227 / 232
最終章 そして、伝説へ
21
しおりを挟む
「これは……濃い瘴気なのじゃ……妾も胸やけがする」
背後から圧倒的な殺気を持った気配が近づくにつれ、瘴気は密度を増して来ていた。
「わふうう(神器の匂いがビンビンします)」
「ってことは……この気配の主はダンジョン主か」
最後尾にいた俺はそっと、気配の方へ視線を向けた。
濃くなる瘴気の奥には赤く光る目のような物が見える。
その位置からしても、迫ってきてる生物の大きさがうかがい知れた。
このままだと追いつかれる……ろうそくの火も残り少ないし、ここで今ダンジョン主と戦闘をしたらみんなが魔素で昏倒しちまうな。
どうする……俺が囮でみんなを逃がすのが、一番成功率が高いか。
だが、みんなが俺の言うことを聞いてくれるだろうか。
不意に訪れた緊急事態に対する答えを見つけるべく、俺の頭脳は高速で動き続けていた。
「逃げる! 今戦うのは不利すぎる。アウリース、探索中のパーティーへ緊急信号を打ち上げろ『撤退』だ」
「しょ、承知しました」
アウリースがポーチから取り出した信号弾の紐を引くと、濃い霧でも分かるほどまぶしい赤い光が絶望都市の空に打ち上がった。
「メラニア、アウリース、カーラは全力でC地区への門まで走れ」
「「「あ、はい」」」
「ジェネシス、メリー、ファーマは三人の護衛を頼む」
「この状況じゃしょうがないっすね。オレがきっちりと三人は守りますから任せてくださいっす」
「悔しいけど、ファーマはもうフラフラかも」
魔力の容量の少ない獣人族であるファーマはすでに魔素酔いの気配が出ていた。
このままここにいると、気絶して昏倒してまう。
「グレイズさんたちはどうするの?」
メリーが『自分だけ残るとか言わないわよね』と言いたげな顔をしていた。
本当ならそれが一番逃げ切りやすいと思うが、そう言ったらみんながてこでも動かないのはしっている。
なので、適当にひきつけたら、さっさと退散させてもらうつもりだ。
さすがのダンジョン主も、自分の作ったダンジョンは破壊できないだろうし。
C地区の門までたどり着ければ相手も諦めてくれるだろうさ。
「ハクとクィーンを連れて、できるだけあいつがみんなを追跡しないようにする。安心しろ、ソロ討伐なんて考えてないから。みんなであいつを倒そう。そのためには一旦退却だ。頼んだぞ、メリー」
「さすがグレイズさんね。そう言わないと私たちが撤退しないと思ってるでしょ。でも、まぁいいわ、ちょっと休憩してくるからみんなの分は残しておいてよ」
メリーは笑顔で俺の指示に従う意志を示してくれた。
彼女が請け負ったなら、何をしてもでもみんなを確実に撤退させてくれるはずだ。
それだけの信頼は預けてもいい存在である。
「俺もすぐに休憩しに行くよ」
「了解、みんな、先に撤退するわよ。大人しく撤退したらグレイズさんが戻ってた時、一緒に添い寝してくれるってー」
おい、メリーそんな約束してないぞ!!
みんなのいるところで添い寝なんて!?
「ファーマ! 緊急撤退します! グレイズさんと添い寝~♪」
それまでフラフラしていたファーマが急に元気なって駆け去っていく。
いやちょっとファーマさん、俺そんなこと一言も言ってませんけど。
「ファーマ、それ抜け駆け。私も撤退する。その前に支援魔法受け取るがよい」
カーラが俺とハクとクィーンに支援魔法をかけまくると、ファーマを追って駆け去った。
「グレイズ様、そ、添い寝はブラックミルズに戻ってからでも大丈夫でしょうか? 今はほら非常時ですし、お風呂も入ってませんし」
メラニア、もじもじされるとこっちが困るんだが、それに添い寝はメリーが勝手に。
「そ、そうですよね。私もブラックミルズに帰ってからでいいですか。色々と準備もありますし」
アウリースも同じくもじもじしない。
それに色々な準備ってなんだよ。
二人が顔を赤くして、先行したカーラとファーマを追って駆け去った。
「そうねぇ、私もブラックミルズに帰るまで取っておこうかな。屋敷も完成するし、新築祝いとして豪華なベッドでの添い寝権ってご褒美もらわないとね」
メリーがしてやったりと言いたげにウィンクを投げかけてきた。
ハメられた気もしないでもないが、それで彼女たちが納得して逃げてくれているので感謝はしておこう。
「分かった。添い寝までだからな」
「いやったー! これで既成事実を作れる。いやっふー!」
メリーが普段見せないおどけた雰囲気で駆け去っていく。
既成事実とか言うのやめてくれますか。
「グレイズさんもついに年貢を納める時がきたようで……最近、オレが仕入れた特別製の回復ポーションいります?」
「いるか! 馬鹿! さっさといけ!」
「おー、こわい。じゃあ、きっちりと仕事してC地区まで戻ってきてくださいよ」
「分かってる。ジェネシスも他の連中をまとめておいてくれ、ダンジョン主もみんなでやれば怖くない」
「りょーかい。きっと他の連中はグレイズさんが抜け駆けしたっていきり立つと思うんで、魔素抜けしたやつらから随時応援に出します」
ジェネシスはきりっと表情を引き締めると、みんなを追って去っていった。
「わふう(相変わらずグレイズさんは愛されてますね。神器の所有者は超常の力を得る代わりに人から畏怖されやすいん存在なんですが。グレイズさんの超越者の腕輪は神器の中でも特別製なんでほんとはもっと恐れられる存在になってたかもしれないんですよねー)」
「そうか? その特別製の神器の意識体が相性のいいハクだから、俺がこんな感じになってるんだと思うぞ」
「わふううう(いや、絶対違いますから! あたしはアクセルリオン神様のなかで一番の従属神だったんです。イケてる戦闘女神だったんですから。ご飯と戦闘だけが大好きなポンコツじゃないですよ!)」
「そこまで言ってないぞ。まぁ、でもハクが相棒だったから俺も孤独じゃなかったし、みんなにも会えたと思ってるさ」
俺は足元で抗議するハクの頭を撫でた。
「グレイズ、あいつ食べたら妾は大きな戻れるかのぅ」
クィーンが涎を垂らして、瘴気の奥にいると思われるダンジョン主を見ていた。
「ばっちいから食べない方がいいぞ。それにメラニアの飯の方が美味いだろ」
「……それもそうじゃな。メラニアの美味しい食事とお菓子が食べられるこの身体も案外悪くないのじゃ」
「じゃあ、さっそくあいつをみんなから離すために誘導するとしよう。二人とも油断するなよ」
「わふう(了解)」
「おっけーなのじゃ。今回は妾が霧を吹き飛ばす! エアバーストボム」
クィーンが霧の奥にいる生物に向けて、風邪属性の魔法を放った。
アウリースのも強力だったが、ノーライフキングであるクィーンの魔法は濃い魔素で活性化されているようで非常に強力だった。
連続した爆発音がしたかと思うと吹き飛ばされそうな暴風が辺り一帯を吹き抜けた。
そして、漂っていた霧が晴れると、ダンジョン主だと思われる奇怪な生物の姿が見えてきた。
身体はミスリルゴーレム、両肩からはエンシェントドラゴンの顔が生え、手にはゴブリンエンペラーの持つ長大な剣と大盾、背中からは奇怪な六枚羽根が様々の光を発していた。
キマイラよりもより一層凶悪な魔物が合成された醜悪な怪物が姿を現していたのだ。
背後から圧倒的な殺気を持った気配が近づくにつれ、瘴気は密度を増して来ていた。
「わふうう(神器の匂いがビンビンします)」
「ってことは……この気配の主はダンジョン主か」
最後尾にいた俺はそっと、気配の方へ視線を向けた。
濃くなる瘴気の奥には赤く光る目のような物が見える。
その位置からしても、迫ってきてる生物の大きさがうかがい知れた。
このままだと追いつかれる……ろうそくの火も残り少ないし、ここで今ダンジョン主と戦闘をしたらみんなが魔素で昏倒しちまうな。
どうする……俺が囮でみんなを逃がすのが、一番成功率が高いか。
だが、みんなが俺の言うことを聞いてくれるだろうか。
不意に訪れた緊急事態に対する答えを見つけるべく、俺の頭脳は高速で動き続けていた。
「逃げる! 今戦うのは不利すぎる。アウリース、探索中のパーティーへ緊急信号を打ち上げろ『撤退』だ」
「しょ、承知しました」
アウリースがポーチから取り出した信号弾の紐を引くと、濃い霧でも分かるほどまぶしい赤い光が絶望都市の空に打ち上がった。
「メラニア、アウリース、カーラは全力でC地区への門まで走れ」
「「「あ、はい」」」
「ジェネシス、メリー、ファーマは三人の護衛を頼む」
「この状況じゃしょうがないっすね。オレがきっちりと三人は守りますから任せてくださいっす」
「悔しいけど、ファーマはもうフラフラかも」
魔力の容量の少ない獣人族であるファーマはすでに魔素酔いの気配が出ていた。
このままここにいると、気絶して昏倒してまう。
「グレイズさんたちはどうするの?」
メリーが『自分だけ残るとか言わないわよね』と言いたげな顔をしていた。
本当ならそれが一番逃げ切りやすいと思うが、そう言ったらみんながてこでも動かないのはしっている。
なので、適当にひきつけたら、さっさと退散させてもらうつもりだ。
さすがのダンジョン主も、自分の作ったダンジョンは破壊できないだろうし。
C地区の門までたどり着ければ相手も諦めてくれるだろうさ。
「ハクとクィーンを連れて、できるだけあいつがみんなを追跡しないようにする。安心しろ、ソロ討伐なんて考えてないから。みんなであいつを倒そう。そのためには一旦退却だ。頼んだぞ、メリー」
「さすがグレイズさんね。そう言わないと私たちが撤退しないと思ってるでしょ。でも、まぁいいわ、ちょっと休憩してくるからみんなの分は残しておいてよ」
メリーは笑顔で俺の指示に従う意志を示してくれた。
彼女が請け負ったなら、何をしてもでもみんなを確実に撤退させてくれるはずだ。
それだけの信頼は預けてもいい存在である。
「俺もすぐに休憩しに行くよ」
「了解、みんな、先に撤退するわよ。大人しく撤退したらグレイズさんが戻ってた時、一緒に添い寝してくれるってー」
おい、メリーそんな約束してないぞ!!
みんなのいるところで添い寝なんて!?
「ファーマ! 緊急撤退します! グレイズさんと添い寝~♪」
それまでフラフラしていたファーマが急に元気なって駆け去っていく。
いやちょっとファーマさん、俺そんなこと一言も言ってませんけど。
「ファーマ、それ抜け駆け。私も撤退する。その前に支援魔法受け取るがよい」
カーラが俺とハクとクィーンに支援魔法をかけまくると、ファーマを追って駆け去った。
「グレイズ様、そ、添い寝はブラックミルズに戻ってからでも大丈夫でしょうか? 今はほら非常時ですし、お風呂も入ってませんし」
メラニア、もじもじされるとこっちが困るんだが、それに添い寝はメリーが勝手に。
「そ、そうですよね。私もブラックミルズに帰ってからでいいですか。色々と準備もありますし」
アウリースも同じくもじもじしない。
それに色々な準備ってなんだよ。
二人が顔を赤くして、先行したカーラとファーマを追って駆け去った。
「そうねぇ、私もブラックミルズに帰るまで取っておこうかな。屋敷も完成するし、新築祝いとして豪華なベッドでの添い寝権ってご褒美もらわないとね」
メリーがしてやったりと言いたげにウィンクを投げかけてきた。
ハメられた気もしないでもないが、それで彼女たちが納得して逃げてくれているので感謝はしておこう。
「分かった。添い寝までだからな」
「いやったー! これで既成事実を作れる。いやっふー!」
メリーが普段見せないおどけた雰囲気で駆け去っていく。
既成事実とか言うのやめてくれますか。
「グレイズさんもついに年貢を納める時がきたようで……最近、オレが仕入れた特別製の回復ポーションいります?」
「いるか! 馬鹿! さっさといけ!」
「おー、こわい。じゃあ、きっちりと仕事してC地区まで戻ってきてくださいよ」
「分かってる。ジェネシスも他の連中をまとめておいてくれ、ダンジョン主もみんなでやれば怖くない」
「りょーかい。きっと他の連中はグレイズさんが抜け駆けしたっていきり立つと思うんで、魔素抜けしたやつらから随時応援に出します」
ジェネシスはきりっと表情を引き締めると、みんなを追って去っていった。
「わふう(相変わらずグレイズさんは愛されてますね。神器の所有者は超常の力を得る代わりに人から畏怖されやすいん存在なんですが。グレイズさんの超越者の腕輪は神器の中でも特別製なんでほんとはもっと恐れられる存在になってたかもしれないんですよねー)」
「そうか? その特別製の神器の意識体が相性のいいハクだから、俺がこんな感じになってるんだと思うぞ」
「わふううう(いや、絶対違いますから! あたしはアクセルリオン神様のなかで一番の従属神だったんです。イケてる戦闘女神だったんですから。ご飯と戦闘だけが大好きなポンコツじゃないですよ!)」
「そこまで言ってないぞ。まぁ、でもハクが相棒だったから俺も孤独じゃなかったし、みんなにも会えたと思ってるさ」
俺は足元で抗議するハクの頭を撫でた。
「グレイズ、あいつ食べたら妾は大きな戻れるかのぅ」
クィーンが涎を垂らして、瘴気の奥にいると思われるダンジョン主を見ていた。
「ばっちいから食べない方がいいぞ。それにメラニアの飯の方が美味いだろ」
「……それもそうじゃな。メラニアの美味しい食事とお菓子が食べられるこの身体も案外悪くないのじゃ」
「じゃあ、さっそくあいつをみんなから離すために誘導するとしよう。二人とも油断するなよ」
「わふう(了解)」
「おっけーなのじゃ。今回は妾が霧を吹き飛ばす! エアバーストボム」
クィーンが霧の奥にいる生物に向けて、風邪属性の魔法を放った。
アウリースのも強力だったが、ノーライフキングであるクィーンの魔法は濃い魔素で活性化されているようで非常に強力だった。
連続した爆発音がしたかと思うと吹き飛ばされそうな暴風が辺り一帯を吹き抜けた。
そして、漂っていた霧が晴れると、ダンジョン主だと思われる奇怪な生物の姿が見えてきた。
身体はミスリルゴーレム、両肩からはエンシェントドラゴンの顔が生え、手にはゴブリンエンペラーの持つ長大な剣と大盾、背中からは奇怪な六枚羽根が様々の光を発していた。
キマイラよりもより一層凶悪な魔物が合成された醜悪な怪物が姿を現していたのだ。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。
さら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。
だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。
行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。
――だが、誰も知らなかった。
ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。
襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。
俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。
無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!?
のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。