108 / 136
思い上がりも大概になさい
しおりを挟む
「は、はあ……? なによ、なんなのよ……」
年若い女とは思えぬほどの眼力に怯み、声に力を失くす。
怒鳴り声をあげる自分よりも平然とした声で話す彼女の方が迫力があるのが不思議で仕方ない。
「だって、貴女はフレン家当主レイモンド様のお役に立てるようなことを何も出来ないではありませんか? ご実家が裕福というわけでもなく、貴女自身は貴族夫人としての仕事すら出来ないのでしょう? それではレイモンド様……ひいてはフレン家の利益に何一つ貢献出来ませんよ」
あまりにも唐突な、罵倒ととれる言葉を投げつけられたエルザは一瞬時が止まったかのようにその場に固まった。
「は……はああああ!?」
怒りと驚きで上擦った声をあげる。そこで我に返ったエルザはキッとシスティーナを睨みつけた。
「あら、気に障ったのならごめんあそばせ。ですがこれは事実です。ご存じかどうかは知りませんが、フレン伯爵家は没落一歩手前というところまで経済的に困窮しておりました。領地にこれといった特産品が無い等の理由はございますけれど、誰かさん達がフレン家の資産を勝手に使って豪遊したことも原因ですね」
「…………ッ!!」
システィーナの言葉にエルザは慌てて目を逸らした。
心当たりがあるなんてものじゃない。彼女こそがそれを唆した張本人なのだから。
「資産を横領した者達には必ず償いをさせるとして……それとは別にフレン家には経済支援が必要でした。以前の奥方達もわたくしも実家が資産家ですのでそれを望めます」
「そんなの! ただ金持ちの家に生まれたから出来ることじゃない! アンタ達自身の力でも無いくせに威張らないでよ!」
「ええ、確かにそれは当主の手腕によるものですので、わたくし達の実力は関係ありませんわね。ですが、それでも婚家に支援するという行為は資産家の娘にしか出来ぬこと。実際にお金が無ければ出したくても出せませんからね。貴女にはそれは不可能でしょう?」
「……うるさい! うるさいッ! ちょっと金持ちの家に生まれたからって偉そうなこと言わないで!」
「偉そうに聞こえたのならごめんあそばせ。ただ、これは事実です。フレン家を維持するためにはお金が必要不可欠なのですから。それと、社交により夫の社会的地位を高めることも必要ですよ。なにせ当主のレイモンドは二度も妻に逃げられたという悪評により社交界での地位が落ちていたのですから」
この指摘も耳が痛かった。そうさせたのは二度に渡り離婚へと追いやった元凶のエルザにあるのだから。
「よくもまあ無関係の女性を二度も離婚に追いやることが出来たものだと感心します。無関係の他人がここまで裏で手を引く手腕はたいしたものですよ。こんな下劣な手腕は参考にもなりませんがね……」
無関係をわざとらしく連呼し、いくら恋焦がれていようともレイモンドにとってお前なぞ何の関係もないただの他人だと強調する。その意図は伝わっているようで、エルザは悔しそうにシスティーナを睨みつけた。
「ふん、その程度で離婚してしまう方が悪いのよ。私だったら何があろうともレイモンド様のお傍を離れないわ!」
「……それは実際にそういう目に遭っていないから言えることですよ。もう一度言いますけど、貴女はフレン家当主の妻に相応しくありません。まさか“愛”だけで務まるとお思いですか? それは誤った認識ですのですぐに捨てた方がよろしいわ」
「はっ……これだからお人形のように育てられた金持ち貴族のお嬢様は嫌なのよ。政略だから愛や恋は必要ないっていうのでしょう? そんなつまらない考えの女なんて男は退屈するだけよ! お金よりも社交よりも、どれだけ夫を愛せるかが一番大切ではなくて? アンタのような義務で結婚するつまらない女は知らないだろうけど、愛されていると実感すれば男は仕事でより良い結果を出せるものなの! くだらない社交に勤しむ暇があったら夫に愛を伝えた方が有意義なのよ!」
勝ち誇った顔をするエルザの言葉にシスティーナは理解できないと首を傾げた。
「いえ、それは些か矛盾が生じるかと。だって、ミスティ子爵は妻である貴女から愛情表現を受けなくとも優秀ではないですか。それこそ貴女が社交する必要もないくらいに」
「…………へ?」
一瞬、言われた意味が理解出来ずエルザは時が止まったかのように固まった。
目を大きく見開き、唇はわずかに開いたまま二の句が継げないでいる。
「ミスティ子爵は仕事でかなりの結果を出している優秀な方ですよ。妻ある貴女が他の男に想いを寄せていたとしても、お一人で商会を繁盛させ、領地を発展させておりますもの。まあ、それをご存じかどうかはともかくとして、此度そんな優秀なご夫君に離婚を言い渡されたのは、貴女がそのくだらない社交すらも出来ないからではなくて?」
「は? な、なんで、それを……」
「子爵ご本人に教えて頂いたからです。社交も出来ないばかりか格上相手に散々無礼な態度をとるような妻では愛想が尽きるのも致し方ないかと」
「な……なんですって! あれはアンタが年下のくせに生意気な態度をとるから悪いんでしょう! それに『社交、社交』とうるさいのよ! 着飾ってぺちゃくちゃお喋りすることの何がそんな大切なのよ! 馬鹿みたい!」
「……その、くだらなくて馬鹿みたいな事を子爵は貴女に上手くこなしてほしかったのでしょう? 分かっていないようですけど、社交とはただお喋りをしているだけの場ではありません。教養や礼儀作法はその家の“格”を示し、その場に相応しい態度や振る舞いを見せることで家の名誉を高めます。そして夫が直接会えない人物との橋渡しをするという外交的な役割も担っております。それら全てを計算しつつ優雅に振る舞うことが貴族夫人としての仕事です。そして、貴族平民問わず夫婦とは互いを支え協力し合うもの。“愛”だけで事足りるのは恋人の期間のみ。仮に貴女がフレン伯爵夫人となったとして、貴女はレイモンド様の……ひいてはフレン伯爵家と領民の為に何が出来ます? 夫を愛するだけでは何の役にも立ちませんよ。“愛”で領民の飢えは満たされませんし、“愛”で家の名誉は高まりません。再度申し上げます。貴女はフレン伯爵家当主レイモンド様の妻に相応しくありません。……思い上がりも大概になさい、小者風情が」
「…………ッ!!」
システィーナの声は静かなのにまるで刃のごとき鋭さでエルザの胸に突き刺さる。
目を合わせるのもためらわれるほど、威圧的な気配が声に滲んでいた。
反論したいのに、何も言葉が浮かばない。まるで自分を形成する全てを否定されたように惨めさと屈辱が胸を占める。頭の中で言葉を並べようとしてもどれも空虚に響き、結局何も口にできなかった。
年若い女とは思えぬほどの眼力に怯み、声に力を失くす。
怒鳴り声をあげる自分よりも平然とした声で話す彼女の方が迫力があるのが不思議で仕方ない。
「だって、貴女はフレン家当主レイモンド様のお役に立てるようなことを何も出来ないではありませんか? ご実家が裕福というわけでもなく、貴女自身は貴族夫人としての仕事すら出来ないのでしょう? それではレイモンド様……ひいてはフレン家の利益に何一つ貢献出来ませんよ」
あまりにも唐突な、罵倒ととれる言葉を投げつけられたエルザは一瞬時が止まったかのようにその場に固まった。
「は……はああああ!?」
怒りと驚きで上擦った声をあげる。そこで我に返ったエルザはキッとシスティーナを睨みつけた。
「あら、気に障ったのならごめんあそばせ。ですがこれは事実です。ご存じかどうかは知りませんが、フレン伯爵家は没落一歩手前というところまで経済的に困窮しておりました。領地にこれといった特産品が無い等の理由はございますけれど、誰かさん達がフレン家の資産を勝手に使って豪遊したことも原因ですね」
「…………ッ!!」
システィーナの言葉にエルザは慌てて目を逸らした。
心当たりがあるなんてものじゃない。彼女こそがそれを唆した張本人なのだから。
「資産を横領した者達には必ず償いをさせるとして……それとは別にフレン家には経済支援が必要でした。以前の奥方達もわたくしも実家が資産家ですのでそれを望めます」
「そんなの! ただ金持ちの家に生まれたから出来ることじゃない! アンタ達自身の力でも無いくせに威張らないでよ!」
「ええ、確かにそれは当主の手腕によるものですので、わたくし達の実力は関係ありませんわね。ですが、それでも婚家に支援するという行為は資産家の娘にしか出来ぬこと。実際にお金が無ければ出したくても出せませんからね。貴女にはそれは不可能でしょう?」
「……うるさい! うるさいッ! ちょっと金持ちの家に生まれたからって偉そうなこと言わないで!」
「偉そうに聞こえたのならごめんあそばせ。ただ、これは事実です。フレン家を維持するためにはお金が必要不可欠なのですから。それと、社交により夫の社会的地位を高めることも必要ですよ。なにせ当主のレイモンドは二度も妻に逃げられたという悪評により社交界での地位が落ちていたのですから」
この指摘も耳が痛かった。そうさせたのは二度に渡り離婚へと追いやった元凶のエルザにあるのだから。
「よくもまあ無関係の女性を二度も離婚に追いやることが出来たものだと感心します。無関係の他人がここまで裏で手を引く手腕はたいしたものですよ。こんな下劣な手腕は参考にもなりませんがね……」
無関係をわざとらしく連呼し、いくら恋焦がれていようともレイモンドにとってお前なぞ何の関係もないただの他人だと強調する。その意図は伝わっているようで、エルザは悔しそうにシスティーナを睨みつけた。
「ふん、その程度で離婚してしまう方が悪いのよ。私だったら何があろうともレイモンド様のお傍を離れないわ!」
「……それは実際にそういう目に遭っていないから言えることですよ。もう一度言いますけど、貴女はフレン家当主の妻に相応しくありません。まさか“愛”だけで務まるとお思いですか? それは誤った認識ですのですぐに捨てた方がよろしいわ」
「はっ……これだからお人形のように育てられた金持ち貴族のお嬢様は嫌なのよ。政略だから愛や恋は必要ないっていうのでしょう? そんなつまらない考えの女なんて男は退屈するだけよ! お金よりも社交よりも、どれだけ夫を愛せるかが一番大切ではなくて? アンタのような義務で結婚するつまらない女は知らないだろうけど、愛されていると実感すれば男は仕事でより良い結果を出せるものなの! くだらない社交に勤しむ暇があったら夫に愛を伝えた方が有意義なのよ!」
勝ち誇った顔をするエルザの言葉にシスティーナは理解できないと首を傾げた。
「いえ、それは些か矛盾が生じるかと。だって、ミスティ子爵は妻である貴女から愛情表現を受けなくとも優秀ではないですか。それこそ貴女が社交する必要もないくらいに」
「…………へ?」
一瞬、言われた意味が理解出来ずエルザは時が止まったかのように固まった。
目を大きく見開き、唇はわずかに開いたまま二の句が継げないでいる。
「ミスティ子爵は仕事でかなりの結果を出している優秀な方ですよ。妻ある貴女が他の男に想いを寄せていたとしても、お一人で商会を繁盛させ、領地を発展させておりますもの。まあ、それをご存じかどうかはともかくとして、此度そんな優秀なご夫君に離婚を言い渡されたのは、貴女がそのくだらない社交すらも出来ないからではなくて?」
「は? な、なんで、それを……」
「子爵ご本人に教えて頂いたからです。社交も出来ないばかりか格上相手に散々無礼な態度をとるような妻では愛想が尽きるのも致し方ないかと」
「な……なんですって! あれはアンタが年下のくせに生意気な態度をとるから悪いんでしょう! それに『社交、社交』とうるさいのよ! 着飾ってぺちゃくちゃお喋りすることの何がそんな大切なのよ! 馬鹿みたい!」
「……その、くだらなくて馬鹿みたいな事を子爵は貴女に上手くこなしてほしかったのでしょう? 分かっていないようですけど、社交とはただお喋りをしているだけの場ではありません。教養や礼儀作法はその家の“格”を示し、その場に相応しい態度や振る舞いを見せることで家の名誉を高めます。そして夫が直接会えない人物との橋渡しをするという外交的な役割も担っております。それら全てを計算しつつ優雅に振る舞うことが貴族夫人としての仕事です。そして、貴族平民問わず夫婦とは互いを支え協力し合うもの。“愛”だけで事足りるのは恋人の期間のみ。仮に貴女がフレン伯爵夫人となったとして、貴女はレイモンド様の……ひいてはフレン伯爵家と領民の為に何が出来ます? 夫を愛するだけでは何の役にも立ちませんよ。“愛”で領民の飢えは満たされませんし、“愛”で家の名誉は高まりません。再度申し上げます。貴女はフレン伯爵家当主レイモンド様の妻に相応しくありません。……思い上がりも大概になさい、小者風情が」
「…………ッ!!」
システィーナの声は静かなのにまるで刃のごとき鋭さでエルザの胸に突き刺さる。
目を合わせるのもためらわれるほど、威圧的な気配が声に滲んでいた。
反論したいのに、何も言葉が浮かばない。まるで自分を形成する全てを否定されたように惨めさと屈辱が胸を占める。頭の中で言葉を並べようとしてもどれも空虚に響き、結局何も口にできなかった。
5,502
あなたにおすすめの小説
兄にいらないと言われたので勝手に幸せになります
毒島醜女
恋愛
モラハラ兄に追い出された先で待っていたのは、甘く幸せな生活でした。
侯爵令嬢ライラ・コーデルは、実家が平民出の聖女ミミを養子に迎えてから実の兄デイヴィッドから冷遇されていた。
家でも学園でも、デビュタントでも、兄はいつもミミを最優先する。
友人である王太子たちと一緒にミミを持ち上げてはライラを貶めている始末だ。
「ミミみたいな可愛い妹が欲しかった」
挙句の果てには兄が婚約を破棄した辺境伯家の元へ代わりに嫁がされることになった。
ベミリオン辺境伯の一家はそんなライラを温かく迎えてくれた。
「あなたの笑顔は、どんな宝石や星よりも綺麗に輝いています!」
兄の元婚約者の弟、ヒューゴは不器用ながらも優しい愛情をライラに与え、甘いお菓子で癒してくれた。
ライラは次第に笑顔を取り戻し、ベミリオン家で幸せになっていく。
王都で聖女が起こした騒動も知らずに……
継子いじめで糾弾されたけれど、義娘本人は離婚したら私についてくると言っています〜出戻り夫人の商売繁盛記〜
野生のイエネコ
恋愛
後妻として男爵家に嫁いだヴィオラは、継子いじめで糾弾され離婚を申し立てられた。
しかし当の義娘であるシャーロットは、親としてどうしようもない父よりも必要な教育を与えたヴィオラの味方。
義娘を連れて実家の商会に出戻ったヴィオラは、貴族での生活を通じて身につけた知恵で新しい服の開発をし、美形の義娘と息子は服飾モデルとして王都に流行の大旋風を引き起こす。
度々襲来してくる元夫の、借金の申込みやヨリを戻そうなどの言葉を躱しながら、事業に成功していくヴィオラ。
そんな中、伯爵家嫡男が、継子いじめの疑惑でヴィオラに近づいてきて?
※小説家になろうで「離婚したので幸せになります!〜出戻り夫人の商売繁盛記〜」として掲載しています。
三年の想いは小瓶の中に
月山 歩
恋愛
結婚三周年の記念日だと、邸の者達がお膳立てしてくれた二人だけのお祝いなのに、その中心で一人夫が帰らない現実を受け入れる。もう彼を諦める潮時かもしれない。だったらこれからは自分の人生を大切にしよう。アレシアは離縁も覚悟し、邸を出る。
※こちらの作品は契約上、内容の変更は不可であることを、ご理解ください。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
戻る場所がなくなったようなので別人として生きます
しゃーりん
恋愛
医療院で目が覚めて、新聞を見ると自分が死んだ記事が載っていた。
子爵令嬢だったリアンヌは公爵令息ジョーダンから猛アプローチを受け、結婚していた。
しかし、結婚生活は幸せではなかった。嫌がらせを受ける日々。子供に会えない日々。
そしてとうとう攫われ、襲われ、森に捨てられたらしい。
見つかったという遺体が自分に似ていて死んだと思われたのか、別人とわかっていて死んだことにされたのか。
でももう夫の元に戻る必要はない。そのことにホッとした。
リアンヌは別人として新しい人生を生きることにするというお話です。
私を追い出した結果、飼っていた聖獣は誰にも懐かないようです
天宮有
恋愛
子供の頃、男爵令嬢の私アミリア・ファグトは助けた小犬が聖獣と判明して、飼うことが決まる。
数年後――成長した聖獣は家を守ってくれて、私に一番懐いていた。
そんな私を妬んだ姉ラミダは「聖獣は私が拾って一番懐いている」と吹聴していたようで、姉は侯爵令息ケドスの婚約者になる。
どうやらラミダは聖獣が一番懐いていた私が邪魔なようで、追い出そうと目論んでいたようだ。
家族とゲドスはラミダの嘘を信じて、私を蔑み追い出そうとしていた。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
実は家事万能な伯爵令嬢、婚約破棄されても全く問題ありません ~追放された先で洗濯した男は、伝説の天使様でした~
空色蜻蛉
恋愛
「令嬢であるお前は、身の周りのことは従者なしに何もできまい」
氷薔薇姫の異名で知られるネーヴェは、王子に婚約破棄され、辺境の地モンタルチーノに追放された。
「私が何も出来ない箱入り娘だと、勘違いしているのね。私から見れば、聖女様の方がよっぽど箱入りだけど」
ネーヴェは自分で屋敷を掃除したり美味しい料理を作ったり、自由な生活を満喫する。
成り行きで、葡萄畑作りで泥だらけになっている男と仲良くなるが、実は彼の正体は伝説の・・であった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる