魔剣士「お姫様の家出に付き合うことになった」【現在完結】

Naminagare-波流-

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第六章【エルフの隠れ里】

6-11 戦いの夜、終焉へ

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……
…………
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
―――【 ツリーハウスの中 】

戦いを終えて真実を知り、煮え切らない思いでツリーハウスへと戻ってきた魔剣士と白姫。
ランプは灯さず、窓から差し込む月明かりを頼りに、少し離れた位置にそれぞれ腰を下ろした。

白姫「…」
魔剣士「…」

しかし、二人は声を発することはなく、しばらくは無言の時間が続いた。

白姫「…」
魔剣士「…」

お互い、それぞれに今回起きた一連の騒動は深く傷つき、深く想い、深く成長をする糧となり、気持ちの整理をつけたかったのだろう。
その語らぬ時間に続いた無言はわずか数分のことであったが、二人にはその何倍にも感じられた。

白姫「…」
魔剣士「…」

そして、部屋にある時計がボォンと鳴った2時を告げた時。
魔剣士はあることに気が付き、ついに口を開いた。

魔剣士「……白姫?」
白姫「…」ピクン
魔剣士「大丈夫か…?」
白姫「…」

お互いが離れ、窓から離れた場所に座っていたため、それぞれの表情を伺うことはできなかったのだが、魔剣士はその暗闇の中で涙を浮かべたままの白姫にふと気が付いたようだった。

魔剣士「……まだ、泣いているのか」
白姫「…」
魔剣士「…」
白姫「…」
魔剣士「……そっちに行ってもいいか?」
白姫「…」ピクッ
魔剣士「今、そっちに…」スクッ
白姫「…ダメ」
魔剣士「お…」ピタッ
白姫「来ないで…お願い……っ」
魔剣士「…」
魔剣士「……わ、分かった」

始めての拒絶。
魔剣士は予想していなかった事態に戸惑いつつも、再びその場へと腰を下ろした。

白姫「…ご、ごめんね」
魔剣士「仕方ねぇさ。あんなことがあって…」
白姫「…ち、違うの」
魔剣士「ん?」
白姫「…違う」
魔剣士「何が違うんだ?」
白姫「あの…その……」
魔剣士「もしかして、俺が怖くなったか…?」
白姫「!」
魔剣士「魔導エルフを殺したようなもんだし、人にない力を持って……」
白姫「ち、違うよっ!!」
魔剣士「む…」
白姫「違うの…。そうじゃ…ないの……」
魔剣士「じゃあ一体……」

白姫「…」
白姫「……自分が、情けないの」

魔剣士「情けない?」
白姫「…っ」コクン…
魔剣士「何が情けないんだ?」
白姫「…」
魔剣士「黙ってたら分からねーぞ」
白姫「…」
魔剣士「…」

白姫「……"でも"って、思ったから」

魔剣士「なんだそりゃ」
白姫「…」
魔剣士「意味が分からねぇよ」
白姫「…」
魔剣士「…ハッキリ言葉で言わねぇと、何が何だか分からねぇって」
白姫「…っ」
魔剣士「なぁ…」
白姫「……から」
魔剣士「あん?」
白姫「……思ったから」
魔剣士「だから何が」

白姫「……それでも魔剣士がいただけで良かったって思ったから!!」

魔剣士「!」

白姫「みんなが倒れているのを知って、凄く悲しかった……」
白姫「だから私が戦わなくちゃって思ったけど、魔剣士が生きてて、凄く嬉しかった」
白姫「その後に魔剣士が二人を助けようとして、だけどダメだったかもしれなくて……」
白姫「その時、その時に…私は、"でも魔剣士が生きていてくれて、魔剣士がそうならなくて良かった"って…」
白姫「思っちゃったから……!」ブルッ…

魔剣士「…!」

白姫「改めて今思って、なんて最悪なんだろう…って……」
白姫「だから、魔剣士にこんな私の近くに…来てほしくなくて……」
白姫「……っ」
白姫「だ、だめだよ……」
白姫「わかんない……よ……」
白姫「どうしてそう思ったのか、私がこんな風に考えてるのか、分かんない……っ」

魔剣士「…」
白姫「…っ」
魔剣士「…」
白姫「だから……」
魔剣士「…ちょっとそっち行くわ」スクッ
トコトコトコ……
白姫「やっ…!」
魔剣士「…」
白姫「嫌っ…!わ、私は……!」

魔剣士はそれを無視し、座り込んで顔を隠す白姫のもとへと近寄った。
そして、震えている白姫への肩へ手を置き、いつも以上の笑顔を見せながら、
「……なんだ、一緒だったんだな!?」
と、口にした。

白姫「…え?」
魔剣士「いやぁ参ったな、俺もお前だけ生きてればイイと思ってはいたんだよ」ハハハ
白姫「…ウソだよ。だって魔剣士は、猛竜騎士さんたちを必死で」
魔剣士「んなのカッコつけだろうが」
白姫「で、でもウィッチさんたちはもうダメだって諦めてて…!」
魔剣士「俺だってダメだって思ってたっての」
白姫「私は諦めて行動すらできなかったから、最悪な人間で……」
魔剣士「あんな絶望的な状況で動ける人間がいるかよ」
白姫「魔剣士は諦めなかった……」
魔剣士「俺は新しいパワァを得たんだぞ?自信満々にやっただけだ」ククク
白姫「…」

魔剣士「とりあえず、お前が思ったのは俺が思ったのと一緒だ」
魔剣士「動けないのも当然だし、別に俺は嫌いにならないし、お前が自分を嫌いになる必要もねぇよ」

白姫「で、でも……」
魔剣士「ハハ…、ぶっちゃけあんな行動はしたけどよ、半ば生き返るわけないと思ってたし、これからどうするかってことを考えてたんだよな」
白姫「え…」
魔剣士「まぁそんなもんだ。お前だけが気を病む必要はねぇよ」
白姫「…」
魔剣士「つーか、もしも自分がそんな気持ちを持ってヘコむんなら、次に活かせばよくねぇか?」
白姫「…!」

魔剣士「次に同じこと……っていうのはあってほしくないがよ……」
魔剣士「もしも似たような状況になったら、次に諦めなければイイ」
魔剣士「どうせ俺らは冒険初心者なんだしよ、こういうことで成長していくっつーか、そうなんじゃねぇの?」
魔剣士「すげぇ落ち込むのは分かるけど、失敗を活かしてこそだろ!」
魔剣士「……姫様なんだから、民に落ち込む姿は見せないでくれよ」ニカッ

白姫「魔剣士……」
魔剣士「……って、あっ!それは嘘だわ」
白姫「えっ?」
魔剣士「白姫が俺に自分を隠して、強がるってのは嫌だな。辛いときは辛いって…俺にだけは言ってくれよ」ハハハ
白姫「…っ!」
魔剣士「ま、どうしても言えない時は何とか俺が察して、お前の気持ちを分かるように、分かち合えるようには努力するけどな!?」
白姫「……ッ!!」
魔剣士「だから……」
白姫「あ、ありが…とう……」ブルッ…
魔剣士「……また泣く」
白姫「ごめんなさい……」
魔剣士「そんなに俺は優しいか?お?」
白姫「…っ」コクン
魔剣士「ククク、しかしまぁ今夜は考えるところもあるだろうし…今日は早めに横になったほうがいい」
白姫「うん…」

魔剣士(……で、一回俺は外に出てオッサンの様子でも見に行くか?)
魔剣士(それとも俺の新しい力がどうなのかも分からないし、昼間にオッサンと戦った広場で技でも試すか)
魔剣士(どのみち寝るに寝られないっつーか、目が冴えちまって……)
魔剣士(さぁてどうするか……)

バーサクの影響なのか、色々なことがあったというのに一つの疲労も感じることなく、むしろ力が溢れ、一切の眠気を感じることがない魔剣士。
新たな力でどのようなことが出来るのかも気になり、白姫が横になったのを見計らってから外へ出ようとしたの……だが。

白姫「…ま、魔剣士」ソッ
魔剣士「ん?」

白姫が魔剣士の袖を掴み、自分のほうへと軽く引っ張ったようだった。

魔剣士「どうした?」
白姫「…」
魔剣士「白姫?」
白姫「あ…」
魔剣士「どうしたんだ、何かしたか?」
白姫「…」
魔剣士「んー?」
白姫「一緒に…寝て欲しい……」
魔剣士「!?」
白姫「ダメ…だよね……」
魔剣士「い、一緒にってお前!?」ドキン!
白姫「その…怖いから……」
魔剣士「……へ」
白姫「ご、ごめんなさい!我がまま言って……!」
魔剣士「い、一緒に寝てほしいってそっちかよ!」
白姫「あ、あう?」
魔剣士「はぁぁっ、びっくりしたわ……」
白姫「な、何が…?」
魔剣士「こ、こっちの話だ。しゃあねぇなあ、隣で寝てやるからホレ、早く薄着にでもなって横になれよ」
白姫「…一緒にいいの?」
魔剣士「別に普段から大体は横で寝てるだろうが」
白姫「…」コクン
魔剣士「俺も色々汚れちまってるし…水魔法でサクっと洗って着替えっから、お前も早くしろ」
白姫「う、うんっ…!」

大いなる勘違いをした魔剣士は少しガッカリもしていただろうが、先に着替えを終えて横になっていると、まさかの展開が魔剣士に訪れた。

白姫「…」
…モゾモゾッ
魔剣士(ん……?)
白姫「…っ」ソッ
…ギュウッ
魔剣士「!?」
白姫「…っ」ギュウウッ…
魔剣士(にゃ、にゃにぃぃぃいっ!!?)ゾクッ!

布団から窓の外を眺めているところへ、白姫はもぞもぞと入り込み、魔剣士の背中へと抱き着いてきたのだ。

魔剣士「し、白姫……!?」
白姫「…っ」
魔剣士「おま……」
白姫「……あったかい」
魔剣士「そりゃ…」
白姫「魔剣士が倒れた時、猛竜騎士さんたちを触れた時、何もかもが冷たかった……」
魔剣士「あ……」
白姫「だから、今日だけ…でも……」

魔剣士(……そ、そうか)
魔剣士(気丈に振舞っていたが、俺やみんなが目の前で倒れて…一度は死んでたのを見たんだよな……)
魔剣士(なのに強気で立ち向かって、だけど俺が甦って安心して……)
魔剣士(白姫がこんなことを言ったり、弱気になったり、珍しいなと思ったが……)
魔剣士(今日みたいなことがあって、おかしくならないほうが…おかしいんだよな……)

いくら冒険者として体力面や精神面が成長してきたとしても、こんな経験は早々するものではない。
現に、魔剣士の背中に触れるその手は恐怖に震え、これ以上の涙を見せぬように我慢しているようにも見えた。

魔剣士「…っ」
白姫「…」ガタガタ…

先ほどの白姫の姿を見て、変には思っていたがそれを理解できなかった魔剣士は己の考えが及ばないことを悔やむ。
もっといい言葉があったのではないか。
もっと安心させられる何かがあったのではないか。
魔剣士はあまりの想いに向けていた背を直し、白姫の目を見つめるように寝そべった。

魔剣士「白姫……」
白姫「ま、魔剣士……?」
魔剣士「悪かったな」
白姫「な、なんで謝るの…?」

魔剣士「普段ならお前がそんな言葉を言うわけがないんだ」
魔剣士「お前の気持ちに分かるようにって言ったばっかで、全然わかってなかった」

白姫「そ、そんなこと……!」
魔剣士「俺がもっと頭良かったり、言葉を選べるなら、今頃はこんな風に震えることもなかっただろう」ソッ
白姫「あっ…」
魔剣士「震える手を止めてやれなかったのは俺の責任だ」
白姫「ち、違う…!魔剣士のせいなんかじゃ…!」
魔剣士「白姫……っ」ソッ
……ギュウッ……!
白姫「あ…!」

魔剣士は優しく白姫の背中へ手を回し、自分のほうへそっと抱き寄せ、後ろ髪を撫で、耳元で「怖い思いをさせて悪かった」ともう1度呟いた。

白姫「まけんし……」
魔剣士「ごめんな」
白姫「そんな、魔剣士に謝らせるつもりなんかなかったの…に……」
魔剣士「仲間だろ。気にするなとは言えないが、俺だって俺なりの責任を感じてるんだ」
白姫「…」
魔剣士「気休めにもならねぇかもしれねぇけど、お前が変に考えることもねぇし、変に考えたところでおかしいことじゃない」
白姫「…」
魔剣士「今は休んで、明日を待とう。オッサンもきっと元気になって、これからを考えるハズだしな」
白姫「うん、分かった……」
魔剣士「じゃあ、今は休め…。寝れるか分からないけど、いくらでも傍にはいてやるからよ…」
白姫「…」コクン
魔剣士「お休み、白姫……」
白姫「お休みなさい…」

…………
……


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
―――【 ツリーハウスの外 】

猛竜騎士「…」
猛竜騎士「……色々、あったなぁウィッチ」

ウィッチ「…」

猛竜騎士「結局、最期の最後までオレはお前に助けられてばっかしだったわけだ」
猛竜騎士「……仲間を助けてくれたのは、魔剣士たちを助けてくれたのは俺のためにもあったんだろ?」
猛竜騎士「分かってるよ、昔っからお前は俺の心配ばっかしてたよなぁ……」
猛竜騎士「…っ」
猛竜騎士「……だけどこれを運命だというのなら、俺は神をも呪わないといけないだろうよ」
猛竜騎士「クク、だけどなぁ……」
猛竜騎士「考えてみれば俺が調子に乗って、バーサクの呪いをウィッチにかけて……」
猛竜騎士「それが未来の今に繋がってるだけなんだよな」
猛竜騎士「俺の選択が謝っていただけなのか、ね」
猛竜騎士「……難しい話だ」
猛竜騎士「だけど、今のお前の顔は…決して不幸せな一生ではなかったのかね」

ウィッチ「…」

猛竜騎士「最期に見た幻なのか、あの時のお前も…笑顔で俺を好きだと言ってくれた」
猛竜騎士「ホンットに…にお前は、最後の最期の最期まで……」
猛竜騎士「…」
猛竜騎士「……今日くらいは、一緒に寝てもいいよな」
猛竜騎士「最初で最後、冷たい身体になったお前だが…俺が隣にいれば少しは温かくなれるだろ……?」
猛竜騎士「な…ウィッチ……」
猛竜騎士「……お休み」
猛竜騎士「ありがとう……」
猛竜騎士「……」
猛竜騎士「…」

…………
……


・・・・・・・・・
・・・・・・・・
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・・・・
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