おっさん商人、仲間を気ままに最強SSランクパーティーへ育てる

シンギョウ ガク

文字の大きさ
226 / 232
最終章 そして、伝説へ

20

しおりを挟む
 探索は思いのほか順調に進んでおり、俺たちが先行偵察するファーマたちのパーティーに合流を果たした時には、事前にローマンが教えてくれていたD地区に繋がる門の前であった。

「グレイズさん、遅いよー。ファーマたちだけでダンジョン主を倒しちゃいそうだった」

「わふう(魔物の数もさして多くなかったですし、罠もないんで監獄の方が難しいくらいでしたよ)」

 合流した二人は絶望都市のダンジョンが物足りない様子だった。

 魔物は広場の前に集まっていたし、ダンジョンの中も道案内がついていたからここまで簡単に来れたという側面がある。

 まぁ、それにしても早く到達できたことに変わりはなかった。

「ファーマとハクはとんでもない斥候だな……グレイズ、お前の新しい仲間たちは私たちとは違って有能らしいな。やはり、この騒動がおさまって私たちはまた収監されるだろうが、ムエルたちにはお前にはもう関わるなと忠告しておこう。それがお互いのためだ」

 ローマンも二人の偵察能力に舌を巻いていたようだ。

 ムエルたちのパーティーはミラが偵察担当だったが、俺と組んでた時は色々と凡ミスも多かったことを思い出していた。

「二人は俺よりも有能な偵察能力持ちだからな……偵察で俺の仕事はほぼない」

「たしかに納得だ。ミラも成長したが、あの二人には足元にも及ばん。世界は広いなグレイズ」

「グレイズさん、話はあと。今はD地区への突入が先よ」

「おう、分かってるさ」

 ローマンと昔話に花が咲きそうだったが、メリーに急かされたので固く閉ざされていた地区を分ける重厚な門を押し開けた。

「おっと……これは……」

 門の奥にあるD地区からはそれまでとは違い、息を吸うのもためらわれるような濃密な魔素マナの霧が漂っていた。

 吐き気を催すような霧……ダンジョン主が吐き出す魔素マナが濃すぎて瘴気にまでなっているのか……。

「グレイズ、この霧を長く吸うのは人体に有害だと思う。長くて半日、それ以上は許容量の高い魔法職でも魔素マナ酔いで動けなくなる可能性がある」

 カーラが漂う霧の有害性を指摘してきた。

 たしかにこの濃さだと、半日くらいずっと探索してると、動けなくなりそうだ。

「承知した。これよりD地区に入るパーティーの行動は最大で半日にする。時間計測用のろうそくを忘れずに灯すように」

 突入をするのは精鋭中の精鋭の冒険者たちであるため、すぐさま指示にしたがっておおよそ半日は灯るサイズにろうそくを切る。

 そして、風で消えないようケースに入れると背嚢バッグに括りつけていた。

 これでろうそくを基準におおよその探索制限時間を把握して、半日経過する前にここに戻ってくるはずだ。

「なるべく帰還時間は余裕を持つように。ギリギリまで探索する必要はない。行動不能にならないようする方が大事だ」

 魔素マナ酔いで行動不能になったパーティーを救うため、別のパーティーが二次遭難する可能性もあるので、帰還時間には是非とも余裕を持って欲しかった。

「はい、グレイズさんの分です。たぶん、グレイズさんの許容量はどれだけ吸っても大丈夫でしょうが、私たちはきっとそうもいかないので……」

 アウリースが俺用にセットしてくれたろうそくを差し出してくれた。

 彼女の言う通り、俺の許容量はきっと尋常ではないはずなのでこの濃い魔素マナの霧の中でも何日でも行動できるはずだ。

 最悪、メンバーたちの魔素マナが抜けない場合は俺一人で探索する選択肢も考えておかないとな。

「助かる。無理はしないでおこう」

「妾はこの瘴気の濃さは楽園なのじゃー。すーはぁー生き返るのじゃー」

 逆に半分だけ魔物のクィーンは、この濃い霧を吸って肌が艶テカしてきていた。

 クィーンの様子を見る限り、魔物はこの魔素マナで強さを増しているかもしれないな。

「じゃあ、クィーンにはしっかりと仕事をしてもらうとするか。この魔素マナの濃さなら召喚主であるメラニアからも大量の魔力が供給できるだろうし、攻撃魔法をドンドンぶっ放してくれ」

「おお、そうじゃな。この濃さならメラニアから借りなくても、妾の吸収分でガンガンいけそうなのじゃ。なんならゾンビスケルトン軍団を召喚もしてよい。それくらいここは魔素マナが濃い。妾の宮殿以上かもしれぬ」

 クィーンが珍しくおやつを要求せずにやる気を見せていた。

 それくらいここの魔素マナが濃いことを示しているのかもしれない。

「さぁ、気を引き締めて探索しよう。ここからは何が出てもおかしくない。常に他のパーティーと連携できるようにお互いの位置を把握してやっていこう。ダンジョン主がいたらすぐに報告をくれ。くれぐれも自分たちのパーティーだけで仕掛けないように徹底を頼む」

 神器を吸収し強化されたダンジョン主がどれほどの強さが判断できないため、他のパーティーにも見つけたからといって無用な攻撃を仕掛けないように釘を刺しておいた。

 俺が冒険者ギルド本部の幹部にもなっているため、参加している冒険者たちも従う気配を見せてくれていた。

 なるべくこれ以上の人死になく、このダンジョンを閉鎖させたいというのが俺の思いであるのだ。

 それが危険を代償に対価を得る冒険者たちの命であったとしてもだ。

「では、各パーティーごとに探索を開始してくれ」

 準備を終えたパーティーから、どんどんとダンジョン主の居場所をさぐりにD地区へ侵入していった。

「俺たちも行くぞ」

「「「「「はい」」」」

 装備を確認し終えた俺たちもD地区へ侵入していく。



 D地区内の霧は予想以上に濃く、数歩先の視界が全く確保できないでいた。

「わふう(敵の匂い感知! 右前方!)」

 ハクの声が敵の接近を告げているが、霧で視界がとれないのと、魔素マナの濃さが相手の気配を乱して正確な位置が把握できなかった。

「気配が掴みにくいよー」

「では、私が霧を払います。エアバースト!」

 アウリースが風の魔法を右前方に撃ち込むと、魔法で発生した風に巻き込まれて霧が消え、敵の姿が把握できた。

「敵はキマイラだ。毒の息なんか吐かれると面倒だから一気に殲滅する」

 姿を現したのはボス魔物であるキマイラだった。

 すでに十五階層のボスとして戦ったことがある相手であるため、メンバーたちの動きは速い。

 ファーマとハクがフェイントをかけると、メリーが近づき足を折り、動けなくなったのをクィーンが魔法で痺れさせて拘束。

 それを俺が戦斧で処理した。

 中層階のボスとはいえ、すでにキマイラ程度では相手に攻撃をさせる隙は与えないで倒せる。

「わふう(次、きます! 今度は左後方)」

 警戒を解く暇もなく、新たな敵の匂いをハクが感知していた。

 この状況だと、ハクの鼻が一番敵を見つけやすいようだ。

「了解、また霧を払いますね。エアバースト」

 アウリースがハクの示した方向へ再び、エアバーストを放つ。

 霧が晴れるとゴブリンキングが姿を現した。

「先制攻撃いきますー!」

 気配を掴めず、いつものように攻撃できないファーマが敵の視認をした途端、ゴブリンキングへ飛びかかっていく。

 だが、一体だと思われた敵は二体だった。

「うわっとと、二体なんて聞いてないよー」

 霧の中から、もう一体のゴブリンキングが放ったこん棒がファーマを襲ったが、間一髪で回避するとくるりと一回転して地面に着地していた。

「ファーマ、支援する。受け取れ」

 カーラが即座にファーマへと支援魔法を飛ばしていた。

 魔素マナが濃く、魔力の回復が通常より早いため、モリモリのマシマシ支援セットのようだ。

「ありがとー。よーし、いっくよー」

 カーラからの支援魔法を受けたファーマが爪をガシガシ言わせたかと思うと、身体が霧に溶けた。

 支援しすぎだろ、カーラ。

 俺でも捕捉がしづらいスピードだぞ。

 霧に溶け込み見えにくくなったファーマの攻撃で、ゴブリンキングたちが次々に血を噴き出してのたうち回る。

 あいつらにはファーマの姿が捕捉できてなくて、あてずっぽうにこん棒を振り回しているようだ。

「あらー、そっちばっかりに気を取られてると、痛い目をみるわよ」

 ファーマに気を取られていたゴブリンキングの脳天にメリーのメイスがめり込んでいた。

「そういうことだな」

 強烈なメリーの攻撃を受け、膝を突いたゴブリンキングの首に俺の戦斧が食い込んだかと思うと首を斬り飛ばしていた。

「わふうう(そういうことです)」

 必死になってファーマを追っているもう一体のゴブリンキングの背中をハクの鋭い爪が突き立っていた。

 痛みでもがくゴブリンキングは、ハクを必死で振りほどいていく。

「そういうことなのじゃ」

 ハクが離れた瞬間、魔法を発動させたクィーンの稲妻がゴブリンキングの胸を貫いて大きな穴を開けていた。

 胸に大穴を開けられたゴブリンキングがビクビクと身体を震わせていると、姿を現したファーマが爪を一閃して首と胴体を分断し絶命させていた。

「そういうことだよー」

 ファーマに気を取られた二体のゴブリンキングはなすすべもなく、その巨体から首を失って地面に転がっていた。

「ふぅー、さすがにここは魔物がまだ残ってますねー。でも、オレなんか出番ないっすけど」

 魔法職の護衛を任せているジェネシスが剣をしまっていた。

「油断は大敵。ここはブラックミルズで言えば最終階層と同じ。油断すれば即死亡」

 緊張を緩めようとしていたジェネシスにカーラからの忠告が飛んでいた。

 カーラの言う通り一瞬の油断でここは死が近寄ってくる。

 一時たりとも気を抜いていい時間はないのだ。

「了解っす。オレも生きて帰らないと嫁に泣かれるんで、気を付けるっす。それにしても、霧が濃くて視界悪すぎっすね……。他のパーティーもなかなか苦戦してるみたいだし、それにそろそろ帰還した方がいい時間っぽいっすよ」

 戦闘を終えて戻ってきた俺たちへ、ジェネシスが自分のろうそくを見せてきた。

 すでに残り三分の一くらいまで燃えてるか……。

 霧のせいで予定していた範囲の半分程度しか探索できてないが、無理をすれば魔素マナ酔いでみんなが動けなくなる。

 それに他のパーティーもそろそろ探索にケリをつけて戻ってくるはず。

 潮時か……焦りが一番大敵だから、いったん出直すか。

「今日はこれくらいに――」

 そう言いかけた時、背後から背筋が凍るような圧倒的な殺気を持った気配が近寄ってくるのが感じられた。
しおりを挟む
感想 1,071

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした

新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。 「もうオマエはいらん」 勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。 ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。 転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。 勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~

志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」 この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。 父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。 ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。 今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。 その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。

【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』

ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。 全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。 「私と、パーティを組んでくれませんか?」 これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。