わがまま放題の悪役令息はイケメンの王に溺愛される

水ノ瀬 あおい

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★誓うよ

3

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 本当、こういう時のこいつはかなり意地悪だ。
 リューラの手を取った俺は大股で歩いてベッドルームのドアを開ける。
 だが、あの時と同じベッドにドキッとして足を止めてしまうと、リューラはすぐさま俺を抱え上げた。

「んなっ!!ちょっ!!」

 横抱きのまま歩かれて、慌ててその首にしがみつく。
 窓辺まで行くと、そこからは美しい月が見えた。

「あの日も、月が綺麗だったね」

 キスをしながら笑われて、

「とにかく降ろせ!」

 喚くと、リューラはシーと人差し指を口元に当てる。

「シーバスの邪魔しちゃ悪いよ?」

 言われて口に手を当てると、リューラはふわりと笑った。

「シーバスも父さんのことを想っているのかなぁ?」
「“も”って何だよ」

 思わず聞くと、

「俺はずっとサラのことを考えてるから」

 リューラはギュッと俺を抱き締めてくる。

「早く抱きたい……けど、甘く蕩けさせてじっくりシたい気もするでしょう?」

 何でこいつはこういうことも恥ずかしげもなく言ってくるのか?
 その場で降ろしてくれたリューラは俺のスラックスのジップを下ろして、俺だけがまた脱がされる!と俺も手を伸ばすと笑みを見せてくる。

「……綺麗だよ」
「ふざけんな」

 うっとり言われて吐き捨てた。
 こんな窓辺で月の光だけを浴びて全裸になるとか……俺も気が狂ったのかもしれない。
 それに……綺麗なのはリューラの方だ。
 光を浴びて煌めく金色の髪、腕や胸の盛り上がった筋肉。
 凹凸のある腹に触れていることに気付いてハッとすると、リューラの顔が近づいてきてキスをされた。
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