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熊本落城
占領
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宇土の西にある住吉神社付近にある一揆軍の本隊には付近の農民から、細かな情報がひっきりなしに届けられていた。
「またも飯田角兵衛が熊本に戻ったか……」
天草方面の総大将である益田好次の下に、宇土の状況が届けられた。
「(山)善右衛門の死は無駄にはならなかったのう」
十字を切って、祈りを捧げた後、千束善右衛門を呼んだ。
「今夜、もう一度総攻撃を仕掛ける」
善右衛門は訝しげに首を傾げる。
「夜襲はこの前失敗したではないか」
「うむ。だが、今晩は前回よりはうまくいく可能性が高い。今晩駄目であれば島津が来るまで待つしかない」
好次の言葉に、善右衛門が息を吐く。
「熊本城はともかく、宇土の土塁くらいは何とかせねばわしらが侮られるのう」
「侮られるは仕方ないが、とにかく今晩、もう一度攻撃をしかれる。皆に準備をさせてくれ」
「承知した」
善右衛門が出て行くと、好次は近くの農家へと急いだ。ここに島津と一揆軍の連絡役である後醍院宗重がある。現在は島津家にいるが、かつては小西家にいたこともあり、一揆勢の何人かの要人は顔見知りであった。
「今晩、もう一度攻撃を仕掛けてみる」
好次の言葉に、茶を飲んでいた宗重が目を見開く。
「ほう。うまくいくかな?」
「結果は分からんが、前回よりはうまくいく」
それは宗重も分かっているらしい。小さく頷く。
「島津の者としての立場から言うと、一揆軍が宇土を落としてくれると非常に有難い」
「わしらにとっても、自分の力で宇土を落とせるか否かは大きく変わる」
「違いない」
「まあ、必ずとは言えぬが、なるべく尽くしてみるゆえ、楽しみに見ているがよい」
「分かった。せいぜい仏に祈っておこう」
宗重がそう言ってにやりと笑った。好次は苦笑する。
「仏に祈られては困る。わしらの神と相対するゆえ、うまく行くものも行かなくなる」
宇土の加藤美作守は鬱屈した時間を過ごしていた。前日の夕方、飯田角兵衛が熊本城に戻っており、今日はかなりやりこめられていることであろう。場合によっては自分達にまで累が及ぶかもしれないと考えると気が気でなかった。
「殿……」
侍大将の一人が声をかける。
「どうした?」
「一揆軍がまた移動をしてきています」
「うむ……」
もう二〇日近く、そうした状況である。昼前になると一揆軍が宇土の近くまで移動してきていて、簡単な準備をする。攻撃しようと思えばできなくないが、一揆軍が展開している場所がその一か所とは限らない。一揆軍を相手に防戦というのは武士の誇りを傷つけることではあったが、南肥後との連絡線維持の観点から宇土を手放すわけにはいかない。
「今日はいつもより持ち込んでいるものが多いように思いますが…」
「……確かに、今日あたり、あるかもしれぬのう」
加藤軍は情報の漏洩がどうして行われているか分からないので、味方方に内通者がいるのではないかと疑っている。情報が洩れているとなると、当然、飯田角兵衛が不在であることも分かっているであろう。前回の不在時に強襲をかけてきたように、今回もそうしてくる可能性はあった。
「夜に攻撃があるかもしれぬな。準備しておくよう伝えよ」
「ははっ」
「ふむ。城の方はどうなっておるのかのう…」
熊本城では、飯田角兵衛が清浄院と加藤忠廣を前に座っていた。
「前日のことは聞き及んでいるかと思うが、飯田殿から申し出ることはあるか?」
加藤正方が尋問する。角兵衛はフンと鼻であしらうように笑う。
「申し出ることはありませぬな。確かに、城内の情報がどこかから漏れているということはあるようです。それがしがいない間に宇土に襲撃があったとのこと。ひょっとしたら、今夜も襲撃があるやもしれません。ただ、それはそれとして、殿が宇土の前線を督励することによって士気が上がるのは自明のこと。それがしは戦に携わる者として、妥当な作戦を提案したまでのことです。仮に清正公がおられたとしても、同じことを申したでございましょう」
「申しようは分かるが、殿が行くうえで万が一の危険を排除せねばならぬとは思わなかったのか?」
「これは異なことを。武士たるもの、万が一の危険という意識では困ります。百に一、いや、十に一くらいで危険があると思っていただかなければ。もちろん、太平の世であればこのようなことはないでしょうが、島津や一揆軍が肥後にいる中で、万が一などと悠長なことをどうして申すことができましょうか。そもそも、このように無駄な評定をしていること自体、千に一くらいで徳川家の不興を買うのではございますまいか?」
「角兵衛、その方、わしらを馬鹿にしているのか?」
加藤正方はじめ、並ぶものが一様にして不愉快な顔立ちになっている。
角兵衛は内心で溜息をついた。
(これが、虎をも倒した加藤清正の陣営の成れの果てなのか…)
朝鮮で、九州で戦った時の加藤軍の中において、このような馬鹿げたことなどあっただろうか。仮に清正に、「殿、狙われておりますゆえ、安全なところに」などと申し出たならどうなったであろう。間違いなく「虎穴に入って虎子を得よう」と自ら危地に赴いたはずである。とはいえ、清正は単なる猪武者ではなかった。情報収集に努めて、危険な状況でも、少しでも危険を避ける計算を巡らせていた。だからこそ仕え甲斐があったし、事実、今でもその思いがあるから加藤家に仕えているのである。
「馬鹿にしているつもりはございません。清正公の頃であれば当たり前の頃を申しているだけです」
何人かが歯ぎしりをする音が角兵衛の耳に届いた。
(やれるものならやってみい)
角兵衛はそういうつもりでいる。加藤清正配下の中ではもっとも勇名をはせ、豊臣秀吉にも評価されていたという自負がある。
(わしを殺して、熊本を失って皆切腹でもすればよいのじゃ)
という覚悟もある。
「……飯田殿」
険悪な雰囲気を嫌ったか、清浄院が声をかけてきた。
「確かに、清正公であれば飯田殿の申す通りで問題なかったでしょう。しかし、忠廣殿はまだ若いのでありまして、飯田殿のような歴戦の者を頼りにするしかないのです。それを、清正公がこうだからと言われるのであれば、後から行く者が進むべき道を失ってしまいます」
「……ははっ、確かに仰せの通りでございます」
指摘自体は間違っていないと感じたので、角兵衛は素直に頭を下げる。
「ただ、最低限の覚悟はしていただかないと、何かあったら責任になるとなりますと我々も何もできなくなってしまうということは重ねて申し上げます」
「……そうですね。角兵衛殿の申すことも事実です。聞けば刺客は一人だったとか。それに対して慌てふためいてしまったとあっては、加藤家の名折れ。皆も心してください」
「ははっ」
加藤正方らも頭を下げる。しかし、その下にある自分への敵意を、飯田角兵衛はひしひとと感じる。
(これは、潮時かのう……)
夜半。
にわかに鬨の声があがり、一揆勢が一斉に宇土へと攻めあがる。
「やはり来たか」
加藤美作守もすぐに指揮に入り、鉄砲を浴びせ続ける。
しかし、前回と違い、一揆軍の攻勢は更に激しく感じられた。
(何だ、今宵は激しさが前回の比ではない)
全く反対の印象を抱く者もいた。
「おかしいな?」
一揆軍の本陣近くで千束善右衛門が首を傾げている。
「防衛側は前回より鉄砲が少ないのであろうか?」
「さて、どうであろうかの」
好次は笑ってとりあわない。
差はどこにあったのか。
宇土の兵士達の中には、「内通者がいる」、「殿が攻撃された」、「飯田角兵衛が城で詰問されており、下手すれば処断されるかもしれない」、「一揆軍は何か予想もしないことをしてくるかもしれない」といった不安があった。ただひたすら目の前の敵だけに集中しているわけにはいかない。
その僅かな心の違いが、千人単位で重なると目に見えるものとして表れてくる。
戦闘開始からほぼ一刻。
一揆軍の一人が土塁までたどりつき、槍で鉄砲隊の兵士を突き立てた。蟻の一穴のごとく、その一か所から瞬く間に一揆軍が土塁へとたどりついていく。
「う、うわぁぁぁぁっ!」
元々不安を抱いている兵士達である。土塁までたどりつかれた心理的衝撃は、すぐに敗走という行動に直結した。
「ま、待たぬか!」
美作守が止めるが一度敗走に転じた兵士達を止めることはままならない。
「く、無念……」
自らも馬を駆り、熊本へと落ち延びていく。
6月28日夜半。
宇土の防衛陣は一揆軍に占領されることとなった。
「またも飯田角兵衛が熊本に戻ったか……」
天草方面の総大将である益田好次の下に、宇土の状況が届けられた。
「(山)善右衛門の死は無駄にはならなかったのう」
十字を切って、祈りを捧げた後、千束善右衛門を呼んだ。
「今夜、もう一度総攻撃を仕掛ける」
善右衛門は訝しげに首を傾げる。
「夜襲はこの前失敗したではないか」
「うむ。だが、今晩は前回よりはうまくいく可能性が高い。今晩駄目であれば島津が来るまで待つしかない」
好次の言葉に、善右衛門が息を吐く。
「熊本城はともかく、宇土の土塁くらいは何とかせねばわしらが侮られるのう」
「侮られるは仕方ないが、とにかく今晩、もう一度攻撃をしかれる。皆に準備をさせてくれ」
「承知した」
善右衛門が出て行くと、好次は近くの農家へと急いだ。ここに島津と一揆軍の連絡役である後醍院宗重がある。現在は島津家にいるが、かつては小西家にいたこともあり、一揆勢の何人かの要人は顔見知りであった。
「今晩、もう一度攻撃を仕掛けてみる」
好次の言葉に、茶を飲んでいた宗重が目を見開く。
「ほう。うまくいくかな?」
「結果は分からんが、前回よりはうまくいく」
それは宗重も分かっているらしい。小さく頷く。
「島津の者としての立場から言うと、一揆軍が宇土を落としてくれると非常に有難い」
「わしらにとっても、自分の力で宇土を落とせるか否かは大きく変わる」
「違いない」
「まあ、必ずとは言えぬが、なるべく尽くしてみるゆえ、楽しみに見ているがよい」
「分かった。せいぜい仏に祈っておこう」
宗重がそう言ってにやりと笑った。好次は苦笑する。
「仏に祈られては困る。わしらの神と相対するゆえ、うまく行くものも行かなくなる」
宇土の加藤美作守は鬱屈した時間を過ごしていた。前日の夕方、飯田角兵衛が熊本城に戻っており、今日はかなりやりこめられていることであろう。場合によっては自分達にまで累が及ぶかもしれないと考えると気が気でなかった。
「殿……」
侍大将の一人が声をかける。
「どうした?」
「一揆軍がまた移動をしてきています」
「うむ……」
もう二〇日近く、そうした状況である。昼前になると一揆軍が宇土の近くまで移動してきていて、簡単な準備をする。攻撃しようと思えばできなくないが、一揆軍が展開している場所がその一か所とは限らない。一揆軍を相手に防戦というのは武士の誇りを傷つけることではあったが、南肥後との連絡線維持の観点から宇土を手放すわけにはいかない。
「今日はいつもより持ち込んでいるものが多いように思いますが…」
「……確かに、今日あたり、あるかもしれぬのう」
加藤軍は情報の漏洩がどうして行われているか分からないので、味方方に内通者がいるのではないかと疑っている。情報が洩れているとなると、当然、飯田角兵衛が不在であることも分かっているであろう。前回の不在時に強襲をかけてきたように、今回もそうしてくる可能性はあった。
「夜に攻撃があるかもしれぬな。準備しておくよう伝えよ」
「ははっ」
「ふむ。城の方はどうなっておるのかのう…」
熊本城では、飯田角兵衛が清浄院と加藤忠廣を前に座っていた。
「前日のことは聞き及んでいるかと思うが、飯田殿から申し出ることはあるか?」
加藤正方が尋問する。角兵衛はフンと鼻であしらうように笑う。
「申し出ることはありませぬな。確かに、城内の情報がどこかから漏れているということはあるようです。それがしがいない間に宇土に襲撃があったとのこと。ひょっとしたら、今夜も襲撃があるやもしれません。ただ、それはそれとして、殿が宇土の前線を督励することによって士気が上がるのは自明のこと。それがしは戦に携わる者として、妥当な作戦を提案したまでのことです。仮に清正公がおられたとしても、同じことを申したでございましょう」
「申しようは分かるが、殿が行くうえで万が一の危険を排除せねばならぬとは思わなかったのか?」
「これは異なことを。武士たるもの、万が一の危険という意識では困ります。百に一、いや、十に一くらいで危険があると思っていただかなければ。もちろん、太平の世であればこのようなことはないでしょうが、島津や一揆軍が肥後にいる中で、万が一などと悠長なことをどうして申すことができましょうか。そもそも、このように無駄な評定をしていること自体、千に一くらいで徳川家の不興を買うのではございますまいか?」
「角兵衛、その方、わしらを馬鹿にしているのか?」
加藤正方はじめ、並ぶものが一様にして不愉快な顔立ちになっている。
角兵衛は内心で溜息をついた。
(これが、虎をも倒した加藤清正の陣営の成れの果てなのか…)
朝鮮で、九州で戦った時の加藤軍の中において、このような馬鹿げたことなどあっただろうか。仮に清正に、「殿、狙われておりますゆえ、安全なところに」などと申し出たならどうなったであろう。間違いなく「虎穴に入って虎子を得よう」と自ら危地に赴いたはずである。とはいえ、清正は単なる猪武者ではなかった。情報収集に努めて、危険な状況でも、少しでも危険を避ける計算を巡らせていた。だからこそ仕え甲斐があったし、事実、今でもその思いがあるから加藤家に仕えているのである。
「馬鹿にしているつもりはございません。清正公の頃であれば当たり前の頃を申しているだけです」
何人かが歯ぎしりをする音が角兵衛の耳に届いた。
(やれるものならやってみい)
角兵衛はそういうつもりでいる。加藤清正配下の中ではもっとも勇名をはせ、豊臣秀吉にも評価されていたという自負がある。
(わしを殺して、熊本を失って皆切腹でもすればよいのじゃ)
という覚悟もある。
「……飯田殿」
険悪な雰囲気を嫌ったか、清浄院が声をかけてきた。
「確かに、清正公であれば飯田殿の申す通りで問題なかったでしょう。しかし、忠廣殿はまだ若いのでありまして、飯田殿のような歴戦の者を頼りにするしかないのです。それを、清正公がこうだからと言われるのであれば、後から行く者が進むべき道を失ってしまいます」
「……ははっ、確かに仰せの通りでございます」
指摘自体は間違っていないと感じたので、角兵衛は素直に頭を下げる。
「ただ、最低限の覚悟はしていただかないと、何かあったら責任になるとなりますと我々も何もできなくなってしまうということは重ねて申し上げます」
「……そうですね。角兵衛殿の申すことも事実です。聞けば刺客は一人だったとか。それに対して慌てふためいてしまったとあっては、加藤家の名折れ。皆も心してください」
「ははっ」
加藤正方らも頭を下げる。しかし、その下にある自分への敵意を、飯田角兵衛はひしひとと感じる。
(これは、潮時かのう……)
夜半。
にわかに鬨の声があがり、一揆勢が一斉に宇土へと攻めあがる。
「やはり来たか」
加藤美作守もすぐに指揮に入り、鉄砲を浴びせ続ける。
しかし、前回と違い、一揆軍の攻勢は更に激しく感じられた。
(何だ、今宵は激しさが前回の比ではない)
全く反対の印象を抱く者もいた。
「おかしいな?」
一揆軍の本陣近くで千束善右衛門が首を傾げている。
「防衛側は前回より鉄砲が少ないのであろうか?」
「さて、どうであろうかの」
好次は笑ってとりあわない。
差はどこにあったのか。
宇土の兵士達の中には、「内通者がいる」、「殿が攻撃された」、「飯田角兵衛が城で詰問されており、下手すれば処断されるかもしれない」、「一揆軍は何か予想もしないことをしてくるかもしれない」といった不安があった。ただひたすら目の前の敵だけに集中しているわけにはいかない。
その僅かな心の違いが、千人単位で重なると目に見えるものとして表れてくる。
戦闘開始からほぼ一刻。
一揆軍の一人が土塁までたどりつき、槍で鉄砲隊の兵士を突き立てた。蟻の一穴のごとく、その一か所から瞬く間に一揆軍が土塁へとたどりついていく。
「う、うわぁぁぁぁっ!」
元々不安を抱いている兵士達である。土塁までたどりつかれた心理的衝撃は、すぐに敗走という行動に直結した。
「ま、待たぬか!」
美作守が止めるが一度敗走に転じた兵士達を止めることはままならない。
「く、無念……」
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6月28日夜半。
宇土の防衛陣は一揆軍に占領されることとなった。
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