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第三章 放置ダンジョンで冒険者暮らし編
第89話 遠足
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「よぉ。久しぶりだな」
『おお! 勇じゃないか。確かに久しぶりだな。今は何してるんだ?』
小澤はギルドの私室に戻った後、風間の父親である仁と連絡を取っていた。ネットを介した連絡であり画面の向こうには精悍な顔つきをした仁の姿があった。
「俺は今はギルドのマスターをしているぜ」
『マジか! おい聞いたか。勇がギルドマスターしてるってよ』
『聞いてるわよ。それにしてもあれだけ暴れん坊だった勇くんがマスターだなんて凄いじゃない』
画面の端に女性の姿が映った。仁の妻であり風間の母である風間 蕾花である。
「ま、俺も丸くなったってことだ」
『そうかそうか。ところで今でも可愛いものが好きなのか?』
「当然だ! 可愛いは正義!」
『そういうところは変わらないのね』
『何だか安心したぜ』
そう言って笑う風間夫妻。その姿を認めた後、小澤は本題を切りだした。
「それでだ、ここからが大事なんだが、二人の息子である晴彦がな、怪我したんだ」
『怪我? 一体どういうことだ』
小澤の話を聞いた仁が真顔になった。そこで小澤が事の経緯を話して聞かせたわけだが。
『そうかやっぱり冒険者になっていたんだな』
「何だ冒険者になっていたのは知ってたんだな」
仁の話を聞いた小澤がそう返すと、仁が苦笑して答える。
『この間ちょっと話したんだが、ちょっと妙だったからな。急にテイムの話を聞いてきたりしてな。だからもしかしてとは思ってたんだ』
そういうことか、と小澤は深く頷いた。
『それにしても銃で撃たれるなんて、本当あれだけ冒険者になるのを嫌がっていながら無茶するんだから』
『ハハッ、流石は俺の息子って感じだな』
「それは違いないな。うちの職員を助けようとしての負傷だからな。て、和やかに話している場合じゃねぇな。ギルドとしてお詫びをさせてもらうぜ」
『気にするな。冒険者に怪我はつきものだ。五体満足なんだろう?』
「それは勿論だ。心配しなくていい」
『それなら良かった。こっちもまだ暫く戻れそうにないからな』
「流石S級夫婦だな。今はどこにいるんだっけ?」
『エジプトだ。ついこの前、時間を止める吸血鬼を退治したところでな』
「相変わらずとんでもねぇな。それで、どうなんだ? 腕と足の方は?」
『あぁ、見ての通り今じゃすっかり馴染んで前の手足と変わらないぜ』
そう言って仁が袖をめくると金属製の腕が顕になった。仁はその腕を使って画面にピースサインをしてみせる。
「それなら良かった。当時は本当キツそうだったからな」
どこか懐かしむように小澤が言った。
『ところで――魔導銃の出所はわかったのかしら?』
仁を押し退けるようにして蕾花が画面に顔を近づけた。顔は笑っているが目は笑っていなかった。
「いま調査中だ。流石にこんなもののさばらせておけねぇからな。全力で見つけてみせるさ」
『信じていいのよね?』
「あぁ。だからその圧はやめてくれ。小便ちびりそうだ」
『あらごめんなさいウフフ――』
戯けるように言った小澤を認め蕾花が画面から離れた。軽口を叩きあっているように見えるが、小澤の背筋に冷たいものが走ったのもまた事実であった。
『ま、こっちが落ち着いたら一旦そっちに戻るさ』
『それまで息子のこと宜しくね♪』
「あぁ。わかったよ。それじゃあそっちも無茶するなよ」
そして最後の挨拶も終わり回線が切れたのだった――
◆?◆
「うわぁ~かっこいい~」
「これ桜ちゃんのママのなの?」
「そうさ。あたしの愛車だよ」
「スッゲェ~!」
子どもたちが鬼姫の周りに集まり尊敬の眼差しを向けていた。もっとも子どもたちの注目は鬼姫というよりは乗ってきたバイクに向けられているようだが。
「桜ちゃんのママ大人気だね!」
「うん! でも紅葉ちゃんのママも綺麗でかっこいいよ!」
「うん! 紅葉ちゃんのママ美人!」
「結婚して~」
「あらあらうふふ」
紅葉に同行していた月見は子どもたちに褒められ悪い気はしていないようだ。上品に笑いつつ子どもたちに優しい目を向けていた。
「みんな~そろそろ時間だからバスに集まって~」
女性の先生が手を上げて子どもたちを呼んだ。桜の担任であり遠足では生徒を引率する役目を担っていた。
「あ、呼ばれてる!」
「桜ちゃんのママまたね~」
「今度そのバイクに乗せてね!」
子どもたちが手を振りながらバスへと向かっていた。それを見届けた後、鬼姫と月見がそれぞれの娘に声を掛ける。
「桜もしっかりな。遠足楽しんできなよ」
「うん! 紅葉ちゃんも一緒だし楽しみ~」
「私も楽しみだよ!」
「桜ちゃん紅葉と仲良くしてくれて嬉しいな。遠足でも宜しくね」
「あたしからも宜しくだよ。桜と楽しんできてくれ」
「うん! それじゃあ行くね」
「後でお母さんとお姉ちゃんに今日のこと一杯話すね!」
そして紅葉と桜が手を繋いで走っていった。それを鬼姫も月見も愛おしそうに見つめていた。
「そういえば風間と一緒にいた子の母親だったんだね」
「はい。娘から話を聞いてますよ。凄くお強くて格好よい冒険者なのですよね」
「あはは、改めて言われると照れるな。ところであの子は?」
「今日は風間さんの退院があるからと病院に向かったのですよ」
「へぇそうなんだ。なるほどねぇ」
そう言っていたずらっ子のような笑みを浮かべる鬼姫だが。
「頭~そろそろ出ないと~」
「おっとそうだったね」
少し離れた場所から見ていた蓬莱が鬼姫を呼んだ。そこには竹取と十五夜の姿も合った。
「これからお仕事に?」
「えぇ。ちょっとダンジョンにね」
「そうでしたか。どうかお気をつけて」
「ありがとうな。あと娘と仲良くしてくれてありがとう。それじゃあ――」
そして鬼姫は鬼輝夜のメンバーと一緒にダンジョンへと向かった。一方で月見は道場へと戻るのだった。
それはとても平和に思えた日常の光景の一時に思えた。そうこの瞬間までは――
『おお! 勇じゃないか。確かに久しぶりだな。今は何してるんだ?』
小澤はギルドの私室に戻った後、風間の父親である仁と連絡を取っていた。ネットを介した連絡であり画面の向こうには精悍な顔つきをした仁の姿があった。
「俺は今はギルドのマスターをしているぜ」
『マジか! おい聞いたか。勇がギルドマスターしてるってよ』
『聞いてるわよ。それにしてもあれだけ暴れん坊だった勇くんがマスターだなんて凄いじゃない』
画面の端に女性の姿が映った。仁の妻であり風間の母である風間 蕾花である。
「ま、俺も丸くなったってことだ」
『そうかそうか。ところで今でも可愛いものが好きなのか?』
「当然だ! 可愛いは正義!」
『そういうところは変わらないのね』
『何だか安心したぜ』
そう言って笑う風間夫妻。その姿を認めた後、小澤は本題を切りだした。
「それでだ、ここからが大事なんだが、二人の息子である晴彦がな、怪我したんだ」
『怪我? 一体どういうことだ』
小澤の話を聞いた仁が真顔になった。そこで小澤が事の経緯を話して聞かせたわけだが。
『そうかやっぱり冒険者になっていたんだな』
「何だ冒険者になっていたのは知ってたんだな」
仁の話を聞いた小澤がそう返すと、仁が苦笑して答える。
『この間ちょっと話したんだが、ちょっと妙だったからな。急にテイムの話を聞いてきたりしてな。だからもしかしてとは思ってたんだ』
そういうことか、と小澤は深く頷いた。
『それにしても銃で撃たれるなんて、本当あれだけ冒険者になるのを嫌がっていながら無茶するんだから』
『ハハッ、流石は俺の息子って感じだな』
「それは違いないな。うちの職員を助けようとしての負傷だからな。て、和やかに話している場合じゃねぇな。ギルドとしてお詫びをさせてもらうぜ」
『気にするな。冒険者に怪我はつきものだ。五体満足なんだろう?』
「それは勿論だ。心配しなくていい」
『それなら良かった。こっちもまだ暫く戻れそうにないからな』
「流石S級夫婦だな。今はどこにいるんだっけ?」
『エジプトだ。ついこの前、時間を止める吸血鬼を退治したところでな』
「相変わらずとんでもねぇな。それで、どうなんだ? 腕と足の方は?」
『あぁ、見ての通り今じゃすっかり馴染んで前の手足と変わらないぜ』
そう言って仁が袖をめくると金属製の腕が顕になった。仁はその腕を使って画面にピースサインをしてみせる。
「それなら良かった。当時は本当キツそうだったからな」
どこか懐かしむように小澤が言った。
『ところで――魔導銃の出所はわかったのかしら?』
仁を押し退けるようにして蕾花が画面に顔を近づけた。顔は笑っているが目は笑っていなかった。
「いま調査中だ。流石にこんなもののさばらせておけねぇからな。全力で見つけてみせるさ」
『信じていいのよね?』
「あぁ。だからその圧はやめてくれ。小便ちびりそうだ」
『あらごめんなさいウフフ――』
戯けるように言った小澤を認め蕾花が画面から離れた。軽口を叩きあっているように見えるが、小澤の背筋に冷たいものが走ったのもまた事実であった。
『ま、こっちが落ち着いたら一旦そっちに戻るさ』
『それまで息子のこと宜しくね♪』
「あぁ。わかったよ。それじゃあそっちも無茶するなよ」
そして最後の挨拶も終わり回線が切れたのだった――
◆?◆
「うわぁ~かっこいい~」
「これ桜ちゃんのママのなの?」
「そうさ。あたしの愛車だよ」
「スッゲェ~!」
子どもたちが鬼姫の周りに集まり尊敬の眼差しを向けていた。もっとも子どもたちの注目は鬼姫というよりは乗ってきたバイクに向けられているようだが。
「桜ちゃんのママ大人気だね!」
「うん! でも紅葉ちゃんのママも綺麗でかっこいいよ!」
「うん! 紅葉ちゃんのママ美人!」
「結婚して~」
「あらあらうふふ」
紅葉に同行していた月見は子どもたちに褒められ悪い気はしていないようだ。上品に笑いつつ子どもたちに優しい目を向けていた。
「みんな~そろそろ時間だからバスに集まって~」
女性の先生が手を上げて子どもたちを呼んだ。桜の担任であり遠足では生徒を引率する役目を担っていた。
「あ、呼ばれてる!」
「桜ちゃんのママまたね~」
「今度そのバイクに乗せてね!」
子どもたちが手を振りながらバスへと向かっていた。それを見届けた後、鬼姫と月見がそれぞれの娘に声を掛ける。
「桜もしっかりな。遠足楽しんできなよ」
「うん! 紅葉ちゃんも一緒だし楽しみ~」
「私も楽しみだよ!」
「桜ちゃん紅葉と仲良くしてくれて嬉しいな。遠足でも宜しくね」
「あたしからも宜しくだよ。桜と楽しんできてくれ」
「うん! それじゃあ行くね」
「後でお母さんとお姉ちゃんに今日のこと一杯話すね!」
そして紅葉と桜が手を繋いで走っていった。それを鬼姫も月見も愛おしそうに見つめていた。
「そういえば風間と一緒にいた子の母親だったんだね」
「はい。娘から話を聞いてますよ。凄くお強くて格好よい冒険者なのですよね」
「あはは、改めて言われると照れるな。ところであの子は?」
「今日は風間さんの退院があるからと病院に向かったのですよ」
「へぇそうなんだ。なるほどねぇ」
そう言っていたずらっ子のような笑みを浮かべる鬼姫だが。
「頭~そろそろ出ないと~」
「おっとそうだったね」
少し離れた場所から見ていた蓬莱が鬼姫を呼んだ。そこには竹取と十五夜の姿も合った。
「これからお仕事に?」
「えぇ。ちょっとダンジョンにね」
「そうでしたか。どうかお気をつけて」
「ありがとうな。あと娘と仲良くしてくれてありがとう。それじゃあ――」
そして鬼姫は鬼輝夜のメンバーと一緒にダンジョンへと向かった。一方で月見は道場へと戻るのだった。
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