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一人で。
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ーーー小夜の部屋ーーー
小夜は武流と学校から帰り、部屋で着替えをしていた。急に肌寒くなってきた季節に文句を言いながらカーディガンを羽織った。
「小夜~」
「はーい!」
部屋の外から小夜を呼んでいるのは武流だった。あの掌の一件から武流は小夜の部屋に入ることを禁じられていた。
「おーい。開けるぞ~。」
「待ちなさいよ!ダメって言ってるでしょ!せっかち!」
「はいはい。」
小夜は急いで着替えると障子を開けた。すぐそばに武流が立っていた。
「ちかっ!」
「これは、失礼しました。」
「で、何?」
「若頭が呼んでるよ。俺と一緒に。」
「お父様が?」
ーーー成亮の部屋ーーー
小夜と武流は成亮の部屋を訪れた。成亮は嬉しそうに二人を出迎え、いつものように茶を用意した。
「今日はどうされたんですか?」
「実はな、招待状が届いていてね。」
「招待状?」
小夜は成亮から分厚い封筒を受け取った。そこには仮面舞踏会の文字が記載されていた。
「仮面?」
「舞踏会?」
成亮は二人の反応に嬉しそうに笑った。
「何時代って思うだろうな。」
「そうですね…。」
「いや実はその会場になる屋敷の所有者と総裁が古い友人らしくてな。加えて、私の知人のプランナーや演出家も参加するらしい。」
「…でも、喪中なのに。」
「私もそう思ってな。断るつもりんだったんだが、二人も最近勉強も頑張ってるみたいだし、最近いいニュースもないしな。気分転換にいいだろ?」
「お祖父様はなんて?」
「私と同じ意見だ。」
小夜と武流は見つめあった。二人とも意見は同じらしい。
「では、ありがたく行かせてもらいます。」
「わかった。」
「ただ、一つ宜しいですか?」
「なんだ?」
「佐藤も一緒がいいです。あの人、最近仕事詰で息抜きしてないみたいだし。」
「…わかった。総裁には私から伝えておくよ。」
二人は成亮の部屋を後にし、居間の方に向かおうとしていた。
「仮面舞踏会か~!ドレス用意しないとね!」
「あんまはしゃぐなよ。」
「あれ?武流だってさっき楽しみって顔してたじゃん。」
「いや、別に…。そんなことより大学の話、総裁に言えたのかよ。」
「それが…まだ。」
「もう受験シーズンだぞ。」
「うー、せっかく打ち解けてきてるからお願いするまでは刺激したくない…」
「お願い?」
「ん?なに?なんも言ってないよ?」
「誤魔化すの下手かよ。まあいいや。」
「あ…」
小夜は武流と話しながら歩いていると、いつもは見かけない場所、縁側の外で佐藤がゆっくりタバコを吸っているのを見つけた。
「俺、先行ってるわ。」
「え、」
「声かけてやれよ。」
「うん。ありがと…」
武流と別れると、小夜はそっと佐藤の背後に近づいた。
「佐藤?」
小夜の声にびっくりしたのか、少し動揺しながらこちらを向いた。
「あぁ、お嬢。どうしたんですか?」
「どうかした?」
「いえ、ちょっと考え事してて。」
「ちょっと頑張りすぎじゃない?」
「まあ、繁忙期ですから…」
「そっか。お疲れ様。」
二人の間に沈黙が流れる。小夜は仮面舞踏会のことを話そうとしたが、どこか儚げな佐藤に今話すべきか悩んでいた。小夜が遂に言いかけた時、被せるように佐藤が話し始めた。佐藤の目線は小夜に話しかけているのにどこか遠くを眺めていた。
「お嬢は夏夜さんのこと、どこまで聞いたんですか?」
「え?」
唐突な母親の話に一瞬戸惑う。定期的に話すようになって成亮からは夏夜の話を聞くようになり、それを佐藤には報告していた。しかし、肝心の夏夜の死については何も聞けていなかった。
「若い頃の趣味とか、好きな映画の話とか…?あ、この前はお父さんとの馴れ初め聞いたっけ…」
「今…お嬢…お父さんって…」
「あー、言ってなかったっけ?二人の時はお父さんって呼んで欲しいって言われたの。うっかり出ちゃった。」
照れながら微笑む小夜を佐藤の目は驚きで丸くしていた。その後、佐藤は吹き出すように笑ったので小夜はどこか安心したように釣られて笑った。
「はあ、そっか、そうですか…。じゃあ、仲を深めるのは順調ですね。」
「うん。」
「……宇津井のことは言えそうですか?」
「…それがね、余計言えなくなった。」
「え、」
「武流のこと、旭さんのこと…。ううん、組の人のこと、もちろん佐藤のことも考え始めた。私の一つ一つの行動が多くの人に意識されてる。その人たちの人生を決めちゃう。特に旭さんは私に武流や家族を任せた…。そう思うと動きたくても動けなくなっちゃった…。」
「…じゃあ、諦めるんですか?」
「…。」
「俺は、別にどっちでもいいんですよ。お嬢が選んだ道を守ってお嬢が安全に歩けるようにしたいだけですから。」
「佐藤、私ね」
庭にある草花がそよ風に揺られる。日が落ち本格的に寒くなった縁側には二匹の小鳥たちが身を寄せ合うように並んでいる。小夜が遠い目をして髪を揺らした。とても穏やかな表情だった。
「私ね、朔也くんの目が好き。くるってしてる髪の毛も好き。細身に見えるのに実は筋肉があるとことか、いつも大人な感じなのに寝顔は子供っぽいところとか、コーヒー注いでいつも熱いってわかってるのにすぐに飲んで、あつって言っちゃうところとか。仕事に集中してる横顔とか…。」
「お嬢…」
「こっちが見てるの気づいて、笑い返してくれるところとか、笑い声とか、足音とか…。怒ってる時にダンマリになるけど、目が合わなくなるから分かりやすくて…ふー…ごめん、泣くつもりで話したわけじゃ…」
いつの間にか小夜の目には大粒の涙が溢れていた。佐藤は黙って見つめ返すしかなかった。
「私の手握って、握り返すと…ふざけて本気で握ってきたり、こっちが真剣に何かやってると勝手に写真撮ってくるところとか…触れたところから伝わってくる体温とか…私のこと呼ぶ声とか…」
「…。」
「全部好き。忘れたくない。私がこれからどんな人を好きになっても…あの人が一番。あの人も私が一番だってと思う…。そのくらい好き。大好きなの…。私の居場所はあの人で、あの人の居場所は私なの…。絶対に。」
小夜は涙を拭いながら佐藤と縁側の方まで歩いた。辺りはもうすでに薄暗くなっていた。
「司波さんとお祖父様の話聞いて、どんなに好きでも一緒になることが全てじゃないじゃないかって思い始めた…。司波さんが最後までお祖父様に恋愛感情があったのかは分からない。でもきっとお祖父様を愛してたことは、それだけはちゃんと覚えてたと思う。忘れてないと思う。」
「…そうですね。きっと総裁も同じでしょう。」
「私は、できるのかな…。司波さんみたいに…。だって、毎日泣いてるの。目に映るもの。聞こえるもの。全部、全部朔也くんを思い出させる。苦しくなって会いたくなる。…いつか司波さんみたいに気持ちに区切りつけられるのかな……」
二人は縁側から上がると下駄をその場に揃えた。
「司波さんは、どこに想いを置いておいたんだろう…。」
小夜の頬は涙が風で乾き、跡になっていた。佐藤は小夜の横顔から目を離し、夜空に輝き始めた星空を眺めた。
「自分一人で持つしかないですよ。」
「え…」
「自分の想いを半分にして、相手にあげて、相手の分も半分にして、もらって…。それができないなら自分一人で持つしかないです。」
小夜は佐藤の星を眺める瞳が潤んでいることに佐藤自身の話をしているのだと気づいた。
「その想いには宛名が書いてあるから、消せないから、代替の誰かに書き直して送ることはできない。だけど、時間が経つにつれて中身だけは増えるから、たまに開けて、整理して、ここぞって時は閉めなきゃいけなくて、でもたまに開けて、取り出して…。」
「…うん。」
佐藤は小夜に目を落とし、微笑みかけた。小夜は初めて見る佐藤のどうしようもなく悲しげな表情に泣きたくなって、涙を堪えた。
「お嬢。人は忘れることで生きていけるそうです。だけど、生きていく中で辛くて苦しくて足枷にしかならない想いを忘れたくないって思うんだったら、持つしかないでしょ。一人で。」
小夜はたまらなくなって、佐藤に背を向けた。涙がそっと静かに流れた。佐藤は向けられた小夜の小さな背中をそっとさすった。
小夜は武流と学校から帰り、部屋で着替えをしていた。急に肌寒くなってきた季節に文句を言いながらカーディガンを羽織った。
「小夜~」
「はーい!」
部屋の外から小夜を呼んでいるのは武流だった。あの掌の一件から武流は小夜の部屋に入ることを禁じられていた。
「おーい。開けるぞ~。」
「待ちなさいよ!ダメって言ってるでしょ!せっかち!」
「はいはい。」
小夜は急いで着替えると障子を開けた。すぐそばに武流が立っていた。
「ちかっ!」
「これは、失礼しました。」
「で、何?」
「若頭が呼んでるよ。俺と一緒に。」
「お父様が?」
ーーー成亮の部屋ーーー
小夜と武流は成亮の部屋を訪れた。成亮は嬉しそうに二人を出迎え、いつものように茶を用意した。
「今日はどうされたんですか?」
「実はな、招待状が届いていてね。」
「招待状?」
小夜は成亮から分厚い封筒を受け取った。そこには仮面舞踏会の文字が記載されていた。
「仮面?」
「舞踏会?」
成亮は二人の反応に嬉しそうに笑った。
「何時代って思うだろうな。」
「そうですね…。」
「いや実はその会場になる屋敷の所有者と総裁が古い友人らしくてな。加えて、私の知人のプランナーや演出家も参加するらしい。」
「…でも、喪中なのに。」
「私もそう思ってな。断るつもりんだったんだが、二人も最近勉強も頑張ってるみたいだし、最近いいニュースもないしな。気分転換にいいだろ?」
「お祖父様はなんて?」
「私と同じ意見だ。」
小夜と武流は見つめあった。二人とも意見は同じらしい。
「では、ありがたく行かせてもらいます。」
「わかった。」
「ただ、一つ宜しいですか?」
「なんだ?」
「佐藤も一緒がいいです。あの人、最近仕事詰で息抜きしてないみたいだし。」
「…わかった。総裁には私から伝えておくよ。」
二人は成亮の部屋を後にし、居間の方に向かおうとしていた。
「仮面舞踏会か~!ドレス用意しないとね!」
「あんまはしゃぐなよ。」
「あれ?武流だってさっき楽しみって顔してたじゃん。」
「いや、別に…。そんなことより大学の話、総裁に言えたのかよ。」
「それが…まだ。」
「もう受験シーズンだぞ。」
「うー、せっかく打ち解けてきてるからお願いするまでは刺激したくない…」
「お願い?」
「ん?なに?なんも言ってないよ?」
「誤魔化すの下手かよ。まあいいや。」
「あ…」
小夜は武流と話しながら歩いていると、いつもは見かけない場所、縁側の外で佐藤がゆっくりタバコを吸っているのを見つけた。
「俺、先行ってるわ。」
「え、」
「声かけてやれよ。」
「うん。ありがと…」
武流と別れると、小夜はそっと佐藤の背後に近づいた。
「佐藤?」
小夜の声にびっくりしたのか、少し動揺しながらこちらを向いた。
「あぁ、お嬢。どうしたんですか?」
「どうかした?」
「いえ、ちょっと考え事してて。」
「ちょっと頑張りすぎじゃない?」
「まあ、繁忙期ですから…」
「そっか。お疲れ様。」
二人の間に沈黙が流れる。小夜は仮面舞踏会のことを話そうとしたが、どこか儚げな佐藤に今話すべきか悩んでいた。小夜が遂に言いかけた時、被せるように佐藤が話し始めた。佐藤の目線は小夜に話しかけているのにどこか遠くを眺めていた。
「お嬢は夏夜さんのこと、どこまで聞いたんですか?」
「え?」
唐突な母親の話に一瞬戸惑う。定期的に話すようになって成亮からは夏夜の話を聞くようになり、それを佐藤には報告していた。しかし、肝心の夏夜の死については何も聞けていなかった。
「若い頃の趣味とか、好きな映画の話とか…?あ、この前はお父さんとの馴れ初め聞いたっけ…」
「今…お嬢…お父さんって…」
「あー、言ってなかったっけ?二人の時はお父さんって呼んで欲しいって言われたの。うっかり出ちゃった。」
照れながら微笑む小夜を佐藤の目は驚きで丸くしていた。その後、佐藤は吹き出すように笑ったので小夜はどこか安心したように釣られて笑った。
「はあ、そっか、そうですか…。じゃあ、仲を深めるのは順調ですね。」
「うん。」
「……宇津井のことは言えそうですか?」
「…それがね、余計言えなくなった。」
「え、」
「武流のこと、旭さんのこと…。ううん、組の人のこと、もちろん佐藤のことも考え始めた。私の一つ一つの行動が多くの人に意識されてる。その人たちの人生を決めちゃう。特に旭さんは私に武流や家族を任せた…。そう思うと動きたくても動けなくなっちゃった…。」
「…じゃあ、諦めるんですか?」
「…。」
「俺は、別にどっちでもいいんですよ。お嬢が選んだ道を守ってお嬢が安全に歩けるようにしたいだけですから。」
「佐藤、私ね」
庭にある草花がそよ風に揺られる。日が落ち本格的に寒くなった縁側には二匹の小鳥たちが身を寄せ合うように並んでいる。小夜が遠い目をして髪を揺らした。とても穏やかな表情だった。
「私ね、朔也くんの目が好き。くるってしてる髪の毛も好き。細身に見えるのに実は筋肉があるとことか、いつも大人な感じなのに寝顔は子供っぽいところとか、コーヒー注いでいつも熱いってわかってるのにすぐに飲んで、あつって言っちゃうところとか。仕事に集中してる横顔とか…。」
「お嬢…」
「こっちが見てるの気づいて、笑い返してくれるところとか、笑い声とか、足音とか…。怒ってる時にダンマリになるけど、目が合わなくなるから分かりやすくて…ふー…ごめん、泣くつもりで話したわけじゃ…」
いつの間にか小夜の目には大粒の涙が溢れていた。佐藤は黙って見つめ返すしかなかった。
「私の手握って、握り返すと…ふざけて本気で握ってきたり、こっちが真剣に何かやってると勝手に写真撮ってくるところとか…触れたところから伝わってくる体温とか…私のこと呼ぶ声とか…」
「…。」
「全部好き。忘れたくない。私がこれからどんな人を好きになっても…あの人が一番。あの人も私が一番だってと思う…。そのくらい好き。大好きなの…。私の居場所はあの人で、あの人の居場所は私なの…。絶対に。」
小夜は涙を拭いながら佐藤と縁側の方まで歩いた。辺りはもうすでに薄暗くなっていた。
「司波さんとお祖父様の話聞いて、どんなに好きでも一緒になることが全てじゃないじゃないかって思い始めた…。司波さんが最後までお祖父様に恋愛感情があったのかは分からない。でもきっとお祖父様を愛してたことは、それだけはちゃんと覚えてたと思う。忘れてないと思う。」
「…そうですね。きっと総裁も同じでしょう。」
「私は、できるのかな…。司波さんみたいに…。だって、毎日泣いてるの。目に映るもの。聞こえるもの。全部、全部朔也くんを思い出させる。苦しくなって会いたくなる。…いつか司波さんみたいに気持ちに区切りつけられるのかな……」
二人は縁側から上がると下駄をその場に揃えた。
「司波さんは、どこに想いを置いておいたんだろう…。」
小夜の頬は涙が風で乾き、跡になっていた。佐藤は小夜の横顔から目を離し、夜空に輝き始めた星空を眺めた。
「自分一人で持つしかないですよ。」
「え…」
「自分の想いを半分にして、相手にあげて、相手の分も半分にして、もらって…。それができないなら自分一人で持つしかないです。」
小夜は佐藤の星を眺める瞳が潤んでいることに佐藤自身の話をしているのだと気づいた。
「その想いには宛名が書いてあるから、消せないから、代替の誰かに書き直して送ることはできない。だけど、時間が経つにつれて中身だけは増えるから、たまに開けて、整理して、ここぞって時は閉めなきゃいけなくて、でもたまに開けて、取り出して…。」
「…うん。」
佐藤は小夜に目を落とし、微笑みかけた。小夜は初めて見る佐藤のどうしようもなく悲しげな表情に泣きたくなって、涙を堪えた。
「お嬢。人は忘れることで生きていけるそうです。だけど、生きていく中で辛くて苦しくて足枷にしかならない想いを忘れたくないって思うんだったら、持つしかないでしょ。一人で。」
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