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第26章 私が楽しい理由~夏の旅行・前編
127 夏の予定はぎっしりと
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半年以上かけて、俺はやっと魔法道具系の論文一通りを確認し終わった。
この分野の系統だてた研究は、ほとんどなされていないようだ。
前から薄々感じていたが。こうやって確認してみるとそれがよくわかる。
魔法に関する研究は、色々な分野がある。
しかし魔法工学的に進んでいるのは、既存の工学等に対する応用がほとんどだ。
魔法そのものに使用する道具については、ほとんど研究が進んでいない。
絶対的に魔法研究者が足りないというのが、理由の一つだ。
しかし魔法補助用具として有効な杖でさえ、未だにただの木製に魔石を埋め込んだ程度のものが主流だったりする。
魔力強化理論はいくつも出ているのだ。
しかし、それを応用した道具類はほとんど無い。
そのおかげで、俺が杖や護符等で稼いだり出来たのだけれど。
この論文作業のおかげで、押さえるべき理論や方法論はほぼ掴めた気がする。
あとは実作を重ねるだけだ。
幸い夏休みまで、期末試験以外の行事はない。
そして俺は試験勉強はしない主義。
期末試験など単なる行事として以上の意味は無い。
学生会も表立った行事は何もない。
だから放課後は、ほぼ工房にこもる日々が続く。
工房にこもると言っても、随分と人数が増えたのでまわりは賑やかだ。
香緒里ちゃんは趣味の日本刀を製作中で、詩織ちゃんは課題の義足を製作中。
ロビーは相変わらずバイクを改造しまくっている。
そのうちあのバイク、変形して空飛ぶんじゃないか?
◇◇◇
さて、そんな感じで六月の後半に入ったばかりのある日、俺の最強小型魔法補助具試作品1号が完成した。
俺の小遣いと知識と魔法とテクニックを駆使した力作だ。
それに試作品ならではの、ある機構もこっそり入れている。
そんな訳で金曜日の午後、テストを実施。
テスターはもちろん、奈津希さんにお願いした。
俺では魔力が弱すぎて参考にならない、というのが表向きの理由。
本人には真の目的や意図は秘密だ。
「しかし僕がテストしていいのかい」
攻撃魔法科の演習場で、奈津希さんはそう言いながら俺から試作品を受け取る。
ちなみに試作品はキーホルダー型で、形は招き猫、大きさは概ねピンポン玉程度。
余分な機構を入れた結果、大きくなってしまったから。
「ってこれ、去年の秋のアミュレットよりタチ悪いな。何だこの怪しい増幅感は」
流石奈津季さん、触っただけで威力に気づいた。
「卒業研究用で販売目的はありません。なので率直な使い勝手をお願いします」
「ならいいが。こんなの市販したら危なくていけない」
奈津希さんは片手でキーホルダーを握り、50m先の装甲板を見る。
一瞬後、轟音とともに装甲板が粉砕した。
「威力は秋に貰った刀より上だな。ただ小さい分、指向性を掴みにくい。あと増幅率が高すぎて、微妙な力のさじ加減がしにくいかな。形は前に風遊美に渡した、柿の種型アミュレットの方が使い易い。あの形なら自然に指向性も掴めるから。威力には問題は無いから、後は出力特性だな。もう少しリニアな出力特性で、あと出力の出だしは低めな方がいい」
流石攻撃魔法科筆頭、的確に評価をしてくれる。
そして俺は、審査魔法でキーホルダーのある機能を確かめる。
どうやら順調に動作したようだ、よしよし。
「しかしとんでもない技術だな。これだけの増幅率の魔道具、初めて使った」
「俺のこの学校での集大成にするつもりですから」
それも事実だ。
論文をくまなく読んだことで、この分野に対する愛着みたいな感情もわいている。
それにバネ事案以前、俺の生活費は主に魔道具作成で稼いでいたし。
そう考えると俺がこの分野に進むのは、必然だったのかもしれない。
◇◇◇
今の俺の表作業が魔道具作成ならば、裏作業はバネ工場の番頭で、番頭の主要業務のひとつが社員旅行の幹事だ。
今年の旅行は、風遊美さん筆頭に総勢11人という大人数になった。
つまりは高専在籍中の学生会・元学生会関係者全員だ。
既に宿は取ってあるし、交通機関もほぼ手配済み。
今度は北アルプスの麓の温泉に行って、山越えで日本海側に渡り、さらに高山へ行って、おまけで名古屋で2泊東京でも2泊の予定だ。
ちなみに意見は色々聞いたけれど、反映しているかは別問題。
こういうのは意見を聞き過ぎてもいけない。
最大公約数的な面白くないものになってしまうから。
だから俺による、独断と偏見で最終案は決めさせてもらった。
なおこの旅行の直後に、俺は合宿免許で免許取得する予定。
なので夏休み、予定はぎっちりだ。
ただ強制労働3日間×2回で、バネ作業の方は問題ない予定。
そんな訳で、今の俺の最優先課題は、実は旅行パンフレット作成だったりする。
今回は自由行動の日も結構作ったので、早めに計画を渡して自分達で調査する時間も作りたいし。
「楽しみですね、夏休みの旅行」
既に日程は5月頃から、行き先の概略はつい先程、具体的には6月最後の金曜日の夜に発表した。
「今度は東京で2泊れすか。アキバだけでなく乙女ロード満喫れきますね」
「今度はアキバで大人のお買い物なのですよ」
「というかこんな豪華な旅行、学生会費で出るのか」
「出るわけないだろ。その分の労働が待っている」
「ってタコ部屋とか蟹工船とか女工哀史とかですか。わくわく」
「なんでそれでわくわくするんれすか」
「理奈は昔からこういう奴なんだ。気にしないでくれ」
既にこんな感じだ。
「頼むから再試験にはなるなよ。再試験で労働できない場合は別の日に強制労働させるからな」
高専の試験は厳しい。
おおよそ1割が最初の試験で不合格となり、再試験になる。
その半分は再試験でも不合格となり、落第が決定。
普通の高校より強烈にシビアな世界なのだ。
まあきちんと予習復習をして、わからない部分を作らなければ楽勝なのだが。
「わからない部分があればそれぞれの学科の先輩に聞いておけよ」
幸い学生会だけあって、成績優秀者には恵まれている。
例えば風遊美さんや奈津希さんや香緒里ちゃん。
この辺に聞いておけば、問題になるような事は無いだろう。
「そう言えば詩織ちゃん、義足の課題は出来たのか」
「あとは外見だけなのですよ。機能的には完璧なのです。ジェニーさんの義足を凌駕するパワーと機能なのです」
「まさか飛行したりとかはしないよな」
詩織ちゃんだけに、何を作るかわかったものじゃない。
「空は飛びませんけれど、重力緩和魔法は入れたのですよ。ビル4階位ならジャンプ出来るのです。本当はマシンガンと迫撃砲を仕込みたかったのですが我慢したのです。私も大分大人になったのです」
いや、それ違うから。
大人はそもそも義足にマシンガンとか迫撃砲とか考えないから。
というかどこの004だよ、それ。
この分野の系統だてた研究は、ほとんどなされていないようだ。
前から薄々感じていたが。こうやって確認してみるとそれがよくわかる。
魔法に関する研究は、色々な分野がある。
しかし魔法工学的に進んでいるのは、既存の工学等に対する応用がほとんどだ。
魔法そのものに使用する道具については、ほとんど研究が進んでいない。
絶対的に魔法研究者が足りないというのが、理由の一つだ。
しかし魔法補助用具として有効な杖でさえ、未だにただの木製に魔石を埋め込んだ程度のものが主流だったりする。
魔力強化理論はいくつも出ているのだ。
しかし、それを応用した道具類はほとんど無い。
そのおかげで、俺が杖や護符等で稼いだり出来たのだけれど。
この論文作業のおかげで、押さえるべき理論や方法論はほぼ掴めた気がする。
あとは実作を重ねるだけだ。
幸い夏休みまで、期末試験以外の行事はない。
そして俺は試験勉強はしない主義。
期末試験など単なる行事として以上の意味は無い。
学生会も表立った行事は何もない。
だから放課後は、ほぼ工房にこもる日々が続く。
工房にこもると言っても、随分と人数が増えたのでまわりは賑やかだ。
香緒里ちゃんは趣味の日本刀を製作中で、詩織ちゃんは課題の義足を製作中。
ロビーは相変わらずバイクを改造しまくっている。
そのうちあのバイク、変形して空飛ぶんじゃないか?
◇◇◇
さて、そんな感じで六月の後半に入ったばかりのある日、俺の最強小型魔法補助具試作品1号が完成した。
俺の小遣いと知識と魔法とテクニックを駆使した力作だ。
それに試作品ならではの、ある機構もこっそり入れている。
そんな訳で金曜日の午後、テストを実施。
テスターはもちろん、奈津希さんにお願いした。
俺では魔力が弱すぎて参考にならない、というのが表向きの理由。
本人には真の目的や意図は秘密だ。
「しかし僕がテストしていいのかい」
攻撃魔法科の演習場で、奈津希さんはそう言いながら俺から試作品を受け取る。
ちなみに試作品はキーホルダー型で、形は招き猫、大きさは概ねピンポン玉程度。
余分な機構を入れた結果、大きくなってしまったから。
「ってこれ、去年の秋のアミュレットよりタチ悪いな。何だこの怪しい増幅感は」
流石奈津季さん、触っただけで威力に気づいた。
「卒業研究用で販売目的はありません。なので率直な使い勝手をお願いします」
「ならいいが。こんなの市販したら危なくていけない」
奈津希さんは片手でキーホルダーを握り、50m先の装甲板を見る。
一瞬後、轟音とともに装甲板が粉砕した。
「威力は秋に貰った刀より上だな。ただ小さい分、指向性を掴みにくい。あと増幅率が高すぎて、微妙な力のさじ加減がしにくいかな。形は前に風遊美に渡した、柿の種型アミュレットの方が使い易い。あの形なら自然に指向性も掴めるから。威力には問題は無いから、後は出力特性だな。もう少しリニアな出力特性で、あと出力の出だしは低めな方がいい」
流石攻撃魔法科筆頭、的確に評価をしてくれる。
そして俺は、審査魔法でキーホルダーのある機能を確かめる。
どうやら順調に動作したようだ、よしよし。
「しかしとんでもない技術だな。これだけの増幅率の魔道具、初めて使った」
「俺のこの学校での集大成にするつもりですから」
それも事実だ。
論文をくまなく読んだことで、この分野に対する愛着みたいな感情もわいている。
それにバネ事案以前、俺の生活費は主に魔道具作成で稼いでいたし。
そう考えると俺がこの分野に進むのは、必然だったのかもしれない。
◇◇◇
今の俺の表作業が魔道具作成ならば、裏作業はバネ工場の番頭で、番頭の主要業務のひとつが社員旅行の幹事だ。
今年の旅行は、風遊美さん筆頭に総勢11人という大人数になった。
つまりは高専在籍中の学生会・元学生会関係者全員だ。
既に宿は取ってあるし、交通機関もほぼ手配済み。
今度は北アルプスの麓の温泉に行って、山越えで日本海側に渡り、さらに高山へ行って、おまけで名古屋で2泊東京でも2泊の予定だ。
ちなみに意見は色々聞いたけれど、反映しているかは別問題。
こういうのは意見を聞き過ぎてもいけない。
最大公約数的な面白くないものになってしまうから。
だから俺による、独断と偏見で最終案は決めさせてもらった。
なおこの旅行の直後に、俺は合宿免許で免許取得する予定。
なので夏休み、予定はぎっちりだ。
ただ強制労働3日間×2回で、バネ作業の方は問題ない予定。
そんな訳で、今の俺の最優先課題は、実は旅行パンフレット作成だったりする。
今回は自由行動の日も結構作ったので、早めに計画を渡して自分達で調査する時間も作りたいし。
「楽しみですね、夏休みの旅行」
既に日程は5月頃から、行き先の概略はつい先程、具体的には6月最後の金曜日の夜に発表した。
「今度は東京で2泊れすか。アキバだけでなく乙女ロード満喫れきますね」
「今度はアキバで大人のお買い物なのですよ」
「というかこんな豪華な旅行、学生会費で出るのか」
「出るわけないだろ。その分の労働が待っている」
「ってタコ部屋とか蟹工船とか女工哀史とかですか。わくわく」
「なんでそれでわくわくするんれすか」
「理奈は昔からこういう奴なんだ。気にしないでくれ」
既にこんな感じだ。
「頼むから再試験にはなるなよ。再試験で労働できない場合は別の日に強制労働させるからな」
高専の試験は厳しい。
おおよそ1割が最初の試験で不合格となり、再試験になる。
その半分は再試験でも不合格となり、落第が決定。
普通の高校より強烈にシビアな世界なのだ。
まあきちんと予習復習をして、わからない部分を作らなければ楽勝なのだが。
「わからない部分があればそれぞれの学科の先輩に聞いておけよ」
幸い学生会だけあって、成績優秀者には恵まれている。
例えば風遊美さんや奈津希さんや香緒里ちゃん。
この辺に聞いておけば、問題になるような事は無いだろう。
「そう言えば詩織ちゃん、義足の課題は出来たのか」
「あとは外見だけなのですよ。機能的には完璧なのです。ジェニーさんの義足を凌駕するパワーと機能なのです」
「まさか飛行したりとかはしないよな」
詩織ちゃんだけに、何を作るかわかったものじゃない。
「空は飛びませんけれど、重力緩和魔法は入れたのですよ。ビル4階位ならジャンプ出来るのです。本当はマシンガンと迫撃砲を仕込みたかったのですが我慢したのです。私も大分大人になったのです」
いや、それ違うから。
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