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第1章 まずは自分の衣食住 第1話 最初の一杯を、隣神さんと
4 うどんへの道のり
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器と箸は出来た。
それでは塩や貝類を採取しよう。
再び先程の海岸に移動する。
もう出来たかと間違ってキンビーラが出てくるかと思ったけれど、どうやらまだだとわかっている模様。
それでは塩、採取開始だ。
日本近海の海水は、確か塩分濃度は3.5%位だったと思う。ここの場合はどうだろう。
『カトレゾンでも、海水の塩分濃度はほぼ同じです。ただ此処は内海で流れ込む川の影響が大きいため、他の海よりやや薄めで、3.1%程度となります』
なら塩10kgを作るには、330kg程度の海水が必要になる訳か。という事で、取り敢えず400kgの海水を収納する。
ここで、かつて塩田が日本一多かった県の県民として、小ネタというか豆知識をひとつ。
海水をただ、何も考えずに蒸発させても、美味しい塩にはならない。
ゴミを漉すだけではなく、不必要な成分があまり混じらないようしなければならないのだ。
具体的には、こんな手順で雑味をのぞいて製塩する。
① 漉した海水を、10分の1程度の量になるまで煮立てる
② ①で煮詰めた海水を濾過し、液体部分を取り出す
漉して残った白いものは石膏分なので捨てる
③ ②の海水を再び煮立てて、全体に白くなって、食塩の結晶が出て、まだ水分が残っているうちに火を止める
④ ③を漉して、今度は濾紙に残った分を乾かす。これが食塩で、濾過した液体は豆腐を作る時のにがりとなる
私は神なので、この手順をイメージするだけで、塩とにがり入り液体、固形の石膏分が分離される。
これで食塩、ゲット成功だ。
さて、小麦粉と水、塩があれば、うどんが作れる。
ただし醤油もいりこもない今は、普通のうどん出汁が作れない。
なので今回は、いい出汁が出るものを採取させて貰う。
無難なのは、やはり貝類だろう。
そんな訳で、貝類がいそうな砂浜に見当をつけ、移動。
靴を脱ごうとしたところで、全知からの解説が入る。
『服装については、イメージするだけで着脱が可能です。現在着用している服や付属品類も、神としての姿として仮設定されたものです。ですから思考するだけで、変更出来ます』
なら裸足で、ついでにという事で、下が短パンタイプのセパレート水着にラッシュガードという、動きやすい姿をイメージする。
『神らしくない姿と思われます』
全知にそう注意されたけれど、採取用ならきっとこれが正解だ。
どうせ他に見る輩もいない。
強いて言えば先程の海神キンビーラくらいだろう。
さてという事で、砂浜から海の沖方向へ向かって歩きつつ、足の裏で砂底を探る。
膝くらいまで入ったところで反応があった。手で取って確かめる。アサリかハマグリかヒラガイかホンビノスか、私には見分けがつかないけれど美味しそうな二枚貝だ。
『かつて此処にいた人々の間では、ルソリアと呼ばれて食用になっていた貝です。大西彩花さんの世界では、アサリに近い種類となります』
よし! 出汁をゲットだ。
勿論1個では足りないから、陸地に平行に、同じ位の深さの場所を足で探っていく。
5個目を確保したところで思いついた。これって神の権能を使って、場所を探したり、採取したりは出来ないだろうか。
『海中は海神の領域ですので、人間が出来る程度の事しか出来ません』
無理か。なら仕方ないから、潮干狩り方式で採っていくしかないだろう。
◇◇◇
貝はそこそこ大量に拾って、海水とともに瓶の中へ入れ、砂出しをしている。
更に岩場でカメノテも採取。
なお、『海水に浸かっている場所は海神の領域で、浸かっていない場所は土地神の領域』らしい。
この定義では、干潮と満潮で神の領域が変わってしまうのではないだろうか。
そう思ったら全知の奴、『その通りです』と返答してきた。
何というかその辺、わりと緩い模様。
緩いのはともかく、この定義なら、海面から出ている岩についているカメノテは、私の領域。
だからナイフとか無しで、念じるだけで採取可能だ。
このカメノテ、歯ごたえは大きめの貝で、味はエビ。つまり無茶苦茶美味しい。
ただし食べるのは四国や九州の、それもごく一部の地域のようだ。
私が住んでいた高松では、初夏になるとスーパーでパックに入って売っている位にメジャーなのだけれど。
これは食べる前に調理することとして、収納しておく。
さて、いよいようどんだ。
うどん1人前で生麺はおおむね150gだから、2人分では300g。
うどん茹で上がりで150gではなく生麺で150gは多すぎると言わないでくれ。
うどんが主食でうどんがおかずなら、この位は通常の1人分だ。
だいたい1玉がゆで200g、生麺100gというのは、あくまで全国的なスーパーの袋麺的基準。
讃岐うどんの普通の店は、茹ででだいたい250g位が普通だ。
製麺所系だとやや少ないが、あれは食べ歩きを前提としているから。
その証拠にそこだけで腹ごしらえしている連中は、1.5玉か2玉で注文しているだろう。
ついでに言うとこの環境だから、ケチる必要はない。
足りないよりは多い方がいいし、天ぷらなどのサイドメニューもない。
ここは倍の600gくらい作るとしよう。
時間経過無しの収納があるから、半分は保存しておけばいい。
小麦粉の質がさぬきの夢と同等なら、加水率は50%でいいだろう。
なら小麦粉は400gで、塩水は200g。
そして塩水の濃さは、我が郷里の讃岐では『土三寒六常五杯』と言い伝えられている。
茶碗1杯の塩に対し、夏の土用の頃は3杯の水、冬場は6杯の水、そして春や秋は5杯の水で割れ、という意味だ。
この指標、21世紀から見ると、かなり濃いらしい。
ただし昔の塩は、握ると固まるくらいには水分が多かったようだ。
しかし21世紀日本の塩や、私が今造った塩は、さらさら状態。
握って固まるような、水分たっぷりの状態ではない。
だからここは、無難に14%程度で行こう。
塩水が250gだから、塩35g、水215g。
神様なので、計らなくても正確な量を出して混ぜ合わせが可能だ。
あとは捏ねて、切ればいい。
ただし作る量が少ない時は、足で踏むとかやり過ぎは禁物。
手で丁寧に捏ねるだけにするのがテクニック。
足で踏むのは、大量の麺を作る際の方法論。
たった600gの麺を作るのに足で踏んだりして鍛えすぎると、ゴワゴワでつるりと食べられない麺が出来て仕舞う。
それがいいという人は、讃岐うどんではなく、武蔵野うどんを食っていろ!
そううどん評論家が言っていた気がする。
かと言って、捏ねが足りない軟弱なうどんでは、腰が足りない。
柔なうどんが好きな輩は、福岡へ行って食べればいい。
もっと柔なうどんが好きなら、伊勢へ行け。
あそこには私はうどんと認められない、化物が存在するから。
なんて事を考えつつ、そこそこに捏ねまくれば、生地の完成。
あとは包丁で切った状態を意識して、カットするだけ。
太さは3mm×4mmと、だいたい讃岐うどんの標準くらいにした。
なお角が立った仕上がりになっているのが、讃岐うどんとしてあるべき姿だ。
さて、茹でる前に、汁を作るとしよう。
今回はアサリっぽいルソリアという貝と、カメノテを茹でて作る。
貝もカメノテも、神チートで中身だけ取り出して、茹でる。
味を見ると、なかなかいい出汁がでている。でもちょっとだけ塩味が足りないので、塩追加。
何となく袋入り海鮮塩ラーメン風の味になってしまったが、悪い味では無いと思う。
薬味にネギやショウガが欲しいが、ないので我慢。
醤油もないので、今日は我慢。
それでも材料が少ない中、よく出来たと思う。
あとこの味なら、つゆが冷たいぶっかけがいいだろう。
つゆが冷たく、麺も水で締めた、いわゆる『ひやひや』のぶっかけで。
それではうどんを茹でよう!
※ 武蔵野うどん
加水率が低く塩分は高めで、コシがかなり強く、食感はゴツゴツしている、ツルリとすすれないうどん。昔はどうかわからないけれど、今は肉汁うどんで食べる事が多い。
※ 伊勢うどん
ぶっとくて、やわやわで、若干もっちりしている、麺の一種ではあるけれどうどんと言っていいかどうかわからない代物。たまり醤油ベースのタレで食べるらしい。
※ 福岡へ行って
福岡人はうどんに腰とかのどごしとかを気にせず、もちもち感のみを重視しているらしい。代表的なチェーン店として資さんうどん、ウエスト、牧のうどんを食べ比べてみたけれど、共通点は『もちもち感』だけという気がした。あくまで書き手の個人的体験ではあるけれど。
※ ぶっかけ
うどんの食べ方には、一般に『釜あげ』『かけ』『ぶっかけ』『ざる』の4種がある。
『釜揚げ』は、茹であげたうどんを、水で締めることなく、そのままつけつゆで食ベるやり方。
『釜揚げ』以外は、茹でたうどんを冷水で締める。温かいうどんの場合は、その後に再び温めて使用する。
『かけ』は、締めたうどんに、出汁を浸して食べる。
基本的には汁もうどんも温かい場合が多いが、冷やして食べる場合もある。
『ぶっかけ』も、締めたうどんに、つゆを浸して食べる。このつゆは『かけ』の場合より、味が濃いのが普通。
うどん、つゆともに冷たい場合と温かい場合があり、うどんが温かくつゆが冷たいと『あつひや』、その逆が『ひやあつ』、両方あついと『あつあつ』、両方冷たいと『ひやひや』と呼ばれる。
『ざる』は、締めたうどんを、つけつゆで食べるもの。なお讃岐うどんには『もり』はない。海苔があってもなくても、この形式は全て『ざる』となる。
なお煮込みうどんとか、皿うどん等は別論。
それでは塩や貝類を採取しよう。
再び先程の海岸に移動する。
もう出来たかと間違ってキンビーラが出てくるかと思ったけれど、どうやらまだだとわかっている模様。
それでは塩、採取開始だ。
日本近海の海水は、確か塩分濃度は3.5%位だったと思う。ここの場合はどうだろう。
『カトレゾンでも、海水の塩分濃度はほぼ同じです。ただ此処は内海で流れ込む川の影響が大きいため、他の海よりやや薄めで、3.1%程度となります』
なら塩10kgを作るには、330kg程度の海水が必要になる訳か。という事で、取り敢えず400kgの海水を収納する。
ここで、かつて塩田が日本一多かった県の県民として、小ネタというか豆知識をひとつ。
海水をただ、何も考えずに蒸発させても、美味しい塩にはならない。
ゴミを漉すだけではなく、不必要な成分があまり混じらないようしなければならないのだ。
具体的には、こんな手順で雑味をのぞいて製塩する。
① 漉した海水を、10分の1程度の量になるまで煮立てる
② ①で煮詰めた海水を濾過し、液体部分を取り出す
漉して残った白いものは石膏分なので捨てる
③ ②の海水を再び煮立てて、全体に白くなって、食塩の結晶が出て、まだ水分が残っているうちに火を止める
④ ③を漉して、今度は濾紙に残った分を乾かす。これが食塩で、濾過した液体は豆腐を作る時のにがりとなる
私は神なので、この手順をイメージするだけで、塩とにがり入り液体、固形の石膏分が分離される。
これで食塩、ゲット成功だ。
さて、小麦粉と水、塩があれば、うどんが作れる。
ただし醤油もいりこもない今は、普通のうどん出汁が作れない。
なので今回は、いい出汁が出るものを採取させて貰う。
無難なのは、やはり貝類だろう。
そんな訳で、貝類がいそうな砂浜に見当をつけ、移動。
靴を脱ごうとしたところで、全知からの解説が入る。
『服装については、イメージするだけで着脱が可能です。現在着用している服や付属品類も、神としての姿として仮設定されたものです。ですから思考するだけで、変更出来ます』
なら裸足で、ついでにという事で、下が短パンタイプのセパレート水着にラッシュガードという、動きやすい姿をイメージする。
『神らしくない姿と思われます』
全知にそう注意されたけれど、採取用ならきっとこれが正解だ。
どうせ他に見る輩もいない。
強いて言えば先程の海神キンビーラくらいだろう。
さてという事で、砂浜から海の沖方向へ向かって歩きつつ、足の裏で砂底を探る。
膝くらいまで入ったところで反応があった。手で取って確かめる。アサリかハマグリかヒラガイかホンビノスか、私には見分けがつかないけれど美味しそうな二枚貝だ。
『かつて此処にいた人々の間では、ルソリアと呼ばれて食用になっていた貝です。大西彩花さんの世界では、アサリに近い種類となります』
よし! 出汁をゲットだ。
勿論1個では足りないから、陸地に平行に、同じ位の深さの場所を足で探っていく。
5個目を確保したところで思いついた。これって神の権能を使って、場所を探したり、採取したりは出来ないだろうか。
『海中は海神の領域ですので、人間が出来る程度の事しか出来ません』
無理か。なら仕方ないから、潮干狩り方式で採っていくしかないだろう。
◇◇◇
貝はそこそこ大量に拾って、海水とともに瓶の中へ入れ、砂出しをしている。
更に岩場でカメノテも採取。
なお、『海水に浸かっている場所は海神の領域で、浸かっていない場所は土地神の領域』らしい。
この定義では、干潮と満潮で神の領域が変わってしまうのではないだろうか。
そう思ったら全知の奴、『その通りです』と返答してきた。
何というかその辺、わりと緩い模様。
緩いのはともかく、この定義なら、海面から出ている岩についているカメノテは、私の領域。
だからナイフとか無しで、念じるだけで採取可能だ。
このカメノテ、歯ごたえは大きめの貝で、味はエビ。つまり無茶苦茶美味しい。
ただし食べるのは四国や九州の、それもごく一部の地域のようだ。
私が住んでいた高松では、初夏になるとスーパーでパックに入って売っている位にメジャーなのだけれど。
これは食べる前に調理することとして、収納しておく。
さて、いよいようどんだ。
うどん1人前で生麺はおおむね150gだから、2人分では300g。
うどん茹で上がりで150gではなく生麺で150gは多すぎると言わないでくれ。
うどんが主食でうどんがおかずなら、この位は通常の1人分だ。
だいたい1玉がゆで200g、生麺100gというのは、あくまで全国的なスーパーの袋麺的基準。
讃岐うどんの普通の店は、茹ででだいたい250g位が普通だ。
製麺所系だとやや少ないが、あれは食べ歩きを前提としているから。
その証拠にそこだけで腹ごしらえしている連中は、1.5玉か2玉で注文しているだろう。
ついでに言うとこの環境だから、ケチる必要はない。
足りないよりは多い方がいいし、天ぷらなどのサイドメニューもない。
ここは倍の600gくらい作るとしよう。
時間経過無しの収納があるから、半分は保存しておけばいい。
小麦粉の質がさぬきの夢と同等なら、加水率は50%でいいだろう。
なら小麦粉は400gで、塩水は200g。
そして塩水の濃さは、我が郷里の讃岐では『土三寒六常五杯』と言い伝えられている。
茶碗1杯の塩に対し、夏の土用の頃は3杯の水、冬場は6杯の水、そして春や秋は5杯の水で割れ、という意味だ。
この指標、21世紀から見ると、かなり濃いらしい。
ただし昔の塩は、握ると固まるくらいには水分が多かったようだ。
しかし21世紀日本の塩や、私が今造った塩は、さらさら状態。
握って固まるような、水分たっぷりの状態ではない。
だからここは、無難に14%程度で行こう。
塩水が250gだから、塩35g、水215g。
神様なので、計らなくても正確な量を出して混ぜ合わせが可能だ。
あとは捏ねて、切ればいい。
ただし作る量が少ない時は、足で踏むとかやり過ぎは禁物。
手で丁寧に捏ねるだけにするのがテクニック。
足で踏むのは、大量の麺を作る際の方法論。
たった600gの麺を作るのに足で踏んだりして鍛えすぎると、ゴワゴワでつるりと食べられない麺が出来て仕舞う。
それがいいという人は、讃岐うどんではなく、武蔵野うどんを食っていろ!
そううどん評論家が言っていた気がする。
かと言って、捏ねが足りない軟弱なうどんでは、腰が足りない。
柔なうどんが好きな輩は、福岡へ行って食べればいい。
もっと柔なうどんが好きなら、伊勢へ行け。
あそこには私はうどんと認められない、化物が存在するから。
なんて事を考えつつ、そこそこに捏ねまくれば、生地の完成。
あとは包丁で切った状態を意識して、カットするだけ。
太さは3mm×4mmと、だいたい讃岐うどんの標準くらいにした。
なお角が立った仕上がりになっているのが、讃岐うどんとしてあるべき姿だ。
さて、茹でる前に、汁を作るとしよう。
今回はアサリっぽいルソリアという貝と、カメノテを茹でて作る。
貝もカメノテも、神チートで中身だけ取り出して、茹でる。
味を見ると、なかなかいい出汁がでている。でもちょっとだけ塩味が足りないので、塩追加。
何となく袋入り海鮮塩ラーメン風の味になってしまったが、悪い味では無いと思う。
薬味にネギやショウガが欲しいが、ないので我慢。
醤油もないので、今日は我慢。
それでも材料が少ない中、よく出来たと思う。
あとこの味なら、つゆが冷たいぶっかけがいいだろう。
つゆが冷たく、麺も水で締めた、いわゆる『ひやひや』のぶっかけで。
それではうどんを茹でよう!
※ 武蔵野うどん
加水率が低く塩分は高めで、コシがかなり強く、食感はゴツゴツしている、ツルリとすすれないうどん。昔はどうかわからないけれど、今は肉汁うどんで食べる事が多い。
※ 伊勢うどん
ぶっとくて、やわやわで、若干もっちりしている、麺の一種ではあるけれどうどんと言っていいかどうかわからない代物。たまり醤油ベースのタレで食べるらしい。
※ 福岡へ行って
福岡人はうどんに腰とかのどごしとかを気にせず、もちもち感のみを重視しているらしい。代表的なチェーン店として資さんうどん、ウエスト、牧のうどんを食べ比べてみたけれど、共通点は『もちもち感』だけという気がした。あくまで書き手の個人的体験ではあるけれど。
※ ぶっかけ
うどんの食べ方には、一般に『釜あげ』『かけ』『ぶっかけ』『ざる』の4種がある。
『釜揚げ』は、茹であげたうどんを、水で締めることなく、そのままつけつゆで食ベるやり方。
『釜揚げ』以外は、茹でたうどんを冷水で締める。温かいうどんの場合は、その後に再び温めて使用する。
『かけ』は、締めたうどんに、出汁を浸して食べる。
基本的には汁もうどんも温かい場合が多いが、冷やして食べる場合もある。
『ぶっかけ』も、締めたうどんに、つゆを浸して食べる。このつゆは『かけ』の場合より、味が濃いのが普通。
うどん、つゆともに冷たい場合と温かい場合があり、うどんが温かくつゆが冷たいと『あつひや』、その逆が『ひやあつ』、両方あついと『あつあつ』、両方冷たいと『ひやひや』と呼ばれる。
『ざる』は、締めたうどんを、つけつゆで食べるもの。なお讃岐うどんには『もり』はない。海苔があってもなくても、この形式は全て『ざる』となる。
なお煮込みうどんとか、皿うどん等は別論。
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