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慶長二十一年
最上騒動①
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山形の南東にある山野辺は関ヶ原の戦いに伴う慶長出羽合戦で戦場となった場所の一つであり、戦後、最上義光の四男義忠が19000石あまりの領地とともにこの地に入った。義忠は十年あまりで山野辺の改修を進めるのみならず、周辺への拡張も進めていき、山形を支える支城の中でも最も発展した地域となっていった。
最上義光の没後、家督を継承したのは徳川方と近い次男の家親であった。家親は豊臣方と近い三男の清水義親を攻め滅ぼし、一旦は最上家を掌握したかに見えたが、義親派が完全に一掃されたわけではない。更に悪いことに、徳川家が豊臣家に敗退してしまったことで親徳川方としての家親の立場にも亀裂が生じていた。
慶長21年が明けて間もなく、山野辺義忠が山形城に乗り込んできた。
「殿が江戸で重病との噂を耳にしたが、何か聞いておるか?」
義忠が話しかけている正面には、家親の嫡男である義俊がいるがこの年12歳。実際はその傍らにいる松根光広に対してであった。最上義光の甥でこの年28歳。
「いや、聞いておらぬ」
光広も義俊も寝耳に水のごとくの驚いた様子である。
「左様でござるか。では、何らかの誤報が伝わったのだろうか」
義忠は首を傾げる。
「誰からの知らせなのか?」
「鮭延殿からの知らせでございます」
義忠が懐中から書状を取り出した。
「何故鮭延殿が山野辺殿に書状を送るのか?」
「それがしも最初そう思いましたが、山形にも送られていたのだろうと思い、それで確認のために参りました」
「左様であるか。何かあったのかもしれぬゆえ、しばし様子を見ることにしよう」
光広が提案し、義忠も従った。
それから三刻ほどして。
「申し上げます! 江戸の殿が不審死を遂げられました!」
との続報が入ってきた。山形城内がたちまち騒然となる。
「不審死とはどういうことだ!?」
「猿楽を観覧中、突如苦しみだし、そのまま死んだということでございます」
「何ということだ…」
義忠は呻くように言った。視線の先に光広がいる。
「誰か江戸に向かわせる必要がありそうだな…」
「誰かだけでは済まないかもしれませんぞ。一族、多くの者が総出で徳川家にも申し開きをする必要があるかもしれません」
義忠が答えた。
1月8日。
朝、井伊直孝のところに南町奉行所の島田利正がやってくる。
「…早朝から申し訳ございません」
「いや、構わぬ」
「奉行所の方で検死をいたしましたところ、毒殺されていたものと思われます。書付の方はこちらに…」
「うむ、ご苦労であった。後ほど、最上家の者に取りに行かせることになると思うので、処置の方は丁重に頼むぞ」
「あと、出過ぎたことかと思いましたが、調べられる限りでは最上様の昨日の動きを確認してまいりました」
「真か? それはありがたい」
「昨日、猿楽をご覧になる一時間ほど前に茶屋で菓子を食していたそうでございますが、その際に最上家の者が『殿に出す菓子はこれで頼む』と菓子を指定してきたそうにございます。人相などは分かっているということでございますので、最上家の下人などを面通しすればおそらくは分かるものと思います」
「後はその者を取り調べればはっきりするということか」
「はい。現在も江戸にいるのであれば…。ただ、一つ不可解なのは」
「何だ?」
「聞き取りで簡単に毒殺に至るまでのやり口といい、猿楽場という人の目の多いところでの死といい、まるで殺したことを見せつけたいかのようなやり口でございまして、もう少し隠すような形でするつもりはなかったのかが不可解です」
「なるほど」
「出過ぎたことをしまして申し訳ございません」
「いや、大いに助かった。ありがたい」
直孝は資料をもって、江戸城へと出仕した。
こちらの方にも既に情報は届いているらしく、いたるところで「最上殿が」、「山形が」というような声が聞こえてくる。
直孝は、まずは酒井忠勝を尋ねた。島田利正の書付を見せ、彼の疑問もそのまま口にする。
「わしも不可解に思っていたのだが、今回の件で山野辺義忠派の陰謀だとした場合、あまりにも公開しすぎているのだ」
「それでは、山野辺義忠は関係ないということですか?」
「しかし、義忠派が家督継承を狙っているということは多くの者が口にするところゆえ」
「ただ、最上義光の息子はその二人だけではないでしょう」
「ふむ…。二人以外の者が密かに狙っていて、家親と義忠の争いを疑わせて両成敗で処分することを望んでいる可能性もあるということか」
「あるいは、単純に最上家の取り潰しを狙う者がいるかもしれませぬ」
「取り潰しを?」
「はい。清水義親の勢力のように取り潰されたところからすれば、最上家などない方がいいいと考えていても不思議ではありませぬ」
「なるほどな」
「まあ、ひとまずは江戸にいる最上家の者を呼び出して伺いを立てることになりましょう」
「そうであるな」
直孝は広間に入ると、政宗にも説明する。そのうえで、家光に目通りし、最上家の取り調べをする旨を話した。もちろん、家光が反対するはずもなく、その日のうちに呼び出しをかける。最上家の側でも承知していたのであろう。鮭延秀綱と楯岡光直の二人が代表として出頭してきた。共に最上家の重臣である。
直孝と二人は広間で対峙した。
「呼び出した理由については説明するまでもないと思うが、昨日の件で、江戸の奉行所の者が調べたところ、最上殿の死因は毒によるものであることが明らかとなった。また、調査したところ、猿楽場近くの茶屋において、最上殿が菓子を食べていたことが明らかとなっている」
「左様でございますか」
「茶屋で食した菓子については最上家の者が出したものらしい。後ほど、茶屋の者を奉行所の人間と同伴して行かせたいと思っているが、それについて何かあるか?」
「ございません。奉行所の人が来るということについても承知いたしました」
「では、そうさせてもらう。ちなみに、毒を盛られたということであるが、何か心当たりはあるか?」
「ございません」
二人揃って回答した。直孝が顔をしかめる。
「ない、というのは不可解ではないか。直接申すのははばかられるが、最上家において家内争いがあるということはわしのような部外者でも耳にしているところである。それらについても、貴殿ら二人は『ない』と言うつもりであるか?」
「二年前に誅せられた清水様を慕う勢力が残っていること及び山野辺様を擁立しようという勢力があるということは間違いありません。しかし、それとは別に、今回、殿が毒を盛られたことについて思い当たるところはございません」
「楯岡殿。昨日、貴殿は最上殿が倒れているにもかかわらず、ただ、声をかけるだけで医師を呼ぼうともしていなかったし、誰かに助けを求めることもしていなかった。ひょっとしたら、貴殿は最上殿が死ぬことが分かっていたのではないか?」
直孝の詰問に、光直が姿勢を改める。
「そのように疑われていたとしますなら、この光直の不徳のいたすところでございますが、断じてそのようなことはございません。昨日の件は、突然のことでありまして、気が動転し、何をしていいのか分からなかったのでございます」
「それもまた不思議な話である。貴殿は昨日一昨日武家となった者ではない。幾多の合戦をも経験している歴戦の猛者であろう。それほどの者が、気が動転していて適切な処置を何一つしていなかったというのはおかしなことではないか?」
「戦場と猿楽場は違うものにございます。それがし、猿楽場であのような経験をしたことはございません」
「ふむ。あくまで貴殿は、何も知らなかったというのだな?」
「逆にお尋ねさせていただきたいのですが、井伊殿は我々が殿に毒を盛ったとお疑いなのですか?」
「確信しているわけではないし、貴殿ら二人に対して含むところがあるわけではない。しかし、昨日からの状況を整理すればそう考えるのが一番自然な話であると考えている。もっとも自然な話から当たってみるのは当然のことではないか?」
「はい。そのことは承知しております」
「最上侍従殿は徳川家が認めた最上家の当主である。それを毒をもって殺したということになれば、最上家の処遇を非常に厳しいものにせねばならん。そのことは承知しておるな?」
「当然でございます」
「そのうえで、実際にこのような事件が起きたのだ。わしらとしては疑いをもって接するしかないし、今後、山形から最上家の者も多く呼び出さなければならない」
「…もちろん、覚悟しております」
「何かしら思いあたることはないのか?」
「…ございません」
「そうか」
直孝は庭を見た。埒が明かないとはこのことである。
「それでは、これから奉行所の者を最上家の屋敷に派遣するものとする。それまでの間、貴殿らはここで待機しておいてほしい」
「承知いたしました」
「誰か島田利正を呼べ」
直孝は廊下に出て、大声を出した。
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「何故鮭延殿が山野辺殿に書状を送るのか?」
「それがしも最初そう思いましたが、山形にも送られていたのだろうと思い、それで確認のために参りました」
「左様であるか。何かあったのかもしれぬゆえ、しばし様子を見ることにしよう」
光広が提案し、義忠も従った。
それから三刻ほどして。
「申し上げます! 江戸の殿が不審死を遂げられました!」
との続報が入ってきた。山形城内がたちまち騒然となる。
「不審死とはどういうことだ!?」
「猿楽を観覧中、突如苦しみだし、そのまま死んだということでございます」
「何ということだ…」
義忠は呻くように言った。視線の先に光広がいる。
「誰か江戸に向かわせる必要がありそうだな…」
「誰かだけでは済まないかもしれませんぞ。一族、多くの者が総出で徳川家にも申し開きをする必要があるかもしれません」
義忠が答えた。
1月8日。
朝、井伊直孝のところに南町奉行所の島田利正がやってくる。
「…早朝から申し訳ございません」
「いや、構わぬ」
「奉行所の方で検死をいたしましたところ、毒殺されていたものと思われます。書付の方はこちらに…」
「うむ、ご苦労であった。後ほど、最上家の者に取りに行かせることになると思うので、処置の方は丁重に頼むぞ」
「あと、出過ぎたことかと思いましたが、調べられる限りでは最上様の昨日の動きを確認してまいりました」
「真か? それはありがたい」
「昨日、猿楽をご覧になる一時間ほど前に茶屋で菓子を食していたそうでございますが、その際に最上家の者が『殿に出す菓子はこれで頼む』と菓子を指定してきたそうにございます。人相などは分かっているということでございますので、最上家の下人などを面通しすればおそらくは分かるものと思います」
「後はその者を取り調べればはっきりするということか」
「はい。現在も江戸にいるのであれば…。ただ、一つ不可解なのは」
「何だ?」
「聞き取りで簡単に毒殺に至るまでのやり口といい、猿楽場という人の目の多いところでの死といい、まるで殺したことを見せつけたいかのようなやり口でございまして、もう少し隠すような形でするつもりはなかったのかが不可解です」
「なるほど」
「出過ぎたことをしまして申し訳ございません」
「いや、大いに助かった。ありがたい」
直孝は資料をもって、江戸城へと出仕した。
こちらの方にも既に情報は届いているらしく、いたるところで「最上殿が」、「山形が」というような声が聞こえてくる。
直孝は、まずは酒井忠勝を尋ねた。島田利正の書付を見せ、彼の疑問もそのまま口にする。
「わしも不可解に思っていたのだが、今回の件で山野辺義忠派の陰謀だとした場合、あまりにも公開しすぎているのだ」
「それでは、山野辺義忠は関係ないということですか?」
「しかし、義忠派が家督継承を狙っているということは多くの者が口にするところゆえ」
「ただ、最上義光の息子はその二人だけではないでしょう」
「ふむ…。二人以外の者が密かに狙っていて、家親と義忠の争いを疑わせて両成敗で処分することを望んでいる可能性もあるということか」
「あるいは、単純に最上家の取り潰しを狙う者がいるかもしれませぬ」
「取り潰しを?」
「はい。清水義親の勢力のように取り潰されたところからすれば、最上家などない方がいいいと考えていても不思議ではありませぬ」
「なるほどな」
「まあ、ひとまずは江戸にいる最上家の者を呼び出して伺いを立てることになりましょう」
「そうであるな」
直孝は広間に入ると、政宗にも説明する。そのうえで、家光に目通りし、最上家の取り調べをする旨を話した。もちろん、家光が反対するはずもなく、その日のうちに呼び出しをかける。最上家の側でも承知していたのであろう。鮭延秀綱と楯岡光直の二人が代表として出頭してきた。共に最上家の重臣である。
直孝と二人は広間で対峙した。
「呼び出した理由については説明するまでもないと思うが、昨日の件で、江戸の奉行所の者が調べたところ、最上殿の死因は毒によるものであることが明らかとなった。また、調査したところ、猿楽場近くの茶屋において、最上殿が菓子を食べていたことが明らかとなっている」
「左様でございますか」
「茶屋で食した菓子については最上家の者が出したものらしい。後ほど、茶屋の者を奉行所の人間と同伴して行かせたいと思っているが、それについて何かあるか?」
「ございません。奉行所の人が来るということについても承知いたしました」
「では、そうさせてもらう。ちなみに、毒を盛られたということであるが、何か心当たりはあるか?」
「ございません」
二人揃って回答した。直孝が顔をしかめる。
「ない、というのは不可解ではないか。直接申すのははばかられるが、最上家において家内争いがあるということはわしのような部外者でも耳にしているところである。それらについても、貴殿ら二人は『ない』と言うつもりであるか?」
「二年前に誅せられた清水様を慕う勢力が残っていること及び山野辺様を擁立しようという勢力があるということは間違いありません。しかし、それとは別に、今回、殿が毒を盛られたことについて思い当たるところはございません」
「楯岡殿。昨日、貴殿は最上殿が倒れているにもかかわらず、ただ、声をかけるだけで医師を呼ぼうともしていなかったし、誰かに助けを求めることもしていなかった。ひょっとしたら、貴殿は最上殿が死ぬことが分かっていたのではないか?」
直孝の詰問に、光直が姿勢を改める。
「そのように疑われていたとしますなら、この光直の不徳のいたすところでございますが、断じてそのようなことはございません。昨日の件は、突然のことでありまして、気が動転し、何をしていいのか分からなかったのでございます」
「それもまた不思議な話である。貴殿は昨日一昨日武家となった者ではない。幾多の合戦をも経験している歴戦の猛者であろう。それほどの者が、気が動転していて適切な処置を何一つしていなかったというのはおかしなことではないか?」
「戦場と猿楽場は違うものにございます。それがし、猿楽場であのような経験をしたことはございません」
「ふむ。あくまで貴殿は、何も知らなかったというのだな?」
「逆にお尋ねさせていただきたいのですが、井伊殿は我々が殿に毒を盛ったとお疑いなのですか?」
「確信しているわけではないし、貴殿ら二人に対して含むところがあるわけではない。しかし、昨日からの状況を整理すればそう考えるのが一番自然な話であると考えている。もっとも自然な話から当たってみるのは当然のことではないか?」
「はい。そのことは承知しております」
「最上侍従殿は徳川家が認めた最上家の当主である。それを毒をもって殺したということになれば、最上家の処遇を非常に厳しいものにせねばならん。そのことは承知しておるな?」
「当然でございます」
「そのうえで、実際にこのような事件が起きたのだ。わしらとしては疑いをもって接するしかないし、今後、山形から最上家の者も多く呼び出さなければならない」
「…もちろん、覚悟しております」
「何かしら思いあたることはないのか?」
「…ございません」
「そうか」
直孝は庭を見た。埒が明かないとはこのことである。
「それでは、これから奉行所の者を最上家の屋敷に派遣するものとする。それまでの間、貴殿らはここで待機しておいてほしい」
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