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どうして私なの?
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今、結婚式場にいる。
ちなみに、私の結婚式。
七瀬梨衣子、26歳。一般事務を7年していて彼氏いない暦1年。
相手は徳田類、33歳。徳田商事の息子。
式はかなり盛大で新婦側の出席者は父の会社関係者ばかり。
私の友人なんか、全然呼べなかった。てか、呼ぶつもりもなかった。
こうなったのは、半年前。
「はぁ!?お見合い?それって、政略結婚ってやつ?」
社長の子供は男、専務は子供がいない、常務はバツイチで子供の親権が元奥さんにあり、ほかの幹部も既に結婚してたり、子供が小さすぎたりといい年頃の子供がいなく、営業部長の父にその話がきた。
「ちょっとまってよ!嫌よ!」
「ちょっと、会ってみるだけでもいいからさ。」
ヘコヘコしてる父。
「取引先なんでしょ?こっち断れないじゃん」
「まぁ、どうしてもダメなら、俺言うからさ」
「私に恋人いたら、どうするのよ!」
「いないんだろ?」
うっ!
と、まぁ、そんな感じでイヤイヤなお見合いに行くことになった。
そもそも政略結婚とか腹が立つほど嫌だし、なのでここは全く顔を見ない作戦にした。
会ってご挨拶するも、私の目線は、テーブルのコップと決めていた。
まだ一度も顔はみてない。ハッキリ言ってお見合いで顔を合わせて話さないなんて、失礼なやつだ。
「梨衣子さんは、照れ屋なんですね」
なんて、フォローされるもじっーと下をみる。
話も、はい、そうですか、趣味はないです。
会話も全く続かないようにしていた。
流石に私の態度が失礼だったようで、後は若い二人で…てのもなく、そのまま解散となった。
両親もそれをみて
「嫌なのはわかるが、大人としての最低限のマナーはあるだろ!!」
と、凄い怒られたが
「そんなことを、強制して行かせる娘の身にもなれ!」
と、言い換えしてやった。
勿論流れるとおいきや、
「はっ!?なんで?」
「そんなの、こっちもわからんよ!」
先方はとても気に入ったと言ってるようで、他と勘違いしてるんじゃない?と思ってしまう。
会ってほしいと言われたが、あう気は全く無いので、お断りをずっとしてたら
「はぁーーー!!??」
既に結婚の話まで進んでるという。
「ちょっと、おかしいでしょ?」
顔もたことない人と結婚!?
「お父さんの会社おかしいんじゃない?」
「お前が断り続けるから、話がどんどん進んで」
「断り続ける=嫌です にはならないの?」
「先方はもう乗り気でな」
その後も私は断固拒否をし、逃避行もしたがあえなく捕まり、そして現在に至る。
まさか、式場の教会の神父さんの前立ってるときに、初めて顔を見ることになるとは…
どうせ、ボンボンだから坊ちゃま顔なのかもしれない。
声はハスキーな声だった気がするけど、ハゲてたりたら…、お相撲さんみたいに太ってたり?あとは、私より背が低いとか?
もう色々考えてしまう。
「梨衣子、すまない」
新婦の父と腕を組んで教会に入るとき、父に1言言われたが、全く受け入れることができなかった。
会場に入り、知らん人たちに見られて入場する。
先をみると、すらっとした男性が立っていた。
背はそれなりにあるようだ。お相撲さんみたいに太ってもなく、スタイルはよさそう。
遠すぎて顔は見えないけど、とにかくスタイルだけはいいってことにしよう。
どんどんと、近づき新郎の彼はずっと私達をみているようだ。
私は彼をみないで、正面の神父さんをみていた。
腕を組んだ父から新郎に私を渡すとき、そこで初めて顔を見た。
!!?
な、なに!?メッチャ美形じゃん!!全然ぼっちゃま顔でなく、イケメンでしょ?
ってか、なんでこんな美形と結婚するのよ!
彼は…えっと、類さんか。
類さんは笑顔で私に向かって微笑んだ。
なんですか?この完璧な笑顔。
こんな経緯でなかったら、一発で見惚れてしまう?
神父さんが誓の言葉を言う。
「誓います」
類さんはハッキリ言う。
「…ち、ちかいます」
ぎこちなく、私も続いて言った。
そして、誓のキス
今初めて顔を見た人とキスって…
ベールをとり、キスをしようと顔が近づいた。
私はそれをじっとみて、類さんはちょっと止まって少し顔を移動して頬にキスをした。
そして、式は終了した。
そして、披露宴。
私達はお飾りとなり、出席者たちで盛り上がってる。
仕事の付き合いだなら頭を下げながらお酌してる姿がいっぱい見える。
私は、はぁーとため息をして、暇な時間を過ごした。
ちなみに、私の結婚式。
七瀬梨衣子、26歳。一般事務を7年していて彼氏いない暦1年。
相手は徳田類、33歳。徳田商事の息子。
式はかなり盛大で新婦側の出席者は父の会社関係者ばかり。
私の友人なんか、全然呼べなかった。てか、呼ぶつもりもなかった。
こうなったのは、半年前。
「はぁ!?お見合い?それって、政略結婚ってやつ?」
社長の子供は男、専務は子供がいない、常務はバツイチで子供の親権が元奥さんにあり、ほかの幹部も既に結婚してたり、子供が小さすぎたりといい年頃の子供がいなく、営業部長の父にその話がきた。
「ちょっとまってよ!嫌よ!」
「ちょっと、会ってみるだけでもいいからさ。」
ヘコヘコしてる父。
「取引先なんでしょ?こっち断れないじゃん」
「まぁ、どうしてもダメなら、俺言うからさ」
「私に恋人いたら、どうするのよ!」
「いないんだろ?」
うっ!
と、まぁ、そんな感じでイヤイヤなお見合いに行くことになった。
そもそも政略結婚とか腹が立つほど嫌だし、なのでここは全く顔を見ない作戦にした。
会ってご挨拶するも、私の目線は、テーブルのコップと決めていた。
まだ一度も顔はみてない。ハッキリ言ってお見合いで顔を合わせて話さないなんて、失礼なやつだ。
「梨衣子さんは、照れ屋なんですね」
なんて、フォローされるもじっーと下をみる。
話も、はい、そうですか、趣味はないです。
会話も全く続かないようにしていた。
流石に私の態度が失礼だったようで、後は若い二人で…てのもなく、そのまま解散となった。
両親もそれをみて
「嫌なのはわかるが、大人としての最低限のマナーはあるだろ!!」
と、凄い怒られたが
「そんなことを、強制して行かせる娘の身にもなれ!」
と、言い換えしてやった。
勿論流れるとおいきや、
「はっ!?なんで?」
「そんなの、こっちもわからんよ!」
先方はとても気に入ったと言ってるようで、他と勘違いしてるんじゃない?と思ってしまう。
会ってほしいと言われたが、あう気は全く無いので、お断りをずっとしてたら
「はぁーーー!!??」
既に結婚の話まで進んでるという。
「ちょっと、おかしいでしょ?」
顔もたことない人と結婚!?
「お父さんの会社おかしいんじゃない?」
「お前が断り続けるから、話がどんどん進んで」
「断り続ける=嫌です にはならないの?」
「先方はもう乗り気でな」
その後も私は断固拒否をし、逃避行もしたがあえなく捕まり、そして現在に至る。
まさか、式場の教会の神父さんの前立ってるときに、初めて顔を見ることになるとは…
どうせ、ボンボンだから坊ちゃま顔なのかもしれない。
声はハスキーな声だった気がするけど、ハゲてたりたら…、お相撲さんみたいに太ってたり?あとは、私より背が低いとか?
もう色々考えてしまう。
「梨衣子、すまない」
新婦の父と腕を組んで教会に入るとき、父に1言言われたが、全く受け入れることができなかった。
会場に入り、知らん人たちに見られて入場する。
先をみると、すらっとした男性が立っていた。
背はそれなりにあるようだ。お相撲さんみたいに太ってもなく、スタイルはよさそう。
遠すぎて顔は見えないけど、とにかくスタイルだけはいいってことにしよう。
どんどんと、近づき新郎の彼はずっと私達をみているようだ。
私は彼をみないで、正面の神父さんをみていた。
腕を組んだ父から新郎に私を渡すとき、そこで初めて顔を見た。
!!?
な、なに!?メッチャ美形じゃん!!全然ぼっちゃま顔でなく、イケメンでしょ?
ってか、なんでこんな美形と結婚するのよ!
彼は…えっと、類さんか。
類さんは笑顔で私に向かって微笑んだ。
なんですか?この完璧な笑顔。
こんな経緯でなかったら、一発で見惚れてしまう?
神父さんが誓の言葉を言う。
「誓います」
類さんはハッキリ言う。
「…ち、ちかいます」
ぎこちなく、私も続いて言った。
そして、誓のキス
今初めて顔を見た人とキスって…
ベールをとり、キスをしようと顔が近づいた。
私はそれをじっとみて、類さんはちょっと止まって少し顔を移動して頬にキスをした。
そして、式は終了した。
そして、披露宴。
私達はお飾りとなり、出席者たちで盛り上がってる。
仕事の付き合いだなら頭を下げながらお酌してる姿がいっぱい見える。
私は、はぁーとため息をして、暇な時間を過ごした。
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