若返ったオバさんは異世界でもうどん職人になりました

mabu

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最後の第四区域に行くと
そこは夢の世界でした!


え?

元々夢の世界みたいだろって?


そうなんですけどね?

でも私にとっては夢でしか楽しめなかった世界でして、

こんな感じのキャンプは夢のまた夢だよね~と憧れてたんです。

正月休みしか連休のないインドアの干し状態オバさんが
貴重な週1日だけの休みでキャンプにトライすると思います?

憧れだけで夢みた風景が目の前にあるんですよ?

テンション上がりますよね?


「わあ~!コレってグランピングってやつじゃない??」

ドーム状のテントの様な建物?が
ウッドデッキの様な広めの場所に設置されています。

その奥にはまたもやドーム状のテントがありプール?
いや、お風呂かな?の設置です。

ドームの前にはテーブルセットがありココで食事が出来る様になっていて
バーベキュウ様の焼き台なんかもあります。

ドーム近くの木の近くには腰掛け用のハンモックが2つ設置されている状態で

まさに雑誌で見た事のある世界です。


デッキから少し離れた綺麗な川沿いの対岸には
ツリーハウス形のコテージ?
可愛い三角屋根の小屋の真ん中に太い丸太があって良く見るとソコに階段があるので入り口かな?

1人用の寝る為だけの建物みたいですけど
丸太の近くにはハンモックと
1人用のテーブルセットが置いてあります。

コレも良いです!

この三角屋根の建物が間隔をあけて何棟かあり

円状に設置されているみたいです。

その中央場所らへんに入浴用の小屋があり

トイレ用の建物も何箇所かに設置されているみたいです。

「や、やばい。コッチもいい感じじゃん!」

興奮する私を次に案内してくれるのは奥にあるコテージ?ログハウス?

全体的に木で出来ていて落ち着きのある建物で

大人10人位なら余裕で泊まれそうな建物です。

中は普通に豪華な別荘?的な感じで

居間にはソファーや暖炉があり
居間から外に出ると広めのプライベート湖?
綺麗な水が川から流れてくるのでしょう時々魚が泳いでいるのがよく見えます。

湖の前にはテーブルセット、
(うんうん、テーブルセットは食事をしたり景色を楽しむ時間には必須だからね!)

残念ながらハンモックはありませんでしたが建物の横に小さな露天風呂が付いてました。


この区域は私の知識の中からチョイスされた場所なのもあるし、
私の思考を共有できるチビ王達が造ってるので完全に私好み全開な場所になっており
正しく夢の世界なのです!

ハンモック!
ハンモックと言えば自然の中でマッタリ時間の流れを楽しむ必須アイテムですよね?

ツリーハウスも一度は憧れる世界ではないでしょうか?

自然の中での夢の世界!

どんだけ癒しを求めていたのでしょうね?

ただ自力で自然を楽しむソロキャンなんて自分には無理なので

施設の整ったグランピングキャンプなら楽しめるのでは?
と憧れてた施設。

雑誌やテレビで紹介されているのを夢見ながら憧れてた世界がココにあるんです!

「や~ん、選べないわ~!全部泊まりたい!」

和美の言葉の通り選べませんでした!


結論。


順番に楽しむ事にして最初に見たドーム状のテントに宿泊する事になりました。

全ての施設で川遊びや魚取りを楽しめる用になっているし
入浴施設の温泉付なのです。

今回はこのドーム状、次回は最後に見たログハウスや3ツリーハウス形とその時に応じて。

ツリーハウス形は2人用もあったのでその時の流れで1人用か2人用に泊まる事もできるしね?

ログハウスは湖付の大きなのではなく
4人位で泊まれる用な可愛いらしいタイプのものもあり

折角なら大きな方は男性陣も含めて大人数の時に一緒に楽しもうとなりました。


なんて言ってもこの場所は私達のプライベートダンジョンなのですから時間さえ作れば何時でも楽しめる夢の世界なんですからね!


「きっとココを知ったらあの人早く引退したいとか言い出しそうだわ~……」

「確かに。」


「え~狡い~!そうしたらコウダイ様が忙しくなって時間が取れなくなるじゃん!」

コウダイ君と思いが通じ合った未来の王子妃様がぶうぶうと頬を膨らませています。

勿論コウダイ君が忙しくなれば自分も忙しくなって時間が取れなくなるんだけど気づいてる?


そんな膨れる萌ちゃんや駄々を捏ねそうな国の偉い人を想像しながら夕食の準備をします。

なんやかんやで施設を見て周っただけでカナリの時間を使ってしまいましたから…



折角バーベキュウセットが準備されてるのだから活用しましょう!

チビちゃん達には待っている間に
川から魚を取って来てもらいます。

お肉や野菜は召喚すれば楽勝なのですが
火起こしして焼く時間がありますからね?

魚を取って来るなんてもっと時間がかかるからもっと遅くなると思いますよね?

でも家のチビちゃん達ですよ?


「ただいま~!」
「ま~ま!たくたんとれた~!」


ほらね?

チートな精霊王達と一緒に居るので当たり前ですが
魚を取って来るなんて
本当に取るだけなんです。


「コレは一本串で焼きますか?」

皆で準備をしてるので魚も串に刺して早速焼きはじめます。

先に焼き出した野菜もソロソロ良さそうなのでお肉を焼きだします。


川沿いの綺麗な空気を楽しみながら皆でワイワイガヤガヤ


「では、頂きましょう!」












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