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第29章 冬はつとめて(1) ~修4年冬編・前半~
147 もうすぐ冬休み
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風遊美さんは、魔技大の推薦入試に無事合格した。
そして本年も、来年の学生会役員立候補者は現れなかった。
なので来年の役職は順送り。
引き継ぎも何もあったものじゃない。
一応会長が香緒里ちゃん、副会長がジェニー、書記がソフィー、会計がルイス、監査が詩織ちゃんとなっている。
実際は適当に仕事を割り振ってやるから、表向き以外には役職は余り関係ない。
俺1人が抜けただけなので、変化があまり無いのは仕方ないのだけれど。
今年のクリスマス会は、盛大にやる事になった。
由香里姉、鈴懸台先輩、月見野先輩から始まり愛希ちゃん理奈ちゃんロビーまで、総勢14人。
どうせ毎週金曜日の食事や露天風呂で顔なじみだし、もう全員でいいだろうという話になった。
なおこのクリスマス会、裏では、奈津希さんの壮行会第一弾を兼ねている。
これは本人には内緒だ。
なお会場は、当初はバネ工場横スペースのつもりだった。
しかしパーティ後に露天風呂が使いたいという諸方面、ぶっちゃけ俺とルイス以外の声により、例年通りマンションでの開催となった。
露天風呂に引きこもり用施設を増設しようかと、俺もちょっと本気で悩んだ。
残念ながら時間的制約で作れなかったけれど。
その代わり工房で俺が作ったプレゼントは2品。
1つはクリスマスのプレゼント交換用、もう1つは奈津季さん用の例のボールペン最終調整品だ。
プレゼント交換用は、昨年と同じストラップ型非常用魔道具。
今回の魔道具の形はちっこいネズミ型。来年の干支のねずみ年にあわせてだ。
性能は昨年比で概ね1割程度アップ。まあ小さいし予算制約も厳しいのでこんなものだろう。
奈津季さん用ボールペンは威力を更に若干下げ、コントロール最重視仕様にした。
要は奈津季さん専用杖プレアデスと同じ仕様だ。
しかし制作した俺の技術と知識が大分上がった分、性能はかなり上がっている。
大きさこそプレアデスの7分の1程度だが、機能的には数段上だ。
今の俺の技術と知識のほぼ全てが詰まっている。
他にも折りたたみ大型テーブルや椅子なんてのも作成した。
現在のマンションのテーブルでは、流石に14人は座れない。
だから今までは金曜日には応接セットとテーブルとを併用していた。
しかしついに部屋主の由香里姉から、大型テーブル作成指令が来てしまったのだ。
なので止む無く作成し、リビングダイニングに配置。
流石に28畳あれば、ちょっと配置を変えるだけで収まってしまう。
普段は折り畳んで俺の部屋に仕舞っておく予定なのだけれども。
そう言えば魔道具については別な注文もあった。
風遊美さんが、わざわざ学生会室までやって来て注文したのだ。
「修さんお願いがあります。実は学園祭で販売していた市販版の杖、再注文はできますか」
風遊美さん自身はテュルソスの杖オリジナルを使っている。
なので注文する必要は無い筈だ。
だから理由を聞いてみたところ。
「エリカからメールがあったんです。あの杖がとてもパワフルなのに使い易いって喜んでいましたよ。ただ他の人からも同じものが欲しいと言われて困っているそうです」
エリカさんが持ち帰ったのは、オリジナル仕様の外科バージョンだ。
確かに使いやすいだろうし、出力も高いけれど……
「すみません。あれは市販不許可なんです。今特区外へ市販許可が下りているのはデチューン版テュルソスか改良型ケーリュケイオンまでなんです」
「それはわかっていますよ。私も同型の杖を使っていますから」
風遊美さんはオリジナル仕様の性能も十分知っている。
そしてオリジナル仕様は、特区外はおろかこの学校でも市販は許可されていない。
「欲しいのは市販版の方だそうです。あの後学園祭の時に残っていた4本全て買っていったそうです。市販版の方でも今まで使っていた杖と段違いに使い易いって、とても評判良いそうです。ただ4本しかないので研究室内で交代で使っている状態ですので、出来れば人数分欲しいと……」
俺は少し安心する。
それなら対応可能だ。
「市販版でいいなら増産できますよ。在庫がないので2週間程度かかりますけれど」
「それでいいのでお願いしていいですか。出来れば内科用3本と外科用5本。料金は支払います」
なら問題は全く無い。
という訳でなんやかんや工房の方も忙しかった訳だ。
勿論バネ工場の方もあるし。
◇◇◇
テュルソスの杖量産版8本は無事出荷した。
年内、クリスマスまでには届く予定だ。
なお大量注文のおまけにテュルソスの杖量産版万能型1本も同梱している。
万能型とは拡散特性を外科と内科の中間にした代物。
まあ知り合い向けサービスといった処だ。
さて、今日は12月24日。
授業最終日にしてパーティ当日だ。
例によってドレスコードがあるので、昨年と同じスーツを用意した。
ルイスもロビーも俺の部屋で着替えている。
ルイスは昨年懲りたらしく、真っ当な紺色スーツだ。
かたやロビーは何故か緑色のタンクトップに迷彩柄ズボン。
そして何故か髪をムースでアイロンみたいな変な形に固めている。
「ロビー、その服装が何か聞いていいか」
ルイスにはその服装の意味はわからないだろう。
「ジェニーさんが言っていたデス。この格好で片膝突いて『間違える』と言えばOKだそうデス」
ロビー、君もわかっていない。
正しくは『待ちガイル』だ。
しかしクリスマスと関係ないだろ、それ。
筋肉的にも完璧で、思い切り似合っているけどさ。
3人共着替え終わったので、リビングへ。
服装審査官のジェニーと詩織ちゃんがやって来た。
今回はジェニーはダブダブのトナカイのきぐるみ、詩織ちゃんは猫耳サンタ服ワンピースという怪しいスタイルだ。
「ロビーは完璧れす。それでは事前に教えたポーズを」
「間違える!」
「もうひとつは」
「ソニックブーム!」
「合格なのてす」
他の連中からも拍手がわく。
いいのかそれ。
「ルイスもなかなかいいのです。出来ればスーツより濃い緑色の学園章付ジャケットの方がよりらしいのですけれ」
「僕は映画じゃない」
こっちは本人、わかっていて気にしているようだ。
「それに比べて修先輩は面白くないです。でもまあこれ以上面白くなりそうにないのでOKなのです」
消極的OKだがまあいいとしよう。
仮装大賞するよりよっぽどマシだ。
全体の服装を見ると、仮装系は他に奈津希さんと理奈ちゃんか。
奈津季さんはバニー耳付き肩出しミニスカサンタコスというもう色々間違った代物。
理奈ちゃんは帽子と服につけたわざとらしい白い大きなボタン風のところだけはサンタコスだけど、その服どう見ても黒のゴスロリ服だ。
髪もいつものポニテで無く解いて長く垂らしているし、よく見るとまつげがわざとらしく長い。
間違いなく確信犯だ。
「そんなの何処に売っていたんだ?」
ルイスが思わず質問してしまう。
「淑女の嗜みですわ」
理奈ちゃんの横で愛希ちゃんがルイスに説明。
「前に女子同士でのパーティで冗談で着て気に入ったんだよ。実は通販で買えて案外安いんだ」
「余分な事は言わないで欲しいですわ」
キャラまで変えてやがる。
「ちなみにまつげのエクステンションは、本土のダイソーで大量購入して持っているんだ。あのわざとらしいつけボタンも去年ダイソーで買ったのの流用だよ。あと服は安い分縫いが弱くて実は手作業で補強して……」
何故説明が止まったかと見てみれば、愛希ちゃんの周囲に白いキラキラが見える。
由香里姉が使うのと同じダイヤモンドダスト。
つまりは警告だ。
そして本年も、来年の学生会役員立候補者は現れなかった。
なので来年の役職は順送り。
引き継ぎも何もあったものじゃない。
一応会長が香緒里ちゃん、副会長がジェニー、書記がソフィー、会計がルイス、監査が詩織ちゃんとなっている。
実際は適当に仕事を割り振ってやるから、表向き以外には役職は余り関係ない。
俺1人が抜けただけなので、変化があまり無いのは仕方ないのだけれど。
今年のクリスマス会は、盛大にやる事になった。
由香里姉、鈴懸台先輩、月見野先輩から始まり愛希ちゃん理奈ちゃんロビーまで、総勢14人。
どうせ毎週金曜日の食事や露天風呂で顔なじみだし、もう全員でいいだろうという話になった。
なおこのクリスマス会、裏では、奈津希さんの壮行会第一弾を兼ねている。
これは本人には内緒だ。
なお会場は、当初はバネ工場横スペースのつもりだった。
しかしパーティ後に露天風呂が使いたいという諸方面、ぶっちゃけ俺とルイス以外の声により、例年通りマンションでの開催となった。
露天風呂に引きこもり用施設を増設しようかと、俺もちょっと本気で悩んだ。
残念ながら時間的制約で作れなかったけれど。
その代わり工房で俺が作ったプレゼントは2品。
1つはクリスマスのプレゼント交換用、もう1つは奈津季さん用の例のボールペン最終調整品だ。
プレゼント交換用は、昨年と同じストラップ型非常用魔道具。
今回の魔道具の形はちっこいネズミ型。来年の干支のねずみ年にあわせてだ。
性能は昨年比で概ね1割程度アップ。まあ小さいし予算制約も厳しいのでこんなものだろう。
奈津季さん用ボールペンは威力を更に若干下げ、コントロール最重視仕様にした。
要は奈津季さん専用杖プレアデスと同じ仕様だ。
しかし制作した俺の技術と知識が大分上がった分、性能はかなり上がっている。
大きさこそプレアデスの7分の1程度だが、機能的には数段上だ。
今の俺の技術と知識のほぼ全てが詰まっている。
他にも折りたたみ大型テーブルや椅子なんてのも作成した。
現在のマンションのテーブルでは、流石に14人は座れない。
だから今までは金曜日には応接セットとテーブルとを併用していた。
しかしついに部屋主の由香里姉から、大型テーブル作成指令が来てしまったのだ。
なので止む無く作成し、リビングダイニングに配置。
流石に28畳あれば、ちょっと配置を変えるだけで収まってしまう。
普段は折り畳んで俺の部屋に仕舞っておく予定なのだけれども。
そう言えば魔道具については別な注文もあった。
風遊美さんが、わざわざ学生会室までやって来て注文したのだ。
「修さんお願いがあります。実は学園祭で販売していた市販版の杖、再注文はできますか」
風遊美さん自身はテュルソスの杖オリジナルを使っている。
なので注文する必要は無い筈だ。
だから理由を聞いてみたところ。
「エリカからメールがあったんです。あの杖がとてもパワフルなのに使い易いって喜んでいましたよ。ただ他の人からも同じものが欲しいと言われて困っているそうです」
エリカさんが持ち帰ったのは、オリジナル仕様の外科バージョンだ。
確かに使いやすいだろうし、出力も高いけれど……
「すみません。あれは市販不許可なんです。今特区外へ市販許可が下りているのはデチューン版テュルソスか改良型ケーリュケイオンまでなんです」
「それはわかっていますよ。私も同型の杖を使っていますから」
風遊美さんはオリジナル仕様の性能も十分知っている。
そしてオリジナル仕様は、特区外はおろかこの学校でも市販は許可されていない。
「欲しいのは市販版の方だそうです。あの後学園祭の時に残っていた4本全て買っていったそうです。市販版の方でも今まで使っていた杖と段違いに使い易いって、とても評判良いそうです。ただ4本しかないので研究室内で交代で使っている状態ですので、出来れば人数分欲しいと……」
俺は少し安心する。
それなら対応可能だ。
「市販版でいいなら増産できますよ。在庫がないので2週間程度かかりますけれど」
「それでいいのでお願いしていいですか。出来れば内科用3本と外科用5本。料金は支払います」
なら問題は全く無い。
という訳でなんやかんや工房の方も忙しかった訳だ。
勿論バネ工場の方もあるし。
◇◇◇
テュルソスの杖量産版8本は無事出荷した。
年内、クリスマスまでには届く予定だ。
なお大量注文のおまけにテュルソスの杖量産版万能型1本も同梱している。
万能型とは拡散特性を外科と内科の中間にした代物。
まあ知り合い向けサービスといった処だ。
さて、今日は12月24日。
授業最終日にしてパーティ当日だ。
例によってドレスコードがあるので、昨年と同じスーツを用意した。
ルイスもロビーも俺の部屋で着替えている。
ルイスは昨年懲りたらしく、真っ当な紺色スーツだ。
かたやロビーは何故か緑色のタンクトップに迷彩柄ズボン。
そして何故か髪をムースでアイロンみたいな変な形に固めている。
「ロビー、その服装が何か聞いていいか」
ルイスにはその服装の意味はわからないだろう。
「ジェニーさんが言っていたデス。この格好で片膝突いて『間違える』と言えばOKだそうデス」
ロビー、君もわかっていない。
正しくは『待ちガイル』だ。
しかしクリスマスと関係ないだろ、それ。
筋肉的にも完璧で、思い切り似合っているけどさ。
3人共着替え終わったので、リビングへ。
服装審査官のジェニーと詩織ちゃんがやって来た。
今回はジェニーはダブダブのトナカイのきぐるみ、詩織ちゃんは猫耳サンタ服ワンピースという怪しいスタイルだ。
「ロビーは完璧れす。それでは事前に教えたポーズを」
「間違える!」
「もうひとつは」
「ソニックブーム!」
「合格なのてす」
他の連中からも拍手がわく。
いいのかそれ。
「ルイスもなかなかいいのです。出来ればスーツより濃い緑色の学園章付ジャケットの方がよりらしいのですけれ」
「僕は映画じゃない」
こっちは本人、わかっていて気にしているようだ。
「それに比べて修先輩は面白くないです。でもまあこれ以上面白くなりそうにないのでOKなのです」
消極的OKだがまあいいとしよう。
仮装大賞するよりよっぽどマシだ。
全体の服装を見ると、仮装系は他に奈津希さんと理奈ちゃんか。
奈津季さんはバニー耳付き肩出しミニスカサンタコスというもう色々間違った代物。
理奈ちゃんは帽子と服につけたわざとらしい白い大きなボタン風のところだけはサンタコスだけど、その服どう見ても黒のゴスロリ服だ。
髪もいつものポニテで無く解いて長く垂らしているし、よく見るとまつげがわざとらしく長い。
間違いなく確信犯だ。
「そんなの何処に売っていたんだ?」
ルイスが思わず質問してしまう。
「淑女の嗜みですわ」
理奈ちゃんの横で愛希ちゃんがルイスに説明。
「前に女子同士でのパーティで冗談で着て気に入ったんだよ。実は通販で買えて案外安いんだ」
「余分な事は言わないで欲しいですわ」
キャラまで変えてやがる。
「ちなみにまつげのエクステンションは、本土のダイソーで大量購入して持っているんだ。あのわざとらしいつけボタンも去年ダイソーで買ったのの流用だよ。あと服は安い分縫いが弱くて実は手作業で補強して……」
何故説明が止まったかと見てみれば、愛希ちゃんの周囲に白いキラキラが見える。
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