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第47話 ローズの贖罪
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ヒットがあの赤い石を使用して願った効果は少女がこの洞窟に来てからの出来事全てをキャンセルすることだった。精神的な物も含めてな為、ゴブリンから何をされたのかも全て忘れているが、同時にローズに何をされたかもすっかり消失してしまっている。だからこそ彼女はローズを今でも仲間と思っているのだ。
なのでヒットはとりあえず少女はこの洞窟に来た後、罠にかかって落とし穴にはまり、気絶していたところをゴブリンに連れて行かれてしまったがそれを発見してヒット達の手で救出したとだけ告げた。
ここで問題になったのはソーンや他の3人についてどう説明するかだったが。
「……クララ、ゴブリンの罠に引っ掛けたのは私たちの企てよ。あんたドジだったから絶対にあの罠に引っかかると思ってたからね」
だが、それらの罪を全て背負うように語りだしたのはローズ本人だった。
「え? ローズさん、何を?」
「あんたのこと、最初にあった時から嫌いだったわ。パーティーを組んでそこまで長いわけじゃないけど、私の顔色を常に窺っていて怯えた子犬のようにオドオドして、でも弱いくせに怪我した人を見ると放っておけず勝手に動いて勝手に治療する。偽善者……しかもそれで微妙に男受けが良くてそんなあんたが大嫌いだった。だからソーンに頼んであんたを罠にはめてもらったのよ」
「……嘘です、よね?」
「嘘じゃないわ。でも……皮肉なもんさ、あんたを罠にかけた後、帰り道にゴブリンの大群に出くわしてね。しかもロードも一緒だったから全滅仕掛けたのさ。私以外は全員死んで、私だけ逃げ延びて、そしてやってきたこの2人を見て、助けを求めるフリをして襲いかかったんだけどね。返り討ちにあったってわけさ」
「え? え? でもなんで襲いかかって?」
「……ゴブリンに襲われたおかげで全てを失ったから、逆に奪ってやろうと思ったんだよ」
そこでローズの話は終わった。ローズの話していることは全てつじつま合わせのための嘘だ。実際は彼らはこのクララという少女を罠にはめるつもりはなく、はめられたのはヒットたちだ。
だが、ヒットの力で記憶まで戻ったと知り、ゴブリンについての事が悟られないよう話を作り変えた。
これは少しでも自分の罪を軽くするため、などではないことをヒットは察していた。だからこそ彼女がクララに行っている説明を止めることもなかった。
そもそもこんなところでいくらごまかしても意味はない。ちょっと調査が入れば、こんな嘘はすぐにバレるからだ。だが、それでもローズがわざわざクララに告げたのは、贖罪の気持ちが芽生えたから、なのかもしれないし、さっきのクララの姿を見て同情したのかも知れないし、罪の意識が芽生えたからなのかも知れない。
正直その心境の変化を完全に推し量ることは出来ないが、とにかく最後の最後でローズはクララのためになる嘘をついた。
きっとそれが彼女なりのケジメなのだろう。
「……ローズわかっていると思うが」
「……えぇ、彼女にしたことも、貴方達にしたことも許されない事……街に戻ったら大人しく捕まるわ……」
そんなローズを見たクララは目を伏せ、杖をギュッと握りしめ、それ以上何かを言うことはなかった。
その後は、本来ならゴブリンの隠されたお宝でも見つけたいところではあったが、とてもそんなことが出来る状況でもなさそうなので、そのまま洞窟を出た。ちなみにソーン達の死体はローズが魔法でクララに見えないよう上手いこと隠していた。
それから冒険者ギルドに戻り、一通りニャムに説明し、結局ローズはギルドの地下牢に閉じ込められた。後に兵がやってきて手続きが終了次第連行される事となるだろう。
クララの表情は暗かった。命は助かり、全ての災難もキャンセルされた。だが、ローズやソーン達についてのショックが大きいのだろう。
ヒット達は少しの間はそっとしておくことにした。とは言えそのままこれで終わりという気にもなれなかったりしたが。正直言えばクララは別にヒットたちと面識があるわけでもないし、関係ないと言えば関係ないのだが、メリッサも気にかけていたので、せめて食事ぐらい一緒にと思ったが、ギルマスにも呼ばれたので少し待っててもらっていいかい? と断ってから部屋に向かう。
クララは小さく頷くだけだった。もしかしたら戻った時にはいなくなっている可能性もあるが、その時はその時で仕方がないだろう。
「全くお前さんはついてないっていうかなんというか、どうにもトラブルに見舞われる運命にあるようだな」
部屋に入るとため息交じりにギルマスが言った。しかしそんなことを言われてもヒットも困る。
「別に好きでトラブルに巻き込まれているわけじゃない」
「勿論そうなんだろうけどな。怪しい教団っぽい連中の方が済んだと思えば、今度は同業者に狙われるってんだから。まぁニャムから話を聞いて気にかけてはいたんだが」
「気にかけていたって、あのパーティーの件か?」
「そうだ。確証はなかったから公にはしてなかったがソーンとローズには気になる点も多かったのさ。それに何度かスパイクと一緒にいたところも目撃されている。だから調査の途中ではあったのさ」
「もっと早くなんとかならなかったのか?」
「無茶言うなよ。なんというかあまり口外したい問題でもないんだが、意外と多いのさ。冒険者絡みの、つまり身内の問題はな」
つまり、他にも色々と調べなければいけない案件があり、ソーン達だけにかまけてもいられなかったということのようだ。
「だからこそ2人には感謝もしている。これで1つ懸念がなくなった。おまけにゴブリンロードまで倒したとあっちゃな。またすぐランクアップを検討しないといけねぇかもなぁ」
どうやらもろもろの件はギルド側からすると高い評価につながるそうだ。
「尤も報告を元にこっちも確認は必要だ。報酬はそれが済んでからになる。まぁ間違いはないと思っているがな。ところでお宝は見つかったのか?」
お宝とはゴブリンの隠し財産のことだろう。
「いや、今回は色々とあったからな」
「そうか。なら今回はこっちで探しておいてやるよ。勿論見つかったら全て2人のもんだ」
それは、ありがたいなとヒットは考える。あまり気分のいい場所でもないので行かなくて済むならそれに越したことはない。
「ところで、ローズさんはどうなりますか?」
ふとメリッサがそんなことをギルマスに問いかけた。一度は敵対した相手にも関わらずどうにも気になってしまうあたり、彼女の元来の心優しさが感じられる。
「正直軽くはねぇよ。直接手は出してないようだが、それでも同胞を身勝手な理由で死に追いやったんだ。それに今回に関して言えば仲間を見捨てたこと、お前たちを罠にはめようとしたこと、それにギルドへの虚偽報告も関係してくる。死んだ連中にしても財産があれば全て没収、ローズも本来極刑も免れないってとこだが……」
メリッサが目を伏せ、悲しそうな目を見せた。やれやれとヒットは頭を擦り。
「確かにやったことは許されることじゃないが、最後にクララを想ってしたこともあった。贖罪の気持ちもあるようだし少しは考慮できないか?」
「……全く命を狙われたってのにとんだお人好しだな。正直こっちからどれだけ出来るかわかんねぇが、まぁやるだけのことはするさ。だがそれで極刑は免れたとしても、キツイ罰が待ってるだけだとは思うがな」
それは下手したら死ぬよりも厳しいことなのかもしれない。だが、それはローズが負わなければいけない業だ。
こうしてギルマスとの話を終えた2人は部屋を出て1階に戻った。クララはしっかり待っていてくれた。しかも暗い表情も一変し目には決意の光が宿っており。
「お待ちしていましたヒットさんメリッサさん。この度は改めて命を救って頂きありがとうございます」
「いやそれは気にしなくていい。冒険者同士助け合うのは当然のことだ」
「そうですよ。それよりクララさんが無事で良かった」
「はい! おかげ様で怪我1つなく、救われました!」
そう言われてしまうと色々と複雑な気持ちになるが、しかし結果的に無傷に終わったのだから良しとすべきなのだろう。
「それで、あの、私決めたんです! 2人に報いるためにも、どうか私をパーティーに入れてください! 絶対に役立ってみせます!」
とにかく元気になってよかったと安堵するヒットとメリッサであったが、するとクララはなんと2人の仲間になりたいと申し出てきたのである――
なのでヒットはとりあえず少女はこの洞窟に来た後、罠にかかって落とし穴にはまり、気絶していたところをゴブリンに連れて行かれてしまったがそれを発見してヒット達の手で救出したとだけ告げた。
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「……クララ、ゴブリンの罠に引っ掛けたのは私たちの企てよ。あんたドジだったから絶対にあの罠に引っかかると思ってたからね」
だが、それらの罪を全て背負うように語りだしたのはローズ本人だった。
「え? ローズさん、何を?」
「あんたのこと、最初にあった時から嫌いだったわ。パーティーを組んでそこまで長いわけじゃないけど、私の顔色を常に窺っていて怯えた子犬のようにオドオドして、でも弱いくせに怪我した人を見ると放っておけず勝手に動いて勝手に治療する。偽善者……しかもそれで微妙に男受けが良くてそんなあんたが大嫌いだった。だからソーンに頼んであんたを罠にはめてもらったのよ」
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「嘘じゃないわ。でも……皮肉なもんさ、あんたを罠にかけた後、帰り道にゴブリンの大群に出くわしてね。しかもロードも一緒だったから全滅仕掛けたのさ。私以外は全員死んで、私だけ逃げ延びて、そしてやってきたこの2人を見て、助けを求めるフリをして襲いかかったんだけどね。返り討ちにあったってわけさ」
「え? え? でもなんで襲いかかって?」
「……ゴブリンに襲われたおかげで全てを失ったから、逆に奪ってやろうと思ったんだよ」
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だが、ヒットの力で記憶まで戻ったと知り、ゴブリンについての事が悟られないよう話を作り変えた。
これは少しでも自分の罪を軽くするため、などではないことをヒットは察していた。だからこそ彼女がクララに行っている説明を止めることもなかった。
そもそもこんなところでいくらごまかしても意味はない。ちょっと調査が入れば、こんな嘘はすぐにバレるからだ。だが、それでもローズがわざわざクララに告げたのは、贖罪の気持ちが芽生えたから、なのかもしれないし、さっきのクララの姿を見て同情したのかも知れないし、罪の意識が芽生えたからなのかも知れない。
正直その心境の変化を完全に推し量ることは出来ないが、とにかく最後の最後でローズはクララのためになる嘘をついた。
きっとそれが彼女なりのケジメなのだろう。
「……ローズわかっていると思うが」
「……えぇ、彼女にしたことも、貴方達にしたことも許されない事……街に戻ったら大人しく捕まるわ……」
そんなローズを見たクララは目を伏せ、杖をギュッと握りしめ、それ以上何かを言うことはなかった。
その後は、本来ならゴブリンの隠されたお宝でも見つけたいところではあったが、とてもそんなことが出来る状況でもなさそうなので、そのまま洞窟を出た。ちなみにソーン達の死体はローズが魔法でクララに見えないよう上手いこと隠していた。
それから冒険者ギルドに戻り、一通りニャムに説明し、結局ローズはギルドの地下牢に閉じ込められた。後に兵がやってきて手続きが終了次第連行される事となるだろう。
クララの表情は暗かった。命は助かり、全ての災難もキャンセルされた。だが、ローズやソーン達についてのショックが大きいのだろう。
ヒット達は少しの間はそっとしておくことにした。とは言えそのままこれで終わりという気にもなれなかったりしたが。正直言えばクララは別にヒットたちと面識があるわけでもないし、関係ないと言えば関係ないのだが、メリッサも気にかけていたので、せめて食事ぐらい一緒にと思ったが、ギルマスにも呼ばれたので少し待っててもらっていいかい? と断ってから部屋に向かう。
クララは小さく頷くだけだった。もしかしたら戻った時にはいなくなっている可能性もあるが、その時はその時で仕方がないだろう。
「全くお前さんはついてないっていうかなんというか、どうにもトラブルに見舞われる運命にあるようだな」
部屋に入るとため息交じりにギルマスが言った。しかしそんなことを言われてもヒットも困る。
「別に好きでトラブルに巻き込まれているわけじゃない」
「勿論そうなんだろうけどな。怪しい教団っぽい連中の方が済んだと思えば、今度は同業者に狙われるってんだから。まぁニャムから話を聞いて気にかけてはいたんだが」
「気にかけていたって、あのパーティーの件か?」
「そうだ。確証はなかったから公にはしてなかったがソーンとローズには気になる点も多かったのさ。それに何度かスパイクと一緒にいたところも目撃されている。だから調査の途中ではあったのさ」
「もっと早くなんとかならなかったのか?」
「無茶言うなよ。なんというかあまり口外したい問題でもないんだが、意外と多いのさ。冒険者絡みの、つまり身内の問題はな」
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どうやらもろもろの件はギルド側からすると高い評価につながるそうだ。
「尤も報告を元にこっちも確認は必要だ。報酬はそれが済んでからになる。まぁ間違いはないと思っているがな。ところでお宝は見つかったのか?」
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「いや、今回は色々とあったからな」
「そうか。なら今回はこっちで探しておいてやるよ。勿論見つかったら全て2人のもんだ」
それは、ありがたいなとヒットは考える。あまり気分のいい場所でもないので行かなくて済むならそれに越したことはない。
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ふとメリッサがそんなことをギルマスに問いかけた。一度は敵対した相手にも関わらずどうにも気になってしまうあたり、彼女の元来の心優しさが感じられる。
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メリッサが目を伏せ、悲しそうな目を見せた。やれやれとヒットは頭を擦り。
「確かにやったことは許されることじゃないが、最後にクララを想ってしたこともあった。贖罪の気持ちもあるようだし少しは考慮できないか?」
「……全く命を狙われたってのにとんだお人好しだな。正直こっちからどれだけ出来るかわかんねぇが、まぁやるだけのことはするさ。だがそれで極刑は免れたとしても、キツイ罰が待ってるだけだとは思うがな」
それは下手したら死ぬよりも厳しいことなのかもしれない。だが、それはローズが負わなければいけない業だ。
こうしてギルマスとの話を終えた2人は部屋を出て1階に戻った。クララはしっかり待っていてくれた。しかも暗い表情も一変し目には決意の光が宿っており。
「お待ちしていましたヒットさんメリッサさん。この度は改めて命を救って頂きありがとうございます」
「いやそれは気にしなくていい。冒険者同士助け合うのは当然のことだ」
「そうですよ。それよりクララさんが無事で良かった」
「はい! おかげ様で怪我1つなく、救われました!」
そう言われてしまうと色々と複雑な気持ちになるが、しかし結果的に無傷に終わったのだから良しとすべきなのだろう。
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