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長期休暇④
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机に並べられているのは、いつもの数倍は豪華な食事。心なしかトールも誇らしげな表情で給仕をしているのが窺える。
何か悩んでいた様子の父さんは並べられた料理を見ると、驚きで目を瞬かせていた。
ミカイルもとても嬉しそうにしていて、特に僕が手伝った料理はどれかと聞くと、それをすごく美味しいと言ってたくさん食べてくれた。
ほとんどは母さんとトールによるものだが、それでも褒めてくれたのは嬉しい。不純な動機であっても、手伝って良かったと思った。
「今日は、とても美味しい食事をありがとうございました」
「喜んでくださったなら良かったですわ。ユハンも手伝ってくれたことですしね」
「そうですね。ユハンも、ありがとう」
「あー、うん……」
あまり深く突っ込まれたくなくて、咄嗟に視線を逸らす。母さんは僕が逃げるために手伝いをしたことなど全く知らないから、話を振られるのが気まずかった。
しかしミカイルは、そんな僕の様子にお構い無く隣で楽しそうに笑顔を浮かべている。
「さて、それじゃあそろそろお開きにしましょう。ユハン、ミカイル様を客室にご案内してくれる?」
「分かった」
食事を終えて案内しようと席を立てば、隣からミカイルの驚いた声が耳に入る。
「えっ?僕はユハンと別の部屋なんですか?」
「当たり前だろ。何おかしなこと言ってるんだ」
「ええ…!?僕は一緒がいい!」
「はあ…?僕の部屋はお前の部屋よりも狭いんだぞ?ベッドも一つしかないし、そんなの無理に決まってる」
「僕はそれでもいいよ。というか、それがいい」
「意味分かんないこと言うな。お前が良くても僕は嫌だ」
「あらあら…。私はミカイル様が良いのでしたら、どちらでも構いませんよ」
「ははは。ユハンも、こんな時は滅多にないし一緒に寝たらいいじゃないか」
「……ねえ、せっかくなら僕はユハンと寝たいよ。どうしても嫌なの?」
三人の瞳が一斉にこちらを向く。
両親までミカイルの肩を持ち始めたら、僕の意見は絶対に通らないことを察した。一人用のベッドに二人で寝るなんて絶対に狭いのに。
「はあ……。後で文句言うなよ」
仕方なく僕は諦めた。もしも狭いと文句を言われたら、絶対に追い出してやろうと固く心に決めながら。
想像通り、ベッドはやっぱり狭かった。
眼鏡を外してぼやける視界の中でも、ミカイルが随分と近い位置にいることが分かる。
「なあ、もっと向こうに行ってくれよ。こんなに近づかなくてもいいだろ」
「僕はこれくらいがいい。ほら、ユハも早く横になって」
「え?ちょっと……!」
腕を引っ張られ、無理やり寝かせられる。なんて横暴なんだ。ミカイルの強引さに辟易としながらも横を見ると、彼はじっとこちらを見つめていた。
あまりの近さに思わず僕は天井を見上げる。
「ねえ…ユハ。本当に言いたくなかったら言わなくてもいいんだけど……。僕に送る手紙のためにペンを誕生日プレゼントにしたって、本当?」
「なっ、なんでそこまで知ってるんだ!?あの時、父さんはそこまでちゃんと言ってなかったはず……、」
「ごめんね。どうしても気になって、聞いちゃったんだ。でも嬉しいな。ユハがそんなに僕のことを考えていてくれてたなんて」
「お前が自分のこと考えててって言ったんだろ!」
「ふふ、そうだった」
潤んだ瞳がまるで溶けた蜂蜜のような艶やかさを放っている。ミカイルは、今だかつて見たことがない程幸せそうに、甘く微笑んでいた。
「……、言っておくけど、ペンの柄を琥珀色にしたのもそのためだからな。それを見たら、ミカのことがすぐ頭に浮かぶし、約束も守れるだろ」
「えっ……、色?」
「………、まさか、これは聞いてなかったのか?」
ミカイルが目を見開いたまま体を固まらせる。てっきり僕は、ここまで聞いているものだと思っていた。
しかし、それは完全なる思い込みだったようだ。
恥ずかしさで顔が熱くなるのが分かって、咄嗟に布団を持ち上げようとする。
その瞬間────ミカイルがそれを強く押し退けた。抗議する間もなく彼の顔が近づく。そうして、チュッという音と共に、僕の唇の端へ何か柔らかいものが当たる感覚がした。
「………………は?」
一瞬何が起きたか分からなかった。ばっと勢い良く体を起こす。
「なっ、何したんだ……!?」
「…………あ、ご、ごめん!嬉しすぎて、つい…」
「つい!?」
戸惑いが隠せないまま、唇を擦る。不思議と嫌な感じはなく、なんだか触れられた箇所が熱い。
一方のミカイルはと言うと、徐々に自分の仕出かしたことに気がついたようで、可哀想なくらい頬を赤く染め上げていた。眼鏡をしていない状態でもはっきりと分かる。
そのまま彼は、目をぎゅっと瞑って隠すように両手を顔の前で広げる。けれども、髪から覗く耳まで赤く色づいていたせいで、残念なことに手だけでは全く隠しきれていなかった。
僕も暫くの間なんと言えばいいか分からず、静寂が辺りを包み込む。
その内ミカイルがあまりにも微動だにしないものだから、僕はそっと、もう一度体を横にした。
「あのさ、別に僕も怒ってはいないから、そんなにもう気にするなよ……」
「……………うん」
耳を澄ませないと聞こえないほど、小さな声で返事をされる。
ミカイルはそれ以上何も言うことはなかった。
僕もどうしてこんなことをされたのだろうと無言の時の中で考えていたが、徐々に思考が曖昧になっていく。夢の住人がもうすぐそこまで迫ってきていた。
「────ユハ」
微睡みの中、僕の名前を呼ぶ声が聞こえる。
「……ユハ、もう寝た?」
「…………うぅん…」
「………、ユハは……僕のこと、好き?」
「……ミカは…ともだち……だから、すき……」
「友達、か……。うん、そうだよね」
「……………………」
「起こしてごめんね。ユハ、おやすみ」
おやすみ、と返せたか分からない。
ただひたすらにミカイルの声が優しすぎて、僕はこの時彼がどんな顔をしているのかも知らないまま、深い深い眠りに落ちたのだった。
何か悩んでいた様子の父さんは並べられた料理を見ると、驚きで目を瞬かせていた。
ミカイルもとても嬉しそうにしていて、特に僕が手伝った料理はどれかと聞くと、それをすごく美味しいと言ってたくさん食べてくれた。
ほとんどは母さんとトールによるものだが、それでも褒めてくれたのは嬉しい。不純な動機であっても、手伝って良かったと思った。
「今日は、とても美味しい食事をありがとうございました」
「喜んでくださったなら良かったですわ。ユハンも手伝ってくれたことですしね」
「そうですね。ユハンも、ありがとう」
「あー、うん……」
あまり深く突っ込まれたくなくて、咄嗟に視線を逸らす。母さんは僕が逃げるために手伝いをしたことなど全く知らないから、話を振られるのが気まずかった。
しかしミカイルは、そんな僕の様子にお構い無く隣で楽しそうに笑顔を浮かべている。
「さて、それじゃあそろそろお開きにしましょう。ユハン、ミカイル様を客室にご案内してくれる?」
「分かった」
食事を終えて案内しようと席を立てば、隣からミカイルの驚いた声が耳に入る。
「えっ?僕はユハンと別の部屋なんですか?」
「当たり前だろ。何おかしなこと言ってるんだ」
「ええ…!?僕は一緒がいい!」
「はあ…?僕の部屋はお前の部屋よりも狭いんだぞ?ベッドも一つしかないし、そんなの無理に決まってる」
「僕はそれでもいいよ。というか、それがいい」
「意味分かんないこと言うな。お前が良くても僕は嫌だ」
「あらあら…。私はミカイル様が良いのでしたら、どちらでも構いませんよ」
「ははは。ユハンも、こんな時は滅多にないし一緒に寝たらいいじゃないか」
「……ねえ、せっかくなら僕はユハンと寝たいよ。どうしても嫌なの?」
三人の瞳が一斉にこちらを向く。
両親までミカイルの肩を持ち始めたら、僕の意見は絶対に通らないことを察した。一人用のベッドに二人で寝るなんて絶対に狭いのに。
「はあ……。後で文句言うなよ」
仕方なく僕は諦めた。もしも狭いと文句を言われたら、絶対に追い出してやろうと固く心に決めながら。
想像通り、ベッドはやっぱり狭かった。
眼鏡を外してぼやける視界の中でも、ミカイルが随分と近い位置にいることが分かる。
「なあ、もっと向こうに行ってくれよ。こんなに近づかなくてもいいだろ」
「僕はこれくらいがいい。ほら、ユハも早く横になって」
「え?ちょっと……!」
腕を引っ張られ、無理やり寝かせられる。なんて横暴なんだ。ミカイルの強引さに辟易としながらも横を見ると、彼はじっとこちらを見つめていた。
あまりの近さに思わず僕は天井を見上げる。
「ねえ…ユハ。本当に言いたくなかったら言わなくてもいいんだけど……。僕に送る手紙のためにペンを誕生日プレゼントにしたって、本当?」
「なっ、なんでそこまで知ってるんだ!?あの時、父さんはそこまでちゃんと言ってなかったはず……、」
「ごめんね。どうしても気になって、聞いちゃったんだ。でも嬉しいな。ユハがそんなに僕のことを考えていてくれてたなんて」
「お前が自分のこと考えててって言ったんだろ!」
「ふふ、そうだった」
潤んだ瞳がまるで溶けた蜂蜜のような艶やかさを放っている。ミカイルは、今だかつて見たことがない程幸せそうに、甘く微笑んでいた。
「……、言っておくけど、ペンの柄を琥珀色にしたのもそのためだからな。それを見たら、ミカのことがすぐ頭に浮かぶし、約束も守れるだろ」
「えっ……、色?」
「………、まさか、これは聞いてなかったのか?」
ミカイルが目を見開いたまま体を固まらせる。てっきり僕は、ここまで聞いているものだと思っていた。
しかし、それは完全なる思い込みだったようだ。
恥ずかしさで顔が熱くなるのが分かって、咄嗟に布団を持ち上げようとする。
その瞬間────ミカイルがそれを強く押し退けた。抗議する間もなく彼の顔が近づく。そうして、チュッという音と共に、僕の唇の端へ何か柔らかいものが当たる感覚がした。
「………………は?」
一瞬何が起きたか分からなかった。ばっと勢い良く体を起こす。
「なっ、何したんだ……!?」
「…………あ、ご、ごめん!嬉しすぎて、つい…」
「つい!?」
戸惑いが隠せないまま、唇を擦る。不思議と嫌な感じはなく、なんだか触れられた箇所が熱い。
一方のミカイルはと言うと、徐々に自分の仕出かしたことに気がついたようで、可哀想なくらい頬を赤く染め上げていた。眼鏡をしていない状態でもはっきりと分かる。
そのまま彼は、目をぎゅっと瞑って隠すように両手を顔の前で広げる。けれども、髪から覗く耳まで赤く色づいていたせいで、残念なことに手だけでは全く隠しきれていなかった。
僕も暫くの間なんと言えばいいか分からず、静寂が辺りを包み込む。
その内ミカイルがあまりにも微動だにしないものだから、僕はそっと、もう一度体を横にした。
「あのさ、別に僕も怒ってはいないから、そんなにもう気にするなよ……」
「……………うん」
耳を澄ませないと聞こえないほど、小さな声で返事をされる。
ミカイルはそれ以上何も言うことはなかった。
僕もどうしてこんなことをされたのだろうと無言の時の中で考えていたが、徐々に思考が曖昧になっていく。夢の住人がもうすぐそこまで迫ってきていた。
「────ユハ」
微睡みの中、僕の名前を呼ぶ声が聞こえる。
「……ユハ、もう寝た?」
「…………うぅん…」
「………、ユハは……僕のこと、好き?」
「……ミカは…ともだち……だから、すき……」
「友達、か……。うん、そうだよね」
「……………………」
「起こしてごめんね。ユハ、おやすみ」
おやすみ、と返せたか分からない。
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