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朔也の友人
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ーーー『frorist』ーーー
「仮面舞踏会?」
朔也の店には高校の同級生四人組が揃っていた。季節は既に夏の湿気を忘れさせ、涼しいものになっていた。しかし、秋晴れと雨で天気は不安定。こういう季節は花の管理が難しくなる。温度、湿度の調節を誤ればすぐに枯らしてしまう。神経を使う時期だ。去年は小夜の協力もあって気が楽だったが、今年はそれを一人でやらなければいけないのに加えて大きな依頼が舞い込んだ。
「あぁ。クリスマスの点灯式を取り仕切ってた人が知人のイベントにって招待してくれたんだ。」
「そのイベントが仮面舞踏会?」
「そう。」
「何時代だよ。」
かつて小夜をナンパしていた岡崎 潤は朔也から渡された招待状を投げるように返した。
「こら。潤。人のものを投げるなよ。」
「鳴海は相変わらずかてーな。一生、彼女できねーぞ。」
潤に痛いところを突かれた安藤 鳴海は黒縁眼鏡を掛け直した。
「余計なお世話だ。…で、朔也が俺たちを呼んだってことはただの招待じゃないんだろ?」
「話が早くて助かる。会場だけ先に見に行ったんだが、いかにもっていう中央階段があってな。そこに大きな花飾りをしてほしいっていう注文だ。」
「一つデカいのをってなったら力仕事だな!任せろ!」
先ほどまで話をそっちのけでいた宮野 智樹が身を乗り出す。
「ともちんは力仕事好きだよな~。さすがマッチョ。」
「まあな!」
潤は智樹が目一杯作って見せた力こぶをつついている。
「智樹には申し訳ないけど、力仕事は今回無いんだ。正直言うと細かい作業の方がメインだな。」
「ちぇ~」
智樹は分かりやすく落ち込んだ。なぜかつられて潤も肩を落とす。
「朔也。悪いが俺はパスだ。」
ずっと黙り込んでいた水野 章が席を立った。
「俺もこの時期は個展があるんだ。時間を割けられない。」
「そうか。分かった。」
「朔也。こんなことを言うのもなんだが、いい加減、正規のスタッフを雇ったらどうだ?この前はだいぶ若いバイトがいたみたいだが、あの子だっていつもいられるわけでは無いんだろ?現に今もいない。」
「…小夜は受験生なんだ。しばらくは働かせられない。」
「なら尚更だろ?…俺も芸術で食ってるからなるべく一人でやりたいのはわかるが色々なプロデュースや経費の計算その他諸々も大変だろ?…第一、俺からしたら海外で活躍する場が与えられてて地元に固執するのも、」
「章。私情入ってる。」
興奮し始めた章を静止したのは鳴海だった。
「…すまん。言いすぎた。」
「いや、章の言うとおりだ。俺も少しお前らに甘えすぎたな。」
「…まあ、朔也の実力は正直、こんな小さな街で活躍するには惜しいし、ここで力を振ろうとして引き受ける仕事が大きくなるにつれて俺らまで負担が大きくなるのは頂けないかもな。」
智樹が最もらしいことを言った後、五人の空気が少し重くなった。
「俺は、手伝うよ。」
沈黙を破ったのは、潤だった。
「せっかく、朔也が地元に帰ってこれたんだ。もう朔也を一人で悩ませたりしたくないからな。また急にいなくなるかもしれないし。こいつは手間がかかる子だよ~。」
潤はおちゃらけるように朔也の腕に拳を押し付けた。朔也も潤の優しさに笑顔になる。
「まあ、それもそうだな。できるところまで手伝うよ。今回はもちろん全員参加だよな?」
「章はどうする?」
「…悪いな。この流れだと参加したいんだが、本当に忙しくてな。じいちゃんの手伝いもしなきゃいけないし、」
「じいちゃんの手伝い?」
章は携帯である写真を見せた。そこには古びた紙に昔の人特有の字が並んでいた。
「「「「なんだこれ?」」」」
章以外の四人は合わせたように声を重ねた。
「曽祖父の、ラブレター?らしい。これの相手を探しに行かなきゃいけなくてな。」
「なんで?」
「じいちゃんが心残りなんだと。曽祖父も画家だったらしくてな。生前、ずっとまた会いたいなって言ってたらしくてな。作品もその人の元にあるかもって。」
「ラブレターなら曽祖母宛じゃないの?」
「いや、結婚してから書いたらしい。よくわからんが…」
「え、それ不倫じゃ…あたっ!」
潤の一言に鳴海が頭を叩いた。
「人様の恋情に失礼なこと言うな。それに曽祖父の時代って言ったら戦時中だろ?きっと何かあるんだよ。」
「わ、悪かった…。」
「とにかく俺は不参加だ。すまんな、朔也。」
「いやここに来てくれるだけありがたいよ。章も仕事頑張れよ。」
「おう。」
潤は頭をさすりながら朔也を面白そうに見た。
「まあ?朔也クンは彼女がいるからぁ?ここは離れられないんだろぉ?」
「うん。え!あ!…」
朔也は咄嗟の質問に慌ててしまい、隠そうにも手遅れだった。
「うっわ!分かりやす!どうせバイトちゃんだろ?」
「まじか。朔也!」
「おい、未成年だろ。」
「朔也!説明しろ!」
各々の反応を受けて説明ざる追えない状況に観念した朔也は今までの流れを話した。
「うわ~、羨ましい!JK!」
「そんなこと言ってるから、彼女と喧嘩するんだぞ!」
「彼女いない歴=年齢の鳴海に言われたくない!」
「ぐふっ」
「大丈夫だ!鳴海!俺もいないぞ!」
「智樹は基本的に興味ないだけだろ…?」
三人の掛け合いをよそに章は朔也に話しかけていた。
「朔也…」
「…ごめんな。章にはなんて言ったらいいか。」
ワインを飲んで小夜を襲った夜。絢香に話したことのある同級生というのは章のことだった。朔也は章の左手首のバンドに目を移す。あのバンドの下には高校時代につけた傷跡がいまだに残ってる。
「いや、俺は止めないよ。止めても無駄なことは俺が一番知ってるからな。」
「そうか…」
「ただ、」
気の強い章には珍しいような穏やかな笑顔を浮かべた。
「辛くなっても死ぬことは考えるなよ。他の奴らに言えないことがあったら、俺に言え。な?」
「ありがとうな、章。」
章は朔也の肩に手を回して励ますように軽く叩いた。
「お~い。芸術家さんたちで何浸っちゃってんの?」
「…なんでもない。」
「朔也のなんでもないほど信用できないものはないからな。」
「章、何話してんだよ!」
「ん?なんでもないな。」
「おーいー!」
五人はその後も笑い合いながら話し合った。その時間は朔也の中にあった狂い始めた何かを溶かすように戻していっていた。
「仮面舞踏会?」
朔也の店には高校の同級生四人組が揃っていた。季節は既に夏の湿気を忘れさせ、涼しいものになっていた。しかし、秋晴れと雨で天気は不安定。こういう季節は花の管理が難しくなる。温度、湿度の調節を誤ればすぐに枯らしてしまう。神経を使う時期だ。去年は小夜の協力もあって気が楽だったが、今年はそれを一人でやらなければいけないのに加えて大きな依頼が舞い込んだ。
「あぁ。クリスマスの点灯式を取り仕切ってた人が知人のイベントにって招待してくれたんだ。」
「そのイベントが仮面舞踏会?」
「そう。」
「何時代だよ。」
かつて小夜をナンパしていた岡崎 潤は朔也から渡された招待状を投げるように返した。
「こら。潤。人のものを投げるなよ。」
「鳴海は相変わらずかてーな。一生、彼女できねーぞ。」
潤に痛いところを突かれた安藤 鳴海は黒縁眼鏡を掛け直した。
「余計なお世話だ。…で、朔也が俺たちを呼んだってことはただの招待じゃないんだろ?」
「話が早くて助かる。会場だけ先に見に行ったんだが、いかにもっていう中央階段があってな。そこに大きな花飾りをしてほしいっていう注文だ。」
「一つデカいのをってなったら力仕事だな!任せろ!」
先ほどまで話をそっちのけでいた宮野 智樹が身を乗り出す。
「ともちんは力仕事好きだよな~。さすがマッチョ。」
「まあな!」
潤は智樹が目一杯作って見せた力こぶをつついている。
「智樹には申し訳ないけど、力仕事は今回無いんだ。正直言うと細かい作業の方がメインだな。」
「ちぇ~」
智樹は分かりやすく落ち込んだ。なぜかつられて潤も肩を落とす。
「朔也。悪いが俺はパスだ。」
ずっと黙り込んでいた水野 章が席を立った。
「俺もこの時期は個展があるんだ。時間を割けられない。」
「そうか。分かった。」
「朔也。こんなことを言うのもなんだが、いい加減、正規のスタッフを雇ったらどうだ?この前はだいぶ若いバイトがいたみたいだが、あの子だっていつもいられるわけでは無いんだろ?現に今もいない。」
「…小夜は受験生なんだ。しばらくは働かせられない。」
「なら尚更だろ?…俺も芸術で食ってるからなるべく一人でやりたいのはわかるが色々なプロデュースや経費の計算その他諸々も大変だろ?…第一、俺からしたら海外で活躍する場が与えられてて地元に固執するのも、」
「章。私情入ってる。」
興奮し始めた章を静止したのは鳴海だった。
「…すまん。言いすぎた。」
「いや、章の言うとおりだ。俺も少しお前らに甘えすぎたな。」
「…まあ、朔也の実力は正直、こんな小さな街で活躍するには惜しいし、ここで力を振ろうとして引き受ける仕事が大きくなるにつれて俺らまで負担が大きくなるのは頂けないかもな。」
智樹が最もらしいことを言った後、五人の空気が少し重くなった。
「俺は、手伝うよ。」
沈黙を破ったのは、潤だった。
「せっかく、朔也が地元に帰ってこれたんだ。もう朔也を一人で悩ませたりしたくないからな。また急にいなくなるかもしれないし。こいつは手間がかかる子だよ~。」
潤はおちゃらけるように朔也の腕に拳を押し付けた。朔也も潤の優しさに笑顔になる。
「まあ、それもそうだな。できるところまで手伝うよ。今回はもちろん全員参加だよな?」
「章はどうする?」
「…悪いな。この流れだと参加したいんだが、本当に忙しくてな。じいちゃんの手伝いもしなきゃいけないし、」
「じいちゃんの手伝い?」
章は携帯である写真を見せた。そこには古びた紙に昔の人特有の字が並んでいた。
「「「「なんだこれ?」」」」
章以外の四人は合わせたように声を重ねた。
「曽祖父の、ラブレター?らしい。これの相手を探しに行かなきゃいけなくてな。」
「なんで?」
「じいちゃんが心残りなんだと。曽祖父も画家だったらしくてな。生前、ずっとまた会いたいなって言ってたらしくてな。作品もその人の元にあるかもって。」
「ラブレターなら曽祖母宛じゃないの?」
「いや、結婚してから書いたらしい。よくわからんが…」
「え、それ不倫じゃ…あたっ!」
潤の一言に鳴海が頭を叩いた。
「人様の恋情に失礼なこと言うな。それに曽祖父の時代って言ったら戦時中だろ?きっと何かあるんだよ。」
「わ、悪かった…。」
「とにかく俺は不参加だ。すまんな、朔也。」
「いやここに来てくれるだけありがたいよ。章も仕事頑張れよ。」
「おう。」
潤は頭をさすりながら朔也を面白そうに見た。
「まあ?朔也クンは彼女がいるからぁ?ここは離れられないんだろぉ?」
「うん。え!あ!…」
朔也は咄嗟の質問に慌ててしまい、隠そうにも手遅れだった。
「うっわ!分かりやす!どうせバイトちゃんだろ?」
「まじか。朔也!」
「おい、未成年だろ。」
「朔也!説明しろ!」
各々の反応を受けて説明ざる追えない状況に観念した朔也は今までの流れを話した。
「うわ~、羨ましい!JK!」
「そんなこと言ってるから、彼女と喧嘩するんだぞ!」
「彼女いない歴=年齢の鳴海に言われたくない!」
「ぐふっ」
「大丈夫だ!鳴海!俺もいないぞ!」
「智樹は基本的に興味ないだけだろ…?」
三人の掛け合いをよそに章は朔也に話しかけていた。
「朔也…」
「…ごめんな。章にはなんて言ったらいいか。」
ワインを飲んで小夜を襲った夜。絢香に話したことのある同級生というのは章のことだった。朔也は章の左手首のバンドに目を移す。あのバンドの下には高校時代につけた傷跡がいまだに残ってる。
「いや、俺は止めないよ。止めても無駄なことは俺が一番知ってるからな。」
「そうか…」
「ただ、」
気の強い章には珍しいような穏やかな笑顔を浮かべた。
「辛くなっても死ぬことは考えるなよ。他の奴らに言えないことがあったら、俺に言え。な?」
「ありがとうな、章。」
章は朔也の肩に手を回して励ますように軽く叩いた。
「お~い。芸術家さんたちで何浸っちゃってんの?」
「…なんでもない。」
「朔也のなんでもないほど信用できないものはないからな。」
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