと、無詠唱で火球をサイアスの頬を掠めるように放つ。
アウリースの放つ火球も巨大だが、腕輪を外した俺の火球はソレの数倍の大きさを誇ってサイアスの横を掠めるように飛んでいった。
そして、勢いを失った火球が何もない草原に落ちると、真昼でもなお眩しいほどの光を発して火柱を天高くにまで昇らせると、かなりの周囲に熱と暴風をまき散らしていた。
「ひぃ! こ、こんな魔法が……バ、バケモノめっ!」
火球の着弾地点の惨事を見たサイアスとマリアンが地面にへたりこむと、水たまりが発生していた。
「悪いが俺は人外の力を持っていてな。俺が仲間と認めたジェネシスに喧嘩を売るつもりなら、俺は全力でお前らを潰すつもりだ。心しておけよ」
弾劾裁判では法で彼らを捌くため努めて冷静に振る舞っていたが、彼らの自分勝手な言い分に怒りのゲージはMAXを越えていたのだ。
大人しく王都でジェネシスに与えられた仕事に励めば、無視するつもりだが、少しでもこちらに害意を見せれば、次は身体ごと消し去るとの警告も含めたデモンストレーションであった。
大勢の者に自分の力を見せるのは怖いが、今の俺には多くの仲間がいてくれるので、今回は俺の全力を相手に見せつけておいた。
「ひぃうう!! ば、ばけもの!! ばけものだ……!! この男は人の皮を被ったバケモノだ」
「サイアス、マリアン。口を慎め、この方は天より遣わされし新たな英雄である。次にそのような言動を申せば余が許さぬっ! さっさとこの場より去れ!」
「「ひぃいいいっ!!!」」
サイアスとマリアンが兵たちとともに一目散に逃げだしていった。
「済まぬグレイズ殿。不快な思いをさせたな」
「いいってことさ。あいつらの言ってることはあながち間違っていないしな。それにそんなに気にしてねえさ」
「それよりも、これから神殿で飲もう。酒代は余が奢らせてもらうぞっ!」
そこにあったのは、デルガドとサイアスという大貴族と命をかけて渡り合った王の顔ではなく、屈託なく笑う人懐っこい駆け出し冒険者のジェネシスがいた。
「あー、そうだな。今日のはジェネシスに奢ってもらうが、次のは俺の奢りで深層階からの生還祝いをパーッとやるぞ。パーッと!」
「マジっすか! さすがパネェっすグレイズさんっ! オレ、グレイズさんの弟子になります」
ジェネシスが冒険者の口調でおどけていたのを見て、俺も笑いがこみ上げてきていた。
色々と人の闇を見せつけられた事件ではあったが、多くの者に自分という異質な存在を認めてもらえたという貴重な経験を得られていた。
その後、神殿に戻ると参加していた住民たちにもジェネシスからの振る舞い酒が配られた席上、不意にジェネシスが立ち上がるとみんなに向けて喋りかけていた。
「さて、余は今一つの仕事をせねばならぬことを思い出した。皆、聞いて欲しい」
ジェネシスの問いかけに対し、酒にありついて騒いでいた住民たちはすぐさま静まり返る。
「ありがとう。では、まずわが実姉であるメラニアを王位継承者とするため、ヴィーハイブ家の養女から正式に王族として迎えるためにクレストン家の領地から召し上げたブラックミルズを含むロザーヌ地方を領地とする公爵家として爵位を与えようと思う。姉上には新しく『ブラックミルズ』という家名を与えようと思う。『ブラックミルズ公爵家』だ。王位継承順位は一位を与え、余に子供ができた場合も姉上の継承順位は変えぬと決めた」
「へ、陛下!? わたくしが公爵などと、お戯れを申されてはなりませぬ。そ、それにわたくしはグレイズ様の身の回りのお世話をせねばなりませぬし……」
突如、公爵に任じられることになったメラニアがしどろもどろな言葉を返していた。
王族であることが認められたメラニアが王位継承権を付与されるのは理解できるが、王家から切り離して新たな公爵家の当主にする意味が理解できなかった。
俺は思わず疑問に思ったことを口にしていた。
「ジェネシス。メラニアはファルブラウ王家の者であるのに、なぜ新たな公爵家を建て当主とするんだ?」
俺の質問にジェネシスはニヤリと人懐っこい笑みを浮かべる。
「余の代でファルブラウ王家は終わらせ、次代の王には新たな血を持つ者を据えようと思ってな。それには姉上がファルブラウ家に居てはマズいのでね。グレイズ殿を公爵に据えられるのであれば、喜んで与えるのだが貰ってくれぬであろう?」
「当たり前だ。俺は平民だぞ」
「だから次善の策として姉上を公爵家当主として、その配偶者にグレイズ殿をと思っている。もちろん、メリーさんやその他の方の妻帯も認めるので安心してくれてよい。要は姉上への公爵位と領地の贈与は余からの結婚の引き出物だと思ってくれていい」
「へ、陛下!? わたくしはグレイズ様のお世話をするだけで、け、結婚などとは!?」
メラニアが顔を火照らせて大慌てで結婚を否定していた。
「メラニア、もらえるものはもらっておいて損はないと思うわよ」
「メラニアさんは大貴族になるのー? ファーマたちこれからも友達だよね?」
「大丈夫、メラニアは賢い子。大貴族でも私たちと友達でいてくれる」
「そ、そうですね。公爵様になってもメラニアさんなら今と変わらなそうな気もします」
「あ、あたし、メラニアさんと友達って言っていいのかな。陛下の話だとブラックミルズのご領主様でもあるんだよね?」
「冒険者ギルドのオーナーにもなるんでしょうか……」
メラニアの公爵就任に対し、メンバーたちから色々な声が広がる。
「い、いや。わたくしは公爵家当主などという大任は無理ですから、陛下ご再考をお願い申し上げます」
「姉上、公爵家当主と言っても、別に何かを求めるわけではないので安心して下され。ブラックミルズ以外は王国から代官を派遣しておきますし、ブラックミルズはグレイズ殿が治めてくれるので、姉上は安心してグレイズ殿のお世話に精を出されるだけで良いのです」
ジェネシスからの説明を受けたメラニアは、それまでの慌てぶりを潜めて何やら考えこんでいた。
そして、しばらくすると何かを悟ったような顔をしていた。
「つまり、陛下はわたくしを通じてグレイズ様にこの地を与えようということですね」
「さすが姉上、理解が早くて助かります。グレイズ殿の性格上、余からの直接の謝礼は受け取られませんからね。姉上を出汁にして与えることに致しました」
「そういったことであれば、ブラックミルズ公爵家の当主はお引き受けいたします。わたくしはグレイズ殿にご相談をすればよいだけですものね」
メラニアが悪戯っぽく笑うと俺をチラリと見てきた。
どうやら俺はブラックミルズ商店街連合会会長兼冒険者ギルドマスター兼領主の相談役という役職が付与されるようである。
一介の冒険者に過ぎない四〇のおっさん商人である俺がだ。
どうも、あの幼女女神は神様になったこの国の建国王と同じ道を辿らせたいらしい。
一体全体、この先どうなることやら。俺としてはいい加減『追放者』のメンバーたちをSランクに育て上げる方に注力させて欲しいのだが。
なかなか人生ってのは自分の思った通り上手くいくもんじゃねえな……。
おっさん商人、仲間を気ままに最強SSランクパーティーへ育てる 第二部 アルガド編 完
―――――――――――――――――――
というわけで、長らくのお付き合いありがとうございました。無事(?)、第二部も最終話を迎えることができました。ひとえに読者の皆様のご声援とグレイズさんへの応援もあり、うつ展開からの暴れん坊将軍タイムと水戸黄門タイムを乗り切ることができました。本当にありがとうございます。m(__)m
さて、第二部完結ということで、おっさん商人グレイズの今後はという話になりますが、これからは日常編という形でメラニアとジェネシスを加え日常&探索編という(本編だったはず)に戻っていく予定です。第三部とは銘打たず日常編という形での連載にする予定です。
二月末の書籍の方もストーリーの流れは変えずに大幅に改稿、加筆をしております。WEB版を読んだ人はニヤリとする仕掛けも施してありますし、WEB未読の方も楽しめるようにしてあります。常にWEB版はプロトタイプと言わせてもらってきましたので、月末に発売するおっさん商人書籍版が本来の作者の書きたかった正式バージョンとなっております。なので、書店等で見かけましたら、中身をチラ見してレジに運んで頂ければ幸いです。
なお、書籍版につきましては賛否がありました実況氏、解説氏視点は廃し、グレイズ視点で新たに書き直しておりますことだけお伝えしておきます。
彼らには近況報告欄でのご活躍をお任せしましょう。
では、明日よりはおっさん商人日常編をお楽しみくださいませ。
『共生の指輪』は一対の指輪になっており、はめた者同士が一定距離を離れると強烈な電撃が流れる呪いの装備であり、禁制品として一般流通を禁止された品物であるのだ。
サイアスとマリアンからしてみれば、憎み合い、疑い合いながらも距離が離れれば、肉体に苦痛が訪れるという最悪仕様の結婚指輪であった。
サイアスは半ばあきらめ気味に指輪をはめたが、マリアンは最後まで髪を振り乱して抵抗したが、屈強な冒険者の力には叶わず、指輪をはめたところで気を失ってしまっていた。
婚姻をかわした二人が一番喜んでいない摩訶不思議な結婚式は粛々と進行し終えると、クレストン公爵家の解体をするために王都へ戻るサイアスとマリアンを見送るためにブラックミルズの郊外にまでジェネシスとともに来ていた。
二人は終始無言を貫き、サイアスが引き連れてきていた兵たちの姿を見た時、サイアスがジェネシスに対し不穏な動きを見せた。
俺はすぐに腕輪を外すと、無詠唱で火球をサイアスの頬を掠めるように放つ。
アウリースの放つ火球も巨大だが、腕輪を外した俺の火球はソレの数倍の大きさを誇ってサイアスの横を掠めるように飛んでいった。
そして、勢いを失った火球が何もない草原に落ちると、真昼でもなお眩しいほどの光を発して火柱を天高くにまで昇らせると、かなりの周囲に熱と暴風をまき散らしていた。
「ひぃ! こ、こんな魔法が……バ、バケモノめっ!」
火球の着弾地点の惨事を見たサイアスとマリアンが地面にへたりこむと、水たまりが発生していた。
「悪いが俺は人外の力を持っていてな。俺が仲間と認めたジェネシスに喧嘩を売るつもりなら、俺は全力でお前らを潰すつもりだ。心しておけよ」
弾劾裁判では法で彼らを捌くため努めて冷静に振る舞っていたが、彼らの自分勝手な言い分に怒りのゲージはMAXを越えていたのだ。
大人しく王都でジェネシスに与えられた仕事に励めば、無視するつもりだが、少しでもこちらに害意を見せれば、次は身体ごと消し去るとの警告も含めたデモンストレーションであった。
大勢の者に自分の力を見せるのは怖いが、今の俺には多くの仲間がいてくれるので、今回は俺の全力を相手に見せつけておいた。
「ひぃうう!! ば、ばけもの!! ばけものだ……!! この男は人の皮を被ったバケモノだ」
「サイアス、マリアン。口を慎め、この方は天より遣わされし新たな英雄である。次にそのような言動を申せば余が許さぬっ! さっさとこの場より去れ!」
「「ひぃいいいっ!!!」」
サイアスとマリアンが兵たちとともに一目散に逃げだしていった。
「済まぬグレイズ殿。不快な思いをさせたな」
「いいってことさ。あいつらの言ってることはあながち間違っていないしな。それにそんなに気にしてねえさ」
「それよりも、これから神殿で飲もう。酒代は余が奢らせてもらうぞっ!」
そこにあったのは、デルガドとサイアスという大貴族と命をかけて渡り合った王の顔ではなく、屈託なく笑う人懐っこい駆け出し冒険者のジェネシスがいた。
「あー、そうだな。今日のはジェネシスに奢ってもらうが、次のは俺の奢りで深層階からの生還祝いをパーッとやるぞ。パーッと!」
「マジっすか! さすがパネェっすグレイズさんっ! オレ、グレイズさんの弟子になります」
ジェネシスが冒険者の口調でおどけていたのを見て、俺も笑いがこみ上げてきていた。
色々と人の闇を見せつけられた事件ではあったが、多くの者に自分という異質な存在を認めてもらえたという貴重な経験を得られていた。
その後、神殿に戻ると参加していた住民たちにもジェネシスからの振る舞い酒が配られた席上、不意にジェネシスが立ち上がるとみんなに向けて喋りかけていた。
「さて、余は今一つの仕事をせねばならぬことを思い出した。皆、聞いて欲しい」
ジェネシスの問いかけに対し、酒にありついて騒いでいた住民たちはすぐさま静まり返る。
「ありがとう。では、まずわが実姉であるメラニアを王位継承者とするため、ヴィーハイブ家の養女から正式に王族として迎えるためにクレストン家の領地から召し上げたブラックミルズを含むロザーヌ地方を領地とする公爵家として爵位を与えようと思う。姉上には新しく『ブラックミルズ』という家名を与えようと思う。『ブラックミルズ公爵家』だ。王位継承順位は一位を与え、余に子供ができた場合も姉上の継承順位は変えぬと決めた」
「へ、陛下!? わたくしが公爵などと、お戯れを申されてはなりませぬ。そ、それにわたくしはグレイズ様の身の回りのお世話をせねばなりませぬし……」
突如、公爵に任じられることになったメラニアがしどろもどろな言葉を返していた。
王族であることが認められたメラニアが王位継承権を付与されるのは理解できるが、王家から切り離して新たな公爵家の当主にする意味が理解できなかった。
俺は思わず疑問に思ったことを口にしていた。
「ジェネシス。メラニアはファルブラウ王家の者であるのに、なぜ新たな公爵家を建て当主とするんだ?」
俺の質問にジェネシスはニヤリと人懐っこい笑みを浮かべる。
「余の代でファルブラウ王家は終わらせ、次代の王には新たな血を持つ者を据えようと思ってな。それには姉上がファルブラウ家に居てはマズいのでね。グレイズ殿を公爵に据えられるのであれば、喜んで与えるのだが貰ってくれぬであろう?」
「当たり前だ。俺は平民だぞ」
「だから次善の策として姉上を公爵家当主として、その配偶者にグレイズ殿をと思っている。もちろん、メリーさんやその他の方の妻帯も認めるので安心してくれてよい。要は姉上への公爵位と領地の贈与は余からの結婚の引き出物だと思ってくれていい」
「へ、陛下!? わたくしはグレイズ様のお世話をするだけで、け、結婚などとは!?」
メラニアが顔を火照らせて大慌てで結婚を否定していた。
「メラニア、もらえるものはもらっておいて損はないと思うわよ」
「メラニアさんは大貴族になるのー? ファーマたちこれからも友達だよね?」
「大丈夫、メラニアは賢い子。大貴族でも私たちと友達でいてくれる」
「そ、そうですね。公爵様になってもメラニアさんなら今と変わらなそうな気もします」
「あ、あたし、メラニアさんと友達って言っていいのかな。陛下の話だとブラックミルズのご領主様でもあるんだよね?」
「冒険者ギルドのオーナーにもなるんでしょうか……」
メラニアの公爵就任に対し、メンバーたちから色々な声が広がる。
「い、いや。わたくしは公爵家当主などという大任は無理ですから、陛下ご再考をお願い申し上げます」
「姉上、公爵家当主と言っても、別に何かを求めるわけではないので安心して下され。ブラックミルズ以外は王国から代官を派遣しておきますし、ブラックミルズはグレイズ殿が治めてくれるので、姉上は安心してグレイズ殿のお世話に精を出されるだけで良いのです」
ジェネシスからの説明を受けたメラニアは、それまでの慌てぶりを潜めて何やら考えこんでいた。
そして、しばらくすると何かを悟ったような顔をしていた。
「つまり、陛下はわたくしを通じてグレイズ様にこの地を与えようということですね」
「さすが姉上、理解が早くて助かります。グレイズ殿の性格上、余からの直接の謝礼は受け取られませんからね。姉上を出汁にして与えることに致しました」
「そういったことであれば、ブラックミルズ公爵家の当主はお引き受けいたします。わたくしはグレイズ殿にご相談をすればよいだけですものね」
メラニアが悪戯っぽく笑うと俺をチラリと見てきた。
どうやら俺はブラックミルズ商店街連合会会長兼冒険者ギルドマスター兼領主の相談役という役職が付与されるようである。
一介の冒険者に過ぎない四〇のおっさん商人である俺がだ。
どうも、あの幼女女神は神様になったこの国の建国王と同じ道を辿らせたいらしい。
一体全体、この先どうなることやら。俺としてはいい加減『追放者』のメンバーたちをSランクに育て上げる方に注力させて欲しいのだが。
なかなか人生ってのは自分の思った通り上手くいくもんじゃねえな……。
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―――――――――――――――――――
というわけで、長らくのお付き合いありがとうございました。無事(?)、第二部も最終話を迎えることができました。ひとえに読者の皆様のご声援とグレイズさんへの応援もあり、うつ展開からの暴れん坊将軍タイムと水戸黄門タイムを乗り切ることができました。本当にありがとうございます。m(__)m
さて、第二部完結ということで、おっさん商人グレイズの今後はという話になりますが、これからは日常編という形でメラニアとジェネシスを加え日常&探索編という(本編だったはず)に戻っていく予定です。第三部とは銘打たず日常編という形での連載にする予定です。
二月末の書籍の方もストーリーの流れは変えずに大幅に改稿、加筆をしております。WEB版を読んだ人はニヤリとする仕掛けも施してありますし、WEB未読の方も楽しめるようにしてあります。常にWEB版はプロトタイプと言わせてもらってきましたので、月末に発売するおっさん商人書籍版が本来の作者の書きたかった正式バージョンとなっております。なので、書店等で見かけましたら、中身をチラ見してレジに運んで頂ければ幸いです。
なお、書籍版につきましては賛否がありました実況氏、解説氏視点は廃し、グレイズ視点で新たに書き直しておりますことだけお伝えしておきます。
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