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きゃ──!
しおりを挟む僕の目の前で、ちょっと赤い顔で、セゼァが下衣を脱いでくれる。
筋肉が、つやつやだよ。
はずかしがる、いかついガチムチおばあちゃんは、かわいいよ。
「いや、だから、そんなに見るな──!」
叫ばれました。
「見るのが、僕のお仕事です!」
叫び返してみました!
セゼァが、コホを振りかえる。
すがるような目で見つめられたコホが、白い眉をさげた。
「いやらしい目じゃないそうです、セゼァさま」
「診察の目です!」
両手をあげてみました。
喉を鳴らしてコホが笑う。
ちょっと赤くなったセゼァが、渋々うなずいて、服に指をかけた。
ちらっと僕を見て、うつむいて、脱いでくれる。
白髪の混じる青い髪から、赤いお耳がのぞいてる。
もじもじしてる!
かわいい!
しかし、どんなに愛らしくても、お顔をじっくり見ていてはいけないのです。
僕は、つよつよ治癒士なので!
服を脱ぐ動作も、観察するんだよ。
足や、身体の動きに、おかしいところは……ない、かも?
とっても、なめらかだ。
ちょこっとしたすり傷ができる原因は、バランスが取れなくなって、よろめくことが多いとか、節々が硬くなっていて動きにくいとか、そういうことじゃないのかも。
ほんとに、ただちょこっとすり傷ができちゃっただけなのかな?
それだと、僕も気軽にお治しできるのです!
ふんふん鼻歌を歌いそうになった僕が、あわあわ顔を引きしめたときだった。
「……あれ……?」
服を着てると分からないくらいだったけれど、脱いだ素肌がさらされると、ぼんやり、暗い……?
うすーい暗いもやが、身体にまとわりつくみたいに、なって、る……?
「見すぎだろう──! いくら俺の脚線美が素晴らしいからと言って、近いぞ! 不敬である!」
耳まで真っ赤なセゼァおばあちゃんが、激おこです。
「すんごい見事な筋肉ですが、それを見てるんじゃありません!」
反論してみた。
下着のうえから、はずかしそうに前を隠すおばあちゃんの素肌を、じーっと見てみる。
はいてるから、見えてないよ、平気だよ!
照れ屋さん、かわいい!
じゃないよ!
筋肉は、もりもりしてるけど……脚線美だけど……
やっぱり、なんか、こう、うすーい、くらーいもやが、もわもわしてる、気がする……!
うーん、これ、僕の気のせいなのかな?
光の加減?
そういうの、あるよね?
こういう場合は──そう、健康な人と比べてみるのがよいかも?
隣がぴかぴかしてたら、セゼァおばあちゃんが、うっすら暗いのが、よくわかるかも!
何でもない光の加減なのか、場所を入れ替えたら判断できるかも?
「あのう、コホさんも、もしよかったら脱いでくれますか?」
「なぜコホを脱がす──!」
セゼァおばあちゃんの、激おこが、止まらない!
「比較するためです。もしよかったら、ぜひ!」
バァン──!
セゼァが部屋の扉を開け放つ。
突然開いた扉に、びっくりしたように目をまるくするカイと海とセゥスに、セゼァが叫んだ。
「セゥス! お前の伴侶(予定)が、見境なく男の下衣を脱がせようとする変質者だぞ──!」
叫ばれました!
「脱ごうか?」
セゥスに、にこにこされました!
きゃ──!
────────────────
ずっと読んでくださって、ありがとうございます!
お気に入りや、いいねや、エールや、ご感想で応援してくださる方に、いつもほんとうに、励まされています。ありがとうございます!
のんびり更新のはずが毎日更新していますが(笑)楽しんでくださったら、とてもうれしいです!
というわけで、脱ごうとしてるところを描いてとAIに言ったら、セゼァおばあちゃんの、さーびすな感じの絵を描いてくれてですね、表紙にできなくてですね……!(笑)たぶんYoutubeさんも、しかられちゃうかもな感じで(笑)インスタさんなら、平気かなー? ということで、インスタさんにあげてみました(笑)
アカウントなくても、最初のほうの絵はサムネイルでご覧になれると思うので、もしよかったらプロフのwebサイトからどうぞです!
せくすぃーなセゼァおばあちゃんを(笑)もしよかったら!
ユィリ、セゥスに脱いでもらうのかなー?(笑)
お話も楽しんでくださったら、とてもうれしいです!
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