悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ

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きゃ──!

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 僕の目の前で、ちょっと赤い顔で、セゼァが下衣を脱いでくれる。

 筋肉が、つやつやだよ。

 はずかしがる、いかついガチムチおばあちゃんは、かわいいよ。


「いや、だから、そんなに見るな──!」

 叫ばれました。

「見るのが、僕のお仕事です!」

 叫び返してみました!

 セゼァが、コホを振りかえる。
 すがるような目で見つめられたコホが、白い眉をさげた。

「いやらしい目じゃないそうです、セゼァさま」

「診察の目です!」

 両手をあげてみました。

 喉を鳴らしてコホが笑う。
 ちょっと赤くなったセゼァが、渋々うなずいて、服に指をかけた。

 ちらっと僕を見て、うつむいて、脱いでくれる。
 白髪の混じる青い髪から、赤いお耳がのぞいてる。

 もじもじしてる!
 かわいい!

 しかし、どんなに愛らしくても、お顔をじっくり見ていてはいけないのです。

 僕は、つよつよ治癒士なので!

 服を脱ぐ動作も、観察するんだよ。

 足や、身体の動きに、おかしいところは……ない、かも?
 とっても、なめらかだ。

 ちょこっとしたすり傷ができる原因は、バランスが取れなくなって、よろめくことが多いとか、節々が硬くなっていて動きにくいとか、そういうことじゃないのかも。

 ほんとに、ただちょこっとすり傷ができちゃっただけなのかな?

 それだと、僕も気軽にお治しできるのです!


 ふんふん鼻歌を歌いそうになった僕が、あわあわ顔を引きしめたときだった。


「……あれ……?」

 服を着てると分からないくらいだったけれど、脱いだ素肌がさらされると、ぼんやり、暗い……?

 うすーい暗いもやが、身体にまとわりつくみたいに、なって、る……?


「見すぎだろう──! いくら俺の脚線美が素晴らしいからと言って、近いぞ! 不敬である!」

 耳まで真っ赤なセゼァおばあちゃんが、激おこです。

「すんごい見事な筋肉ですが、それを見てるんじゃありません!」

 反論してみた。

 下着のうえから、はずかしそうに前を隠すおばあちゃんの素肌を、じーっと見てみる。

 はいてるから、見えてないよ、平気だよ!
 照れ屋さん、かわいい!
 じゃないよ!

 筋肉は、もりもりしてるけど……脚線美だけど……
 やっぱり、なんか、こう、うすーい、くらーいもやが、もわもわしてる、気がする……!

 うーん、これ、僕の気のせいなのかな?
 光の加減?
 そういうの、あるよね?

 こういう場合は──そう、健康な人と比べてみるのがよいかも?
 隣がぴかぴかしてたら、セゼァおばあちゃんが、うっすら暗いのが、よくわかるかも!

 何でもない光の加減なのか、場所を入れ替えたら判断できるかも?


「あのう、コホさんも、もしよかったら脱いでくれますか?」

「なぜコホを脱がす──!」

 セゼァおばあちゃんの、激おこが、止まらない!

「比較するためです。もしよかったら、ぜひ!」


 バァン──!

 セゼァが部屋の扉を開け放つ。


 突然開いた扉に、びっくりしたように目をまるくするカイと海とセゥスに、セゼァが叫んだ。


「セゥス! お前の伴侶(予定)が、見境なく男の下衣を脱がせようとする変質者だぞ──!」

 叫ばれました!


「脱ごうか?」

 セゥスに、にこにこされました!


 きゃ──!








────────────────


 ずっと読んでくださって、ありがとうございます!
 お気に入りや、いいねや、エールや、ご感想で応援してくださる方に、いつもほんとうに、励まされています。ありがとうございます!

 のんびり更新のはずが毎日更新していますが(笑)楽しんでくださったら、とてもうれしいです!

 というわけで、脱ごうとしてるところを描いてとAIに言ったら、セゼァおばあちゃんの、さーびすな感じの絵を描いてくれてですね、表紙にできなくてですね……!(笑)たぶんYoutubeさんも、しかられちゃうかもな感じで(笑)インスタさんなら、平気かなー? ということで、インスタさんにあげてみました(笑)
 アカウントなくても、最初のほうの絵はサムネイルでご覧になれると思うので、もしよかったらプロフのwebサイトからどうぞです!

 せくすぃーなセゼァおばあちゃんを(笑)もしよかったら!

 ユィリ、セゥスに脱いでもらうのかなー?(笑)

 お話も楽しんでくださったら、とてもうれしいです!




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