76 / 179
物理系魔法少女、慣れが怖い
しおりを挟む
紗奈ちゃんを待っている間、色々と考え事をまとめていた。
ただ、今はとある問題を抱えている。
それは、『コラボの誘い』である。
正直誰かとやるのは怖いので、無視しているのがアカツキクオリティだが、今回はそうもいかない。
前にお世話になった事のあるルミナスさんからの誘いだからだ。
彼女には訓練場とダンジョンと、なんやかんやで世話になっている。あっちは別人だと思ってるだろうけど。
それに最近のアカツキちゃん配信にも影響を与えている人物だ。俺が勝手に参考にしているだけ。
本来ならこんな上の配信者からのお願いは断る事自体が失礼に当たるだろう。
だから返事が難しい。
なぜなら、俺には紗奈ちゃんが居るからだ。
別にルミナスさんが俺に何かしらの想いがある訳じゃないのだろう。相手は俺を女だと思ってるし。
前回の偶然な映り込みがかなりの話題を生んだのが影響している。だからこその誘い。
そこは別に関係ないし問題ない。問題は紗奈ちゃんの鼻だ。
水浴びをすれば多少解決するが、最近帰って来る度に異臭を纏う俺を怪しんでいる。
このまま行くと、きっと彼女の鼻は覚醒して、水で洗い流しても嗅ぎ取ってしまうだろう。そんな気がする。
「なーに難しい顔してんの?」
「お、紗奈ちゃんおつかれ」
俺はスマホの電源を消して、ポッケに入れる。ちょっと焦った。
何かを隠すように入れてしまった俺の手を怪しむ。そして目のハイライトが消える。
一瞬で掴まれて、抱き寄せるように左手を腰に回され、右手に氷のナイフを形成して首に突き立てられる。
「浮気? 許さないよ? 星夜さんの首を落として私も首をこの場で落とす。同時によ? ノータイムラグで刎ねる。一緒の墓場だね、星夜さん」
だけ寄せられているので、むにむにとしたあるものが当たっている。
一部から見たら羨ましいシチュエーションだろうが、俺は冷や汗が止まらない。
「勘違いだ。俺が浮気する訳ないだろ⋯⋯てか、浮気ってのは付き合っている男女にのみ成立するモノであってなぁ」
「わ~難聴かな? 何も聞こえないな~」
「ナンデモアリマセンスベテオレガマチガッテマシタノデソノナイフヲサゲテクダサイ」
氷のナイフが消えて、手を繋いで俺の家に向かって⋯⋯帰らなかった。
「何かあると危険だからね。セキュリティの高い私の家に行こう」
「ヤダ」
「なんで! 女の子の家に行けるのって、普通喜ばない?」
「命の危険を感じるので遠慮します」
ここだけは引かない。
あの家に行ったら、本当に死んでしまう。凍死する。
「ムー」
「頬を膨らませてかわい子ちゃんアピしても無理は無理。ツンツンツするぞ」
「可愛いって⋯⋯もう。どうぞ」
「冗談」
氷の手錠をされた。罪状、からかった罪。
家に帰ると、既に慣れた光景である秘書さんが居た。今日は珍しく書類に目を通している。
それは自分の家でやって欲しい、そう願わずにはいられない俺がいる。サービス残業ですか。
「お仕事ですか? 人の家で。珍しいですね? 人の家で」
「二回も言うな。ちょっとした仕事でね。社内機密だから絶対に見るなよ? 見たら記憶を改ざんするからな? ま、見えないように空間をねじってるけど」
「そんな事したら私が全力で抵抗するからな」
「抵抗すんのお前かよ」
別に興味もないし見るつもりはないが、ただでさえ狭い机がより狭くなっている。
晩御飯の時には片付けられたけど、食べ終わったら再開した。今日は和食だった。
紗奈ちゃんは秘書さんが取り出したであろう布団を広げて俺の横にくっつけ始めた。
布団と布団の隙間を氷で埋めて、動かないように固定も始めた。
「⋯⋯いやいや。何やってんの?」
変な慣れが身について、変な事態に瞬時に対応できなかった。危険だ。
「あ、いえ。今日は泊まろうかなと」
「いやいや。自分の家近いでしょ」
「鍵を砕きました」
「カードキーだよね? 予備を俺の家の棚に勝手に入れてたよね?」
「それは⋯⋯無くしました」
何が目的なんだよ。いやまぁ分かるよ?
昨日の事を知っている前提なら、きっと彼女は俺の心配をしてくれてるんだよね?
めっちゃ嬉しいけど、それとは違う意味で命の危険を感じるのは気のせい?
でも、冷気は出てないな。
「その人の転移で帰れるんじゃ?」
「紗奈を転移に乗せると凍らされて失敗するんだよね~」
「目を合わせて言ってくれませんかね?」
おいこら、目を逸らすな。目を合わせて言ってくれ。
彼女がこうなったら譲らないか。
「紗奈ちゃん、俺が紗奈ちゃんに変な事をしないように凍らせてくれ」
「死にそうなので絶対に嫌です。⋯⋯で、でも。星夜さんがマゾだと言うのなら、ロープ買って来ます!」
「ごめんそれは止めて。失敗する未来しか見えない」
「え、否定しないの?」
秘書さんの呟きは無視して、俺はせめて氷を砕こうと奮闘する。
さすがは紗奈ちゃんの氷である。全く砕けない。
隣り合わせで寝ると言う危険性を感じる。
「あ、ちなみに私も今日は泊まりで仕事するから、真ん中は私ね?」
そう言いながらもう一つの布団を取り出した。
手狭。元々一人部屋だからね。
「「は? いやなんでよ」」
「仲良いね」
「「ありがとう。とりあえず帰れ」」
しかし、何をしたのか彼女は真ん中を陣取った。
「神宮寺さんが何かしようとしても私なら抵抗するし、その方が安心じゃない?」
「⋯⋯確かに」
「確かにじゃない! 私が安心じゃない! と言うか内心少し期待してるんだから邪魔するなよ!」
紗奈ちゃんが秘書さんを睨む。
「変に興奮して、神宮寺さんを氷像にする気? まだそんな段階じゃないでしょ。手を繋いだ程度の男女なんだからさ⋯⋯あー言ってて涙出て来た」
ぐうの音も出ないのか、紗奈ちゃんが不貞腐れたように布団に潜り込んだ。
てか、俺の許可とかは必要ないんですね。俺もふて寝しよ。
しかし、秘書さんは朝までずっと書類仕事をしていた。アーメン。
だがギルドはこれに残業代をしっかりと出すらしい。バ○スっ!
ただ、今はとある問題を抱えている。
それは、『コラボの誘い』である。
正直誰かとやるのは怖いので、無視しているのがアカツキクオリティだが、今回はそうもいかない。
前にお世話になった事のあるルミナスさんからの誘いだからだ。
彼女には訓練場とダンジョンと、なんやかんやで世話になっている。あっちは別人だと思ってるだろうけど。
それに最近のアカツキちゃん配信にも影響を与えている人物だ。俺が勝手に参考にしているだけ。
本来ならこんな上の配信者からのお願いは断る事自体が失礼に当たるだろう。
だから返事が難しい。
なぜなら、俺には紗奈ちゃんが居るからだ。
別にルミナスさんが俺に何かしらの想いがある訳じゃないのだろう。相手は俺を女だと思ってるし。
前回の偶然な映り込みがかなりの話題を生んだのが影響している。だからこその誘い。
そこは別に関係ないし問題ない。問題は紗奈ちゃんの鼻だ。
水浴びをすれば多少解決するが、最近帰って来る度に異臭を纏う俺を怪しんでいる。
このまま行くと、きっと彼女の鼻は覚醒して、水で洗い流しても嗅ぎ取ってしまうだろう。そんな気がする。
「なーに難しい顔してんの?」
「お、紗奈ちゃんおつかれ」
俺はスマホの電源を消して、ポッケに入れる。ちょっと焦った。
何かを隠すように入れてしまった俺の手を怪しむ。そして目のハイライトが消える。
一瞬で掴まれて、抱き寄せるように左手を腰に回され、右手に氷のナイフを形成して首に突き立てられる。
「浮気? 許さないよ? 星夜さんの首を落として私も首をこの場で落とす。同時によ? ノータイムラグで刎ねる。一緒の墓場だね、星夜さん」
だけ寄せられているので、むにむにとしたあるものが当たっている。
一部から見たら羨ましいシチュエーションだろうが、俺は冷や汗が止まらない。
「勘違いだ。俺が浮気する訳ないだろ⋯⋯てか、浮気ってのは付き合っている男女にのみ成立するモノであってなぁ」
「わ~難聴かな? 何も聞こえないな~」
「ナンデモアリマセンスベテオレガマチガッテマシタノデソノナイフヲサゲテクダサイ」
氷のナイフが消えて、手を繋いで俺の家に向かって⋯⋯帰らなかった。
「何かあると危険だからね。セキュリティの高い私の家に行こう」
「ヤダ」
「なんで! 女の子の家に行けるのって、普通喜ばない?」
「命の危険を感じるので遠慮します」
ここだけは引かない。
あの家に行ったら、本当に死んでしまう。凍死する。
「ムー」
「頬を膨らませてかわい子ちゃんアピしても無理は無理。ツンツンツするぞ」
「可愛いって⋯⋯もう。どうぞ」
「冗談」
氷の手錠をされた。罪状、からかった罪。
家に帰ると、既に慣れた光景である秘書さんが居た。今日は珍しく書類に目を通している。
それは自分の家でやって欲しい、そう願わずにはいられない俺がいる。サービス残業ですか。
「お仕事ですか? 人の家で。珍しいですね? 人の家で」
「二回も言うな。ちょっとした仕事でね。社内機密だから絶対に見るなよ? 見たら記憶を改ざんするからな? ま、見えないように空間をねじってるけど」
「そんな事したら私が全力で抵抗するからな」
「抵抗すんのお前かよ」
別に興味もないし見るつもりはないが、ただでさえ狭い机がより狭くなっている。
晩御飯の時には片付けられたけど、食べ終わったら再開した。今日は和食だった。
紗奈ちゃんは秘書さんが取り出したであろう布団を広げて俺の横にくっつけ始めた。
布団と布団の隙間を氷で埋めて、動かないように固定も始めた。
「⋯⋯いやいや。何やってんの?」
変な慣れが身について、変な事態に瞬時に対応できなかった。危険だ。
「あ、いえ。今日は泊まろうかなと」
「いやいや。自分の家近いでしょ」
「鍵を砕きました」
「カードキーだよね? 予備を俺の家の棚に勝手に入れてたよね?」
「それは⋯⋯無くしました」
何が目的なんだよ。いやまぁ分かるよ?
昨日の事を知っている前提なら、きっと彼女は俺の心配をしてくれてるんだよね?
めっちゃ嬉しいけど、それとは違う意味で命の危険を感じるのは気のせい?
でも、冷気は出てないな。
「その人の転移で帰れるんじゃ?」
「紗奈を転移に乗せると凍らされて失敗するんだよね~」
「目を合わせて言ってくれませんかね?」
おいこら、目を逸らすな。目を合わせて言ってくれ。
彼女がこうなったら譲らないか。
「紗奈ちゃん、俺が紗奈ちゃんに変な事をしないように凍らせてくれ」
「死にそうなので絶対に嫌です。⋯⋯で、でも。星夜さんがマゾだと言うのなら、ロープ買って来ます!」
「ごめんそれは止めて。失敗する未来しか見えない」
「え、否定しないの?」
秘書さんの呟きは無視して、俺はせめて氷を砕こうと奮闘する。
さすがは紗奈ちゃんの氷である。全く砕けない。
隣り合わせで寝ると言う危険性を感じる。
「あ、ちなみに私も今日は泊まりで仕事するから、真ん中は私ね?」
そう言いながらもう一つの布団を取り出した。
手狭。元々一人部屋だからね。
「「は? いやなんでよ」」
「仲良いね」
「「ありがとう。とりあえず帰れ」」
しかし、何をしたのか彼女は真ん中を陣取った。
「神宮寺さんが何かしようとしても私なら抵抗するし、その方が安心じゃない?」
「⋯⋯確かに」
「確かにじゃない! 私が安心じゃない! と言うか内心少し期待してるんだから邪魔するなよ!」
紗奈ちゃんが秘書さんを睨む。
「変に興奮して、神宮寺さんを氷像にする気? まだそんな段階じゃないでしょ。手を繋いだ程度の男女なんだからさ⋯⋯あー言ってて涙出て来た」
ぐうの音も出ないのか、紗奈ちゃんが不貞腐れたように布団に潜り込んだ。
てか、俺の許可とかは必要ないんですね。俺もふて寝しよ。
しかし、秘書さんは朝までずっと書類仕事をしていた。アーメン。
だがギルドはこれに残業代をしっかりと出すらしい。バ○スっ!
0
あなたにおすすめの小説
異世界から日本に帰ってきたら魔法学院に入学 パーティーメンバーが順調に強くなっていくのは嬉しいんだが、妹の暴走だけがどうにも止まらない!
枕崎 削節
ファンタジー
〔小説家になろうローファンタジーランキング日間ベストテン入り作品〕
タイトルを変更しました。旧タイトル【異世界から帰ったらなぜか魔法学院に入学。この際遠慮なく能力を発揮したろ】
3年間の異世界生活を経て日本に戻ってきた楢崎聡史と桜の兄妹。二人は生活の一部分に組み込まれてしまった冒険が忘れられなくてここ数年日本にも発生したダンジョンアタックを目論むが、年齢制限に壁に撥ね返されて入場を断られてしまう。ガックリと項垂れる二人に救いの手を差し伸べたのは魔法学院の学院長と名乗る人物。喜び勇んで入学したはいいものの、この学院長はとにかく無茶振りが過ぎる。異世界でも経験したことがないとんでもないミッションに次々と駆り出される兄妹。さらに二人を取り巻く周囲にも奇妙な縁で繋がった生徒がどんどん現れては学院での日常と冒険という非日常が繰り返されていく。大勢の学院生との交流の中ではぐくまれていく人間模様とバトルアクションをどうぞお楽しみください!
~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~
仮実谷 望
ファンタジー
主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。
祖父母の家に居候している中、毎日の日課の自宅の蔵の確認を行う過程で謎の黒い穴を見つける。
試にその黒い穴に入ると謎の空間に到達する。
拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。
さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが……
暫くするとこの世界には異変が起きていた。
謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。
謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。
そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。
その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。
その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。
様々な登場人物が織りなす群像劇です。
主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。
その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。
ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。
タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。
その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる