1 / 7
1
しおりを挟む
(……あ、終わった)
森下優太(もりした・ゆうた)、20歳。大学2年生。 人生最大のピンチは、あまりにも唐突に、そして理不尽に訪れた。
冬が近づき、すっかり日の短くなった午後五時過ぎ。 バイト代が入ったばかりの財布が入ったカバンを、背後から近づいてきたバイクの男に掴まれた。 だが、今月の生活費がかかっている優太は、無我夢中でカバンのストラップを離さなかった。
「……離せっ、このっ……!」
「うわあああ! だめです、これだけはっ!」
激しいひったくりに抵抗した拍子に、優太は派手に転倒。勢い余って男もバイクごとバランスを崩し、無残な音を立てて転倒した。 カバンの紐は引きちぎれ、中身が地面に散らばる。
「……てめぇ、よくもやってくれたな……っ!」
バイクを起こすのも後回しに、男がふらふらと立ち上がった。 膝を擦りむいて動けない優太のもとへ、怒り狂った男が歩み寄る。 逆上した男の目は血走り、大きな拳が振り上げられた。
(痛いの嫌だ、怖い……誰か、誰か助けて……!)
優太は反射的に目を閉じ、身をすくませた。 その時だった。
――ッパァン!
乾いた、何かが弾けるような鋭い衝撃音が住宅街に響き渡る。 続いて聞こえてきたのは、「ぶっ……!?」という男の短い絶叫と、鈍い衝突音。
恐る恐る、優太は目を開けた。 ……そこには、数秒前までの緊迫感が嘘のような、静かな光景が広がっていた。
「……え?」
目の前では、先ほどまで凶器のような拳を振り上げていた男が、もんどりうって地面に倒れ伏していた。悶絶し、顔を押さえて呻いている。 そして男のすぐ横には、場違いなほど鮮やかなサッカーボールが、コロコロと力なく転がっていた。
(……何? どうなったの……?)
混乱する優太の視界に、一人の少年が入り込む。
紺色のハーフパンツから伸びる、まだ細いがバネのように引き締まった脚。 背中には、夕日に照らされて光を放つランドセル。 少年は、跳ね返って転がってきたボールを器用に足元でピタリと止めると、冷ややかな視線を男へ突き刺した。
「おじさん。それ、その人のだよね。……あと、バイクのナンバー、もう覚えたから。警察、そこ曲がったところに交番あるけど。一緒に行く?」
淡々とした、けれど有無を言わせない低温の響き。 犯人の男は、自分より遥かに小さな子どもが放つ圧倒的な威圧感と、「ナンバーを覚えた」という冷静な通告に完全に気圧されたのか、カバンを捨て、壊れかけたバイクに跨がると必死の形相で逃げ出していった。
(……ええっと、某名探偵、かな……?)
静寂が戻る。 優太は腰が抜けたまま、アスファルトの上に座り込み、自分を救ってくれた「ヒーロー」を見上げた。
身長は140センチ台半ばといったところだろうか。優太より頭二つ分は低い。 けれど、西日を背負って立つそのシルエット、涼やかな目元、そして意志の強そうな眉は、大人の男性顔負けのオーラを放っていた。
「……大丈夫? お兄さん」
少年がゆっくりと歩み寄り、優太の目の前に小さな手を差し出す。
その瞬間だった。
――ドクン。
優太の心臓が、今日一番の大きさで跳ねた。 逆光のせいで少年の顔ははっきりとは見えない。けれど、差し出された手のひらの微かな温かさと、自分を見つめるまっすぐな瞳に、優太の脳内はパニックを起こした。
(待って。え、何。この心臓の音。吊り橋効果? いや、それにしたって、相手は……相手はまだランドセル背負ってるぞ!?)
「おーい、生きてる?」
「あ、は、はい! 生きてます! ありがとうございますっ!」
優太は慌ててその手を掴み、立ち上がる。 手首に伝わる感触は、確かにまだ子どものそれだ。骨が細くて、肌が柔らかい。 それなのに、優太の心拍数は上がる一方だった。
「これ、カバン。……はい、中身」
少年は、地面に散らばった小銭や学生証を、拾い集めて差し出してくれた。
「あ、うん。……あ、ありがとう。……えっと、君、名前は?」
少年は、少しだけ面倒そうに視線を泳がせた後、短く答えた。
「……蒼。日向蒼」
「あ、あおいくん。……あ、俺は森下優太! 大学生です! 本当に助かったよ。何かお礼を……そうだ、ジュースとか、図書カードとか……!」
必死に食い下がる優太を、蒼は「別にいいよ」と素っ気なくあしらう。 そしてボールを脇に抱え直すと、ひょいと背を向けた。
「お兄さん、危ないから早く帰りなよ。じゃあね」
軽やかな足取りで去っていく、小さな、けれどあまりに大きな背中。 優太はその場に立ち尽くし、熱を持ったままの胸を押さえた。
「……か、かっこいい……」
口から漏れたのは、自分でも信じられない言葉だった。
20歳の大学生が、小学生に、命を救われて(正確にはバイト代だけど)、あろうことか一目惚れ。
(いやいやいや! ないないない! 落ち着け優太、相手はランドセルだぞ!? 黄色いカバーこそ付いてなかったけど、中身は計算ドリルとかリコーダーだぞ! せめて中学生……いや、それでもアウトだわ! 落ち着け、あれはただの感謝だ。崇高なまでのリスペクトなんだ……!)
翌日。 大学の食堂で、友人の高橋に事の次第を、身振り手振りを交えて必死に報告した。 報告し終えた瞬間、高橋の口から出たのは、慈悲の欠片もない一言だった。
「おい変態。自首しろ。今すぐだ」
「違うんだよ高橋! そういう不純なものじゃないんだ、たぶん! ただ、あのクールでカッコいい冷ややかな視線が、網膜に焼き付いて離れないだけで……!」
「それを世間では変態って言うんだよ。それもかなり重症のな」
高橋は飲みかけのカフェオレを置き、憐れみすら含んだ目で優太を見た。
「いいか、よく聞け森下。お前は20歳。相手は小学6年生だったとしても、12歳だ。それ以下の可能性もある。その差は8歳以上。だが、その8歳の間には『義務教育』という名の巨大で強固な壁がそびえ立ってるんだ。お前がその少年に『また会いたいな』なんて思って近所をうろついた瞬間、それはもう立派な『事案』なんだよ。ニュースのテロップに『森下容疑者(20)』って出るのを、俺は見たくない。親御さんが泣くぞ」
「うぐっ……犯罪者扱いはやめてくれよ! 俺はただ、彼がどこの小学校の、何年何組の、どんなサッカークラブに入ってるのかを知りたいだけだ!」
「それが不審者の思考回路だって気づけよ! 完全にロックオンしてるじゃねーか!」
優太は食堂のテーブルに突っ伏した。 閉じれば浮かぶのは、夕日に照らされた凛々しい横顔と、差し出された少し小さな手のひら。
「……だって、本当にすごかったんだ。あの空気感、小学生のそれじゃないんだよ。まるで何百戦もくぐり抜けてきたエースストライカーみたいなさ……」
「はいはい、わかったから。その『ランドセルの王子様』のことはもう忘れろ。合コン組んでやるから、現実の女性を見ろ」
高橋の血も涙もない正論は、今の優太の耳には一分たりとも届かなかった。 優太の脳内では、昨日のヒーローがスローモーションでボールを蹴り、クールに言い放っている。
『……大丈夫? お兄さん』
(……ああ、やっぱり、もう一回会いたい……!)
「おい、森下。顔がニヤけてるぞ。通報するぞ」
「……してない!」
否定しながらも、優太の心はすでに、あの夕暮れの住宅街へと飛んでいっていた。
森下優太(もりした・ゆうた)、20歳。大学2年生。 人生最大のピンチは、あまりにも唐突に、そして理不尽に訪れた。
冬が近づき、すっかり日の短くなった午後五時過ぎ。 バイト代が入ったばかりの財布が入ったカバンを、背後から近づいてきたバイクの男に掴まれた。 だが、今月の生活費がかかっている優太は、無我夢中でカバンのストラップを離さなかった。
「……離せっ、このっ……!」
「うわあああ! だめです、これだけはっ!」
激しいひったくりに抵抗した拍子に、優太は派手に転倒。勢い余って男もバイクごとバランスを崩し、無残な音を立てて転倒した。 カバンの紐は引きちぎれ、中身が地面に散らばる。
「……てめぇ、よくもやってくれたな……っ!」
バイクを起こすのも後回しに、男がふらふらと立ち上がった。 膝を擦りむいて動けない優太のもとへ、怒り狂った男が歩み寄る。 逆上した男の目は血走り、大きな拳が振り上げられた。
(痛いの嫌だ、怖い……誰か、誰か助けて……!)
優太は反射的に目を閉じ、身をすくませた。 その時だった。
――ッパァン!
乾いた、何かが弾けるような鋭い衝撃音が住宅街に響き渡る。 続いて聞こえてきたのは、「ぶっ……!?」という男の短い絶叫と、鈍い衝突音。
恐る恐る、優太は目を開けた。 ……そこには、数秒前までの緊迫感が嘘のような、静かな光景が広がっていた。
「……え?」
目の前では、先ほどまで凶器のような拳を振り上げていた男が、もんどりうって地面に倒れ伏していた。悶絶し、顔を押さえて呻いている。 そして男のすぐ横には、場違いなほど鮮やかなサッカーボールが、コロコロと力なく転がっていた。
(……何? どうなったの……?)
混乱する優太の視界に、一人の少年が入り込む。
紺色のハーフパンツから伸びる、まだ細いがバネのように引き締まった脚。 背中には、夕日に照らされて光を放つランドセル。 少年は、跳ね返って転がってきたボールを器用に足元でピタリと止めると、冷ややかな視線を男へ突き刺した。
「おじさん。それ、その人のだよね。……あと、バイクのナンバー、もう覚えたから。警察、そこ曲がったところに交番あるけど。一緒に行く?」
淡々とした、けれど有無を言わせない低温の響き。 犯人の男は、自分より遥かに小さな子どもが放つ圧倒的な威圧感と、「ナンバーを覚えた」という冷静な通告に完全に気圧されたのか、カバンを捨て、壊れかけたバイクに跨がると必死の形相で逃げ出していった。
(……ええっと、某名探偵、かな……?)
静寂が戻る。 優太は腰が抜けたまま、アスファルトの上に座り込み、自分を救ってくれた「ヒーロー」を見上げた。
身長は140センチ台半ばといったところだろうか。優太より頭二つ分は低い。 けれど、西日を背負って立つそのシルエット、涼やかな目元、そして意志の強そうな眉は、大人の男性顔負けのオーラを放っていた。
「……大丈夫? お兄さん」
少年がゆっくりと歩み寄り、優太の目の前に小さな手を差し出す。
その瞬間だった。
――ドクン。
優太の心臓が、今日一番の大きさで跳ねた。 逆光のせいで少年の顔ははっきりとは見えない。けれど、差し出された手のひらの微かな温かさと、自分を見つめるまっすぐな瞳に、優太の脳内はパニックを起こした。
(待って。え、何。この心臓の音。吊り橋効果? いや、それにしたって、相手は……相手はまだランドセル背負ってるぞ!?)
「おーい、生きてる?」
「あ、は、はい! 生きてます! ありがとうございますっ!」
優太は慌ててその手を掴み、立ち上がる。 手首に伝わる感触は、確かにまだ子どものそれだ。骨が細くて、肌が柔らかい。 それなのに、優太の心拍数は上がる一方だった。
「これ、カバン。……はい、中身」
少年は、地面に散らばった小銭や学生証を、拾い集めて差し出してくれた。
「あ、うん。……あ、ありがとう。……えっと、君、名前は?」
少年は、少しだけ面倒そうに視線を泳がせた後、短く答えた。
「……蒼。日向蒼」
「あ、あおいくん。……あ、俺は森下優太! 大学生です! 本当に助かったよ。何かお礼を……そうだ、ジュースとか、図書カードとか……!」
必死に食い下がる優太を、蒼は「別にいいよ」と素っ気なくあしらう。 そしてボールを脇に抱え直すと、ひょいと背を向けた。
「お兄さん、危ないから早く帰りなよ。じゃあね」
軽やかな足取りで去っていく、小さな、けれどあまりに大きな背中。 優太はその場に立ち尽くし、熱を持ったままの胸を押さえた。
「……か、かっこいい……」
口から漏れたのは、自分でも信じられない言葉だった。
20歳の大学生が、小学生に、命を救われて(正確にはバイト代だけど)、あろうことか一目惚れ。
(いやいやいや! ないないない! 落ち着け優太、相手はランドセルだぞ!? 黄色いカバーこそ付いてなかったけど、中身は計算ドリルとかリコーダーだぞ! せめて中学生……いや、それでもアウトだわ! 落ち着け、あれはただの感謝だ。崇高なまでのリスペクトなんだ……!)
翌日。 大学の食堂で、友人の高橋に事の次第を、身振り手振りを交えて必死に報告した。 報告し終えた瞬間、高橋の口から出たのは、慈悲の欠片もない一言だった。
「おい変態。自首しろ。今すぐだ」
「違うんだよ高橋! そういう不純なものじゃないんだ、たぶん! ただ、あのクールでカッコいい冷ややかな視線が、網膜に焼き付いて離れないだけで……!」
「それを世間では変態って言うんだよ。それもかなり重症のな」
高橋は飲みかけのカフェオレを置き、憐れみすら含んだ目で優太を見た。
「いいか、よく聞け森下。お前は20歳。相手は小学6年生だったとしても、12歳だ。それ以下の可能性もある。その差は8歳以上。だが、その8歳の間には『義務教育』という名の巨大で強固な壁がそびえ立ってるんだ。お前がその少年に『また会いたいな』なんて思って近所をうろついた瞬間、それはもう立派な『事案』なんだよ。ニュースのテロップに『森下容疑者(20)』って出るのを、俺は見たくない。親御さんが泣くぞ」
「うぐっ……犯罪者扱いはやめてくれよ! 俺はただ、彼がどこの小学校の、何年何組の、どんなサッカークラブに入ってるのかを知りたいだけだ!」
「それが不審者の思考回路だって気づけよ! 完全にロックオンしてるじゃねーか!」
優太は食堂のテーブルに突っ伏した。 閉じれば浮かぶのは、夕日に照らされた凛々しい横顔と、差し出された少し小さな手のひら。
「……だって、本当にすごかったんだ。あの空気感、小学生のそれじゃないんだよ。まるで何百戦もくぐり抜けてきたエースストライカーみたいなさ……」
「はいはい、わかったから。その『ランドセルの王子様』のことはもう忘れろ。合コン組んでやるから、現実の女性を見ろ」
高橋の血も涙もない正論は、今の優太の耳には一分たりとも届かなかった。 優太の脳内では、昨日のヒーローがスローモーションでボールを蹴り、クールに言い放っている。
『……大丈夫? お兄さん』
(……ああ、やっぱり、もう一回会いたい……!)
「おい、森下。顔がニヤけてるぞ。通報するぞ」
「……してない!」
否定しながらも、優太の心はすでに、あの夕暮れの住宅街へと飛んでいっていた。
2
あなたにおすすめの小説
前世が教師だった少年は辺境で愛される
結衣可
BL
雪深い帝国北端の地で、傷つき行き倒れていた少年ミカを拾ったのは、寡黙な辺境伯ダリウスだった。妻を亡くし、幼い息子リアムと静かに暮らしていた彼は、ミカの知識と優しさに驚きつつも、次第にその穏やかな笑顔に心を癒されていく。
ミカは実は異世界からの転生者。前世の記憶を抱え、この世界でどう生きるべきか迷っていたが、リアムの教育係として過ごすうちに、“誰かに必要とされる”温もりを思い出していく。
雪の館で共に過ごす日々は、やがてお互いにとってかけがえのない時間となり、新しい日々へと続いていく――。
姉の代わりに舞踏会に行ったら呪われた第三王子の初恋を奪ってしまった
近井とお
BL
幼少期、ユーリは姉によく似ていることから彼女の代わりに社交の場に出席することが多々あった。ある舞踏会の夜、中庭に姿を眩ませたユーリに誰かがぶつかってくる。その正体は呪われていると噂の第三王子であったが、ぶつかられたことに腹を立てたユーリは強気に接し、ダンスを踊った後、彼を捜している気配を感じてからかいながら立ち去る。
それから数年後、第三王子は初恋の令嬢を探し始めたが、それはユーリに違いなく……。
初恋の相手を捜す第三王子×軽口令息
ハイスペックストーカーに追われています
たかつきよしき
BL
祐樹は美少女顔負けの美貌で、朝の通勤ラッシュアワーを、女性専用車両に乗ることで回避していた。しかし、そんなことをしたバチなのか、ハイスペック男子の昌磨に一目惚れされて求愛をうける。男に告白されるなんて、冗談じゃねぇ!!と思ったが、この昌磨という男なかなかのハイスペック。利用できる!と、判断して、近づいたのが失敗の始まり。とある切っ掛けで、男だとバラしても昌磨の愛は諦めることを知らず、ハイスペックぶりをフルに活用して迫ってくる!!
と言うタイトル通りの内容。前半は笑ってもらえたらなぁと言う気持ちで、後半はシリアスにBLらしく萌えると感じて頂けるように書きました。
完結しました。
隣の大学院生は、俺の癒しでした。
結衣可
BL
仕事に追われ、残業ばかりの日々を送るサラリーマン・斎藤悠真(32)。
感情を表に出すことも減り、「今日も誰ともしゃべらなかったな」と思いながら帰宅する毎日。
そんなある夜、隣の部屋から漂ってきたカレーの香りとともに、インターホンが鳴る。
「作りすぎちゃって……よかったらどうぞ」
そう微笑んで皿を差し出したのは、隣に住む大学院生・風間緒人(25)。
栄養学を学びながら料理好きの緒人は、気づけば週に一度は“おすそ分け”をするようになる。
最初は戸惑いながら受け取っていた悠真だったが、温かい食事と緒人のさりげない気遣いに、
長い間感じたことのなかった「人の温もり」に心が揺らいでいく。
雨の日に差し出されるタオルや、疲れた体に沁みる味噌汁。
やがて二人で食卓を囲む夜、体調を崩したときの看病……。
少しずつ距離が近づくたびに、悠真は自分でも驚くほど笑顔を見せ、心を許してしまう。
逃げ腰のサラリーマンと、世話焼きの年下院生。
すれ違いと優しさの間で揺れる二人の関係は、いつしか「癒し」から「恋」へと変わっていく――。
ビジネス婚は甘い、甘い、甘い!
ユーリ
BL
幼馴染のモデル兼俳優にビジネス婚を申し込まれた湊は承諾するけれど、結婚生活は思ったより甘くて…しかもなぜか同僚にも迫られて!?
「お前はいい加減俺に興味を持て」イケメン芸能人×ただの一般人「だって興味ないもん」ーー自分の旦那に全く興味のない湊に嫁としての自覚は芽生えるか??
フローブルー
とぎクロム
BL
——好きだなんて、一生、言えないままだと思ってたから…。
高二の夏。ある出来事をきっかけに、フェロモン発達障害と診断された雨笠 紺(あまがさ こん)は、自分には一生、パートナーも、子供も望めないのだと絶望するも、その後も前向きであろうと、日々を重ね、無事大学を出て、就職を果たす。ところが、そんな新社会人になった紺の前に、高校の同級生、日浦 竜慈(ひうら りゅうじ)が現れ、紺に自分の息子、青磁(せいじ)を預け(押し付け)ていく。——これは、始まり。ひとりと、ひとりの人間が、ゆっくりと、激しく、家族になっていくための…。
もう観念しなよ、呆れた顔の彼に諦めの悪い僕は財布の3万円を机の上に置いた
谷地
BL
お昼寝コース(※2時間)8000円。
就寝コースは、8時間/1万5千円・10時間/2万円・12時間/3万円~お選びいただけます。
お好みのキャストを選んで御予約下さい。はじめてに限り2000円値引きキャンペーン実施中!
液晶の中で光るポップなフォントは安っぽくぴかぴかと光っていた。
完結しました *・゚
2025.5.10 少し修正しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる