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第58話 重なるトラブル
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明朝から冒険者ギルドに訪れたヒット達3人だったが、ギルドは朝からてんやわんやの大騒ぎであった。
「おい、昨日またB級冒険者が妙な連中に狙われたらしいぞ!」
「それもそうだが鉱山だよ。ハイル男爵領にあるハイル鉱山に急に魔物が溢れ出したとかで、かなりヤバいらしい」
「男爵領でも冒険者が何人もやられたらしいからな。うちにも応援要請が来てるらしいがこっちもB級がかなり減ってるからな……」
「な、何やらトラブルが舞い込んでいるようですね」
「はい。聴いている限り冒険者狩りがまた現れたこと、そして鉱山に魔物が溢れ出たことでギルドは持ち切りなようです」
メリッサの言う通り、ギルドはどこか騒然としていた。しかも冒険者狩りの影響が鉱山の問題にも出ているようである。
「ヒット、お前も来てたのか」
「うん? ストーンじゃないか」
声を掛けてきたのはドワーフで鍛冶師のストーンであった。彼には新しい装備を依頼をこなしたお礼として譲ってもらったり剣を強化してもらったりと随分とお世話になっていたりする。
「ストーンさんって確か町の鍛冶師さんですよね?」
「はい。以前依頼でもお世話になっているんです。でも、今日はストーンさんギルドにご依頼ですか?」
「あぁ、そんなところだ。鉱山で魔物が溢れたって聞いてな……俺の友人がその鉱山で鉱夫をやっているんだ。それで気になってな……可能なら様子を見にいってもらおうと思ったんだが――」
こういう時電話でもあれば楽なのだろうが、異世界にはそういった物がない。だからこそ冒険者が重宝されるとも言えるのだろうが。
「本当は俺が行ければよかったんだが、鉱山の影響もあって俺は俺で対応に追われていてな……しかし、ギルドもてんやわんやなようだな」
ストーンが眉を落とす。確かにカウンターもかなり混み合っているが。
「それなら俺達が行ってこようか?」
「何? いいのか?」
ヒットがストーンに持ちかける。どちらにしろこの状況が悠長に依頼を選んでもいられなさそうだ。それなら顔見知りのストーンから請けた方がいいし、助けになりたいとも思ったわけだ。
「あぁ、色々と世話になっているしな」
「それなら助かるが――」
「待って! それならこちらからもお願いがあるにゃ!」
ストーンと話していると後ろから声を掛けられた。振り返るとそこには受付嬢のニャムと隣にはセイラの姿があった。
「セイラまで一緒になってお願いとはな」
ニャムはともかくセイラまで一緒なことを意外に思うヒットである。彼女はあまり人を頼るタイプに思えず、相棒は隣にいるフェンリィぐらいかと思えたからだ。
「……私は1人でも良いのだけど」
「駄目にゃん! 流石に1人じゃ危険よ。それにヒット達なら実力はB級に匹敵するとマスターも言っていたにゃん」
「よくわかんねぇが、俺の頼みは無理な感じかい?」
会話に入り込むストーンである。自分の頼み事どころじゃないと空気を読んだのかも知れないが。
「問題ないにゃん。どっちにしろその話とも関係あるし、一緒に請けてもらうにゃん」
「な、何かもう請けること前提なような……」
「にゃん、扱いはギルドからの指名依頼と取ってくれて構わないにゃん」
ニャムがそんなことを言った。ギルドからの指名依頼は強制でこそないが、よほどの理由がない限りは請ける必要がある。
「やれやれ、随分と強引だな。それで依頼というのは?」
「ここにいるセイラのサポートにゃん。セイラには鉱山に魔物が溢れた原因の調査と、できるだけ多くの魔物を排除するよう依頼しているにゃん」
「依頼って……おいおい、鉱山に溢れた魔物って相当数いるんじゃないのかよ?」
ストーンが眉を顰めた。流石に人手が足りなすぎじゃないかと思っているのだろう。
「そうにゃん。だから流石にセイラ1人じゃ厳しいにゃん。それで――」
「おいおい、勝手に1人と決めるなよ。俺がいるだろう?」
ニャムと話していると2人の背後から誰かの声。見ると戦斧を担いだ大男が姿を見せた。
「そうだったにゃん。ガイも一緒にゃん」
「お前、忘れるとは流石に酷くないか?」
「……闇討ちにあって遅れをとるような戦士はいらない」
「ガウ!」
「お、おいおいそりゃないぜ? そりゃあんたには助けられたが昨晩は酒が入ってたからちょっと動きが鈍っただけだぜ」
ボサボサの頭を掻きむしりながら男が答えた。どうやらセイラとは面識があるようだ。
「よう、はじめましてだな。俺はガイ。ジョブはランバージャックだ。しかし俺よりもその3人は役に立つのか?」
怪訝そうにガイが問う。
「ギルドマスターが認めた3人にゃん」
「ふ~ん、ランクは?」
「最近E級になった」
「は? E級? それで大丈夫なのか?」
「E級と言っても登録してから1週間も経っていないうちからの昇格にゃん」
ニャムが付け加えると、ガイが目を丸くさせ。
「なるほど、最近とんでもない新人が入ったと聞いていたがお前らのことか」
「え~と、どちらかというと凄いのはヒットだけど……」
「私はまだ一緒に組んだばかりだし」
「いや、ここまで順調なのも2人がいればこそだ。俺1人じゃ無理だったさ」
ヒットの言葉に照れたように頬を赤くする2人である。
「ま、そういうことなら邪魔にはならないか。ならどうするセイラ? すぐにでも出発するか?」
「……出るなら早いほうがいい。馬車でいくなら2日は掛かる」
「結構な距離なんだな」
「……私とフェンリィだけなら走っていけばもっと早くつける」
「にゃん、1人は危ないから駄目だってば」
「……1人じゃないフェンリィもいる」
「ガウガウ!」
「それでも駄目にゃん!」
ニャムが語気を荒げる。セイラはB級冒険者だが、それでもこの依頼は1人では無茶と思ったのだろう。
「それで、ストーンの友人の名前は?」
「あぁ、アイアンだ。よろしく頼むぜ」
「わかった尽力するよ」
「おっと待ちな。ストーンの旦那。念の為言っておくが当然生きている保証は無いぜ? それにだ、場合によっては例え見つけても見捨てる可能性がある。そこは覚悟しておいてくれ」
「え? そんな見捨てるだなんて……」
「……ガイの言っていることは正しい。冒険者は綺麗事だけでは務まらない」
「う、うぅ……」
ガイの発言をクララは冷たいと感じたようだが優先順位もあるということなのだろう。勿論ヒットとしては出来るだけなんとかしてあげたいという思いもあるが。
「……勿論ある程度覚悟はしているが、出来るだけ無事でいられるよう頼む――」
悲痛な表情でストーンが頭を下げた。ヒットはストーンには世話にもなっている。だからこそ出来るだけ助けたいとも考えるわけだが――
「おい、昨日またB級冒険者が妙な連中に狙われたらしいぞ!」
「それもそうだが鉱山だよ。ハイル男爵領にあるハイル鉱山に急に魔物が溢れ出したとかで、かなりヤバいらしい」
「男爵領でも冒険者が何人もやられたらしいからな。うちにも応援要請が来てるらしいがこっちもB級がかなり減ってるからな……」
「な、何やらトラブルが舞い込んでいるようですね」
「はい。聴いている限り冒険者狩りがまた現れたこと、そして鉱山に魔物が溢れ出たことでギルドは持ち切りなようです」
メリッサの言う通り、ギルドはどこか騒然としていた。しかも冒険者狩りの影響が鉱山の問題にも出ているようである。
「ヒット、お前も来てたのか」
「うん? ストーンじゃないか」
声を掛けてきたのはドワーフで鍛冶師のストーンであった。彼には新しい装備を依頼をこなしたお礼として譲ってもらったり剣を強化してもらったりと随分とお世話になっていたりする。
「ストーンさんって確か町の鍛冶師さんですよね?」
「はい。以前依頼でもお世話になっているんです。でも、今日はストーンさんギルドにご依頼ですか?」
「あぁ、そんなところだ。鉱山で魔物が溢れたって聞いてな……俺の友人がその鉱山で鉱夫をやっているんだ。それで気になってな……可能なら様子を見にいってもらおうと思ったんだが――」
こういう時電話でもあれば楽なのだろうが、異世界にはそういった物がない。だからこそ冒険者が重宝されるとも言えるのだろうが。
「本当は俺が行ければよかったんだが、鉱山の影響もあって俺は俺で対応に追われていてな……しかし、ギルドもてんやわんやなようだな」
ストーンが眉を落とす。確かにカウンターもかなり混み合っているが。
「それなら俺達が行ってこようか?」
「何? いいのか?」
ヒットがストーンに持ちかける。どちらにしろこの状況が悠長に依頼を選んでもいられなさそうだ。それなら顔見知りのストーンから請けた方がいいし、助けになりたいとも思ったわけだ。
「あぁ、色々と世話になっているしな」
「それなら助かるが――」
「待って! それならこちらからもお願いがあるにゃ!」
ストーンと話していると後ろから声を掛けられた。振り返るとそこには受付嬢のニャムと隣にはセイラの姿があった。
「セイラまで一緒になってお願いとはな」
ニャムはともかくセイラまで一緒なことを意外に思うヒットである。彼女はあまり人を頼るタイプに思えず、相棒は隣にいるフェンリィぐらいかと思えたからだ。
「……私は1人でも良いのだけど」
「駄目にゃん! 流石に1人じゃ危険よ。それにヒット達なら実力はB級に匹敵するとマスターも言っていたにゃん」
「よくわかんねぇが、俺の頼みは無理な感じかい?」
会話に入り込むストーンである。自分の頼み事どころじゃないと空気を読んだのかも知れないが。
「問題ないにゃん。どっちにしろその話とも関係あるし、一緒に請けてもらうにゃん」
「な、何かもう請けること前提なような……」
「にゃん、扱いはギルドからの指名依頼と取ってくれて構わないにゃん」
ニャムがそんなことを言った。ギルドからの指名依頼は強制でこそないが、よほどの理由がない限りは請ける必要がある。
「やれやれ、随分と強引だな。それで依頼というのは?」
「ここにいるセイラのサポートにゃん。セイラには鉱山に魔物が溢れた原因の調査と、できるだけ多くの魔物を排除するよう依頼しているにゃん」
「依頼って……おいおい、鉱山に溢れた魔物って相当数いるんじゃないのかよ?」
ストーンが眉を顰めた。流石に人手が足りなすぎじゃないかと思っているのだろう。
「そうにゃん。だから流石にセイラ1人じゃ厳しいにゃん。それで――」
「おいおい、勝手に1人と決めるなよ。俺がいるだろう?」
ニャムと話していると2人の背後から誰かの声。見ると戦斧を担いだ大男が姿を見せた。
「そうだったにゃん。ガイも一緒にゃん」
「お前、忘れるとは流石に酷くないか?」
「……闇討ちにあって遅れをとるような戦士はいらない」
「ガウ!」
「お、おいおいそりゃないぜ? そりゃあんたには助けられたが昨晩は酒が入ってたからちょっと動きが鈍っただけだぜ」
ボサボサの頭を掻きむしりながら男が答えた。どうやらセイラとは面識があるようだ。
「よう、はじめましてだな。俺はガイ。ジョブはランバージャックだ。しかし俺よりもその3人は役に立つのか?」
怪訝そうにガイが問う。
「ギルドマスターが認めた3人にゃん」
「ふ~ん、ランクは?」
「最近E級になった」
「は? E級? それで大丈夫なのか?」
「E級と言っても登録してから1週間も経っていないうちからの昇格にゃん」
ニャムが付け加えると、ガイが目を丸くさせ。
「なるほど、最近とんでもない新人が入ったと聞いていたがお前らのことか」
「え~と、どちらかというと凄いのはヒットだけど……」
「私はまだ一緒に組んだばかりだし」
「いや、ここまで順調なのも2人がいればこそだ。俺1人じゃ無理だったさ」
ヒットの言葉に照れたように頬を赤くする2人である。
「ま、そういうことなら邪魔にはならないか。ならどうするセイラ? すぐにでも出発するか?」
「……出るなら早いほうがいい。馬車でいくなら2日は掛かる」
「結構な距離なんだな」
「……私とフェンリィだけなら走っていけばもっと早くつける」
「にゃん、1人は危ないから駄目だってば」
「……1人じゃないフェンリィもいる」
「ガウガウ!」
「それでも駄目にゃん!」
ニャムが語気を荒げる。セイラはB級冒険者だが、それでもこの依頼は1人では無茶と思ったのだろう。
「それで、ストーンの友人の名前は?」
「あぁ、アイアンだ。よろしく頼むぜ」
「わかった尽力するよ」
「おっと待ちな。ストーンの旦那。念の為言っておくが当然生きている保証は無いぜ? それにだ、場合によっては例え見つけても見捨てる可能性がある。そこは覚悟しておいてくれ」
「え? そんな見捨てるだなんて……」
「……ガイの言っていることは正しい。冒険者は綺麗事だけでは務まらない」
「う、うぅ……」
ガイの発言をクララは冷たいと感じたようだが優先順位もあるということなのだろう。勿論ヒットとしては出来るだけなんとかしてあげたいという思いもあるが。
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